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終章
英雄グレス
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皆でオーク部隊を強襲した。
「一体も逃がすな!」
この国には3体の魔将が確認されている。
【万能】【鉄壁】、そして【斬】だ。
だが何故か、協力して連携を取らずバラバラに動く。
人が舐められているのか?
イツキが苦戦してくれたおかげかもしれない。
そうならば都合がいい。
敵に俺達の情報は出さず、各部隊を全滅させる。
「行きますぞ!」
ウサットの筋肉が隆起し、クワでオークを瞬殺する。
「ゴーレム!行くです!」
「ウッド、倒して」
マナとラビイのゴーレムが敵をなぎ倒す。
「私もいるにゃあ!」
リースが素早く立ち回り敵を瞬殺していく。
「アイスアロー!」
エルルが魔法の矢を生成し、敵に突き刺す。
フィルだけは魔力充電中で眠っているが、それでも十分すぎるほど皆が無双していく。
「食事の邪魔は許さないブヒ!」
鉄壁魔将ブタンが現れ、激怒している。
「グレス、頼む」
「お任せください!」
グレスが叫びながらブタンに斬りかかる。
「私はフロント王国の剣聖グレスだ!私が相手になる!」
ガキン!
グレスの剣とブダンの大楯で打ち合うが、見ている限りグレスの方が強い。
放置しても大丈夫だろう。
俺は雑魚オークを倒していく。
オーク部隊は壊滅し、グレスとブダンだけが戦い、皆がそれを見守る。
最近苦戦する事が無い。
皆のレベルが上がりすぎたんだ。
ゲームでレベルをカンストしてしまって、ラスボスを簡単に倒してしまった時の喪失感を感じる。
「ぶひいいい!切り札を使うブヒいい!」
ブダンの体が輝き、傷が回復していく。
「俺の超防御と、この回復力合わせる事で、俺は無敵ぶひ!さらに!」
ブダンの体から毒々しい紫色の霧が発生する。
「この毒で相手を弱らせて殺すぶひ。俺を殺さない限り、毒をまき散らすぶひ!残念だったぶひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
「では、こちらも本気を出そう」
「何を言っているぶひ?本気で剣を振るっていたのは分かるぶひ!」
「本気で振っていた。だが、技は使っていない。疾風!豪剣!」
グレスの動きが加速し、更に攻撃力も増していく。
「ぶひいいいいいいいいいいいいいいい!」
ブダンは連撃を受け、追い詰められていた。
この勝負、グレスの勝ちか。
「ジュン、森に気配を感じるにゃあ。敵の斥候にゃあ」
「何体だ?」
「1体にゃあ。きっと魔将クラスにゃあ」
「退路を塞いでくれ」
そうか、【万能】【鉄壁】【斬】はすべておとりだ。
おかしいと思っていた。
俺達が強くなったとはいえ、敵が弱すぎた。
それに、【呪い】や【軍】の魔将クラスの厄介さも感じない。
3体の魔将が好き勝手にバラバラに動き回る理由。
それは、こいつらが陽動だからだ。
本当の敵を倒しに行こう。
俺が敵斥候の元に向かうと、幹部、そしてマッスルと旦那が戦いを繰り広げていた。
敵は素早く、目が赤く光り、怪しい黒いローブを身に纏い、短剣を両手に構えてまるで飛ぶように跳ねて戦う。
「く!なぜ見つかった!それに貴様らの戦闘力は何だ!全員がレベル100越えだと言うのか!」
「我らマッチョ3強が相手をしますぞ!ふぉおおお!」
ウサットのクワを黒い敵がギリギリで躱す。
マッチョと旦那の連携をも躱し、木の上に飛び乗った。
「我ほどの力は無いか。我は【影】の魔将。魔王様の右手にして、魔王様の目でもある。くっくっく、貴様らが鉄壁と闘っている今の隙に【斬】がダンジョンを溢れ出させ、王都を襲撃している頃合いだろう。貴様らは見事に誘導され、我に出し抜かれたのだ。どうやって万能を倒したかは知らんが、奴は魔将の中でしょせん最弱。我にかまっている暇はない。んん?どうした?早く王都に戻った方がいいのではないか?」
「……影を倒すぞ!」
俺はピーンと来た。
こいつの斥候は完全ではない。
もし完全に斥候が出来るなら、ダンジョンを消滅させている事実を知らないはずが無いし、万能の魔将が倒された経緯も知っているはずだ。
強者っぽく振舞ってはいるけど、もしこいつが強いならイツキを倒しているはずだ。
それにこいつ急に饒舌になった。
怪しい。
俺は全力で走り、影に全力パンチを撃ちこんだ。
「ぐべえええええええええええええ!!!」
影が吹き飛び、大木に衝突した。
どごーーん!
「き、貴様!話を聞け!王都がどうなってもいいのか!す、すぐに向かわねば王都が全滅するぞ!」
「お前を倒してから王都に向かおう。俺は斥候を殺す方を重視する。敵に情報は渡さない」
「ひい、く、くっくっく、我の切り札を使おう!影!」
4体の分身が現れた。
「くっくっく、言っておくが、この分身はすべてが本物で、我を1体でも倒し損ねれば何度でも復活する」
俺は丁寧に1体ずつ殴り倒し、4体の分身を倒した。
「最後はおまえだ」
「ま、まて!影!」
2体の分身が出現する。
「くっくっく、我は何度でも、はあ、はあ、蘇る」
「なあ、お前、疲れているだろ?それに何で2回目は2体しか分身を出さないんだ?4体出せないんだろ?」
「く、くっくっく、な、何を言っている。我は無敵だ。何度でも蘇る」
俺は無言で分身を倒すと、魔将が逃げ出す。
「ひいいいいいいい!!!」
俺は逃げる魔将の腕を掴んで地面に叩きつける。
そして上から蹴りを食らわせ、地面にめり込んだ魔将の顔面を殴ると、魔将が霧のように消えていく。
「終わりましたな」
「うむ、内に秘める筋肉、見事であーる!」
「へ、ジュン、やはりただ者じゃねーな」
全員が俺を讃えるが、マッチョ3強の声だけはやたらと通る。
グレスの元に向かうと鉄壁を倒していた。
「真の強敵は倒し終わりましたか?」
「あいつはただの斥候だ」
「ふ、そういう事にしておきましょう」
「またグレスか!俺が弱らせた魔将を狩った程度でいい気になるなよ!」
イツキが怒りだす。
なんで戻ってきた!
「それよりも、王都が襲撃されるらしい。さっき敵の斥候が言っていた」
「今度は、邪魔するな!」
そう言ってイツキは王都に向かって行った。
「一体も逃がすな!」
この国には3体の魔将が確認されている。
【万能】【鉄壁】、そして【斬】だ。
だが何故か、協力して連携を取らずバラバラに動く。
人が舐められているのか?
イツキが苦戦してくれたおかげかもしれない。
そうならば都合がいい。
敵に俺達の情報は出さず、各部隊を全滅させる。
「行きますぞ!」
ウサットの筋肉が隆起し、クワでオークを瞬殺する。
「ゴーレム!行くです!」
「ウッド、倒して」
マナとラビイのゴーレムが敵をなぎ倒す。
「私もいるにゃあ!」
リースが素早く立ち回り敵を瞬殺していく。
「アイスアロー!」
エルルが魔法の矢を生成し、敵に突き刺す。
フィルだけは魔力充電中で眠っているが、それでも十分すぎるほど皆が無双していく。
「食事の邪魔は許さないブヒ!」
鉄壁魔将ブタンが現れ、激怒している。
「グレス、頼む」
「お任せください!」
グレスが叫びながらブタンに斬りかかる。
「私はフロント王国の剣聖グレスだ!私が相手になる!」
ガキン!
グレスの剣とブダンの大楯で打ち合うが、見ている限りグレスの方が強い。
放置しても大丈夫だろう。
俺は雑魚オークを倒していく。
オーク部隊は壊滅し、グレスとブダンだけが戦い、皆がそれを見守る。
最近苦戦する事が無い。
皆のレベルが上がりすぎたんだ。
ゲームでレベルをカンストしてしまって、ラスボスを簡単に倒してしまった時の喪失感を感じる。
「ぶひいいい!切り札を使うブヒいい!」
ブダンの体が輝き、傷が回復していく。
「俺の超防御と、この回復力合わせる事で、俺は無敵ぶひ!さらに!」
ブダンの体から毒々しい紫色の霧が発生する。
「この毒で相手を弱らせて殺すぶひ。俺を殺さない限り、毒をまき散らすぶひ!残念だったぶひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
「では、こちらも本気を出そう」
「何を言っているぶひ?本気で剣を振るっていたのは分かるぶひ!」
「本気で振っていた。だが、技は使っていない。疾風!豪剣!」
グレスの動きが加速し、更に攻撃力も増していく。
「ぶひいいいいいいいいいいいいいいい!」
ブダンは連撃を受け、追い詰められていた。
この勝負、グレスの勝ちか。
「ジュン、森に気配を感じるにゃあ。敵の斥候にゃあ」
「何体だ?」
「1体にゃあ。きっと魔将クラスにゃあ」
「退路を塞いでくれ」
そうか、【万能】【鉄壁】【斬】はすべておとりだ。
おかしいと思っていた。
俺達が強くなったとはいえ、敵が弱すぎた。
それに、【呪い】や【軍】の魔将クラスの厄介さも感じない。
3体の魔将が好き勝手にバラバラに動き回る理由。
それは、こいつらが陽動だからだ。
本当の敵を倒しに行こう。
俺が敵斥候の元に向かうと、幹部、そしてマッスルと旦那が戦いを繰り広げていた。
敵は素早く、目が赤く光り、怪しい黒いローブを身に纏い、短剣を両手に構えてまるで飛ぶように跳ねて戦う。
「く!なぜ見つかった!それに貴様らの戦闘力は何だ!全員がレベル100越えだと言うのか!」
「我らマッチョ3強が相手をしますぞ!ふぉおおお!」
ウサットのクワを黒い敵がギリギリで躱す。
マッチョと旦那の連携をも躱し、木の上に飛び乗った。
「我ほどの力は無いか。我は【影】の魔将。魔王様の右手にして、魔王様の目でもある。くっくっく、貴様らが鉄壁と闘っている今の隙に【斬】がダンジョンを溢れ出させ、王都を襲撃している頃合いだろう。貴様らは見事に誘導され、我に出し抜かれたのだ。どうやって万能を倒したかは知らんが、奴は魔将の中でしょせん最弱。我にかまっている暇はない。んん?どうした?早く王都に戻った方がいいのではないか?」
「……影を倒すぞ!」
俺はピーンと来た。
こいつの斥候は完全ではない。
もし完全に斥候が出来るなら、ダンジョンを消滅させている事実を知らないはずが無いし、万能の魔将が倒された経緯も知っているはずだ。
強者っぽく振舞ってはいるけど、もしこいつが強いならイツキを倒しているはずだ。
それにこいつ急に饒舌になった。
怪しい。
俺は全力で走り、影に全力パンチを撃ちこんだ。
「ぐべえええええええええええええ!!!」
影が吹き飛び、大木に衝突した。
どごーーん!
「き、貴様!話を聞け!王都がどうなってもいいのか!す、すぐに向かわねば王都が全滅するぞ!」
「お前を倒してから王都に向かおう。俺は斥候を殺す方を重視する。敵に情報は渡さない」
「ひい、く、くっくっく、我の切り札を使おう!影!」
4体の分身が現れた。
「くっくっく、言っておくが、この分身はすべてが本物で、我を1体でも倒し損ねれば何度でも復活する」
俺は丁寧に1体ずつ殴り倒し、4体の分身を倒した。
「最後はおまえだ」
「ま、まて!影!」
2体の分身が出現する。
「くっくっく、我は何度でも、はあ、はあ、蘇る」
「なあ、お前、疲れているだろ?それに何で2回目は2体しか分身を出さないんだ?4体出せないんだろ?」
「く、くっくっく、な、何を言っている。我は無敵だ。何度でも蘇る」
俺は無言で分身を倒すと、魔将が逃げ出す。
「ひいいいいいいい!!!」
俺は逃げる魔将の腕を掴んで地面に叩きつける。
そして上から蹴りを食らわせ、地面にめり込んだ魔将の顔面を殴ると、魔将が霧のように消えていく。
「終わりましたな」
「うむ、内に秘める筋肉、見事であーる!」
「へ、ジュン、やはりただ者じゃねーな」
全員が俺を讃えるが、マッチョ3強の声だけはやたらと通る。
グレスの元に向かうと鉄壁を倒していた。
「真の強敵は倒し終わりましたか?」
「あいつはただの斥候だ」
「ふ、そういう事にしておきましょう」
「またグレスか!俺が弱らせた魔将を狩った程度でいい気になるなよ!」
イツキが怒りだす。
なんで戻ってきた!
「それよりも、王都が襲撃されるらしい。さっき敵の斥候が言っていた」
「今度は、邪魔するな!」
そう言ってイツキは王都に向かって行った。
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