36 / 73
第36話
しおりを挟む
「さあ、ネットスパイダーを倒しに行くか!」
昨日はネットを見ずに過ごした。
見ると止まらなくなるからだ。
「アクリスピ、泊まりの魔物狩りになるけど行くか?」
「行かない、2周目をやる。『偽りの英雄・万能の救い手イクスの物語』は神ゲー」
「分かった。アクアマリン、ニャリス、カノン、行くぞ」
ギルド前には3パーティーが集まっていた。
「ギーク、エルナ、セインのパーティーか」
全員Bランク冒険者だ。
「待って待って!配信を始めるから。ニャリスだよ!今からネットスパイダーを狩りに行くんだ。一緒に行くパーティーを紹介するね」
「ギークだ。Bランク冒険者パーティー救い手の子のリーダーをしているぜ」
「エルナよ。同じくBランクパーティー、イクスチルドレンのリーダーよ」
「セインだよ、同じでパーティー救いの盾をやってるよ」
「皆さんはお母さんからパーティー名を貰っているんだね」
「おう、当然だぜ!俺達はイクスに育てられたからよ!」
「早く行こうか。ネットスパイダーがいる森は遠い」
「歩きながら紹介していくね」
俺の情報が少しずつ漏れていく。
◇
「そこでイクスさんが助けに来たんだよ。それで僕たちのパーティー名を救いの盾にしたんだ。パーティーメンバー全員が賛成してその日は盛り上がったよ」
「おお、これは、ゲームの続編が出来そうだね!」
「出来るだろうね」
「おーい、そろそろ着くぞ」
「おお!話をしているだけで狩場についたよ」
「いや、もう夜だ。朝から出発してもう夜だ」
『お母さんは自分を讃えられると不機嫌になるよなwwwwwwwww』
『今日休みだったからずっとギルドカードで見ていた』
『切り抜き班の取れ高が凄かった』
『ゲームの続編が決まったな』
「キャンプをするか。俺は見回りをしてくる」
その日は見回りだけで終わった。
【次の日】
「おりゃあああ!こっちはイクスに鍛えられてんだ!ネットスパーダー如きにやられはしねえよ」
ギークが斧でネットスパイダーを瞬殺した。
ネットスパイダーは大きい蜘蛛だ。
「ウインドシュート!」
エルナが風魔法で迫って来るネットスパイダーに無双する。
「私だってイクスに鍛えられたんだから!これくらいは出来るわ!」
セインが大楯でネットスパイダーの突進を止め、剣で倒す。
「僕はイクスさんには遠く及ばない。でも、出来る事はやるよ!」
おかしい。
俺は力を見せていない。
だが、俺へのコメントがおかしい。
『おお!これがお母さんが育てたBランクか』
『この3パーティーはブルーフォレストでは有名よ』
『Bランクの斧使いは参考になる。流石お母さんだ』
『エルナの風魔法は勉強になるわ。流石お母さんね』
『大楯の使い方は完全に教科書レベル、俺に何が足りないか見えて来た。お母さんありがとう』
「イクス、あんたにゃ及ばねえが、それでも前に進むぜ!」
やめろ。
「ウインドラッシュ!イクスの魔法には及ばないけど!たくさんネットスパイダーを寄付するわ!」
もう黙れ。
「イクスさんは今でも僕の目標だよ!せい!やあ!」
いちいち褒めるな。
「私も頑張ってお母さんに寄付します!アイスセイバー!」
「私も寄付しますわ!サンダーチェイン!」
「私も頑張るよ!全部木から打ち落とすぜえええ!おりゃああ!」
お前らもか!
こうして順調すぎるほど早くネットスパイダーの糸が手に入った。
次はトレントだ。
ブルーフォレストにはトレントが多い。
だが近場にいるトレントは狩りつくしている為森の奥に行かないと出てこない。
「へへへ、出てきやがったぜ」
「ねえ、100は超えているわよ」
「丁度いい、全部頂くよ」
3パーティーが突撃を始めた。
「私達も行くよ!」
トレントは遠くの敵には木の枝を針のようにして飛ばしてくる。
近づくと枝を鞭のようにしならせて叩きつけてくる。
だが、Bランクパーティーが3組いる。
そしてアクアマリン達もトレントより強い。
「アイススラッシュ!」
「ハイサンダー!」
「撃ち倒すよ!」
ザシュ!バチバチ!バシュン!
トレントが全滅した。
「皆!杖の材料は集まった!もう休んでいいぞ!」
「おいおい!水臭いぜ。イクス、家を作りたいって言ってたよなあ!」
「ふふ、上質なトレントを使えばいい家が出来そうね」
「僕も同じ考えだ」
「「狩りまくる」」
「あ、いや」
『おおお!熱い展開だ!』
『いいぞ!もっとやってくれ!』
「魔呼びのポーションを使います!」
「望むところだぜ!」
「望むところよ!」
「その言葉を待っていたよ!」
アクアマリンが魔呼びのポーションを10本使った。
ガサガサガサガサ!
「へへ、集まってきやがった。腕が鳴るぜ!」
「魔力はまだまだあるのよ!今日は使い尽くすわ!」
「日が暮れるまで戦い続けられる気分だよ!」
「わ、私も頑張ります!」
「私も、魔力を使い尽くしますわ!」
「私も全部魔道銃に注ぎ込むよ!」
「「うおおおおおおおおおおおおおお!!」」
『お母さん軍団がカッコ良すぎる!さすがお母さんだ』
『お母さん魔王の魔王感が強まったと思う』
『ゲームで泣きました。お母さんを応援してます』
「待て待て!俺は殆ど戦っていない!凄いのはあいつらだ!」
『お母さんは見せ場は皆に譲って責任を追及されたら矢面に立つタイプだ。ゲームでよく分かった』
『ゲームいいよな』
『特に他の英雄が全員倒れてから1人だけで無双して大軍を打ち破るイベントが好き』
『↑分かる』
素材は集まった。
だが、皆は俺の事をいいように取って勝手に想像を膨らませているようだ。
俺が何を言っても『みんなに手柄を譲らなくていい』と言われて皆に言葉が伝わらない。
素材を集め終わり、ギルドに帰ると全員が俺に向かって拍手した。
俺は殆ど何もしていない。
昨日はネットを見ずに過ごした。
見ると止まらなくなるからだ。
「アクリスピ、泊まりの魔物狩りになるけど行くか?」
「行かない、2周目をやる。『偽りの英雄・万能の救い手イクスの物語』は神ゲー」
「分かった。アクアマリン、ニャリス、カノン、行くぞ」
ギルド前には3パーティーが集まっていた。
「ギーク、エルナ、セインのパーティーか」
全員Bランク冒険者だ。
「待って待って!配信を始めるから。ニャリスだよ!今からネットスパイダーを狩りに行くんだ。一緒に行くパーティーを紹介するね」
「ギークだ。Bランク冒険者パーティー救い手の子のリーダーをしているぜ」
「エルナよ。同じくBランクパーティー、イクスチルドレンのリーダーよ」
「セインだよ、同じでパーティー救いの盾をやってるよ」
「皆さんはお母さんからパーティー名を貰っているんだね」
「おう、当然だぜ!俺達はイクスに育てられたからよ!」
「早く行こうか。ネットスパイダーがいる森は遠い」
「歩きながら紹介していくね」
俺の情報が少しずつ漏れていく。
◇
「そこでイクスさんが助けに来たんだよ。それで僕たちのパーティー名を救いの盾にしたんだ。パーティーメンバー全員が賛成してその日は盛り上がったよ」
「おお、これは、ゲームの続編が出来そうだね!」
「出来るだろうね」
「おーい、そろそろ着くぞ」
「おお!話をしているだけで狩場についたよ」
「いや、もう夜だ。朝から出発してもう夜だ」
『お母さんは自分を讃えられると不機嫌になるよなwwwwwwwww』
『今日休みだったからずっとギルドカードで見ていた』
『切り抜き班の取れ高が凄かった』
『ゲームの続編が決まったな』
「キャンプをするか。俺は見回りをしてくる」
その日は見回りだけで終わった。
【次の日】
「おりゃあああ!こっちはイクスに鍛えられてんだ!ネットスパーダー如きにやられはしねえよ」
ギークが斧でネットスパイダーを瞬殺した。
ネットスパイダーは大きい蜘蛛だ。
「ウインドシュート!」
エルナが風魔法で迫って来るネットスパイダーに無双する。
「私だってイクスに鍛えられたんだから!これくらいは出来るわ!」
セインが大楯でネットスパイダーの突進を止め、剣で倒す。
「僕はイクスさんには遠く及ばない。でも、出来る事はやるよ!」
おかしい。
俺は力を見せていない。
だが、俺へのコメントがおかしい。
『おお!これがお母さんが育てたBランクか』
『この3パーティーはブルーフォレストでは有名よ』
『Bランクの斧使いは参考になる。流石お母さんだ』
『エルナの風魔法は勉強になるわ。流石お母さんね』
『大楯の使い方は完全に教科書レベル、俺に何が足りないか見えて来た。お母さんありがとう』
「イクス、あんたにゃ及ばねえが、それでも前に進むぜ!」
やめろ。
「ウインドラッシュ!イクスの魔法には及ばないけど!たくさんネットスパイダーを寄付するわ!」
もう黙れ。
「イクスさんは今でも僕の目標だよ!せい!やあ!」
いちいち褒めるな。
「私も頑張ってお母さんに寄付します!アイスセイバー!」
「私も寄付しますわ!サンダーチェイン!」
「私も頑張るよ!全部木から打ち落とすぜえええ!おりゃああ!」
お前らもか!
こうして順調すぎるほど早くネットスパイダーの糸が手に入った。
次はトレントだ。
ブルーフォレストにはトレントが多い。
だが近場にいるトレントは狩りつくしている為森の奥に行かないと出てこない。
「へへへ、出てきやがったぜ」
「ねえ、100は超えているわよ」
「丁度いい、全部頂くよ」
3パーティーが突撃を始めた。
「私達も行くよ!」
トレントは遠くの敵には木の枝を針のようにして飛ばしてくる。
近づくと枝を鞭のようにしならせて叩きつけてくる。
だが、Bランクパーティーが3組いる。
そしてアクアマリン達もトレントより強い。
「アイススラッシュ!」
「ハイサンダー!」
「撃ち倒すよ!」
ザシュ!バチバチ!バシュン!
トレントが全滅した。
「皆!杖の材料は集まった!もう休んでいいぞ!」
「おいおい!水臭いぜ。イクス、家を作りたいって言ってたよなあ!」
「ふふ、上質なトレントを使えばいい家が出来そうね」
「僕も同じ考えだ」
「「狩りまくる」」
「あ、いや」
『おおお!熱い展開だ!』
『いいぞ!もっとやってくれ!』
「魔呼びのポーションを使います!」
「望むところだぜ!」
「望むところよ!」
「その言葉を待っていたよ!」
アクアマリンが魔呼びのポーションを10本使った。
ガサガサガサガサ!
「へへ、集まってきやがった。腕が鳴るぜ!」
「魔力はまだまだあるのよ!今日は使い尽くすわ!」
「日が暮れるまで戦い続けられる気分だよ!」
「わ、私も頑張ります!」
「私も、魔力を使い尽くしますわ!」
「私も全部魔道銃に注ぎ込むよ!」
「「うおおおおおおおおおおおおおお!!」」
『お母さん軍団がカッコ良すぎる!さすがお母さんだ』
『お母さん魔王の魔王感が強まったと思う』
『ゲームで泣きました。お母さんを応援してます』
「待て待て!俺は殆ど戦っていない!凄いのはあいつらだ!」
『お母さんは見せ場は皆に譲って責任を追及されたら矢面に立つタイプだ。ゲームでよく分かった』
『ゲームいいよな』
『特に他の英雄が全員倒れてから1人だけで無双して大軍を打ち破るイベントが好き』
『↑分かる』
素材は集まった。
だが、皆は俺の事をいいように取って勝手に想像を膨らませているようだ。
俺が何を言っても『みんなに手柄を譲らなくていい』と言われて皆に言葉が伝わらない。
素材を集め終わり、ギルドに帰ると全員が俺に向かって拍手した。
俺は殆ど何もしていない。
10
お気に入りに追加
504
あなたにおすすめの小説
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
旅の道連れ、さようなら【短編】
キョウキョウ
ファンタジー
突然、パーティーからの除名処分を言い渡された。しかし俺には、その言葉がよく理解できなかった。
いつの間に、俺はパーティーの一員に加えられていたのか。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる