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第46話 敗北の末路
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カフェを出て防壁に進むとウサギが襲い掛かってきた。
パンパンパンパン!
ハンダたちがウサギを倒すがそれでも倒しきれない。
数が多い。
「やはり、防壁を突破されたか! おりゃあ!」
ウサギを斬り倒した。
「きあああああい!」
スパンスパンスパン!
ウサギを倒すと血の匂いがした。
西高校の制服を着た死体が転がっている。
「人の声が、聞こえない」
「銃声も無い……全滅したか」
「もうちょっと進んでみるべ」
更に先に進むと、地鳴りが聞こえた。
「ストップだ。まずい事になった。周りにウサギが沢山いる、それと、防壁を見てくれ」
ドスン! ドスン! ドスン! ドスン!
10メートル級のウサギが防壁を突破してこちら側から壁を何度も蹴っている。
防壁は破壊されて山のようになっており、池が瓦礫で埋め立てられていた。
そこからウサギが無数に駆け上り防壁を突破している。
至る所に制服を着た死体が転がっていた。
「まずいまずい! いったん下がろう!」
『いや、チャンスだ』
「チャンスって、まさかソウルアップとスティールソードで雑魚を全滅させるとか言わないよな?」
『そうだ』
「数が多すぎる」
『好都合だ』
「それに10メートル級がいる、同時に相手をするのはきつい」
「「ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」」
『手遅れなようだ』
「クラック、ワザとやったな!」
『早くチャージとソウルアップだ!』
「戦うしかないべ、もうバレた」
キュインキュインキュインキュイン!
「スティールソード! ソウルアップ! 俺が前に出る! みんなは援護を頼む!」
俺は目立つ位置に立って雑魚を倒した。
俺が雑魚を倒し続けると10メートル級が俺をぎろりと睨んだ。
キュインキュインキュインキュイン!
10メートル級が飛び掛かって来るタイミングに合わせて闇魔法を発動する。
「ディフェンスダウン!」
攻撃を躱しつつディフェンスダウンをヒットさせた。
「みんな! 10メートル級は頼む!」
キュインキュインキュインキュイン!
「ディフェンスダウン!」
2発目をヒットさせると俺は雑魚との戦いに集中した。
気が付くとボスは5人によってあっけなく倒された後だった。
やはりみんなは頼りになる。
だが雑魚を倒しても倒しても出て来る。
◇
雑魚を倒し終わると俺以外の全員が座り込んだ。
「はあ、はあ、きついです」
「もう、弾が無いべ。ナイフで戦うのは、きつい」
「はあ、はあ、流石に、限界だ」
俺はドロップ品を拾う。
「皆、逃げ遅れたんですかね?」
「だと思う、西高校の生徒は自信過剰が多いから」
「冬休みが終われば、学校の席は100人以上無くなってるべ」
「……まずい! 逃げてくれ!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!
「また、10メートル級が来る!」
ドスン!
俺の目の前に10メートル級のウサギが着地して土煙を上げた。
「ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!」
2体目はまずい!
兄さんとメイはソウルアップした後に無理をした。
ハンダのパーティーは全員弾切れ。
まともに戦えるのは俺だけか。
「またウサギか、俺が相手をする!」
パンパンパンパン!
ハンダたちがウサギを倒すがそれでも倒しきれない。
数が多い。
「やはり、防壁を突破されたか! おりゃあ!」
ウサギを斬り倒した。
「きあああああい!」
スパンスパンスパン!
ウサギを倒すと血の匂いがした。
西高校の制服を着た死体が転がっている。
「人の声が、聞こえない」
「銃声も無い……全滅したか」
「もうちょっと進んでみるべ」
更に先に進むと、地鳴りが聞こえた。
「ストップだ。まずい事になった。周りにウサギが沢山いる、それと、防壁を見てくれ」
ドスン! ドスン! ドスン! ドスン!
10メートル級のウサギが防壁を突破してこちら側から壁を何度も蹴っている。
防壁は破壊されて山のようになっており、池が瓦礫で埋め立てられていた。
そこからウサギが無数に駆け上り防壁を突破している。
至る所に制服を着た死体が転がっていた。
「まずいまずい! いったん下がろう!」
『いや、チャンスだ』
「チャンスって、まさかソウルアップとスティールソードで雑魚を全滅させるとか言わないよな?」
『そうだ』
「数が多すぎる」
『好都合だ』
「それに10メートル級がいる、同時に相手をするのはきつい」
「「ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」」
『手遅れなようだ』
「クラック、ワザとやったな!」
『早くチャージとソウルアップだ!』
「戦うしかないべ、もうバレた」
キュインキュインキュインキュイン!
「スティールソード! ソウルアップ! 俺が前に出る! みんなは援護を頼む!」
俺は目立つ位置に立って雑魚を倒した。
俺が雑魚を倒し続けると10メートル級が俺をぎろりと睨んだ。
キュインキュインキュインキュイン!
10メートル級が飛び掛かって来るタイミングに合わせて闇魔法を発動する。
「ディフェンスダウン!」
攻撃を躱しつつディフェンスダウンをヒットさせた。
「みんな! 10メートル級は頼む!」
キュインキュインキュインキュイン!
「ディフェンスダウン!」
2発目をヒットさせると俺は雑魚との戦いに集中した。
気が付くとボスは5人によってあっけなく倒された後だった。
やはりみんなは頼りになる。
だが雑魚を倒しても倒しても出て来る。
◇
雑魚を倒し終わると俺以外の全員が座り込んだ。
「はあ、はあ、きついです」
「もう、弾が無いべ。ナイフで戦うのは、きつい」
「はあ、はあ、流石に、限界だ」
俺はドロップ品を拾う。
「皆、逃げ遅れたんですかね?」
「だと思う、西高校の生徒は自信過剰が多いから」
「冬休みが終われば、学校の席は100人以上無くなってるべ」
「……まずい! 逃げてくれ!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!
「また、10メートル級が来る!」
ドスン!
俺の目の前に10メートル級のウサギが着地して土煙を上げた。
「ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!」
2体目はまずい!
兄さんとメイはソウルアップした後に無理をした。
ハンダのパーティーは全員弾切れ。
まともに戦えるのは俺だけか。
「またウサギか、俺が相手をする!」
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