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第9話
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今日も順調にゴブリンを狩る。
「また新しいモンスターが来た!ベビーガーゴイルです!」
「ベビーガーゴイルは魔法攻撃を使う。いつものモンスターとは違うぞ」
ベビーガーゴイルは悪魔のような見た目でコウモリの羽が生えている。
飛んでマイルームに侵入してきたが、確かゴブリンよりも打たれ弱いはずだ。
「よし、いけ!シャドーランサー」
ボウ!
ベビーガーゴイルがシャドーランサーに炎の魔法を放った。
シャドーランサーが大ダメージを受けた。
「え」
ボウ!ボウ!
シャドーランサーが炎を受けて消えた。
「やられた?」
「撤退だな」
アマミヤ先生と俺は走ってハザマの外に出た。
「くう!シャドーランサーはベビーガーゴイルに弱いのか」
「そのようだな。魔法耐性が低いようだ」
「どうしたの?」
ユイとレンが近づいて来た。
「ベビーガーゴイルにやられた」
「次は私が倒していいかな?」
「頼む。無念を晴らして欲しい」
「決まりだな。4人でハザマに戻るぞ」
ハザマに入るとユイは魔法弓であっけなくガーゴイルを倒した。
「しゅ、瞬殺、だと!」
「うーん、ガーゴイルは攻撃される前に先制攻撃出来れば一瞬で倒せるよ」
「そ、そうなのか」
く、シャドーランサーに遠距離攻撃は無い。
スキルとモンスターの相性があるのだ。
「パーティーを組もうよ」
「いや、迷惑はかけられない。ああ、魔石が欲しい。魔石を食べて強くなりたい。休日もハザマに行きたい」
「いいぞ、休日の午後は課外活動として登録しておく」
「え?迷惑じゃないですか?」
「さすがに悪いです」
「俺も、悪いです。後2週間ちょっとで戦闘訓練が終わります。その後一人で行きますよ」
「いや、オオタはもっと伸びると思う。だが今のままでは心配だ。パーティーを組まないとなればなおさらだ」
「いや、でも」
「決定だ。オオタ、次に魔石をドロップさせたら食べて欲しい。そうすれば安心だ」
「……分かりました。よろしくお願いします!」
俺は頭を下げた。
次の日から俺は毎日ゴブリンを狩った。
俺が始めにハザマに入らせてもらった。
ゴウタさんに余裕があればモンスターの種類や数を下見してもらい、ベビーガーゴイルが出てきたら逃げた。
魔石が欲しい。
欲しいと思えば出ない。
もう200体は狩った。
中々出ない。
徐々にテンションが下がって来た。
作業のようにゴブリンを狩る。
いつものように門を開けてシャドーランサーを下がらせ、死角からゴブリンを攻撃した。
ゴブリンが消えると魔石を落とした。
「でた?出た出た!出ましたよ!」
「ああ、おめでとう」
「おっしゃああああ!出たああああ!」
10日後にやっと出た。
レンとユイに見せに行った。
「出た!出たぞ!魔石が出た!」
「おめでとう」
「良かったね」
「今この場で食べてくれ」
先生、心配しなくてもちゃんと食べますよ。
そんな疑うような目はやめてくださいって。
「はい」
俺は魔石を飲み込んだ。
口に入れるとチョコレートのように溶けるし甘い。
うまい!
口に含んでいるだけで体に吸収されて小さくなっていく。
この甘さは、確かにダイエットに向いている。
「おお!体が軽いけど、メガネの度が合わなくなった」
「メガネを外してみるといい」
「おおお!目が見える!」
「これが能力値アップの力だ」
ジャンプしてみるといつもより高く飛べた。
「おおお!凄い!」
「最初ほど魔石を取り込む恩恵は大きいぞ」
ゲームのレベルアップのようなもので、最初は能力値が上がりやすくスキルも強化されやすいが徐々に伸びは鈍化していく。
「シャドーランサーの能力も強くなっていればいいけど」
「試してみよう」
俺達は全員でハザマに向かった。
「ゴブリン4体か。行け!シャドーランサー!ぶちのめせ!」
シャドーランサーが4体のゴブリンに突撃する。
俺は強くなった!
シャドーランサー、お前も強くなっているはずだ!
シャドーランサーの速度を見る限り変化はない。
いや、パワーが上がっている可能性もある。
もしくはタフになっている可能性もある。
さあ!力を見せてくれ!シャドーランサー!
シャドーランサーがゴブリンに包囲された。
いやな予感がする。
包囲されると槍は弱いのだ。
あ!ゴブリンの攻撃を受けて、普通にやられた。
「何も変化が、無いだと!」
「でも、魔石を落としたよ」
ゴブリンが扉を攻撃し始めた。
「マイルームを消して撤退だ」
「え?魔石は」
「大丈夫」
マイルームを消して撤退した。
「魔石がもったいないよ」
「マイルームでドロップした魔石はそのまま残るはずだ。帰ったら試してみる」
「そっか、うん、そういう事は早めに試した方が良いよね」
「オオタ、2人の戦いを見学してみないか?自分で戦うようになってから見学すると何か発見が得られるかもしれない」
「はい、見学します!」
その日は2人の戦いを見学した。
ゴブリン6体、スケルトン1体、ガーゴイル1体か、多いな。
ユイが弓でガーゴイルを倒し、更にゴブリンを弓で倒していく。
「ゴブリンを1撃で倒せるのか」
「そうだ、ツムギは強くなった」
レンが迫って来るゴブリンを倒し、更にスケルトンも倒した。
「レンも、強くなっている!」
「そうだな」
2人はどんどん強くなっており差がついていく。
「レンとユイは魔石を何個食べたんだ?」
「僕はゴブリンの魔石を7個だよ」
「私はお父さんに貰ったのも合わせてゴブリンの魔石を10個かな」
「……そうか」
置いていかれる気がして不安になる。
早く帰って2つ目の魔石を食べよう。
無くなってないよな?
「また新しいモンスターが来た!ベビーガーゴイルです!」
「ベビーガーゴイルは魔法攻撃を使う。いつものモンスターとは違うぞ」
ベビーガーゴイルは悪魔のような見た目でコウモリの羽が生えている。
飛んでマイルームに侵入してきたが、確かゴブリンよりも打たれ弱いはずだ。
「よし、いけ!シャドーランサー」
ボウ!
ベビーガーゴイルがシャドーランサーに炎の魔法を放った。
シャドーランサーが大ダメージを受けた。
「え」
ボウ!ボウ!
シャドーランサーが炎を受けて消えた。
「やられた?」
「撤退だな」
アマミヤ先生と俺は走ってハザマの外に出た。
「くう!シャドーランサーはベビーガーゴイルに弱いのか」
「そのようだな。魔法耐性が低いようだ」
「どうしたの?」
ユイとレンが近づいて来た。
「ベビーガーゴイルにやられた」
「次は私が倒していいかな?」
「頼む。無念を晴らして欲しい」
「決まりだな。4人でハザマに戻るぞ」
ハザマに入るとユイは魔法弓であっけなくガーゴイルを倒した。
「しゅ、瞬殺、だと!」
「うーん、ガーゴイルは攻撃される前に先制攻撃出来れば一瞬で倒せるよ」
「そ、そうなのか」
く、シャドーランサーに遠距離攻撃は無い。
スキルとモンスターの相性があるのだ。
「パーティーを組もうよ」
「いや、迷惑はかけられない。ああ、魔石が欲しい。魔石を食べて強くなりたい。休日もハザマに行きたい」
「いいぞ、休日の午後は課外活動として登録しておく」
「え?迷惑じゃないですか?」
「さすがに悪いです」
「俺も、悪いです。後2週間ちょっとで戦闘訓練が終わります。その後一人で行きますよ」
「いや、オオタはもっと伸びると思う。だが今のままでは心配だ。パーティーを組まないとなればなおさらだ」
「いや、でも」
「決定だ。オオタ、次に魔石をドロップさせたら食べて欲しい。そうすれば安心だ」
「……分かりました。よろしくお願いします!」
俺は頭を下げた。
次の日から俺は毎日ゴブリンを狩った。
俺が始めにハザマに入らせてもらった。
ゴウタさんに余裕があればモンスターの種類や数を下見してもらい、ベビーガーゴイルが出てきたら逃げた。
魔石が欲しい。
欲しいと思えば出ない。
もう200体は狩った。
中々出ない。
徐々にテンションが下がって来た。
作業のようにゴブリンを狩る。
いつものように門を開けてシャドーランサーを下がらせ、死角からゴブリンを攻撃した。
ゴブリンが消えると魔石を落とした。
「でた?出た出た!出ましたよ!」
「ああ、おめでとう」
「おっしゃああああ!出たああああ!」
10日後にやっと出た。
レンとユイに見せに行った。
「出た!出たぞ!魔石が出た!」
「おめでとう」
「良かったね」
「今この場で食べてくれ」
先生、心配しなくてもちゃんと食べますよ。
そんな疑うような目はやめてくださいって。
「はい」
俺は魔石を飲み込んだ。
口に入れるとチョコレートのように溶けるし甘い。
うまい!
口に含んでいるだけで体に吸収されて小さくなっていく。
この甘さは、確かにダイエットに向いている。
「おお!体が軽いけど、メガネの度が合わなくなった」
「メガネを外してみるといい」
「おおお!目が見える!」
「これが能力値アップの力だ」
ジャンプしてみるといつもより高く飛べた。
「おおお!凄い!」
「最初ほど魔石を取り込む恩恵は大きいぞ」
ゲームのレベルアップのようなもので、最初は能力値が上がりやすくスキルも強化されやすいが徐々に伸びは鈍化していく。
「シャドーランサーの能力も強くなっていればいいけど」
「試してみよう」
俺達は全員でハザマに向かった。
「ゴブリン4体か。行け!シャドーランサー!ぶちのめせ!」
シャドーランサーが4体のゴブリンに突撃する。
俺は強くなった!
シャドーランサー、お前も強くなっているはずだ!
シャドーランサーの速度を見る限り変化はない。
いや、パワーが上がっている可能性もある。
もしくはタフになっている可能性もある。
さあ!力を見せてくれ!シャドーランサー!
シャドーランサーがゴブリンに包囲された。
いやな予感がする。
包囲されると槍は弱いのだ。
あ!ゴブリンの攻撃を受けて、普通にやられた。
「何も変化が、無いだと!」
「でも、魔石を落としたよ」
ゴブリンが扉を攻撃し始めた。
「マイルームを消して撤退だ」
「え?魔石は」
「大丈夫」
マイルームを消して撤退した。
「魔石がもったいないよ」
「マイルームでドロップした魔石はそのまま残るはずだ。帰ったら試してみる」
「そっか、うん、そういう事は早めに試した方が良いよね」
「オオタ、2人の戦いを見学してみないか?自分で戦うようになってから見学すると何か発見が得られるかもしれない」
「はい、見学します!」
その日は2人の戦いを見学した。
ゴブリン6体、スケルトン1体、ガーゴイル1体か、多いな。
ユイが弓でガーゴイルを倒し、更にゴブリンを弓で倒していく。
「ゴブリンを1撃で倒せるのか」
「そうだ、ツムギは強くなった」
レンが迫って来るゴブリンを倒し、更にスケルトンも倒した。
「レンも、強くなっている!」
「そうだな」
2人はどんどん強くなっており差がついていく。
「レンとユイは魔石を何個食べたんだ?」
「僕はゴブリンの魔石を7個だよ」
「私はお父さんに貰ったのも合わせてゴブリンの魔石を10個かな」
「……そうか」
置いていかれる気がして不安になる。
早く帰って2つ目の魔石を食べよう。
無くなってないよな?
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