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第10話
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『アクリスピタンを名前で呼んだ!やっぱり魔王は英雄イクスか!』
『知り合いに言う感じの口調だった』
『やっぱり魔王様は男で英雄だったのか!』
『そりゃあれよ。あれだけ解析動画が流れたんだ。証拠しかないっしょ』
コメントが高速でスクロールする。
まずい!
「……貴様は確か、ちっちゃくておっきいひとのチャンネルを運営しているアクリスピだな?敵である貴様の動画はチェックしている。当然魔王の敵である英雄の名前は知っている。Sランク冒険者にして100年前の3英雄か。くっくっくっく、お初にお目にかかる」
コメントをチェックする。
『魔王様、ごまかしが下手すぎるwwwww』
『一生懸命頭をフル回転させてしゃべった感が凄い』
『無駄に饒舌になっててウケるwwwwwww』
『やっぱりアクリスピの言った通りの性格か』
なんだ?
何を言った?
「何を言ったのだ?く、くっくっく。聞いてやろう」
アクリスピはにやあっと笑って答えない。
『魔王様が焦りだした』
『落ち着け魔王wwww』
『策をめぐらせて策に溺れるタイプ』
『頭のいいコミュ障』
なん、だと、く、何とかしないと!
そうだ!
「く、くっくっく、自己紹介がまだだったな」
俺は動画を再生させつつギルドカードをゴレショに見せた。
ギルドカードの片面には魔法陣がびっしりと書き込まれ決済やネットサービスに使うが反対側は文字で書かれた身分証となっている。
Dランク冒険者
イクス
「俺はDランク冒険者をしている。イクスである事は認めよう。どこにでもいる名前だ」
そう、英雄がDランクはありえない。
そしてイクスは男にも女にもいるありふれた名前だ。
俺は冒険者ギルドで一旦ギルドカードを消してもらい、1から冒険者をスタートした。
そしてランクをDランクから一切上げていない。
Dランクは普通のどこにでもいる平凡な冒険者なのだ。
『魔王様Dランクwwwwwww』
『Dランクなのに魔王様?おかしくね?』
『商人か何かか?Dランク冒険者が1000万をポンと出せるのか?』
『無理だな、ポンと出せるのはBランクからだろう』
いい反応だ。
やっとペースを掴める。
だがアクリスピは笑みを浮かべたまま近づいてきた。
いやな予感がする。
アクリスピが速度を上げて俺の仮面を引きはがしに来た。
俺は咄嗟に後ろに下がった。
ゴーン!
横壁に着地して轟音を鳴らす。
アクリスピを警戒して配信コメントが見れない。
「やめろ!何を考えている!」
『ふぁ!消えた!』
『今見えなかった』
『何が、もうあんなに下がったのか?』
『轟音が凄くね?』
『Dランクは嘘、切り抜き案件だな』
「仮面をはぎ取ろうとするな!!」
アクリスピが両手をうねうねと動かす。
『魔王様が怒った。ガチだwwwwwwwwwwww』
『やっぱり英雄か』
『手の呪いを消さないのも大金をポンと出すのも今の移動も全部英雄なら辻褄が合う』
『俺3窓で観戦するわ』
「皆も、イクスの顔、見たがってる」
「仮面を取ろうとするな!話を逸らすな!」
「反応が、面白くて」
手をうねうねと動かして俺に向かって歩いてくる。
「やめろ!アクリスピ、そういうのはやめろ!悪い癖だぞ」
アクリスピがにやあっと笑った。
「昔なじみの英雄、イクスに悪い所を指摘された。今日はやめておく」
「……なん、だと」
「イクス、コメント、チェックした?」
ものすごい勢いでコメントが流れていく。
俺の移動速度、そしてアクリスピの事を昔から知っているような言い方にコメントが寄せられている。
『自首した』
『自白案件、切り抜きあざーっす!』
『魔王様、策をめぐらせて策に溺れるwwwwww』
「ハメたな」
「何のこと?何をハメたの?言わないと分からない」
「くう!」
アクリスピがぶりっ子スタイルで俺を煽る。
両手を祈るように組んで顔を斜めに傾ける。
配信を止めようとするがアクリスピも配信をしている。
アクアマリンのゴレショも俺を捕えている。
「もし言いたいことがあるなら聞く。雑談配信、しよっか」
「ここで?ダンジョンの中で?おかしいだろ」
「ん、言いたいことがあれば、すぐに言った方がいい。私の、何がいけなかったのか、どうハメたのか、話し合いが必要」
「む、だが準備が」
「イクスの予想を上回るように私の登録者数を一気に増やして出し抜いた事とか、イクスの仮面の話をした事とか、色々聞くチャンス」
「あ、いや、それは、く、くっくっく、アクアマリンを送って帰るとしよう。言っておくが魔王であるこの俺は貴様らの質問にいちいち答える必要は無いのだ。アクアマリン、すぐにスライムを回収して帰るのだ」
『魔王様逃げた!』
『答えない=反論できないwwwwww』
『勝負あったな』
『2人の雑談は面白そうだな』
『魔王様敗北』
「逃げる?イクス逃げる?」
「く、くっくっく、何を言っている?」
アクリスピが俺の仮面に手を伸ばす。
「やめろ!」
俺はアクリスピの手を払った。
『ちょ!素早い!』
『魔王様速い!』
『神速の魔王さまwwwwww。絶対バズるだろ』
『雑談配信しろって』
「仮面を取った方がいい。逆に目立つ」
「うるさい」
「サングラスをかけるより普通にしてた方が目立たないのと一緒」
「うるさい」
「イクスがギルドに入るとみんなが振り向く。仮面が目立つから」
「……うるさい」
『魔王様のライフはゼロよ!』
『もうやめてあげて!』
『はぎ取れ!はぎ取れ!素顔を見たい!』
「私と雑談をすればアクアマリンの登録者は増える。奴隷解放も進む。イクスは表に出るべき。身バレして楽になれば簡単にみんなを救える」
「……次の機会にしよう」
「迷った?」
「次の機会にする。アクアマリン、帰るのだ」
「はい!」
俺はアクアマリンを連れてギルドに向かって歩き出す。
『知り合いに言う感じの口調だった』
『やっぱり魔王様は男で英雄だったのか!』
『そりゃあれよ。あれだけ解析動画が流れたんだ。証拠しかないっしょ』
コメントが高速でスクロールする。
まずい!
「……貴様は確か、ちっちゃくておっきいひとのチャンネルを運営しているアクリスピだな?敵である貴様の動画はチェックしている。当然魔王の敵である英雄の名前は知っている。Sランク冒険者にして100年前の3英雄か。くっくっくっく、お初にお目にかかる」
コメントをチェックする。
『魔王様、ごまかしが下手すぎるwwwww』
『一生懸命頭をフル回転させてしゃべった感が凄い』
『無駄に饒舌になっててウケるwwwwwww』
『やっぱりアクリスピの言った通りの性格か』
なんだ?
何を言った?
「何を言ったのだ?く、くっくっく。聞いてやろう」
アクリスピはにやあっと笑って答えない。
『魔王様が焦りだした』
『落ち着け魔王wwww』
『策をめぐらせて策に溺れるタイプ』
『頭のいいコミュ障』
なん、だと、く、何とかしないと!
そうだ!
「く、くっくっく、自己紹介がまだだったな」
俺は動画を再生させつつギルドカードをゴレショに見せた。
ギルドカードの片面には魔法陣がびっしりと書き込まれ決済やネットサービスに使うが反対側は文字で書かれた身分証となっている。
Dランク冒険者
イクス
「俺はDランク冒険者をしている。イクスである事は認めよう。どこにでもいる名前だ」
そう、英雄がDランクはありえない。
そしてイクスは男にも女にもいるありふれた名前だ。
俺は冒険者ギルドで一旦ギルドカードを消してもらい、1から冒険者をスタートした。
そしてランクをDランクから一切上げていない。
Dランクは普通のどこにでもいる平凡な冒険者なのだ。
『魔王様Dランクwwwwwww』
『Dランクなのに魔王様?おかしくね?』
『商人か何かか?Dランク冒険者が1000万をポンと出せるのか?』
『無理だな、ポンと出せるのはBランクからだろう』
いい反応だ。
やっとペースを掴める。
だがアクリスピは笑みを浮かべたまま近づいてきた。
いやな予感がする。
アクリスピが速度を上げて俺の仮面を引きはがしに来た。
俺は咄嗟に後ろに下がった。
ゴーン!
横壁に着地して轟音を鳴らす。
アクリスピを警戒して配信コメントが見れない。
「やめろ!何を考えている!」
『ふぁ!消えた!』
『今見えなかった』
『何が、もうあんなに下がったのか?』
『轟音が凄くね?』
『Dランクは嘘、切り抜き案件だな』
「仮面をはぎ取ろうとするな!!」
アクリスピが両手をうねうねと動かす。
『魔王様が怒った。ガチだwwwwwwwwwwww』
『やっぱり英雄か』
『手の呪いを消さないのも大金をポンと出すのも今の移動も全部英雄なら辻褄が合う』
『俺3窓で観戦するわ』
「皆も、イクスの顔、見たがってる」
「仮面を取ろうとするな!話を逸らすな!」
「反応が、面白くて」
手をうねうねと動かして俺に向かって歩いてくる。
「やめろ!アクリスピ、そういうのはやめろ!悪い癖だぞ」
アクリスピがにやあっと笑った。
「昔なじみの英雄、イクスに悪い所を指摘された。今日はやめておく」
「……なん、だと」
「イクス、コメント、チェックした?」
ものすごい勢いでコメントが流れていく。
俺の移動速度、そしてアクリスピの事を昔から知っているような言い方にコメントが寄せられている。
『自首した』
『自白案件、切り抜きあざーっす!』
『魔王様、策をめぐらせて策に溺れるwwwwww』
「ハメたな」
「何のこと?何をハメたの?言わないと分からない」
「くう!」
アクリスピがぶりっ子スタイルで俺を煽る。
両手を祈るように組んで顔を斜めに傾ける。
配信を止めようとするがアクリスピも配信をしている。
アクアマリンのゴレショも俺を捕えている。
「もし言いたいことがあるなら聞く。雑談配信、しよっか」
「ここで?ダンジョンの中で?おかしいだろ」
「ん、言いたいことがあれば、すぐに言った方がいい。私の、何がいけなかったのか、どうハメたのか、話し合いが必要」
「む、だが準備が」
「イクスの予想を上回るように私の登録者数を一気に増やして出し抜いた事とか、イクスの仮面の話をした事とか、色々聞くチャンス」
「あ、いや、それは、く、くっくっく、アクアマリンを送って帰るとしよう。言っておくが魔王であるこの俺は貴様らの質問にいちいち答える必要は無いのだ。アクアマリン、すぐにスライムを回収して帰るのだ」
『魔王様逃げた!』
『答えない=反論できないwwwwww』
『勝負あったな』
『2人の雑談は面白そうだな』
『魔王様敗北』
「逃げる?イクス逃げる?」
「く、くっくっく、何を言っている?」
アクリスピが俺の仮面に手を伸ばす。
「やめろ!」
俺はアクリスピの手を払った。
『ちょ!素早い!』
『魔王様速い!』
『神速の魔王さまwwwwww。絶対バズるだろ』
『雑談配信しろって』
「仮面を取った方がいい。逆に目立つ」
「うるさい」
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「うるさい」
「イクスがギルドに入るとみんなが振り向く。仮面が目立つから」
「……うるさい」
『魔王様のライフはゼロよ!』
『もうやめてあげて!』
『はぎ取れ!はぎ取れ!素顔を見たい!』
「私と雑談をすればアクアマリンの登録者は増える。奴隷解放も進む。イクスは表に出るべき。身バレして楽になれば簡単にみんなを救える」
「……次の機会にしよう」
「迷った?」
「次の機会にする。アクアマリン、帰るのだ」
「はい!」
俺はアクアマリンを連れてギルドに向かって歩き出す。
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