魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は世界に1人のトリプルジョブに至る~

ぐうのすけ

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第33話

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【掲示板】

 101:赤目達也がバズリ散らかしとる

 102:達也がゴーレムダンジョンで暴れたおかげでゴーレムダンジョンに入る冒険者が増えたらしい

 103:マウンテンカノンがいない事が分かればちょっとでも行く人は増える、更にモンスターが程よく減れば更に行く人が増える

 104:なんで溢れ出しダンジョンを攻略してるん? あそこ不人気だから冒険者が集まらなくて溢れ出しが起こるわけで、危なかったり儲けが少なかったりするだろ?

 104:ゴーレムダンジョンにはマウンテンカノンがいてビームを撃たれれば終わるのとショットゴーレムが大量に出て来て囲まれてからの遠距離攻撃も不人気の原因だった。でも達也はそれを変えようとしている

 105;不人気ダンジョンは不人気の原因を取り除けば不人気じゃなくなる、達也はそれを狙っていると思う。ゴーレムダンジョンはマウンテンカノンとショットゴーレムの集団包囲が無ければデメリットはモンスターが堅いだけになる

 106:完全に不人気の原因を取り除かなくても不人気要素が減れば不人気が緩和されるよね

 107:それどころか人気ダンジョンに変わるパターンもある

 108:今までのダンジョンは人気ダンジョンに人が殺到してモンスターをライバルより早く倒す競争が起きていた。で、不人気ダンジョンは人が全く入らずモンスターが増え続け結果モンスターが溢れ出す構造だったから不人気ダンジョンに冒険者が流れれば効率アップな

 109:日本人って右ならえで過当競争をするのが好きだよね

 110:不人気ダンジョンはマジで死ねる、人のマネをしてるって言うけどマジで死ぬから不人気になったりする

 111:達也がやろうとしているのは1人当たりの冒険者が1日に狩るモンスターの数を上げる事、つまり生産性の向上だ

 112:そういう事か! 達也がやろうとしている事が今分かった

 113:冒険者が少ないなら生産性を上げるしかない、聞けば納得だけど皆何も出来なくて諦めていた件だ。達也って深いよな

 114:後あれだ、達也は行動で「不人気ダンジョンはモンスターがいっぱいいて儲けが出る」と暗に示している

 115:高レベル冒険者からすれば「達也のマネすれば讃えられる、不人気ダンジョンを攻略すれば応援される!」ってなってる

 116:高ランク冒険者すら背中で行動を見せて動かしつつある

 117:口ではなく背中で語る生き様、いいわ

 118:批判が無いのがいいよね。ゴーレムダンジョンを間引いだ後に10億を次の世代を担う冒険者を育成するために寄付をした

 119:ああ、見たで。税金をうまく使えない国の批判にまで発展してたな

 120:ダブル1期生の若者に育成を大抜擢する大胆さ、将来100倍の国益を生み出すあの試算、達也の動きは凄いと思うわ

 121:冒険者じゃなくても子供の教育に投資をすれば将来のリターンがいいのは財務省でさえ言ってる事だ

 122:日本は意見がまとまらずに通らない、動けん国だからね、達也の国に対するモノ言わぬカウンターが凄いと思う

 123:ダブル一期生が感動して泣いていたのも大きい、あのガチ泣きは感動した

 124:ワイ、すでにバズリ散らかす達也の情報についていけん。泣いた解説をお願いします

 124:ダブル一期生は元々教師になりたかった。でも家が貧乏で弟を大学にも行かせたかった。自分が大学に行けば大学の授業料だけで大変だ。そして教師は便利屋のように安く買いたたかれる。教師は将来活躍する日本人に投資する最も国益を押し上げる重要な仕事だ。でも日本は優秀な人材を教師として安く使うし何でも押し付けすぎの構造があった。だからダブル一期生は教師を諦めて冒険者になった経緯がある

 125:で、達也が「教師じゃないけど10億で次の世代を担う冒険者を育てる指導者をして欲しい」と言って即決で10億寄付をした

 126:だからダブル一期生は泣いてたのね、今更感動してきたワイ

 127:達也は10億を効果的に使った事で集めた税金をうまく使えない国に批判がいく結果となった

 128:達也の行動の真意が深すぎる、考察によって初めて凄さが分かる

 129:達也が無駄な事をせず、最大限の効果を複数狙おうとするから達也の行動の真意を推察する動画が溢れてる

 130:達也は何度も俺に鳥肌を立たせた

 131:達也ってさらっと言って済ませるけどやった事のバックボーンが分かるとマジで鳥肌だよな

 132:実際に動いて解決する達也のスタイルが好き

 133:達也は政府を批判してないのに達也の行動で皆が政府批判をしてるの草

 134:不人気ダンジョンの問題を解決して生産性を向上させていると思えば今度は数年後の冒険者を10億の寄付で育てようとしとる、しかも達也はあっさり言って済ませるけど行動の考えが深すぎて情報量が多い、でバズリ散らかしの件数も多い

 135:バズリ散らかしてるよな

 136:しかもまだバズリ散らかしが続いてるんだよな。次は防衛省を違う角度から動かしてた

 137:次は何?

 138:防衛省が達也に配信をお願いしてた、達也に配信をして貰う事でダンジョンのモンスター数を遠隔でチェックするIT化を進めるらしい

 139:達也なら一気にモンスターの数を減らせる、いいんじゃないか

 140:防衛省はIT化って言ってるけど配信は普通に使われてる技術でありふれてる。防衛省のITやってますポーズだよな?

 141:いいんだ、それで実際にダンジョン調査が遠隔になるなら効率化は進む

 142:遠隔チェックにするのが遅い

 143:自衛隊の仕事を効率化してもっと攻めて欲しい

 144:今の自衛隊はモンスターから人々を守るのが目的であって『じゃあモンスターを自衛隊が倒せよ』とか言うのは議論が違うしそもそも自衛隊は人員が足りていない。
 ざっくり言うと、
 冒険者=攻
 自衛隊=防

 145:でも達也はそれを変えようとしている。不人気ダンジョンのモンスターを減らして自衛隊に余力を持たせて防から攻に変えるように促している

 146:国会で自衛隊の防から攻は議論され始めてる

 147:達也はやって見せて間接的に国を動かしてる

 148:達也によって冒険者資格の発行期間が(仮)ではあるけど大幅に短縮された

 149:(仮)はいいよな、ミスしても怒られにくい、実験的にやるのもいい

 150:正式に国が制度を導入してちょっとでも駄目な部分があれば「ちゃんと制度を作りこんでから導入しろよゴミが!」とか「国は制度改正すらまともに出来ないのか」となる。でも制度とかそういうのは導入してみて悪い所を洗い出して改善していく方が実は早い、日本はお試しすら潰す所があるからそりゃ日本は物事が進まんよな

 151:何かを変えれば必ず思いもしない事が出てくる。で、批判する側は制度が出来てから後出しじゃんけんのよう批判する。だから日本は中々変わらないよね。そこに一石どころかバズリ散らかしムーブ提案をする達也は凄い

 152:バズリ散らかしwwwwww

 153:分かるで、達也がコンボのようにバズリ散らかした結果、みんなが1個目のバズリを消化する前に次のバズリが始まっている。しかも達也はさらっと言って済ませるけどやっている事の解像度が実は高い

 154:達也が日本を揺るがしたと思ったら他で揺るがすコンボやね

 155:ああ、しっくり来たわ。達也のやること、その件数が多くてしかもやった事に対する効果が深すぎる、だからみんなが消化しきれないのか

 156:たった1人の行動が1億2000万人の人生を変えつつある。

 157:達也が及ぼした影響は計り知れない。冒険者資格の発行期間が大幅に短縮された、防衛省とデジタル庁がやりたがっていたドローン撮影によるIT化、政府の支出への波紋、溢れ出しをするダンジョンの一掃により自衛隊の防から攻への転換への議論も始まった、未来の冒険者を育てる種まきも10億の寄付でうごきだした。達也は冒険者としての天才性だけじゃなくもう根本の発想が違う

 158:達也は今の結果を出しつつも今だけ、その時だけじゃない事をしてるよな

 159:日本でやってる事の逆をやってる



 達也のバズリ散らかしは世間が現状を認識する前に次のバズリを巻き起こしいい意味で世間を混乱させた。
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