77 / 113
安い時に買って高くなったら売る。それが出来れば金持ちだ
急がせる女神と真っ赤なフィル
しおりを挟む
俺は会議が終わると走ってロングスパン領に戻った。
「お待ちしておりました。早速幹部会議を執り行います」
城の会議室には5人がスタンバイしていた。
俺はすぐに座ってインサイダーの事を話す。
「……で、インサイダーの笑顔が気持ち悪かった」
「むかつくです!早く潰すしてやりたいです」
「では、もうすぐインサイダーのポーション価格の引き上げが起こりますかな?」
「起こる。確実にやって来るだろう」
会議室の空間が歪み、女神の映像が現れる。
いつも通り俺だけが椅子に座ったままだ。
マナでさえ跪いている。
「……」
「ジュン」
「なんだ?」
「早くこの国を発展させてほしいのです」
「ダンジョンの攻略で手間取っていた。インサイダーはじわじわと潰す予定だ」
「早く進めて欲しいのです」
「それは早くインサイダーを失脚させてほしいって事か?」
「そうです」
「今までも発展を加速させてきたつもりだ。これ以上やるなら、フィルと一夜を共にして俺に憑依してもらい、貴族会議の場でフィルの正体と俺の強さを晒す事になる」
「出来る事すべてをやって欲しいのです」
「憑依?なに?」
「フィルに秘密があるのですか!」
「気になるにゃあ」
「フィル、天使の正体を晒してくれ」
フィルの頭から輪が出現し、背中から翼が出現する。
「「おおおおおおおお!!」」
「確かにこれならインパクトは絶大ですな」
「俺と一夜を共にする事でフィルの相手を見抜く能力は高まる。その上で女神が出てくれば潰せる可能性はさらに高まる。出来る事全部をやって一気に終わらせたい」
「分かりました。フィル、覚悟を決めてください」
「そのお、う、ええっと」
フィルがもじもじする。
ラビイとリースがフィルをベッドに運んでいく。
「緊急事態だにゃあ、すぐやるにゃあ」
「するしかないのです!」
俺とフィルだけがベッドに座る。
「女神、出てこい」
空間が歪み女神が出てくるがさっきの威厳は無い。
「なになに~?」
「本当に困っているんだな?」
「困ってるよ~。早く発展させないと世界が滅びるよ」
「フィルは大丈夫なのか?」
「この子は大丈夫。恥ずかしいだけだから。抱いてもらうのが嫌なわけじゃないよ」
「頑張ってね~」
どの意味で言っているのか分からないが女神が消えた。
フィルを見ると真っ赤だ。
「恥ずかしいか?」
「は、恥ずかしいです!それに女神さまは絶対にベッドを覗いてます!絶対に見てるんです!」
「そうかもな」
◇
チュンチュンチュンチュンチュン!
俺は目覚め、自分でコーヒーを淹れる。
フィルは目覚めると布団で体を隠しながら服を着た。
「フィル、頑張ったな」
「な!やめてください!昨日の事はもう言わないでください!」
「フィル、コーヒーを飲むか?」
「……いただきます」
フィルにコーヒーを渡すと俺は叫ぶ。
「そろそろ出てこい!」
「バレバレだったにゃあ」
「バレては仕方がないのです」
「おんぶ」
後ろには9人のメイドも居た。
「ご飯にするよ」
メイドはなにも無かったように接してくる。
その前に、フィルの憑依を確認したい。
俺に憑依できるんだよな?
「分かりました」
フィルが俺に抱きつくと俺に吸い込まれるように消えた。
『憑依しました』
『念話が出来るのか』
『はい、それとしばらく私は憑依して、ジュンの魔力を受け取り続けます』
『充電みたいなやつか?』
『そうです。しばらく眠ります』
『分かった』
憑依すれば俺が強くなるかと思っていたが、俺は魔力電源か。
「フィルは力を取りも戻すためにしばらく憑依状態で眠る」
「食事にするね」
食事が終わると斥候が走って来る。
「王都のポーション価格が上がり始めました」
「ついに来たか」
「ウサット、準備は出来ているか?」
「はい、万全です!」
ダンジョンの攻略で苦戦している情報はダンジョン攻略軍から縮小された兵や冒険者が国中に戻り皆が話した。
噂はすぐに広まった。
王都のポーションは枯渇し、王都のポーション工房主は工房を手放し、ロングスパン領の多くの錬金術師もポーション作りをやめて建築や鉱山の作業に移った。
インサイダーはこれから確実にポーションの値段を釣り上げてくる。
「500の軍でグレスの居るダンジョンへと向かう!」
「すぐに準備をいたします」
城の外には500の軍が並ぶ。
「今から出陣する!!」
「「おーーーーーーー!!」」
今まで味方を欺きダンジョン攻略の軍を縮小してきた。
今まで水面下で準備を整えてきた。
速攻でダンジョンを消滅させる。
◇
500の軍がグレスと合流すると、グレスは何かを察したようだ。
1000の軍が俺とグレスの前に並ぶ。
「思い出します。初めてダンジョンを消滅させた時の事を」
「あの時も1000の軍で挑んだんだったな」
「懐かしく思います」
「ああ、だがあの時とは違う。グレスもそうだが、皆強くなっている」
「ええ、そうですね。我々は大幅に力をつけました。皆に言葉をかけてください」
「それはグレスの役目だろ」
「私は500の兵をすでに激励しています。それに、皆もジュン殿の言葉を待ち望んでいます」
「分かった。皆は強い!いつも通りにやれば結果はついてくる!以上だ!」
「もう少し違う言葉をお願いします」
「ええ!十分だと思ったけど?」
「いえ、威厳に満ちた言葉をお願いします」
「そうか、おほん。グレス率いる500の諸君!みんなの努力のおかげでダンジョンにいる魔物は少なくなった!特に妻と幼い子を残してダンジョン消滅に参加したコープ!」
「お、おらの事覚えてくれてるだか?」
「覚えている!その他にも体の弱い母を故郷に残してきたメリー!弟を残して来たアンリ!他にもいるが全部グレスから聞いている。すまない!そしてありがとう!」
俺に名前を呼ばれた者が涙ぐんだ。
グレスが俺に礼をした。
「ここに居る500の兵はグレスに選ばれた精鋭だ!皆誇ってくれ!!逃げず、危険を冒して魔物と闘うみんなを俺は誇りに思う!そして、ロングスパンの500の兵士達!」
俺はロングスパンの500の兵に目線を移した。
「皆は俺と幹部が選んだ精鋭だ!戦う者だけではない!武具を直す者!料理を作る者!メイドをこなす者!すべてが精鋭だ!戦う者はもちろんの事、そうで無い者も居て初めて軍は機能する!」
「「うおおおおおおおおおおお!!」」
「ここに居る1000の精鋭の多くが最初にダンジョンを消滅させた歴戦の強者だ!そしてみんなはあの時より強くなっている!グレスは剣聖になった。グレスだけではない!皆力をつけた!魔物が多く出ようが、皆それを超えるだけ強くなった!何も心配していない!みんなが居る!絶対に成功する!」
俺は力を隠さずにダンジョンの魔物を狩る。
他に新たな力をつけた者も居た。
「ゴーレム!行くですよ!」
ハンマーを持ったゴーレムが魔物ハンマーで瞬殺した。
ラビイの新たな力、ゴーレムだ。
「私も負けられないにゃあ!シャドウ!」
黒いリースが魔物を斬り倒す。
「ウッドゴーレム」
木のゴーレムが魔物をなぎ倒す。
3体が連携しつつ魔物を狩っていく。
「私も負けていられませんなあ!」
ウサットの筋肉が隆起する。
「ふぉおおおおおおお!!」
クワを1回振るだけで3体の魔物を倒した。
「「俺達マッチョ部隊も続け!!」」
マッチョ部隊という謎の力も増している。
ウサット指揮の元100のマッチョが魔物を狩っていく。
しかも上位トップ100の選抜試験が定期的にあるようでお互い切磋琢磨しているらしい。
しかも奴ら、魔物が減って来ると10人単位で小隊を組みだして分散して効率よく魔物を狩りだした。
進化している。
ただ食料の減りだけは異様に早い。
フィル以外の4幹部全員が活躍している。
グレスは剣聖として力を振るう。
魔物の群れに飛び込むように斬りこんで剣で倒していく。
グレスの剣の間合いに入ったら魔物は瞬殺される。
勇者時代のタケルより明らかに強い。
みんな強くなっている。
始めてダンジョンを消滅させた時よりもハイペースで魔物が狩られる。
俺達はダンジョンの外に出た。
『女神、やってくれ』
『行くよ~』
ダンジョンが消えて魔物が発生する。
俺は本気を出して戦う。
俺の戦闘力は100から変わっていない。
だが明らかに周りの者の戦闘力が増している。
前回より楽に感じる。
あっけなく最後の目標の中級ダンジョン消滅は終わった。
「お待ちしておりました。早速幹部会議を執り行います」
城の会議室には5人がスタンバイしていた。
俺はすぐに座ってインサイダーの事を話す。
「……で、インサイダーの笑顔が気持ち悪かった」
「むかつくです!早く潰すしてやりたいです」
「では、もうすぐインサイダーのポーション価格の引き上げが起こりますかな?」
「起こる。確実にやって来るだろう」
会議室の空間が歪み、女神の映像が現れる。
いつも通り俺だけが椅子に座ったままだ。
マナでさえ跪いている。
「……」
「ジュン」
「なんだ?」
「早くこの国を発展させてほしいのです」
「ダンジョンの攻略で手間取っていた。インサイダーはじわじわと潰す予定だ」
「早く進めて欲しいのです」
「それは早くインサイダーを失脚させてほしいって事か?」
「そうです」
「今までも発展を加速させてきたつもりだ。これ以上やるなら、フィルと一夜を共にして俺に憑依してもらい、貴族会議の場でフィルの正体と俺の強さを晒す事になる」
「出来る事すべてをやって欲しいのです」
「憑依?なに?」
「フィルに秘密があるのですか!」
「気になるにゃあ」
「フィル、天使の正体を晒してくれ」
フィルの頭から輪が出現し、背中から翼が出現する。
「「おおおおおおおお!!」」
「確かにこれならインパクトは絶大ですな」
「俺と一夜を共にする事でフィルの相手を見抜く能力は高まる。その上で女神が出てくれば潰せる可能性はさらに高まる。出来る事全部をやって一気に終わらせたい」
「分かりました。フィル、覚悟を決めてください」
「そのお、う、ええっと」
フィルがもじもじする。
ラビイとリースがフィルをベッドに運んでいく。
「緊急事態だにゃあ、すぐやるにゃあ」
「するしかないのです!」
俺とフィルだけがベッドに座る。
「女神、出てこい」
空間が歪み女神が出てくるがさっきの威厳は無い。
「なになに~?」
「本当に困っているんだな?」
「困ってるよ~。早く発展させないと世界が滅びるよ」
「フィルは大丈夫なのか?」
「この子は大丈夫。恥ずかしいだけだから。抱いてもらうのが嫌なわけじゃないよ」
「頑張ってね~」
どの意味で言っているのか分からないが女神が消えた。
フィルを見ると真っ赤だ。
「恥ずかしいか?」
「は、恥ずかしいです!それに女神さまは絶対にベッドを覗いてます!絶対に見てるんです!」
「そうかもな」
◇
チュンチュンチュンチュンチュン!
俺は目覚め、自分でコーヒーを淹れる。
フィルは目覚めると布団で体を隠しながら服を着た。
「フィル、頑張ったな」
「な!やめてください!昨日の事はもう言わないでください!」
「フィル、コーヒーを飲むか?」
「……いただきます」
フィルにコーヒーを渡すと俺は叫ぶ。
「そろそろ出てこい!」
「バレバレだったにゃあ」
「バレては仕方がないのです」
「おんぶ」
後ろには9人のメイドも居た。
「ご飯にするよ」
メイドはなにも無かったように接してくる。
その前に、フィルの憑依を確認したい。
俺に憑依できるんだよな?
「分かりました」
フィルが俺に抱きつくと俺に吸い込まれるように消えた。
『憑依しました』
『念話が出来るのか』
『はい、それとしばらく私は憑依して、ジュンの魔力を受け取り続けます』
『充電みたいなやつか?』
『そうです。しばらく眠ります』
『分かった』
憑依すれば俺が強くなるかと思っていたが、俺は魔力電源か。
「フィルは力を取りも戻すためにしばらく憑依状態で眠る」
「食事にするね」
食事が終わると斥候が走って来る。
「王都のポーション価格が上がり始めました」
「ついに来たか」
「ウサット、準備は出来ているか?」
「はい、万全です!」
ダンジョンの攻略で苦戦している情報はダンジョン攻略軍から縮小された兵や冒険者が国中に戻り皆が話した。
噂はすぐに広まった。
王都のポーションは枯渇し、王都のポーション工房主は工房を手放し、ロングスパン領の多くの錬金術師もポーション作りをやめて建築や鉱山の作業に移った。
インサイダーはこれから確実にポーションの値段を釣り上げてくる。
「500の軍でグレスの居るダンジョンへと向かう!」
「すぐに準備をいたします」
城の外には500の軍が並ぶ。
「今から出陣する!!」
「「おーーーーーーー!!」」
今まで味方を欺きダンジョン攻略の軍を縮小してきた。
今まで水面下で準備を整えてきた。
速攻でダンジョンを消滅させる。
◇
500の軍がグレスと合流すると、グレスは何かを察したようだ。
1000の軍が俺とグレスの前に並ぶ。
「思い出します。初めてダンジョンを消滅させた時の事を」
「あの時も1000の軍で挑んだんだったな」
「懐かしく思います」
「ああ、だがあの時とは違う。グレスもそうだが、皆強くなっている」
「ええ、そうですね。我々は大幅に力をつけました。皆に言葉をかけてください」
「それはグレスの役目だろ」
「私は500の兵をすでに激励しています。それに、皆もジュン殿の言葉を待ち望んでいます」
「分かった。皆は強い!いつも通りにやれば結果はついてくる!以上だ!」
「もう少し違う言葉をお願いします」
「ええ!十分だと思ったけど?」
「いえ、威厳に満ちた言葉をお願いします」
「そうか、おほん。グレス率いる500の諸君!みんなの努力のおかげでダンジョンにいる魔物は少なくなった!特に妻と幼い子を残してダンジョン消滅に参加したコープ!」
「お、おらの事覚えてくれてるだか?」
「覚えている!その他にも体の弱い母を故郷に残してきたメリー!弟を残して来たアンリ!他にもいるが全部グレスから聞いている。すまない!そしてありがとう!」
俺に名前を呼ばれた者が涙ぐんだ。
グレスが俺に礼をした。
「ここに居る500の兵はグレスに選ばれた精鋭だ!皆誇ってくれ!!逃げず、危険を冒して魔物と闘うみんなを俺は誇りに思う!そして、ロングスパンの500の兵士達!」
俺はロングスパンの500の兵に目線を移した。
「皆は俺と幹部が選んだ精鋭だ!戦う者だけではない!武具を直す者!料理を作る者!メイドをこなす者!すべてが精鋭だ!戦う者はもちろんの事、そうで無い者も居て初めて軍は機能する!」
「「うおおおおおおおおおおお!!」」
「ここに居る1000の精鋭の多くが最初にダンジョンを消滅させた歴戦の強者だ!そしてみんなはあの時より強くなっている!グレスは剣聖になった。グレスだけではない!皆力をつけた!魔物が多く出ようが、皆それを超えるだけ強くなった!何も心配していない!みんなが居る!絶対に成功する!」
俺は力を隠さずにダンジョンの魔物を狩る。
他に新たな力をつけた者も居た。
「ゴーレム!行くですよ!」
ハンマーを持ったゴーレムが魔物ハンマーで瞬殺した。
ラビイの新たな力、ゴーレムだ。
「私も負けられないにゃあ!シャドウ!」
黒いリースが魔物を斬り倒す。
「ウッドゴーレム」
木のゴーレムが魔物をなぎ倒す。
3体が連携しつつ魔物を狩っていく。
「私も負けていられませんなあ!」
ウサットの筋肉が隆起する。
「ふぉおおおおおおお!!」
クワを1回振るだけで3体の魔物を倒した。
「「俺達マッチョ部隊も続け!!」」
マッチョ部隊という謎の力も増している。
ウサット指揮の元100のマッチョが魔物を狩っていく。
しかも上位トップ100の選抜試験が定期的にあるようでお互い切磋琢磨しているらしい。
しかも奴ら、魔物が減って来ると10人単位で小隊を組みだして分散して効率よく魔物を狩りだした。
進化している。
ただ食料の減りだけは異様に早い。
フィル以外の4幹部全員が活躍している。
グレスは剣聖として力を振るう。
魔物の群れに飛び込むように斬りこんで剣で倒していく。
グレスの剣の間合いに入ったら魔物は瞬殺される。
勇者時代のタケルより明らかに強い。
みんな強くなっている。
始めてダンジョンを消滅させた時よりもハイペースで魔物が狩られる。
俺達はダンジョンの外に出た。
『女神、やってくれ』
『行くよ~』
ダンジョンが消えて魔物が発生する。
俺は本気を出して戦う。
俺の戦闘力は100から変わっていない。
だが明らかに周りの者の戦闘力が増している。
前回より楽に感じる。
あっけなく最後の目標の中級ダンジョン消滅は終わった。
0
お気に入りに追加
560
あなたにおすすめの小説

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり

無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる