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第57話
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俺はフライドポテトを揚げていた。
アクリスピはパンサンドセットのサイダーとフライドポテトだけを食べ、他をみんなに配っていた。
その後ポテトが足りないと言って金に物を言わせてフライドポテトの大盛りを買おうとして俺が間に入った結果こうなった。
揚げたフライドポテトに塩を多めに振る。
アクリスピは子供舌だ。
少し塩気を多くしておく。
料理用のボウルに山盛りのフライドポテトを盛り付けてアクリスピに出した。
「うま!メシウマ!」
言い方にイラっとした。
こいつは配信を見ていた、それが分かる。
『ボウルって料理用ボウルの事か』
『イクスは一瞬で理解してたぞ』
『あれはいくら何でも食いきれんでしょ』
『アクリスピタンはそう言う事をする』
俺は席に戻り、カノンに言った。
「カノンは気にしなくていい。秘密は終わりだな?」
「はい、終わりですわ」
「次はアクアマリンとジェンダだが、ご褒美は何がいい?」
アクリスピは真剣にフライドポテトを見て口に入れる。
ポンっとサイダーの封を開けてグイっと飲み干していた。
こいつは無視しよう。
「ぼ、僕はまだ、いいよ。もう少ししたら準備が出来ると思うから」
準備?何の事か分からないが、ニャリスやカノンのような事にはならないだろう。
ジェンダは優等生だ。
おとなしいし仕事はきっちりこなす。
気も使える。
大事にはならないはずだ。
何より男で面倒がない部分もいい。
「アクアマリンは?」
「わ、私は最後にします」
「そ、そうか」
この2人は様子を伺うような所がある。
俺が疲れた事を察しているのかもしれない。
アクリスピは途中でフライドポテトに飽きて、他の客席にボウルのフライドポテトを配ってからパスタを頼んでいた。
あいつは猫みたいなんだよな。
「決めた!」
アクリスピが立ち上がった。
「南も、フードコートにする」
「ん?俺がこれから作る食堂をフードコートにするのか?木材を何倍も使う事になるのと、いきなり大箱でやった場合失敗した時のリスクが大きい。ドラグと相談が必要だ」
『おお!それがいい!』
『俺ナインステート民だけど、フードコートにしてくれ!』
『大きめにしようぜ』
「いや、最初は小さく始めてだな」
「イクス、今から配信会議、ゴレショを開いて。今丁度ドラグも配信できる」
こいつは、俺に遠慮しない。
俺はゴレショを起動させて3人で配信会議を開いた。
ドラグの『失敗したら借金分は俺が払う、大箱で作ってくれ』の一言でフードコート方式の導入が決まり、使用する木材の量は数倍に増え、建設予定地も変更された。
【ナインステート・ベアーブック】
俺とアクリスピ、そしてアクアマリンパーティーは魔道列車に乗り、船を経由してナインステートにたどり着き、更に王都から離れたベアーブックに到着した。
「おお!温かいよ!空気が違う!」
ニャリスはいつも通り配信している。
みんなも笑顔で楽しそうで何よりだ。
俺は建築作業と木材の受け渡し。
アクリスピはアクアマリンを連れて魔物の素材集めの為現地視察だ。
俺が現場に向かうと待っている人がいて握手を求められた。
更に俺が大きな施設を作る様子を見物する者もいた。
最近ゴレショが普及して俺が建設する様子を他の人に撮られるようになった。
結果、クリスタルサーバーとゴレショ素材用の『クリスタルタートル狩り』需要が増大している。
要望があったので俺もゴレショを使い建築の様子を配信しているが、何が面白いのか分からない。
1階の大枠が完成してから2階を作りつつ働くスタッフを呼びよせ、テーブルと椅子を作り、皆で掃除をして無事稼働までこぎつけた。
大量のお客さんが列を作って待つ大盛況だった。
2階は今の所使用していないが今後拡張予定だ。
店員がまだ慣れていない事や人員の再補充が必要な点など細かい問題はあったが、店は順調に売り上げを積み上げていった。
「やっと落ち着いたか」
ドラグ・パープルメア・アクリスピがやって来た。
「イクス、上で配信をしながら話をしましょう」
「「私達が食事を持って行きます!」」
「忙しいだろ」
「「大丈夫です!」」
俺達は4人で配信をスタートする。
「イクス、建築お疲れ様。フードコートは大成功ね」
「今は盛況だ。飽きられない努力も必要になるだろう」
「今はうまくいっている。問題はそこじゃないぜ」
「ん?何かあるのか?」
「やっぱり、忙しくて動画をチェックしていないのね」
パープルメアが壁に映像を映した。
最新魔道具か。
アクアマリンがダンジョンの宝箱に近づいた。
「これって、サンダーミミックか?狩るのはクリスタルタートルのはずだが?」
「そうよ。でも、アクアマリンはミミックを見つけるとこういう反応をするわ。大事なのはここからね」
アクアマリンは迷いなく宝箱を開けようとした。
だが、宝箱は擬態したサンダーミミックでアクアマリンは電撃を受ける。
『ああああああああああああああああああああああああああ!!』
サンダーミミックはすぐに倒されたがまたアクアマリンが宝箱を見つける。
「まさかこれって!」
「アクアマリンは、宝箱を、必ず開ける、何度言っても開ける」
『ああああああああああああああああああああああああああ!!』
アクアマリンが電撃を受けた。
「こっちか、こっちの問題か」
俺が呟いた瞬間にコメントが流れる。
アクリスピはパンサンドセットのサイダーとフライドポテトだけを食べ、他をみんなに配っていた。
その後ポテトが足りないと言って金に物を言わせてフライドポテトの大盛りを買おうとして俺が間に入った結果こうなった。
揚げたフライドポテトに塩を多めに振る。
アクリスピは子供舌だ。
少し塩気を多くしておく。
料理用のボウルに山盛りのフライドポテトを盛り付けてアクリスピに出した。
「うま!メシウマ!」
言い方にイラっとした。
こいつは配信を見ていた、それが分かる。
『ボウルって料理用ボウルの事か』
『イクスは一瞬で理解してたぞ』
『あれはいくら何でも食いきれんでしょ』
『アクリスピタンはそう言う事をする』
俺は席に戻り、カノンに言った。
「カノンは気にしなくていい。秘密は終わりだな?」
「はい、終わりですわ」
「次はアクアマリンとジェンダだが、ご褒美は何がいい?」
アクリスピは真剣にフライドポテトを見て口に入れる。
ポンっとサイダーの封を開けてグイっと飲み干していた。
こいつは無視しよう。
「ぼ、僕はまだ、いいよ。もう少ししたら準備が出来ると思うから」
準備?何の事か分からないが、ニャリスやカノンのような事にはならないだろう。
ジェンダは優等生だ。
おとなしいし仕事はきっちりこなす。
気も使える。
大事にはならないはずだ。
何より男で面倒がない部分もいい。
「アクアマリンは?」
「わ、私は最後にします」
「そ、そうか」
この2人は様子を伺うような所がある。
俺が疲れた事を察しているのかもしれない。
アクリスピは途中でフライドポテトに飽きて、他の客席にボウルのフライドポテトを配ってからパスタを頼んでいた。
あいつは猫みたいなんだよな。
「決めた!」
アクリスピが立ち上がった。
「南も、フードコートにする」
「ん?俺がこれから作る食堂をフードコートにするのか?木材を何倍も使う事になるのと、いきなり大箱でやった場合失敗した時のリスクが大きい。ドラグと相談が必要だ」
『おお!それがいい!』
『俺ナインステート民だけど、フードコートにしてくれ!』
『大きめにしようぜ』
「いや、最初は小さく始めてだな」
「イクス、今から配信会議、ゴレショを開いて。今丁度ドラグも配信できる」
こいつは、俺に遠慮しない。
俺はゴレショを起動させて3人で配信会議を開いた。
ドラグの『失敗したら借金分は俺が払う、大箱で作ってくれ』の一言でフードコート方式の導入が決まり、使用する木材の量は数倍に増え、建設予定地も変更された。
【ナインステート・ベアーブック】
俺とアクリスピ、そしてアクアマリンパーティーは魔道列車に乗り、船を経由してナインステートにたどり着き、更に王都から離れたベアーブックに到着した。
「おお!温かいよ!空気が違う!」
ニャリスはいつも通り配信している。
みんなも笑顔で楽しそうで何よりだ。
俺は建築作業と木材の受け渡し。
アクリスピはアクアマリンを連れて魔物の素材集めの為現地視察だ。
俺が現場に向かうと待っている人がいて握手を求められた。
更に俺が大きな施設を作る様子を見物する者もいた。
最近ゴレショが普及して俺が建設する様子を他の人に撮られるようになった。
結果、クリスタルサーバーとゴレショ素材用の『クリスタルタートル狩り』需要が増大している。
要望があったので俺もゴレショを使い建築の様子を配信しているが、何が面白いのか分からない。
1階の大枠が完成してから2階を作りつつ働くスタッフを呼びよせ、テーブルと椅子を作り、皆で掃除をして無事稼働までこぎつけた。
大量のお客さんが列を作って待つ大盛況だった。
2階は今の所使用していないが今後拡張予定だ。
店員がまだ慣れていない事や人員の再補充が必要な点など細かい問題はあったが、店は順調に売り上げを積み上げていった。
「やっと落ち着いたか」
ドラグ・パープルメア・アクリスピがやって来た。
「イクス、上で配信をしながら話をしましょう」
「「私達が食事を持って行きます!」」
「忙しいだろ」
「「大丈夫です!」」
俺達は4人で配信をスタートする。
「イクス、建築お疲れ様。フードコートは大成功ね」
「今は盛況だ。飽きられない努力も必要になるだろう」
「今はうまくいっている。問題はそこじゃないぜ」
「ん?何かあるのか?」
「やっぱり、忙しくて動画をチェックしていないのね」
パープルメアが壁に映像を映した。
最新魔道具か。
アクアマリンがダンジョンの宝箱に近づいた。
「これって、サンダーミミックか?狩るのはクリスタルタートルのはずだが?」
「そうよ。でも、アクアマリンはミミックを見つけるとこういう反応をするわ。大事なのはここからね」
アクアマリンは迷いなく宝箱を開けようとした。
だが、宝箱は擬態したサンダーミミックでアクアマリンは電撃を受ける。
『ああああああああああああああああああああああああああ!!』
サンダーミミックはすぐに倒されたがまたアクアマリンが宝箱を見つける。
「まさかこれって!」
「アクアマリンは、宝箱を、必ず開ける、何度言っても開ける」
『ああああああああああああああああああああああああああ!!』
アクアマリンが電撃を受けた。
「こっちか、こっちの問題か」
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