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第73話 4種のゲート
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ゲートに入ると5つのゲートがこちらを向く。
「配信を始めるよ。おはよう! 今からモンスターを戦うよ」
『待ってたぜ』
『待ちに待った!』
『今日は4人パーティーか』
「きゅう、どこに行くんだ?」
「きゅう、遊ばないでください、離れすぎちゃ駄目ですよ☆」
きゅうが4種のゲートに飛んでいった。
「きゅうは今の状況を分かっているのか」
「勘がいいだけかもしれないわ」
「でも、4種のゲートにしよう、行くよ」
俺達は4種のゲートに入った。
このゲートはイノシシ・ニワトリ・ウサギ・牛のモンスターが出て来る。
ランダムで出てくるモンスターの特徴に対処しつつ戦う必要がある為不人気だ。
「おっし、サモンモンスターで、あ、きゅう」
きゅうが先に進んで俺を見た。
「先に何かあるのか?」
「きゅう」
「行ってみましょう☆」
『行ってみようぜ』
『でも、行き止まりのはずだぞ』
『きゅうは何かを分かっているのかもしれない』
『何がだよ?』
『そこまでは分からないけど、きゅうについて行くのもいいと思う』
「皆もそれでいいか?」
「いいわ」
「行ってみよう」
俺達はモンスターを倒しつつきゅうについて行った。
◇
「ちょっと待って、もう3日もきゅうについて行っているわ」
「そうだな」
「そうだなじゃないわよ、戻りましょうよ」
「大丈夫です、私がマナをおんぶしてあげますから」
「そういう事じゃないわよ。3日間も奥に進み続けるのは危ないわ。熟練の冒険者でもあまり奥に行かないのよ」
「でもなあ、きゅうがこういう行動を取るのは初めてだ」
「何かある気がします☆」
「きゅう!」
きゅうが池にちゃぽんと飛び込んだ。
「あ、きゅう! 待っててな、俺だけ様子を見に行ってくる」
『池に飛び込むのか!』
『野性的だな』
『あ、ジャンプした、アキラはどこでも生きていけると思うわ』
ザブン!
きゅうを追うと池の中にある穴に入り、そこを抜けると地上に出た。
「隠しルートか?」
「きゅう」
「一旦戻ってみんなを連れて来る」
「きゅう♪」
俺は池に戻ってみんなを呼びに行った。
「ぷはあ! 隠しルートがあったぞ!」
「……ちょっと待って、どこまで続くの?」
「さあ?」
「行ってみよう」
リツカが池に入った。
「私も行きます☆」
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
全員で池に入って穴を抜けて地上に出た。
『おお! みんなが色っぽい』
『濡れてるの良いよな』
『きゅう、グッジョブ!』
きゅうが体を振って体についた水滴を飛ばした。
メイもマネして体を振るとマナに水滴がかかった。
「ちょっと、はしゃぎすぎよ」
マナがスカートを絞る。
『これは新ルートじゃないか?』
『新しい発見だ!』
『国に連絡しますね』
『きゅうが山を登っていくぞ』
『山が高くね? あれを登るのか』
『でもさ、先に何かありそうじゃね?』
俺達は先に進んだ。
◇
【ゲートに入ってから6日目】
俺達は高い山を登り、急な崖を下りた。
「ほんとに? ほんとにまだ進むの?」
「疲れましたか?」
「そうじゃなくて、モンスターを倒しつつ6日よ!」
「大丈夫、学校にはしばらく行かなくてもみんな学科は取ってあるから」
「そういう事じゃないのよ! 危ないでしょ!」
「アキラとリツカがいたらこうなりますよ。諦めましょう」
『マナだけがまともな件』
『メイは流されているだけでメイもまともやで?』
『きゅうの紳士なまなざしをみてみ? 何かあるんだって』
『きゅうは何も考えてない顔してるだろ、笑わすなって、カップラーメン吹いたわ』
『でも結果だけ見てみるときゅうの行動で池の隠しルートを発見してその後も進むべきルートを指し示しているように見える』
「きゅう!」
「洞窟か、また何かありそうな狭い穴が続いているな」
『ダンジョンじゃね!』
『ゲート自体がある意味ダンジョンだからな、おし、奥に進もうぜ』
『危ないだろ』
『ここまで来る時点でクレイジーだ。今更だろ』
『普通の冒険者は日帰りでゲートに向かってモンスターを狩って帰って来るし、あまり奥まで行かない冒険者が大半だ。このゲートは溢れ出しが多くてビバークする事はあるけど、それも仕方なくやる感じなんだよな』
『6日もかけて新ルートを進むのは普通の冒険者ならやらない。メリットよりリスクが大きいからな』
『みんながやらない事をやるからチャンネルが伸びるんだろ。リツカとアキラの前のめりプレイは見ていてドキドキする』
『俺はハラハラする』
「きゅうが俺達を導いている、行こうか」
「行くよ!」
『アキラとリツカがアクティブすぎる、こうなるよな』
『今回はアキラとリツカの他にきゅうもアクティブだよな? いつもと違う雰囲気を感じる』
洞窟を進むと壁がうっすら光っており明かりは問題無い。
道は狭く、2人が横に肩をくっ付けて進まないと壁にぶつかるほどだ。
「ねえ、いつまで進むのよ?」
「マナ、怖がらなくても大丈夫ですよー」
「赤ちゃんプレイはやめなさいよ!」
「道が狭くなってきた、1列になろう」
「ちょっと待ってください! 私が前に出ます☆」
「その方が良いわね」
「リツカかアキラが前に出たら、何かあっても飛び込んでいきそうです☆ 下がる選択肢も持っておきたいです☆」
「メイを先頭にしましょう。2人だけは絶対に! 先頭を歩かないで」
「……分かった」
「しょうがない。メイに任せるよ」
きゅうが先頭で次にメイ・俺・リツカ・マナの順番に進む。
長い一本道を進むと途中からしゃがんで進み、はいはいで進むようになった。
メイのスカートがひらひらと揺れる。
お尻にどうしても目が行ってしまう。
メイが止まって急にかさかさとバックした。
メイのお尻がぷにゅんと俺の顔に当たる。
「あ、ごめんなさい」
「いや、いい、ただ、何かあったか」
内心ドキドキする。
メイがうつ伏せになり、地べたに張り付くように寝ころんだ。
「どうした?」
「その前にアキラ、絶対に飛び込まないと約束してくださいね?」
「……ん?分かった」
「絶対に?」
「絶対に飛び込まない」
「私を追い越してください」
「無茶だろ」
「私の事は気にせず、私の上を行ってください」
「いやいやいや、踏みつけにするだろ」
「鍛えているので大丈夫です」
「そういう問題じゃない」
「アキラ、早く行って」
「先に光が見えるわ、メイ、何があるのよ?」
「いえ、これはアキラに直接見て欲しいです」
「……分かった」
俺は地面を這いながらメイの上を進んだ。
「配信を始めるよ。おはよう! 今からモンスターを戦うよ」
『待ってたぜ』
『待ちに待った!』
『今日は4人パーティーか』
「きゅう、どこに行くんだ?」
「きゅう、遊ばないでください、離れすぎちゃ駄目ですよ☆」
きゅうが4種のゲートに飛んでいった。
「きゅうは今の状況を分かっているのか」
「勘がいいだけかもしれないわ」
「でも、4種のゲートにしよう、行くよ」
俺達は4種のゲートに入った。
このゲートはイノシシ・ニワトリ・ウサギ・牛のモンスターが出て来る。
ランダムで出てくるモンスターの特徴に対処しつつ戦う必要がある為不人気だ。
「おっし、サモンモンスターで、あ、きゅう」
きゅうが先に進んで俺を見た。
「先に何かあるのか?」
「きゅう」
「行ってみましょう☆」
『行ってみようぜ』
『でも、行き止まりのはずだぞ』
『きゅうは何かを分かっているのかもしれない』
『何がだよ?』
『そこまでは分からないけど、きゅうについて行くのもいいと思う』
「皆もそれでいいか?」
「いいわ」
「行ってみよう」
俺達はモンスターを倒しつつきゅうについて行った。
◇
「ちょっと待って、もう3日もきゅうについて行っているわ」
「そうだな」
「そうだなじゃないわよ、戻りましょうよ」
「大丈夫です、私がマナをおんぶしてあげますから」
「そういう事じゃないわよ。3日間も奥に進み続けるのは危ないわ。熟練の冒険者でもあまり奥に行かないのよ」
「でもなあ、きゅうがこういう行動を取るのは初めてだ」
「何かある気がします☆」
「きゅう!」
きゅうが池にちゃぽんと飛び込んだ。
「あ、きゅう! 待っててな、俺だけ様子を見に行ってくる」
『池に飛び込むのか!』
『野性的だな』
『あ、ジャンプした、アキラはどこでも生きていけると思うわ』
ザブン!
きゅうを追うと池の中にある穴に入り、そこを抜けると地上に出た。
「隠しルートか?」
「きゅう」
「一旦戻ってみんなを連れて来る」
「きゅう♪」
俺は池に戻ってみんなを呼びに行った。
「ぷはあ! 隠しルートがあったぞ!」
「……ちょっと待って、どこまで続くの?」
「さあ?」
「行ってみよう」
リツカが池に入った。
「私も行きます☆」
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
全員で池に入って穴を抜けて地上に出た。
『おお! みんなが色っぽい』
『濡れてるの良いよな』
『きゅう、グッジョブ!』
きゅうが体を振って体についた水滴を飛ばした。
メイもマネして体を振るとマナに水滴がかかった。
「ちょっと、はしゃぎすぎよ」
マナがスカートを絞る。
『これは新ルートじゃないか?』
『新しい発見だ!』
『国に連絡しますね』
『きゅうが山を登っていくぞ』
『山が高くね? あれを登るのか』
『でもさ、先に何かありそうじゃね?』
俺達は先に進んだ。
◇
【ゲートに入ってから6日目】
俺達は高い山を登り、急な崖を下りた。
「ほんとに? ほんとにまだ進むの?」
「疲れましたか?」
「そうじゃなくて、モンスターを倒しつつ6日よ!」
「大丈夫、学校にはしばらく行かなくてもみんな学科は取ってあるから」
「そういう事じゃないのよ! 危ないでしょ!」
「アキラとリツカがいたらこうなりますよ。諦めましょう」
『マナだけがまともな件』
『メイは流されているだけでメイもまともやで?』
『きゅうの紳士なまなざしをみてみ? 何かあるんだって』
『きゅうは何も考えてない顔してるだろ、笑わすなって、カップラーメン吹いたわ』
『でも結果だけ見てみるときゅうの行動で池の隠しルートを発見してその後も進むべきルートを指し示しているように見える』
「きゅう!」
「洞窟か、また何かありそうな狭い穴が続いているな」
『ダンジョンじゃね!』
『ゲート自体がある意味ダンジョンだからな、おし、奥に進もうぜ』
『危ないだろ』
『ここまで来る時点でクレイジーだ。今更だろ』
『普通の冒険者は日帰りでゲートに向かってモンスターを狩って帰って来るし、あまり奥まで行かない冒険者が大半だ。このゲートは溢れ出しが多くてビバークする事はあるけど、それも仕方なくやる感じなんだよな』
『6日もかけて新ルートを進むのは普通の冒険者ならやらない。メリットよりリスクが大きいからな』
『みんながやらない事をやるからチャンネルが伸びるんだろ。リツカとアキラの前のめりプレイは見ていてドキドキする』
『俺はハラハラする』
「きゅうが俺達を導いている、行こうか」
「行くよ!」
『アキラとリツカがアクティブすぎる、こうなるよな』
『今回はアキラとリツカの他にきゅうもアクティブだよな? いつもと違う雰囲気を感じる』
洞窟を進むと壁がうっすら光っており明かりは問題無い。
道は狭く、2人が横に肩をくっ付けて進まないと壁にぶつかるほどだ。
「ねえ、いつまで進むのよ?」
「マナ、怖がらなくても大丈夫ですよー」
「赤ちゃんプレイはやめなさいよ!」
「道が狭くなってきた、1列になろう」
「ちょっと待ってください! 私が前に出ます☆」
「その方が良いわね」
「リツカかアキラが前に出たら、何かあっても飛び込んでいきそうです☆ 下がる選択肢も持っておきたいです☆」
「メイを先頭にしましょう。2人だけは絶対に! 先頭を歩かないで」
「……分かった」
「しょうがない。メイに任せるよ」
きゅうが先頭で次にメイ・俺・リツカ・マナの順番に進む。
長い一本道を進むと途中からしゃがんで進み、はいはいで進むようになった。
メイのスカートがひらひらと揺れる。
お尻にどうしても目が行ってしまう。
メイが止まって急にかさかさとバックした。
メイのお尻がぷにゅんと俺の顔に当たる。
「あ、ごめんなさい」
「いや、いい、ただ、何かあったか」
内心ドキドキする。
メイがうつ伏せになり、地べたに張り付くように寝ころんだ。
「どうした?」
「その前にアキラ、絶対に飛び込まないと約束してくださいね?」
「……ん?分かった」
「絶対に?」
「絶対に飛び込まない」
「私を追い越してください」
「無茶だろ」
「私の事は気にせず、私の上を行ってください」
「いやいやいや、踏みつけにするだろ」
「鍛えているので大丈夫です」
「そういう問題じゃない」
「アキラ、早く行って」
「先に光が見えるわ、メイ、何があるのよ?」
「いえ、これはアキラに直接見て欲しいです」
「……分かった」
俺は地面を這いながらメイの上を進んだ。
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