71 / 82
第71話
しおりを挟む
「呼びましたか?」
「豊香、どう思う? 凜の個性についてだ」
「凜ちゃんは白魔法と黒魔法、どっちが得意ですか?」
「得意は、無いかな」
「黒魔法の中でショットとボム、どっちが得意ですか?」
「ショット? かな」
「ショットのコントロールと高威力化、どっちが得意ですか?」
「コントロール?」
「ではショットをコントロールしてみてください」
凜と豊香が話し合いながら試行錯誤していく。
俺と凛より凛と豊香の方がタイプが似ている。
俺はスッと後ろに下がった。
「今日はお互いに試合をする訓練で考えていたけど、みんなも自分の個性が気になるかな?」
「「気になります!」」
基礎を積み上げる訓練をする方向で考えてはいた。
予定を変えよう。
「同じタイプで集まって話し合って欲しい。それでも個性が見えてこないなら打ちあってみよう。ダブルの10人全員はレベル6の先生方に見て貰って気づいた特徴を教え合って欲しい。自分と比べてここが違うと思った部部分、それが固有の技になるかもしれない」
俺はすべてが見えているわけじゃない。
レベル6のみんなが気付く何かがあるかもしれない。
「童子、みんなと打ち合ってみてくれないか? その上で打ち合った相手の感想や特徴を言って欲しい。魔眼の能力を持ち、感覚力に優れた童子ならみんなが気づけない何かに気づくかもしれない」
「分かった。後で達也とも打ち合わせて欲しい」
「ああ、分かった俺は童子に期待している」
童子の目が輝いた。
「それは!」
「童子ほどのレベルに達し魔眼をここまでコントロール出来る男ともなれば童子のアドバイスで他のみんなを引き上げる力すら持っているんじゃないかと、そう思った」
「そ、そうか!」
「それに俺は戦士の力だけじゃなく、白魔法と黒魔法を使う特殊な戦い方をしている。純粋な戦士じゃない、でも童子は戦士の中でもトッププレイヤーだ。トッププレイヤーの童子なら自分だけじゃなく、周りも引き上げる事が出来ると期待している」
「任せてくれ、トッププレイヤーである戦士としてみんなを引き上げる!」
『童子がうまく使われとる』
『達也の言う事は素直に聞くよな』
『でも言ってることは間違ってないんだよな。童子は感知系の能力が高いからその気になれば人の特徴を掴むのに向いてる』
『問題は性格か、人を見ようとしない、魔眼持ちなのに人を見ないとか宝の持ち腐れだろ』
『戦闘以外で人を見てないよね』
『でも、普段から魔眼を光らせて見られたら怖いと思うの』
『目を光らせて相手を見るのはマナーが悪いよな』
『童子が打ち合いながら檄を飛ばしておる』
『童子の檄は間違ってないんじゃね? 魔眼で見てるし』
『みんな強いから俺達が見ても合ってるかどうか分からんよな』
『新が童子に吹き飛ばされとる』
『もう新はハンドガンに飽きたか』
『それもあるかもだけど新はガチで童子に勝とうとしてるんだと思う』
『新も面白いよな。何度突き飛ばされても勝つ気満々だ』
『2人とも勢いがあるからな』
童子は皆と総当たりで打ち合いをしておとなしくなった。
新は童子がおとなしくなった後にハンドガンの訓練を続けて魔力を使い果たした。
樹はピンポイントバリアの訓練をした。
前よりうまくなっている。
他のダブル1期生はレベル6のみんなからアドバイスを貰う。
凜は豊香と一緒に黒い魔力球を遠くで操っていた。
「達也さん見てください、凜ちゃんが遠くまで魔法弾を操っています」
「うーん、でも、操れても当たれば消えちゃうからたくさん魔力を使うだけになっちゃう」
そう言えば、凜は遠くまで魔法球を飛ばして操作するのが得意だった。
精密なコントロールは樹の方がうまいけど、凜はそういうのが得意か。
戦士の感覚強化を使えないしまだ冒険者レベル5の凜は特別な技は必要ないと思っていた。
でも、本当にそうだろうか?
冒険者レベル5の樹と新は新しい技を覚えつつある。
凜はやらなくていい、これは俺の思い込みじゃないか?
「……凛、もっと魔力を込めた魔法球を作って欲しい」
「う、うん」
凜はサッカーボール程度の大きさの黒い魔法球を作った。
「その魔法球を操作して俺を攻撃して、何度も攻撃して割れないようにしながら攻撃だ」
「やってみる」
凜の魔法球が俺に向かって飛んでくる。
俺は魔法球を手で軽く殴った。
「ほら、頑張って追いかけて」
「く!」
凜はだらだらと汗を流す。
ぎこちなくはあるが黒い魔法球が俺を追尾する。
そして殴っても消えない。
魔力球を剣で斬った。
ザン!
凜の魔法球が消える。
「うん、ショットよりたくさんの魔力で固めた魔力球で遠くから操作して雑魚モンスターを何度も攻撃すれば凜の技になるかもしれない。コントロールショット、仮の名前だけど練習してみる価値はあると思う」
『おおお! オリジナル技か!』
『凄い、僅か1日で成果を出すとは、流石達也さん』
『流石バズリ散らかす男! 達也だぜ!』
白魔法にも応用できる。
凜は白魔法の中で回復魔法が得意だ。
「凛、次は遠くから回復魔法をかけてみよう」
俺は自分の腕の皮膚を剣で斬りる。
腕から血が流れる。
凜は白魔法の中で回復が得意だ。
それと遠隔コントロール能力を合わせる。
『ためらいなく切り傷をつけたあああああああああ!』
『バッサリ行きすぎだろ!』
『冒険者ってケガに慣れ過ぎてるよね』
『ケガになれてるのは上位陣の戦士だな』
「その位置から俺の腕に離れたまま回復魔法をかけて」
「く!」
凜は遠くにいる俺に回復魔法をかける。
俺の傷が塞がった。
凜はその場に座り込んで息を乱した。
「はあ、はあ、はあ、これは、きつい、よ」
「うん、慣れないとただ疲れる、コントロールショットとロングヒール、練習してもいいかもしれない」
『凜のオリジナル技を2つも伝授した!』
『すげええええええええええええええ!』
『やっぱ達也は頭の出来が違う!』
周りにいたみんなが驚く。
「断った1日で成果を出した!」
「す、凄すぎる!」
「ま、まさか1日で覚えたのか!」
「覚えてない覚えてない、練習が必要だ、凜、慣れるまで続けてみないとモノになるか分からないし、慣れても思ったより使い勝手が悪いかもしれない」
「うん、でも、やってみる。達也先生、ありがとう」
「戦士の感知強化が無いと冒険者レベル6になるまでは固有の技を覚えるのは難しいと思っていたけど、基礎訓練を積み重ねれば行けるのかもしれない。凛、おかげで勉強になった。そろそろ解散にしよう。あれ? みんなどうしたの?」
「ナイス、バズリ散らかし!」
「「ナイス、バズリ散らかし!」」
「い、いやいや、バズってない、まだ凜の技は何も完成してないから」
凄いのは凜の遠隔コントロール能力だ。
それに凜の技は完成していない。
もっと言うと練習が終わったとして凜の技が使えるモノかどうかも分からない。
バズるわけが無い。
俺はスマホを取り出して配信コメントを見た。
コメントが滝のように流れる。
バズっている、だと!
「豊香、どう思う? 凜の個性についてだ」
「凜ちゃんは白魔法と黒魔法、どっちが得意ですか?」
「得意は、無いかな」
「黒魔法の中でショットとボム、どっちが得意ですか?」
「ショット? かな」
「ショットのコントロールと高威力化、どっちが得意ですか?」
「コントロール?」
「ではショットをコントロールしてみてください」
凜と豊香が話し合いながら試行錯誤していく。
俺と凛より凛と豊香の方がタイプが似ている。
俺はスッと後ろに下がった。
「今日はお互いに試合をする訓練で考えていたけど、みんなも自分の個性が気になるかな?」
「「気になります!」」
基礎を積み上げる訓練をする方向で考えてはいた。
予定を変えよう。
「同じタイプで集まって話し合って欲しい。それでも個性が見えてこないなら打ちあってみよう。ダブルの10人全員はレベル6の先生方に見て貰って気づいた特徴を教え合って欲しい。自分と比べてここが違うと思った部部分、それが固有の技になるかもしれない」
俺はすべてが見えているわけじゃない。
レベル6のみんなが気付く何かがあるかもしれない。
「童子、みんなと打ち合ってみてくれないか? その上で打ち合った相手の感想や特徴を言って欲しい。魔眼の能力を持ち、感覚力に優れた童子ならみんなが気づけない何かに気づくかもしれない」
「分かった。後で達也とも打ち合わせて欲しい」
「ああ、分かった俺は童子に期待している」
童子の目が輝いた。
「それは!」
「童子ほどのレベルに達し魔眼をここまでコントロール出来る男ともなれば童子のアドバイスで他のみんなを引き上げる力すら持っているんじゃないかと、そう思った」
「そ、そうか!」
「それに俺は戦士の力だけじゃなく、白魔法と黒魔法を使う特殊な戦い方をしている。純粋な戦士じゃない、でも童子は戦士の中でもトッププレイヤーだ。トッププレイヤーの童子なら自分だけじゃなく、周りも引き上げる事が出来ると期待している」
「任せてくれ、トッププレイヤーである戦士としてみんなを引き上げる!」
『童子がうまく使われとる』
『達也の言う事は素直に聞くよな』
『でも言ってることは間違ってないんだよな。童子は感知系の能力が高いからその気になれば人の特徴を掴むのに向いてる』
『問題は性格か、人を見ようとしない、魔眼持ちなのに人を見ないとか宝の持ち腐れだろ』
『戦闘以外で人を見てないよね』
『でも、普段から魔眼を光らせて見られたら怖いと思うの』
『目を光らせて相手を見るのはマナーが悪いよな』
『童子が打ち合いながら檄を飛ばしておる』
『童子の檄は間違ってないんじゃね? 魔眼で見てるし』
『みんな強いから俺達が見ても合ってるかどうか分からんよな』
『新が童子に吹き飛ばされとる』
『もう新はハンドガンに飽きたか』
『それもあるかもだけど新はガチで童子に勝とうとしてるんだと思う』
『新も面白いよな。何度突き飛ばされても勝つ気満々だ』
『2人とも勢いがあるからな』
童子は皆と総当たりで打ち合いをしておとなしくなった。
新は童子がおとなしくなった後にハンドガンの訓練を続けて魔力を使い果たした。
樹はピンポイントバリアの訓練をした。
前よりうまくなっている。
他のダブル1期生はレベル6のみんなからアドバイスを貰う。
凜は豊香と一緒に黒い魔力球を遠くで操っていた。
「達也さん見てください、凜ちゃんが遠くまで魔法弾を操っています」
「うーん、でも、操れても当たれば消えちゃうからたくさん魔力を使うだけになっちゃう」
そう言えば、凜は遠くまで魔法球を飛ばして操作するのが得意だった。
精密なコントロールは樹の方がうまいけど、凜はそういうのが得意か。
戦士の感覚強化を使えないしまだ冒険者レベル5の凜は特別な技は必要ないと思っていた。
でも、本当にそうだろうか?
冒険者レベル5の樹と新は新しい技を覚えつつある。
凜はやらなくていい、これは俺の思い込みじゃないか?
「……凛、もっと魔力を込めた魔法球を作って欲しい」
「う、うん」
凜はサッカーボール程度の大きさの黒い魔法球を作った。
「その魔法球を操作して俺を攻撃して、何度も攻撃して割れないようにしながら攻撃だ」
「やってみる」
凜の魔法球が俺に向かって飛んでくる。
俺は魔法球を手で軽く殴った。
「ほら、頑張って追いかけて」
「く!」
凜はだらだらと汗を流す。
ぎこちなくはあるが黒い魔法球が俺を追尾する。
そして殴っても消えない。
魔力球を剣で斬った。
ザン!
凜の魔法球が消える。
「うん、ショットよりたくさんの魔力で固めた魔力球で遠くから操作して雑魚モンスターを何度も攻撃すれば凜の技になるかもしれない。コントロールショット、仮の名前だけど練習してみる価値はあると思う」
『おおお! オリジナル技か!』
『凄い、僅か1日で成果を出すとは、流石達也さん』
『流石バズリ散らかす男! 達也だぜ!』
白魔法にも応用できる。
凜は白魔法の中で回復魔法が得意だ。
「凛、次は遠くから回復魔法をかけてみよう」
俺は自分の腕の皮膚を剣で斬りる。
腕から血が流れる。
凜は白魔法の中で回復が得意だ。
それと遠隔コントロール能力を合わせる。
『ためらいなく切り傷をつけたあああああああああ!』
『バッサリ行きすぎだろ!』
『冒険者ってケガに慣れ過ぎてるよね』
『ケガになれてるのは上位陣の戦士だな』
「その位置から俺の腕に離れたまま回復魔法をかけて」
「く!」
凜は遠くにいる俺に回復魔法をかける。
俺の傷が塞がった。
凜はその場に座り込んで息を乱した。
「はあ、はあ、はあ、これは、きつい、よ」
「うん、慣れないとただ疲れる、コントロールショットとロングヒール、練習してもいいかもしれない」
『凜のオリジナル技を2つも伝授した!』
『すげええええええええええええええ!』
『やっぱ達也は頭の出来が違う!』
周りにいたみんなが驚く。
「断った1日で成果を出した!」
「す、凄すぎる!」
「ま、まさか1日で覚えたのか!」
「覚えてない覚えてない、練習が必要だ、凜、慣れるまで続けてみないとモノになるか分からないし、慣れても思ったより使い勝手が悪いかもしれない」
「うん、でも、やってみる。達也先生、ありがとう」
「戦士の感知強化が無いと冒険者レベル6になるまでは固有の技を覚えるのは難しいと思っていたけど、基礎訓練を積み重ねれば行けるのかもしれない。凛、おかげで勉強になった。そろそろ解散にしよう。あれ? みんなどうしたの?」
「ナイス、バズリ散らかし!」
「「ナイス、バズリ散らかし!」」
「い、いやいや、バズってない、まだ凜の技は何も完成してないから」
凄いのは凜の遠隔コントロール能力だ。
それに凜の技は完成していない。
もっと言うと練習が終わったとして凜の技が使えるモノかどうかも分からない。
バズるわけが無い。
俺はスマホを取り出して配信コメントを見た。
コメントが滝のように流れる。
バズっている、だと!
32
お気に入りに追加
519
あなたにおすすめの小説
問い・その極悪令嬢は本当に有罪だったのか。
風和ふわ
ファンタジー
三日前、とある女子生徒が通称「極悪令嬢」のアース・クリスタに毒殺されようとした。
噂によると、極悪令嬢アースはその女生徒の美貌と才能を妬んで毒殺を企んだらしい。
そこで、極悪令嬢を退学させるか否か、生徒会で決定することになった。
生徒会のほぼ全員が極悪令嬢の有罪を疑わなかった。しかし──
「ちょっといいかな。これらの証拠にはどれも矛盾があるように見えるんだけど」
一人だけ。生徒会長のウラヌスだけが、そう主張した。
そこで生徒会は改めて証拠を見直し、今回の毒殺事件についてウラヌスを中心として話し合っていく──。
逆行転生って胎児から!?
章槻雅希
ファンタジー
冤罪によって処刑されたログス公爵令嬢シャンセ。母の命と引き換えに生まれた彼女は冷遇され、その膨大な魔力を国のために有効に利用する目的で王太子の婚約者として王家に縛られていた。家族に冷遇され王家に酷使された彼女は言われるままに動くマリオネットと化していた。
そんな彼女を疎んだ王太子による冤罪で彼女は処刑されたのだが、気づけば時を遡っていた。
そう、胎児にまで。
別の連載ものを書いてる最中にふと思いついて書いた1時間クオリティ。
長編予定にしていたけど、プロローグ的な部分を書いているつもりで、これだけでも短編として成り立つかなと、一先ずショートショートで投稿。長編化するなら、後半の国王・王妃とのあれこれは無くなる予定。
新しい聖女が見付かったそうなので、天啓に従います!
月白ヤトヒコ
ファンタジー
空腹で眠くて怠い中、王室からの呼び出しを受ける聖女アルム。
そして告げられたのは、新しい聖女の出現。そして、暇を出すから還俗せよとの解雇通告。
新しい聖女は公爵令嬢。そんなお嬢様に、聖女が務まるのかと思った瞬間、アルムは眩い閃光に包まれ――――
自身が使い潰された挙げ句、処刑される未来を視た。
天啓です! と、アルムは――――
表紙と挿し絵はキャラメーカーで作成。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
あなたがそう望んだから
まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」
思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。
確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。
喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。
○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*)
何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?
婚約破棄で落ちる者
志位斗 茂家波
ファンタジー
本日、どうやら私は婚約破棄されたようです、
王子には取りまきと、その愛するとか言う令嬢が。
けれども、本当に救いようのない方たちですね…‥‥自ら落ちてくれるとはね。
これは、婚約破棄の場を冷ややかに観察し、そしてその醜さを見た令嬢の話である。
―――――――
ちょっと息抜きに書いてみた婚約破棄物。
テンプレみたいなものですけど、ほぼヒロインも主人公も空気のような感じです。
Sランク冒険者の受付嬢
おすし
ファンタジー
王都の中心街にある冒険者ギルド《ラウト・ハーヴ》は、王国最大のギルドで登録冒険者数も依頼数もNo.1と実績のあるギルドだ。
だがそんなギルドには1つの噂があった。それは、『あのギルドにはとてつもなく強い受付嬢』がいる、と。
そんな噂を耳にしてギルドに行けば、受付には1人の綺麗な銀髪をもつ受付嬢がいてー。
「こんにちは、ご用件は何でしょうか?」
その受付嬢は、今日もギルドで静かに仕事をこなしているようです。
これは、最強冒険者でもあるギルドの受付嬢の物語。
※ほのぼので、日常:バトル=2:1くらいにするつもりです。
※前のやつの改訂版です
※一章あたり約10話です。文字数は1話につき1500〜2500くらい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる