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第91話 カドマツの誤算
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【カドマツ視点】
不意打ちのようにアキラ君に手を握られて取り乱してしまいました。
でも、私はお姉さんです。
このまま引き下がるわけにはいきません。
みんながお風呂に入り、着替えるまでの間にメイドさんが魔石を機械に入れて魔石の数を集計し、魔石を1000個ずつ袋に入れていった。
こんな数の魔石を目にする事は中々ありません。
私もお風呂に行きます。
シャワーを浴び、湯船に浸かるとアキラ君の握った手の感触がよみがえってきます。
私がお姉さんでアキラ君は高校生、今日お姉さんの余裕を見せます!
私は部屋着の中で一番露出の多く布の薄いワンピースに着替えて戻った。
アキラ君は目のやり場に困るはず!
みんなが揃い、メイドさんも揃っていた。
「これで分配は終わったね」
「アキラ様、回復カードは直接ヒメビシに売ってくださいませんか? 独自の販売ルートがありますので少しお高く買い取りが可能です」
「お願いします」
アキラ君は札束のようにカードを取り出し、テーブルの上に積んでいった。
「このくらい、売ります」
「凄い数ですね。すぐに清算します。その間お菓子タイムにしましょう」
コーヒーや紅茶、ケーキにクッキーが運ばれて来て、4人が座る。
きゅうがいつものように顔でケーキを食べる。
くちゃくちゃくちゃくちゃ!
「カドマツさんも一緒に座ろう」
「ええ、ご一緒します」
「アキラ様、回復のカードの売買金額はこのようになります。よろしいでしょうか?」
「はい、売ります」
「承知しました」
スマホを重ねて決済を終わらせた。
アキラ君はかなりの金額を手に入れただろう。
みんながお菓子を食べてくつろいでいる今がチャンス!
お姉さんを見せる。
「そう言えばカドマツさんが恋バナをしていたね」
リツカちゃんの言葉にメイドさんが食いつく。
話を切り出す前に話が始まった!
「カドマツさん、興味があります。ぜひお聞かせください」
「アキラ君はメイちゃんとマナちゃん、どっちが好きなのか、そういう話をしちゃいました。ついついお姉さん風を吹かせちゃいましたよ」
「なるほど、カドマツお姉さんはアキラ様が気になるようですね」
「ちょっと待ってください☆ 精神的には私がこの中で一番お姉さんがと思います☆」
「メイのネタ発言か」
「割と本気です☆ 私はこの中で1番大人でお姉さんです☆」
メイドさんがにこっと笑った。
「では、試してみませんか? アキラ様の上にメイさんが乗ってみてください」
メイちゃんがアキラ君の上に座った。
「余裕です! 勝負ありましたね。私が1番お姉さんです☆」
「それ、関係ないと思うわ」
「あらあら、そこまで言うならマナさんは出来ますか?」
「で、出来るわよ」
マナちゃんが立ち上がった。
そしてメイちゃんが立ち上がるとマナちゃんがアキラ君の上に座った。
「「……真っ赤」」
「……少し恥ずかしいわね」
「次はリツカ様です」
「私は余裕だよ。ほら」
リツカちゃんがアキラ君に座った。
「メイドさん、採点をお願いします☆」
「今回のジャッジ、一番の子供から発表させてもらいます」
「私の勝ちは決まっているね」
リツカちゃんが勝ちを確信したように言った。
「一番の子供はリツカ様です」
「えええええええ! ちゃんと座ったのに!」
「そこがポイントです。まるでお兄ちゃんを椅子にする幼女の佇まい、よってリツカ様は1番の子供です!」
「そ、そういう事か」
「甘いですね。私のように大人の佇まいを身にまとい、1人の貴婦人としてアキラに座る、それが出来ていません☆」
「メイはまた適当な事を言っているわ」
「次に2番目の子供を発表します! マナさんです!」
「一応理由を聞きたいわ」
「ええ、マナ様は初々しく乙女の心を持っていらっしゃいます。まるで中学生!」
「な!」
マナが笑いながら紅茶を吹き出した。
「ちょっと、吹き出さないでよ!」
「やっちゃいました、でも私の勝ちですね☆」
「ええ、しかし、勝ったのは3人の中でです」
全員が私を見つめます。
「わ、私、私ですか!」
「ええ、カドマツさんもやってみましょう」
メイドさんがにこにことほほ笑む。
「カドマツさんは強敵です」
「わ、私の服装は無防備と言うか、何というか」
「大人のハンデです」
「ええええええええ!」
「やめておこう、カドマツさんはマナと同じで恥ずかしがってしまうから」
「な!」
「それは、カドマツさんがマナと同じ中学生と言っているのと同じです☆」
「カドマツさん、受けましょう。中学生と思われたまま引き下がるんですか?」
「な! そんな事はないです!」
メイドさんの目を見て分かった。
今の状況を楽しんでいます。
メイドさんたちは安全地帯にいます。
そして焦る私達を見て楽しむ、そういうゲームです。
私は立ち上がりました。
座る程度、余裕で出来ます!
私はアキラ君の前に立ち、お尻に手を添えてワンピースがめくれ上がらないようにしつつアキラ君の膝に座りました。
このくらいの事は出来ます!
「メイドさん! ジャッジをお願いします☆」
「そうですねえ、カドマツさん、座ったまま聞いてくださいね」
「……」
この状態は恥ずかしくなってくる。
「座る際の動きはとてもきれいでした。しかし、座る位置が浅すぎます。4人の中で1番浅いです。アキラ様、カドマツさんの腰を持ってもっと引き寄せてください」
「ひ!」
アキラ君が私の腰に手を当てるとビクンと反応してしまう。
「ふぁ!だ、大丈夫です」
「もっと引き寄せてください。そう、カドマツさんをアキラ様にもたれかからせるように、大丈夫です、おんぶとやっている事は変わりませんから。シートベルトのようにもっと引き寄せてください。もっとぎゅっとです」
メイドさんが細かい指示を出す。
「こ、これで終わりですね」
立ち上がろうとするとメイドさんが待ったをかけた。
「まだです。カドマツさんは大人ですからまだ続きます。アキラ様、カドマツさんのお腹に両手を回してください。アキラさんもカドマツさんも赤いですね。お二人ともギブアップしてもいいんですよ」
「いえ、カドマツさんが大丈夫なら行けます」
「わ、私も大丈夫、です」
アキラ君、ギブアップしてええええ!
私はアキラ君のホールドを受け入れた。
アキラ君の顔を見ると赤い、もうアキラ君は限界のはず。
「次はアキラ様の手をカドマツさんのお腹に当ててください。そしてちょっとずつちょっとずつ手を上にあげてください」
「それだとむ、胸に当たります!」
「カドマツさん、ギブアップしてもいいんですよ?」
「……だい、じょうぶです」
ぞわぞわぞわぞわ!
アキラ君の手がお腹から上にじわじわと上がってくる。
「お二人とも、ギブアップしてもいいですよ」
「……」
「……」
私の胸に、下胸にアキラ君の手が届く。
私のブラに手が当たった瞬間に私はアキラ君の手を掴んだ。
ガシ!
「だ、ダメです!」
「ギブアップですね」
私は立ち上がった。
「し、シャワーに行ってきます」
後ろから声が聞こえた。
「「ちょろかわいい」」
不意打ちのようにアキラ君に手を握られて取り乱してしまいました。
でも、私はお姉さんです。
このまま引き下がるわけにはいきません。
みんながお風呂に入り、着替えるまでの間にメイドさんが魔石を機械に入れて魔石の数を集計し、魔石を1000個ずつ袋に入れていった。
こんな数の魔石を目にする事は中々ありません。
私もお風呂に行きます。
シャワーを浴び、湯船に浸かるとアキラ君の握った手の感触がよみがえってきます。
私がお姉さんでアキラ君は高校生、今日お姉さんの余裕を見せます!
私は部屋着の中で一番露出の多く布の薄いワンピースに着替えて戻った。
アキラ君は目のやり場に困るはず!
みんなが揃い、メイドさんも揃っていた。
「これで分配は終わったね」
「アキラ様、回復カードは直接ヒメビシに売ってくださいませんか? 独自の販売ルートがありますので少しお高く買い取りが可能です」
「お願いします」
アキラ君は札束のようにカードを取り出し、テーブルの上に積んでいった。
「このくらい、売ります」
「凄い数ですね。すぐに清算します。その間お菓子タイムにしましょう」
コーヒーや紅茶、ケーキにクッキーが運ばれて来て、4人が座る。
きゅうがいつものように顔でケーキを食べる。
くちゃくちゃくちゃくちゃ!
「カドマツさんも一緒に座ろう」
「ええ、ご一緒します」
「アキラ様、回復のカードの売買金額はこのようになります。よろしいでしょうか?」
「はい、売ります」
「承知しました」
スマホを重ねて決済を終わらせた。
アキラ君はかなりの金額を手に入れただろう。
みんながお菓子を食べてくつろいでいる今がチャンス!
お姉さんを見せる。
「そう言えばカドマツさんが恋バナをしていたね」
リツカちゃんの言葉にメイドさんが食いつく。
話を切り出す前に話が始まった!
「カドマツさん、興味があります。ぜひお聞かせください」
「アキラ君はメイちゃんとマナちゃん、どっちが好きなのか、そういう話をしちゃいました。ついついお姉さん風を吹かせちゃいましたよ」
「なるほど、カドマツお姉さんはアキラ様が気になるようですね」
「ちょっと待ってください☆ 精神的には私がこの中で一番お姉さんがと思います☆」
「メイのネタ発言か」
「割と本気です☆ 私はこの中で1番大人でお姉さんです☆」
メイドさんがにこっと笑った。
「では、試してみませんか? アキラ様の上にメイさんが乗ってみてください」
メイちゃんがアキラ君の上に座った。
「余裕です! 勝負ありましたね。私が1番お姉さんです☆」
「それ、関係ないと思うわ」
「あらあら、そこまで言うならマナさんは出来ますか?」
「で、出来るわよ」
マナちゃんが立ち上がった。
そしてメイちゃんが立ち上がるとマナちゃんがアキラ君の上に座った。
「「……真っ赤」」
「……少し恥ずかしいわね」
「次はリツカ様です」
「私は余裕だよ。ほら」
リツカちゃんがアキラ君に座った。
「メイドさん、採点をお願いします☆」
「今回のジャッジ、一番の子供から発表させてもらいます」
「私の勝ちは決まっているね」
リツカちゃんが勝ちを確信したように言った。
「一番の子供はリツカ様です」
「えええええええ! ちゃんと座ったのに!」
「そこがポイントです。まるでお兄ちゃんを椅子にする幼女の佇まい、よってリツカ様は1番の子供です!」
「そ、そういう事か」
「甘いですね。私のように大人の佇まいを身にまとい、1人の貴婦人としてアキラに座る、それが出来ていません☆」
「メイはまた適当な事を言っているわ」
「次に2番目の子供を発表します! マナさんです!」
「一応理由を聞きたいわ」
「ええ、マナ様は初々しく乙女の心を持っていらっしゃいます。まるで中学生!」
「な!」
マナが笑いながら紅茶を吹き出した。
「ちょっと、吹き出さないでよ!」
「やっちゃいました、でも私の勝ちですね☆」
「ええ、しかし、勝ったのは3人の中でです」
全員が私を見つめます。
「わ、私、私ですか!」
「ええ、カドマツさんもやってみましょう」
メイドさんがにこにことほほ笑む。
「カドマツさんは強敵です」
「わ、私の服装は無防備と言うか、何というか」
「大人のハンデです」
「ええええええええ!」
「やめておこう、カドマツさんはマナと同じで恥ずかしがってしまうから」
「な!」
「それは、カドマツさんがマナと同じ中学生と言っているのと同じです☆」
「カドマツさん、受けましょう。中学生と思われたまま引き下がるんですか?」
「な! そんな事はないです!」
メイドさんの目を見て分かった。
今の状況を楽しんでいます。
メイドさんたちは安全地帯にいます。
そして焦る私達を見て楽しむ、そういうゲームです。
私は立ち上がりました。
座る程度、余裕で出来ます!
私はアキラ君の前に立ち、お尻に手を添えてワンピースがめくれ上がらないようにしつつアキラ君の膝に座りました。
このくらいの事は出来ます!
「メイドさん! ジャッジをお願いします☆」
「そうですねえ、カドマツさん、座ったまま聞いてくださいね」
「……」
この状態は恥ずかしくなってくる。
「座る際の動きはとてもきれいでした。しかし、座る位置が浅すぎます。4人の中で1番浅いです。アキラ様、カドマツさんの腰を持ってもっと引き寄せてください」
「ひ!」
アキラ君が私の腰に手を当てるとビクンと反応してしまう。
「ふぁ!だ、大丈夫です」
「もっと引き寄せてください。そう、カドマツさんをアキラ様にもたれかからせるように、大丈夫です、おんぶとやっている事は変わりませんから。シートベルトのようにもっと引き寄せてください。もっとぎゅっとです」
メイドさんが細かい指示を出す。
「こ、これで終わりですね」
立ち上がろうとするとメイドさんが待ったをかけた。
「まだです。カドマツさんは大人ですからまだ続きます。アキラ様、カドマツさんのお腹に両手を回してください。アキラさんもカドマツさんも赤いですね。お二人ともギブアップしてもいいんですよ」
「いえ、カドマツさんが大丈夫なら行けます」
「わ、私も大丈夫、です」
アキラ君、ギブアップしてええええ!
私はアキラ君のホールドを受け入れた。
アキラ君の顔を見ると赤い、もうアキラ君は限界のはず。
「次はアキラ様の手をカドマツさんのお腹に当ててください。そしてちょっとずつちょっとずつ手を上にあげてください」
「それだとむ、胸に当たります!」
「カドマツさん、ギブアップしてもいいんですよ?」
「……だい、じょうぶです」
ぞわぞわぞわぞわ!
アキラ君の手がお腹から上にじわじわと上がってくる。
「お二人とも、ギブアップしてもいいですよ」
「……」
「……」
私の胸に、下胸にアキラ君の手が届く。
私のブラに手が当たった瞬間に私はアキラ君の手を掴んだ。
ガシ!
「だ、ダメです!」
「ギブアップですね」
私は立ち上がった。
「し、シャワーに行ってきます」
後ろから声が聞こえた。
「「ちょろかわいい」」
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