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第172話
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【ある国】
7人の指導者が密室に並ぶ。
「我々の国に亜人の王が現れ、最強の兵士12人が返り討ちに合いました」
「レギオンが現れ、魔法銃の弾丸が底をついたこのタイミングで亜人の王が出て来るとは、タイミングが悪い!」
「最高戦力を失った今、亜人の王を相手にする余裕は無い、いっそ民をおとりにして時間を稼ぐか」
「待て、良い方法がある」
「言ってみろ」
「亜人の王を日本に誘導する」
「どうやってだ?」
「戦闘機を使い、亜人の王を挑発して日本に誘導する」
「魔力を持たない現代兵器はモンスターに通用しない、それで挑発に乗るのか?」
「情報によれば亜人の王は水の上を走れるようだ、海を渡れるとは思うが、うーむ」
「うまく行くか分からないが、試してみてもいいだろう。成功すれば日本に亜人の王を押し付ける事が出来る。弱腰の日本政府は、何もできない、してこない」
「そうだな、日本はせいぜい非難の声を上げる事しか出来ん」
「だが、日本までは届いても、戦闘機が帰る分の燃料が無い」
「戦闘機に爆薬を積んでおいて日本に着いた瞬間に戦闘機を爆破する。これで証拠は残らない」
「戦闘機の映像は残るがな」
「関係ない、戦闘機は他国のテロリストが盗んだ、それで押し通す」
「では、それで行こう」
「うむ、失敗してもたかが戦闘機の1つだけか」
「すぐに準備を進めます」
【フトシ視点】
俺は神殿の情報を頼りに海岸で待った。
ドローンで俺の様子が配信されている。
俺の上を戦闘機が飛んで行く。
チュドーン!
戦闘機が爆発した。
何が起きている!
視線を前に戻すと海に水しぶきが見える。
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!
最初は人に見えたが、肌が赤く、額には2本の角があった。
赤鬼か!
ズザアアアアアアアアアアアアアア!
大量の砂を巻き上げて鬼が停止する。
「ち、自爆か? もっと脅してやろうとしたのに……お前もあいつらの仲間か?」
「いや、違う国の戦闘機だろう」
「お前、名前は?」
「フトシ」
「ふう、せっかくこの世界に来たってのに、菓子の1つも出さねーとはな!」
「え! お菓子って人の血とかか?」
「違うわ! 果物とか、色々あるだろうがよ!」
「出せばあるけど、まずいとか言って怒らないか?」
「くれるなら貰うし、好みがどうこうで怒りはしねえよ。まずけりゃ吐き出して終わりだ」
俺は母さんに作って貰ったロールケーキを置いて後ろに下がった。
「くんくん、いい匂いじゃねえか。もぐもぐ、うめえじゃねえか! 飲み物もあるか?」
「何が好きか分からないけど」
「全部出してくれ」
「お、おう」
俺はペットボトルのサイダーを10本とカフェオレ、エナジードリンクを出した。
亜人の王は勘が良いのか開け方を理解して飲んでいく。
「もっと菓子をくれ」
「母さんが作った分しかないから、量は無いぞ」
俺はプリン、ホットケーキ、ゼリー、クッキーを出した。
「……もくもぐごくん、もぐもぐもぐもぐ」
「食べたら、帰ってくれないか? この国は今レギオンを倒す為に忙しいんだ」
「気に入った、ここに住む」
「話聞いてる?」
「レギオンに困ってるんだろ? 俺が倒してやるよ。だから菓子をくれ」
「う~ん、皆亜人の王を怖がってるんだよなあ。前この国に黒いマントを着た亜人の王が攻めて来て酷い目にあったし」
「倒したのか?」
「倒した、はずだ」
「はっはっはっは! あいつは性格が悪いからな、だが俺は喧嘩を売られない限りやり返さない! 任せろ!」
「そういう自己申告は当てにならない」
「ビビってないで信頼しろって!」
「その角と赤い肌は、伝説に出てくる鬼なんだ」
「そういうのも昔いたな。だが俺は喧嘩を売られない限り攻撃はしない!」
「レイカさん、どう思いますか?」
『一旦審議したいです。人を殺さず協力的で、最低限のルールさえ守れれば冒険者になって貰い魔石とお菓子を交換する事が出来るでしょう』
「レギオンの魔石で菓子が貰えるのか、余裕だな」
「こういうのはどうだろ? お菓子を買ってここに届けるからここでおとなしくしててもらう。で、その間に審議してもらうのは?」
「おう、菓子を持ってこい!」
『分かりました。すぐにコンテナハウスとお菓子を用意しますので、フトシ君が届けてください』
「亜人の王、なんて呼べばいい?」
「名前は無い。後で決める」
「分かった。ここでじっとしててくれるか?人を殺さず、建物や道なんかも壊さずじっとしていて欲しい。そうすればお菓子を持って来る」
「おう! 任せろ!」
俺は菓子と家を運んだ。
特に攻撃を仕掛けてくる様子はない。
お菓子を食べているとおとなしくなる子供のようだ。
お菓子を食べると世界の事を色々聞かれてレイカさんが丁寧に答えた。
ドローンに興味を持つとドローンのラジコンを持って行き、スマホに興味が出るとスマホの操作をすぐに覚え、パソコンを使いこなすようになった。
こっちの世界に来る時や寝ている時にこの世界についてある程度の知識が流れ込んで来ているらしい。
だからみんな言葉が通じたのか。
『フトシ君、すぐに東京に来てください! イナゴの襲撃で東京が停電を起こしました!』
7人の指導者が密室に並ぶ。
「我々の国に亜人の王が現れ、最強の兵士12人が返り討ちに合いました」
「レギオンが現れ、魔法銃の弾丸が底をついたこのタイミングで亜人の王が出て来るとは、タイミングが悪い!」
「最高戦力を失った今、亜人の王を相手にする余裕は無い、いっそ民をおとりにして時間を稼ぐか」
「待て、良い方法がある」
「言ってみろ」
「亜人の王を日本に誘導する」
「どうやってだ?」
「戦闘機を使い、亜人の王を挑発して日本に誘導する」
「魔力を持たない現代兵器はモンスターに通用しない、それで挑発に乗るのか?」
「情報によれば亜人の王は水の上を走れるようだ、海を渡れるとは思うが、うーむ」
「うまく行くか分からないが、試してみてもいいだろう。成功すれば日本に亜人の王を押し付ける事が出来る。弱腰の日本政府は、何もできない、してこない」
「そうだな、日本はせいぜい非難の声を上げる事しか出来ん」
「だが、日本までは届いても、戦闘機が帰る分の燃料が無い」
「戦闘機に爆薬を積んでおいて日本に着いた瞬間に戦闘機を爆破する。これで証拠は残らない」
「戦闘機の映像は残るがな」
「関係ない、戦闘機は他国のテロリストが盗んだ、それで押し通す」
「では、それで行こう」
「うむ、失敗してもたかが戦闘機の1つだけか」
「すぐに準備を進めます」
【フトシ視点】
俺は神殿の情報を頼りに海岸で待った。
ドローンで俺の様子が配信されている。
俺の上を戦闘機が飛んで行く。
チュドーン!
戦闘機が爆発した。
何が起きている!
視線を前に戻すと海に水しぶきが見える。
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!
最初は人に見えたが、肌が赤く、額には2本の角があった。
赤鬼か!
ズザアアアアアアアアアアアアアア!
大量の砂を巻き上げて鬼が停止する。
「ち、自爆か? もっと脅してやろうとしたのに……お前もあいつらの仲間か?」
「いや、違う国の戦闘機だろう」
「お前、名前は?」
「フトシ」
「ふう、せっかくこの世界に来たってのに、菓子の1つも出さねーとはな!」
「え! お菓子って人の血とかか?」
「違うわ! 果物とか、色々あるだろうがよ!」
「出せばあるけど、まずいとか言って怒らないか?」
「くれるなら貰うし、好みがどうこうで怒りはしねえよ。まずけりゃ吐き出して終わりだ」
俺は母さんに作って貰ったロールケーキを置いて後ろに下がった。
「くんくん、いい匂いじゃねえか。もぐもぐ、うめえじゃねえか! 飲み物もあるか?」
「何が好きか分からないけど」
「全部出してくれ」
「お、おう」
俺はペットボトルのサイダーを10本とカフェオレ、エナジードリンクを出した。
亜人の王は勘が良いのか開け方を理解して飲んでいく。
「もっと菓子をくれ」
「母さんが作った分しかないから、量は無いぞ」
俺はプリン、ホットケーキ、ゼリー、クッキーを出した。
「……もくもぐごくん、もぐもぐもぐもぐ」
「食べたら、帰ってくれないか? この国は今レギオンを倒す為に忙しいんだ」
「気に入った、ここに住む」
「話聞いてる?」
「レギオンに困ってるんだろ? 俺が倒してやるよ。だから菓子をくれ」
「う~ん、皆亜人の王を怖がってるんだよなあ。前この国に黒いマントを着た亜人の王が攻めて来て酷い目にあったし」
「倒したのか?」
「倒した、はずだ」
「はっはっはっは! あいつは性格が悪いからな、だが俺は喧嘩を売られない限りやり返さない! 任せろ!」
「そういう自己申告は当てにならない」
「ビビってないで信頼しろって!」
「その角と赤い肌は、伝説に出てくる鬼なんだ」
「そういうのも昔いたな。だが俺は喧嘩を売られない限り攻撃はしない!」
「レイカさん、どう思いますか?」
『一旦審議したいです。人を殺さず協力的で、最低限のルールさえ守れれば冒険者になって貰い魔石とお菓子を交換する事が出来るでしょう』
「レギオンの魔石で菓子が貰えるのか、余裕だな」
「こういうのはどうだろ? お菓子を買ってここに届けるからここでおとなしくしててもらう。で、その間に審議してもらうのは?」
「おう、菓子を持ってこい!」
『分かりました。すぐにコンテナハウスとお菓子を用意しますので、フトシ君が届けてください』
「亜人の王、なんて呼べばいい?」
「名前は無い。後で決める」
「分かった。ここでじっとしててくれるか?人を殺さず、建物や道なんかも壊さずじっとしていて欲しい。そうすればお菓子を持って来る」
「おう! 任せろ!」
俺は菓子と家を運んだ。
特に攻撃を仕掛けてくる様子はない。
お菓子を食べているとおとなしくなる子供のようだ。
お菓子を食べると世界の事を色々聞かれてレイカさんが丁寧に答えた。
ドローンに興味を持つとドローンのラジコンを持って行き、スマホに興味が出るとスマホの操作をすぐに覚え、パソコンを使いこなすようになった。
こっちの世界に来る時や寝ている時にこの世界についてある程度の知識が流れ込んで来ているらしい。
だからみんな言葉が通じたのか。
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