154 / 191
第154話
しおりを挟む
希望のあった中小型ハザマ施設を巡りサードプレイスに戻ると黒服の男たちが一斉に俺を見た。
カメラやスマホを構えたマスコミが俺にレンズを向ける。
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!
俺はすっと出口に戻ろうとするがレイカさんに止められた。
「これは!」
「今から緊急記者会見です」
「聞いてないんですけど!」
「言っていませんから」
「え?」
「言ったら出ませんよね?」
「全力で逃げますよ」
「だから言いませんでした。大丈夫です、フトシ君にも恩恵がある話なので」
レイカさんは配信を始めた。
総理大臣が俺に小走りで近づき笑顔で握手をした。
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!
そして手を引っ張られて記者会見の会場に連れて行かれた。
俺は椅子に案内され、サイダーが渡された。
カシュ!
とりあえずサイダーを飲む。
そして置いてあるお菓子を食べる、これうまいな。
「フトシ君はリラックスしてもらって構わない。今から緊急記者会見を始めます!」
総理にシャッターのライトが光る。
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!
「政府では、ハザマ施設の大型化による効率アップを進めてまいりました! しかしそれだけで改革は不十分です! そこで、異次元の冒険者支援政策を今ここで発表します! まずは1つ目の改革を発表します!」
モニターに文字が映し出された。
『冒険者の最高税率を55から45%に下げる』
「総理! 質問させてください!」
マスコミが食い気味で質問をして来た。
「まずはすべての支援策を発表してから質問に移る流れでお願いしてあります」
「逃げるんですか! 総理! 答えてください!」
「……まだ途中ですが、どうぞ」
「アメリカの場合、最高税率は37%です。これが十分な政策と言えるのでしょうか! 総理、答えてください」
うわああ、質問が容赦ない。
圧迫面接じゃないか。
後、マスコミは段取りを守らないんだな。
「お答えします。アメリカと日本では税の仕組みが違います。現状アメリカの場合は非課税制度を除く投資も合算して累進課税されます。しかし、日本の場合非課税枠を除いた投資税率は20.315%と、優遇されています。よって、45%は決して高い数字とは言えません。そして、この税率は今後修正をする可能性もあります。よろしいですか?」
「……はい」
多分、あの質問者の人は投資の事をよく分からないんだろうな。
「えー、先ほどご説明した通り、まずはすべての支援策を発表してから質問に移る流れでお願いしてあります。まずはすべての説明をしてから質問に移ります。次に行きます」
『冒険者の一夫多妻制、一妻多夫制の導入』
「総理! 総理! そのような制度は日本の制度と合わないと思います!」
うわあ、凄い、マスコミが全然言う事を聞かない。
俺は黙って総理とマスコミの質問を眺めた。
◇
他にも冒険者すべての年齢制限を15才から大人扱いにする表示が出た瞬間にマスコミが食い気味で相手を困らせるためだけの質問をしていた。
まるで総理が困ったり怒ったりする絵を期待しているように見える、そして自分の意見は一切言わないのが凄い。
「えー最期の改革を表示します」
『冒険者に対する過度な取材を制限するチームを編成する』
その瞬間にマスコミが騒いだ。
「報道の自由を侵害しています!!」
「民主主義の否定だ!!」
「ふざけるなああああ!!」
「強権政治だああああ!」
総理は自分たちは叩かれるのは許容している。
冒険者だけの人権を守ろうとしている。
一度に10人ほどが騒いで怒鳴った。
だが総理はそれを無視して大きな声で説明を開始する。
「政策の根拠をお伝えします!! ここにアンケートのグラフを示します!!!」
冒険者アンケート
冒険者が望む制度改革
※中級冒険者以上複数回答可
1位マスコミの迷惑行為79%
2位世界標準に遅れた冒険者の規制 67%
3位高い税金66%
マスコミが怒鳴る中、総理は更に大きな声で言った。
「このように! 冒険者にアンケートを取った所、最も望まれる制度改革はマスコミの迷惑行為が1位の79%となっております!! 2位、3位の改革案は先ほどお示ししました!! 今は有事です!! 優秀な冒険者に出て行かれるわけにはいきません!! 報道の自由を優先する事で国民の命が脅かされる事があってはいけません!!!」
総理が俺に目を向けて握手をした。
「どうか日本にいてください! フトシ君には日本の未来がかかっています!!」
「今出て行く気はありませんから」
「今と言わず今後もここにいて頂きたい!!」
総理が土下座をした。
「制度は何度も見直します! どうか! 時間が欲しい!! 野党に負けず、反対をするマスコミにも負けず! 抵抗勢力に打ち勝ち、最速で法案を通過させる!!!」
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!
「命がけでやり遂げる!!! 異次元の冒険者保護が、国民の命を守る事に繋がると確信している!!!」
キリッ!
こうして緊急記者会見(総理劇場)は幕を下ろした。
批判ばかりの野党とマスコミは政府のカウンターを受けて勢いを失った。
政府が一人勝ちした状態で総理劇場は幕を閉じた。
カメラやスマホを構えたマスコミが俺にレンズを向ける。
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!
俺はすっと出口に戻ろうとするがレイカさんに止められた。
「これは!」
「今から緊急記者会見です」
「聞いてないんですけど!」
「言っていませんから」
「え?」
「言ったら出ませんよね?」
「全力で逃げますよ」
「だから言いませんでした。大丈夫です、フトシ君にも恩恵がある話なので」
レイカさんは配信を始めた。
総理大臣が俺に小走りで近づき笑顔で握手をした。
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!
そして手を引っ張られて記者会見の会場に連れて行かれた。
俺は椅子に案内され、サイダーが渡された。
カシュ!
とりあえずサイダーを飲む。
そして置いてあるお菓子を食べる、これうまいな。
「フトシ君はリラックスしてもらって構わない。今から緊急記者会見を始めます!」
総理にシャッターのライトが光る。
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!
「政府では、ハザマ施設の大型化による効率アップを進めてまいりました! しかしそれだけで改革は不十分です! そこで、異次元の冒険者支援政策を今ここで発表します! まずは1つ目の改革を発表します!」
モニターに文字が映し出された。
『冒険者の最高税率を55から45%に下げる』
「総理! 質問させてください!」
マスコミが食い気味で質問をして来た。
「まずはすべての支援策を発表してから質問に移る流れでお願いしてあります」
「逃げるんですか! 総理! 答えてください!」
「……まだ途中ですが、どうぞ」
「アメリカの場合、最高税率は37%です。これが十分な政策と言えるのでしょうか! 総理、答えてください」
うわああ、質問が容赦ない。
圧迫面接じゃないか。
後、マスコミは段取りを守らないんだな。
「お答えします。アメリカと日本では税の仕組みが違います。現状アメリカの場合は非課税制度を除く投資も合算して累進課税されます。しかし、日本の場合非課税枠を除いた投資税率は20.315%と、優遇されています。よって、45%は決して高い数字とは言えません。そして、この税率は今後修正をする可能性もあります。よろしいですか?」
「……はい」
多分、あの質問者の人は投資の事をよく分からないんだろうな。
「えー、先ほどご説明した通り、まずはすべての支援策を発表してから質問に移る流れでお願いしてあります。まずはすべての説明をしてから質問に移ります。次に行きます」
『冒険者の一夫多妻制、一妻多夫制の導入』
「総理! 総理! そのような制度は日本の制度と合わないと思います!」
うわあ、凄い、マスコミが全然言う事を聞かない。
俺は黙って総理とマスコミの質問を眺めた。
◇
他にも冒険者すべての年齢制限を15才から大人扱いにする表示が出た瞬間にマスコミが食い気味で相手を困らせるためだけの質問をしていた。
まるで総理が困ったり怒ったりする絵を期待しているように見える、そして自分の意見は一切言わないのが凄い。
「えー最期の改革を表示します」
『冒険者に対する過度な取材を制限するチームを編成する』
その瞬間にマスコミが騒いだ。
「報道の自由を侵害しています!!」
「民主主義の否定だ!!」
「ふざけるなああああ!!」
「強権政治だああああ!」
総理は自分たちは叩かれるのは許容している。
冒険者だけの人権を守ろうとしている。
一度に10人ほどが騒いで怒鳴った。
だが総理はそれを無視して大きな声で説明を開始する。
「政策の根拠をお伝えします!! ここにアンケートのグラフを示します!!!」
冒険者アンケート
冒険者が望む制度改革
※中級冒険者以上複数回答可
1位マスコミの迷惑行為79%
2位世界標準に遅れた冒険者の規制 67%
3位高い税金66%
マスコミが怒鳴る中、総理は更に大きな声で言った。
「このように! 冒険者にアンケートを取った所、最も望まれる制度改革はマスコミの迷惑行為が1位の79%となっております!! 2位、3位の改革案は先ほどお示ししました!! 今は有事です!! 優秀な冒険者に出て行かれるわけにはいきません!! 報道の自由を優先する事で国民の命が脅かされる事があってはいけません!!!」
総理が俺に目を向けて握手をした。
「どうか日本にいてください! フトシ君には日本の未来がかかっています!!」
「今出て行く気はありませんから」
「今と言わず今後もここにいて頂きたい!!」
総理が土下座をした。
「制度は何度も見直します! どうか! 時間が欲しい!! 野党に負けず、反対をするマスコミにも負けず! 抵抗勢力に打ち勝ち、最速で法案を通過させる!!!」
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!
「命がけでやり遂げる!!! 異次元の冒険者保護が、国民の命を守る事に繋がると確信している!!!」
キリッ!
こうして緊急記者会見(総理劇場)は幕を下ろした。
批判ばかりの野党とマスコミは政府のカウンターを受けて勢いを失った。
政府が一人勝ちした状態で総理劇場は幕を閉じた。
0
お気に入りに追加
670
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/youth.png?id=ad9871afe441980cc37c)
隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)
チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。
主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。
ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。
しかし、しばらくして宗時は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。
その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。
「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」
これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/youth.png?id=ad9871afe441980cc37c)
可愛すぎるクラスメイトがやたら俺の部屋を訪れる件 ~事故から助けたボクっ娘が存在感空気な俺に熱い視線を送ってきている~
蒼田
青春
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる