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安い時に買って高くなったら売る。それが出来れば金持ちだ
進む発展
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俺はソファーに座っているが右にはリース、左にはラビイ、前にはマナが座っている。
限界突破中の俺を心配して常に誰かが俺に張り付いている。
サービスタイムすぎる。
他の幹部が仕事でも9人のうさぎ族メイドが隣に居る。
実に快適だ。
今夏だが、次の季節に向かって涼しくなっている。
人肌のぬくもりが気持ちいい。
やはり幸運値の仕事力か。
俺の幸運値は今1000だ。
貴族会議でインサイダーを殴った瞬間幸運値は下がったが、余剰幸運値がすぐに幸運値を回復させた。
なので、俺の幸運値はいつも上限MAXと言っていい。
ただ、インサイダーの時のような事を毎回続けていれば幸運値は下がっていくだろう。
幸運値は上げにくく下げやすいのだ。
インサイダーは貴族の地位を失った。
インサイダーは貴族・民・ファジー教・王家すべてを敵に回したのだ。
いくら力を持った公爵と言えどすぐに爵位を失った。
爵位を失い、権力を失ったインサイダーはただの危ない変人だ。
苦しい生活が待っているだろう。
今王が物凄い勢いで国を変えているらしい。
王都やロングスパン領が領民を吸い取り、他の領地で過疎化が起きている問題が厄介だと思っていた。
それと、弱い領民の事を持ち出して要求を出してくる貴族も厄介だと思っていた。
でも王はすべての相手をして撃沈しているようだ。
やはり王は優秀だ。
それに精神的に強い。
王の改革で何人かが貴族の地位を失った結果、のんびりしていた貴族も頑張るようになった。
各領地で魔物狩りをするのもなじんで来ている。
王が貴族の経営方針の相談に本気で取り組むため、まともな貴族からの王の評判はかなりいいらしい。
国にあるダンジョンはロングスパン領の近くにある中級ダンジョン1つだけとなった。
俺の嗅覚が告げている。
中級ダンジョン周りの開発に投資の匂いがする
ソファによりかかる俺の前の空間が歪む。
女神の映像が現れる。
俺は皆に部屋から出てもらった。
「限界突破おめでとう」
「これってゲームみたいに強くなれるやつなのか?」
「そうだよ、それにダンジョンの消滅も助かったよ」
「深刻な女神力不足は解決したか?」
「まだ駄目だよ。他の国のダンジョンも消滅させなきゃ」
そうなるよな。
ダンジョンはこの国だけにあるわけじゃない。
この国から北西のエルフの国。
エルウィン王国。
そしてこの国から北東の大国。
ビッグ王国か。
ビッグ王国には元聖騎士のイツキが居る。
「王に紹介の紙を書いてもらおう。所で最初にこの国に転移した理由はこの国が一番楽に発展させやすかったからか?」
「う~ん、そうだね。予言的な感じだよ」
そうか、この国が一番楽か。
ち、『適当に飛ばしたよ~』とか言われた方が気が楽だった。
この国はイージーモードだったわけか。
次の国の難易度はもっと上がる可能性が高い。
「エルウィンとビッグ、どっちがいいと思う?予言的にどうなんだ?」
「どっちにも手紙は送っておいてね。でも」
「ん?」
「ビッグ王国は断わられる気がするから、エルウィン王国になると思うよ」
「ビッグ王国が断られるなら手紙を送る必要はあるのか?」
「送っておいた方が良いと思うのよ」
「分かった」
予言の能力か?
まあいい、手紙は両国に送ってもらおう。
あまり何度も聞くと女神は通信拒否をする。
何度も聞くのは良くない。
だが1つだけ言っておこう。
「女神、あまり人のベッドを覗くのは良くないぞ」
「え、え~?ナ、ナンノコト?」
女神の目が泳ぐ。
やっぱりそうか、フィルの言う通り、覗き見している。
あまり追い詰めるのも良くない。
話を変えよう。
「そう言えばインサイダーは今どうしてるんだ?」
「そ、そうだね、一緒に見る?」
女神はほっとした顔をした。
女神の横の空間が更に歪み、インサイダーの映像が現れた。
インサイダーはダンジョンに居た。
「まったく!このワシが平民だと!王め!後で後悔させてやる」
スライムが1体現れた。
「スライムか、ワシの生活費の為に消えるのだ!」
だがその後ろから5体のスライムが現れる。
スライムは後ろからインサイダーに体当たりを仕掛けた。
「き、きえええええええええええいいい!!」
インサイダーは奇声を上げてダンジョンから逃げ出す。
「……あいつ死ぬんじゃね?幸運値が低すぎるだろ?」
「先のことまでは分からないけどしばらくはきっと大丈夫。元勇者のタケルだって生きてるでしょ?」
女神は確信があるように言った。
なら大丈夫か。
それにタケルはもっと幸運値が低かったはずだ。
あいつは投資家で弱いけど、レベルは1じゃないし。
貴族教育のおかげか。
訓練を受けられない平民なら死んでいただろう。
「なあ、あいつこの後どうなるんだ?」
「他の投資家からお金を借りて苦労すると思うよ」
「は!?あいつ貴族で借金は怖いって分かってるよな!?バカなのか!!」
「インサイダーはね。自信がありすぎるんだよ」
「……何となく分かった」
このくらいワシがすぐ返してやる!とか言いそうだ。
だが自業自得だ。
自分がやってきた嫌な事を自分が食らえば少しは変わる。
いや、変わらないか。
「あ、そうそう」
「どうした?」
「エルク王がね、株式投資の法整備をしてるよ」
「マジでか!」
「じゃあね、メッセージはまだいいんだけど、私の映像を出すのも女神力を地味に消費するのよ~」
そう言って女神は消えた。
……それ早く言ってくんない?
女神は未来が見える部分と抜けてる部分両方あるよな。
次から気軽に呼び出すのはやめておこう。
だが、株式投資か。
ふっふっふっふ。
俺は前の世界で株式の長期投資をしていた。
企業に投資して企業が発展すれば経済が発展する。
経済が発展すればその地域が発展するのだ。
では世界の株式に長期投資した場合はどうだろう?
世界の株式に分散して投資した場合、世界の企業が発展すれば全世界が全体的に発展していく。
ただネットで証券口座を開いて毎月定額でコツコツ積み立てる設定をするだけで後は何もしなくていいのだ。
それだけで世界の発展に貢献出来て自分にも利益が返って来る。
本来であれば20年かけて大きくなる会社があったとする。
それを株式投資の力で資金を前払いして一気に拡大してもらう。
それにより企業は早く発展するのだ。
そして便利になったサービスを皆が早く利用できるようになる。
この国も同じだ。
俺が有望な株式に一気に資金を投入する。
そして一気に企業の規模を拡大させる。
それにより経済が拡大すれば国も発展する。
早く株式に投資出来るようにならないかな?
そして俺の限界突破も楽しみだ。
楽しくなってきた。
俺は長期投資が好きだ。
俺の持論だが投資は加速装置だ。
投資は経済の発展を加速する。
投資は皆の生活を便利で豊かな生活に加速させていく。
更に自分の資産も加速させて増やす。
投資はすべてを加速させる加速装置だ。
限界突破中の俺を心配して常に誰かが俺に張り付いている。
サービスタイムすぎる。
他の幹部が仕事でも9人のうさぎ族メイドが隣に居る。
実に快適だ。
今夏だが、次の季節に向かって涼しくなっている。
人肌のぬくもりが気持ちいい。
やはり幸運値の仕事力か。
俺の幸運値は今1000だ。
貴族会議でインサイダーを殴った瞬間幸運値は下がったが、余剰幸運値がすぐに幸運値を回復させた。
なので、俺の幸運値はいつも上限MAXと言っていい。
ただ、インサイダーの時のような事を毎回続けていれば幸運値は下がっていくだろう。
幸運値は上げにくく下げやすいのだ。
インサイダーは貴族の地位を失った。
インサイダーは貴族・民・ファジー教・王家すべてを敵に回したのだ。
いくら力を持った公爵と言えどすぐに爵位を失った。
爵位を失い、権力を失ったインサイダーはただの危ない変人だ。
苦しい生活が待っているだろう。
今王が物凄い勢いで国を変えているらしい。
王都やロングスパン領が領民を吸い取り、他の領地で過疎化が起きている問題が厄介だと思っていた。
それと、弱い領民の事を持ち出して要求を出してくる貴族も厄介だと思っていた。
でも王はすべての相手をして撃沈しているようだ。
やはり王は優秀だ。
それに精神的に強い。
王の改革で何人かが貴族の地位を失った結果、のんびりしていた貴族も頑張るようになった。
各領地で魔物狩りをするのもなじんで来ている。
王が貴族の経営方針の相談に本気で取り組むため、まともな貴族からの王の評判はかなりいいらしい。
国にあるダンジョンはロングスパン領の近くにある中級ダンジョン1つだけとなった。
俺の嗅覚が告げている。
中級ダンジョン周りの開発に投資の匂いがする
ソファによりかかる俺の前の空間が歪む。
女神の映像が現れる。
俺は皆に部屋から出てもらった。
「限界突破おめでとう」
「これってゲームみたいに強くなれるやつなのか?」
「そうだよ、それにダンジョンの消滅も助かったよ」
「深刻な女神力不足は解決したか?」
「まだ駄目だよ。他の国のダンジョンも消滅させなきゃ」
そうなるよな。
ダンジョンはこの国だけにあるわけじゃない。
この国から北西のエルフの国。
エルウィン王国。
そしてこの国から北東の大国。
ビッグ王国か。
ビッグ王国には元聖騎士のイツキが居る。
「王に紹介の紙を書いてもらおう。所で最初にこの国に転移した理由はこの国が一番楽に発展させやすかったからか?」
「う~ん、そうだね。予言的な感じだよ」
そうか、この国が一番楽か。
ち、『適当に飛ばしたよ~』とか言われた方が気が楽だった。
この国はイージーモードだったわけか。
次の国の難易度はもっと上がる可能性が高い。
「エルウィンとビッグ、どっちがいいと思う?予言的にどうなんだ?」
「どっちにも手紙は送っておいてね。でも」
「ん?」
「ビッグ王国は断わられる気がするから、エルウィン王国になると思うよ」
「ビッグ王国が断られるなら手紙を送る必要はあるのか?」
「送っておいた方が良いと思うのよ」
「分かった」
予言の能力か?
まあいい、手紙は両国に送ってもらおう。
あまり何度も聞くと女神は通信拒否をする。
何度も聞くのは良くない。
だが1つだけ言っておこう。
「女神、あまり人のベッドを覗くのは良くないぞ」
「え、え~?ナ、ナンノコト?」
女神の目が泳ぐ。
やっぱりそうか、フィルの言う通り、覗き見している。
あまり追い詰めるのも良くない。
話を変えよう。
「そう言えばインサイダーは今どうしてるんだ?」
「そ、そうだね、一緒に見る?」
女神はほっとした顔をした。
女神の横の空間が更に歪み、インサイダーの映像が現れた。
インサイダーはダンジョンに居た。
「まったく!このワシが平民だと!王め!後で後悔させてやる」
スライムが1体現れた。
「スライムか、ワシの生活費の為に消えるのだ!」
だがその後ろから5体のスライムが現れる。
スライムは後ろからインサイダーに体当たりを仕掛けた。
「き、きえええええええええええいいい!!」
インサイダーは奇声を上げてダンジョンから逃げ出す。
「……あいつ死ぬんじゃね?幸運値が低すぎるだろ?」
「先のことまでは分からないけどしばらくはきっと大丈夫。元勇者のタケルだって生きてるでしょ?」
女神は確信があるように言った。
なら大丈夫か。
それにタケルはもっと幸運値が低かったはずだ。
あいつは投資家で弱いけど、レベルは1じゃないし。
貴族教育のおかげか。
訓練を受けられない平民なら死んでいただろう。
「なあ、あいつこの後どうなるんだ?」
「他の投資家からお金を借りて苦労すると思うよ」
「は!?あいつ貴族で借金は怖いって分かってるよな!?バカなのか!!」
「インサイダーはね。自信がありすぎるんだよ」
「……何となく分かった」
このくらいワシがすぐ返してやる!とか言いそうだ。
だが自業自得だ。
自分がやってきた嫌な事を自分が食らえば少しは変わる。
いや、変わらないか。
「あ、そうそう」
「どうした?」
「エルク王がね、株式投資の法整備をしてるよ」
「マジでか!」
「じゃあね、メッセージはまだいいんだけど、私の映像を出すのも女神力を地味に消費するのよ~」
そう言って女神は消えた。
……それ早く言ってくんない?
女神は未来が見える部分と抜けてる部分両方あるよな。
次から気軽に呼び出すのはやめておこう。
だが、株式投資か。
ふっふっふっふ。
俺は前の世界で株式の長期投資をしていた。
企業に投資して企業が発展すれば経済が発展する。
経済が発展すればその地域が発展するのだ。
では世界の株式に長期投資した場合はどうだろう?
世界の株式に分散して投資した場合、世界の企業が発展すれば全世界が全体的に発展していく。
ただネットで証券口座を開いて毎月定額でコツコツ積み立てる設定をするだけで後は何もしなくていいのだ。
それだけで世界の発展に貢献出来て自分にも利益が返って来る。
本来であれば20年かけて大きくなる会社があったとする。
それを株式投資の力で資金を前払いして一気に拡大してもらう。
それにより企業は早く発展するのだ。
そして便利になったサービスを皆が早く利用できるようになる。
この国も同じだ。
俺が有望な株式に一気に資金を投入する。
そして一気に企業の規模を拡大させる。
それにより経済が拡大すれば国も発展する。
早く株式に投資出来るようにならないかな?
そして俺の限界突破も楽しみだ。
楽しくなってきた。
俺は長期投資が好きだ。
俺の持論だが投資は加速装置だ。
投資は経済の発展を加速する。
投資は皆の生活を便利で豊かな生活に加速させていく。
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