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第59話
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【大洞窟前】
俺は素早くテントを張った。
「アクリスピ、食べていいぞ」
ボールに入ったフライドポテトを手渡した。
『アクリスピタンが犬扱いで草』
『お母さんとドラグで入るのか』
『ドラグはボスキラーだからこのダンジョンに入るのは少しもったいない気がする』
『一刻も早くゴレショが欲しいから俺は大歓迎だ』
『洞窟の中がデカいな』
「ポイズンスネークとポイズンスパイダーか」
そう言ってドラグは流れるように剣を構えて大きなヘビと蜘蛛を斬り倒した。
「やはり毒持ちは厄介か、最初に7体も出てくる」
そう言いながら魔物を回収した。
「次はクリスタルタートルが6体だぜ!」
クリスタルタートルは大きなカメで、甲羅の上にクリスタルが付いている。
ここから杖のように魔法を撃ちだしてくるのだ。
だがドラグは手加減しつつも魔法を使う暇さえ与えず倒し、俺は回収した。
「前に来た時と同じなら毒持ちの魔物とクリスタルタートルの割合は同じでたまにサンダーミミックが出てくるはずだ」
「アクアマリン達の配信を見ると、それで合ってるぜ。奥に進むか。お前回収係な」
「わかった」
そう言って魔物を瞬殺していく。
そして俺は回収する。
「あ、宝箱だぜ」
「問題のサンダーミミックか。遠くから攻撃すれば自爆する為遠距離攻撃は無意味だ。しかも普通の宝箱でさえ遠距離攻撃で自爆する。邪魔だな」
俺は遠距離攻撃を放って自爆させた。
「ま、そうなるよな」
「アクアマリンが見つけた時点でアウトだ。宝箱を見つけた時点ですべて自爆させる」
「奥に行こうぜ」
『ドラグが子供のような顔をしたぞ』
『奥にはデカいのがいるんだろ?』
『面白そうだ。ゴー!』
『その前にアクアマリンの指導だろ?』
『どっちの順番でも同じことだ』
『俺もそう思う。どうせどっちもやる』
俺とドラグは奥に進んだ。
大量のクリスタルタートルを回収しどんどん奥に向かう。
◇
『来たああああ!ボス来たああああ!』
『おおお!クリスタルタートルのボスは初めて見た』
『これって結構貴重な映像じゃね?』
『この5体で1万体分とかのクリスタルになるんじゃね?』
『それは言いすぎだ。多分数百体分だ』
ドラグはサクサクとボスを倒していく。
『あっけなく倒していく』
『2人にとってはボーナスステージなんだよなあ』
「もっと奥に進むぜ!」
その後、クリスタルタートルのボスを合計26体倒して入り口に戻った。
◇
「はっはっは、久しぶりに自由に暴れられてスカッとしたぜ」
ドラグの機嫌がいい。
最近魔物調査の不正申告の影響がありみんなにとって危険なボスクラスを何度も倒し、暇が出来ると内政をしていた。
魔物狩りは出来ても自由に動ける機会は多くなかったのだろう。
アクアマリンパーティーとアクリスピは焚火をしていた。
「イクス、サイダー」
俺はサイダーを出した。
アクリスピはサイダーを気に入っている。
「みんなも飲むか?」
「貰います」
「貰いますわ」
「私も貰うよ」
「僕も貰うよ」
「俺は酒にしてくれ」
みんなに飲物を配るとカノンがスープとパンを差し出した。
「ありがとう」
俺が食べる様子をじっと見ている。
「うん、うまい」
「良かったですわ」
「うん、所で、アクアマリン、このダンジョンで宝箱を開けるのは何とかならないか?」
「宝箱を見ると吸い寄せられてしまいます。気づいたら開けてしまうんです」
『何言っても無理だ。皆に何度も言われても治らなかった』
『最期はニャリスが遠距離から自爆させる作戦に切り替えたけど。その弾丸を水魔法でガードして開けようとする。お手上げだ』
『アクアマリンちゃんは絶対に行動を変えない』
『何度痛い目にあっても変わらない』
「何かいい手は……」
「1万体はいっていないが一旦スライムのいる沼地からみんなを連れてこよう」
『お母さんも諦めた』
『アクアマリンは諦めて次に進める気だ』
『お母さんすらお手上げ』
『お母さんすら解決できないならもう無理じゃね?』
「その件だが、ついでにブルーフォレストでまた木材を持って来て欲しいぜ」
「食後にグランドと調整する」
話し合いの末、俺はブルーフォレストに戻り手配してあった木材を大量に仕入れて戻り、他はグランドがやってくれることになった。
◇
俺はすぐに木材を調達して戻り、錬金術師のみんなと共にログハウスを組み立て、食堂・工房・魔物交換所を組み立てた。
スライム狩りで力をつけたみんなは問題無くクリスタルタートルを倒したが、毒の状態異常を受ける子が多かった為俺は回復係となった。
ある日アクアマリンが笑顔で話しかけてきた。
「お母さん!遂に宝箱をうまく出来るようになりました!」
「おお!それは良かった……」
アクアマリンの後ろを見た。
カノンとジェンダは微妙な顔をしており、ニャリスは獲物を狙う目をしてゴレショを起動している。
嫌な予感がする。
「お母さん!一緒にダンジョンに行こうよ!」
「ニャリス、何があった?何を狙っている?」
「見た方が早いよ」
「……分かった」
俺は皆と一緒にダンジョンに向かった。
「えい!」
アクアマリンが剣でクリスタルタートルを倒す。
魔法剣や魔法を使う必要すらなく鮮やかに倒していた。
「おりゃああああ!」
ニャリスはポイズンスネークとポイズンスパイダーを遠距離から銃で倒した。
毒持ちには有効だ。
「サンダー!」
「やあ!」
カノンとジェンダも問題無く魔物を倒していく。
皆強くなり、連携もいい。
いいパーティーになっている。
「あ!宝箱です!」
アクアマリンは宝箱を発見すると反射的に近寄った。
「ウォーターシールド!」
「ん?うまく出来るようになったと言っていたがなぜ近づいている?」
アクアマリンは宝箱を開けた。
宝箱はサンダーミミックでアクアマリンに電撃を打ち込む。
だがアクアマリンは水のシールドで攻撃の多くを防ぎ、そのまま突撃して剣で倒した。
「うまくガードして倒せるようになりました!」
『アクアマリンの髪が少し焦げている。ダメージ軽減は出来たけど、無傷ではないんだよなあ』
『お母さんの顔が草』
『お母さんのそういう事じゃないんだよなあ感が凄いwwwwww』
『この顔が見たかった』
『さすが、期待を裏切らない』
コメントが滝のように流れた。
「うん、みんな強くなったな。所で、俺は回復魔法に疲れている。このダンジョンにはポイズンスネークとポイズンスパイダーがいて、皆毒の状態異常を受けている。アクアマリン、ダンジョンの入り口で毒を癒す重要な役目を頼みたい」
「手伝います!」
『お母さんが完全に諦めてて草』
『アクアマリンを戦わせない方向に行ったか』
『言われてみれば、アクアマリンをダンジョンに入れないが最適解だ』
『むしろ毒持ち魔物がいて助かった感すらある』
「他の皆も十分に成長した。アクアマリンは回復係を務める。その間にやりたいことがあればどんどんやって欲しい。ここは回るようになり、クリスタル不足は解消されつつある」
『お母さんはアクアマリンを傷つけないように必死だ』
『何事もなかったかのように方向転換をしている』
『後ろで見ているドラグが腹を抱えて笑っているのが面白過ぎるwwwwwwww』
『アクリスピのにやにやもいいwwwwwwww』
俺は強引にアクアマリンを回復係に任命した。
俺は素早くテントを張った。
「アクリスピ、食べていいぞ」
ボールに入ったフライドポテトを手渡した。
『アクリスピタンが犬扱いで草』
『お母さんとドラグで入るのか』
『ドラグはボスキラーだからこのダンジョンに入るのは少しもったいない気がする』
『一刻も早くゴレショが欲しいから俺は大歓迎だ』
『洞窟の中がデカいな』
「ポイズンスネークとポイズンスパイダーか」
そう言ってドラグは流れるように剣を構えて大きなヘビと蜘蛛を斬り倒した。
「やはり毒持ちは厄介か、最初に7体も出てくる」
そう言いながら魔物を回収した。
「次はクリスタルタートルが6体だぜ!」
クリスタルタートルは大きなカメで、甲羅の上にクリスタルが付いている。
ここから杖のように魔法を撃ちだしてくるのだ。
だがドラグは手加減しつつも魔法を使う暇さえ与えず倒し、俺は回収した。
「前に来た時と同じなら毒持ちの魔物とクリスタルタートルの割合は同じでたまにサンダーミミックが出てくるはずだ」
「アクアマリン達の配信を見ると、それで合ってるぜ。奥に進むか。お前回収係な」
「わかった」
そう言って魔物を瞬殺していく。
そして俺は回収する。
「あ、宝箱だぜ」
「問題のサンダーミミックか。遠くから攻撃すれば自爆する為遠距離攻撃は無意味だ。しかも普通の宝箱でさえ遠距離攻撃で自爆する。邪魔だな」
俺は遠距離攻撃を放って自爆させた。
「ま、そうなるよな」
「アクアマリンが見つけた時点でアウトだ。宝箱を見つけた時点ですべて自爆させる」
「奥に行こうぜ」
『ドラグが子供のような顔をしたぞ』
『奥にはデカいのがいるんだろ?』
『面白そうだ。ゴー!』
『その前にアクアマリンの指導だろ?』
『どっちの順番でも同じことだ』
『俺もそう思う。どうせどっちもやる』
俺とドラグは奥に進んだ。
大量のクリスタルタートルを回収しどんどん奥に向かう。
◇
『来たああああ!ボス来たああああ!』
『おおお!クリスタルタートルのボスは初めて見た』
『これって結構貴重な映像じゃね?』
『この5体で1万体分とかのクリスタルになるんじゃね?』
『それは言いすぎだ。多分数百体分だ』
ドラグはサクサクとボスを倒していく。
『あっけなく倒していく』
『2人にとってはボーナスステージなんだよなあ』
「もっと奥に進むぜ!」
その後、クリスタルタートルのボスを合計26体倒して入り口に戻った。
◇
「はっはっは、久しぶりに自由に暴れられてスカッとしたぜ」
ドラグの機嫌がいい。
最近魔物調査の不正申告の影響がありみんなにとって危険なボスクラスを何度も倒し、暇が出来ると内政をしていた。
魔物狩りは出来ても自由に動ける機会は多くなかったのだろう。
アクアマリンパーティーとアクリスピは焚火をしていた。
「イクス、サイダー」
俺はサイダーを出した。
アクリスピはサイダーを気に入っている。
「みんなも飲むか?」
「貰います」
「貰いますわ」
「私も貰うよ」
「僕も貰うよ」
「俺は酒にしてくれ」
みんなに飲物を配るとカノンがスープとパンを差し出した。
「ありがとう」
俺が食べる様子をじっと見ている。
「うん、うまい」
「良かったですわ」
「うん、所で、アクアマリン、このダンジョンで宝箱を開けるのは何とかならないか?」
「宝箱を見ると吸い寄せられてしまいます。気づいたら開けてしまうんです」
『何言っても無理だ。皆に何度も言われても治らなかった』
『最期はニャリスが遠距離から自爆させる作戦に切り替えたけど。その弾丸を水魔法でガードして開けようとする。お手上げだ』
『アクアマリンちゃんは絶対に行動を変えない』
『何度痛い目にあっても変わらない』
「何かいい手は……」
「1万体はいっていないが一旦スライムのいる沼地からみんなを連れてこよう」
『お母さんも諦めた』
『アクアマリンは諦めて次に進める気だ』
『お母さんすらお手上げ』
『お母さんすら解決できないならもう無理じゃね?』
「その件だが、ついでにブルーフォレストでまた木材を持って来て欲しいぜ」
「食後にグランドと調整する」
話し合いの末、俺はブルーフォレストに戻り手配してあった木材を大量に仕入れて戻り、他はグランドがやってくれることになった。
◇
俺はすぐに木材を調達して戻り、錬金術師のみんなと共にログハウスを組み立て、食堂・工房・魔物交換所を組み立てた。
スライム狩りで力をつけたみんなは問題無くクリスタルタートルを倒したが、毒の状態異常を受ける子が多かった為俺は回復係となった。
ある日アクアマリンが笑顔で話しかけてきた。
「お母さん!遂に宝箱をうまく出来るようになりました!」
「おお!それは良かった……」
アクアマリンの後ろを見た。
カノンとジェンダは微妙な顔をしており、ニャリスは獲物を狙う目をしてゴレショを起動している。
嫌な予感がする。
「お母さん!一緒にダンジョンに行こうよ!」
「ニャリス、何があった?何を狙っている?」
「見た方が早いよ」
「……分かった」
俺は皆と一緒にダンジョンに向かった。
「えい!」
アクアマリンが剣でクリスタルタートルを倒す。
魔法剣や魔法を使う必要すらなく鮮やかに倒していた。
「おりゃああああ!」
ニャリスはポイズンスネークとポイズンスパイダーを遠距離から銃で倒した。
毒持ちには有効だ。
「サンダー!」
「やあ!」
カノンとジェンダも問題無く魔物を倒していく。
皆強くなり、連携もいい。
いいパーティーになっている。
「あ!宝箱です!」
アクアマリンは宝箱を発見すると反射的に近寄った。
「ウォーターシールド!」
「ん?うまく出来るようになったと言っていたがなぜ近づいている?」
アクアマリンは宝箱を開けた。
宝箱はサンダーミミックでアクアマリンに電撃を打ち込む。
だがアクアマリンは水のシールドで攻撃の多くを防ぎ、そのまま突撃して剣で倒した。
「うまくガードして倒せるようになりました!」
『アクアマリンの髪が少し焦げている。ダメージ軽減は出来たけど、無傷ではないんだよなあ』
『お母さんの顔が草』
『お母さんのそういう事じゃないんだよなあ感が凄いwwwwww』
『この顔が見たかった』
『さすが、期待を裏切らない』
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「うん、みんな強くなったな。所で、俺は回復魔法に疲れている。このダンジョンにはポイズンスネークとポイズンスパイダーがいて、皆毒の状態異常を受けている。アクアマリン、ダンジョンの入り口で毒を癒す重要な役目を頼みたい」
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『お母さんが完全に諦めてて草』
『アクアマリンを戦わせない方向に行ったか』
『言われてみれば、アクアマリンをダンジョンに入れないが最適解だ』
『むしろ毒持ち魔物がいて助かった感すらある』
「他の皆も十分に成長した。アクアマリンは回復係を務める。その間にやりたいことがあればどんどんやって欲しい。ここは回るようになり、クリスタル不足は解消されつつある」
『お母さんはアクアマリンを傷つけないように必死だ』
『何事もなかったかのように方向転換をしている』
『後ろで見ているドラグが腹を抱えて笑っているのが面白過ぎるwwwwwwww』
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