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金持ちは株か不動産だよな
金持ちは株と不動産
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最近パワハーラの領地から移民希望者が増えている。
そのおかげでロングスパン領の領民は増えた。
ネコ族500人を受け入れる時は家を建ててくれたうさぎ族に給金を支払うために苦労をしたが、今では領民の受け入れ準備が整ってきた。
領民の数が増えた効果だろう。
最近不動産が好調だ。
建った家を新しい領民に貸し、毎月賃料を得る。
そしてその収入で家を建てて新しく移民してきた領民に貸し出す。
今俺は日本では出来なかった不動産投資をしている。
領の運営は順調だ。
お金が増え、その増えたお金を投資に回す。
どんどん不労所得が増えていく。
「何を笑っているんですか?」
「あ、分かったにゃあ。投資だにゃあ」
「フィルとリースか、投資の喜びをかみしめていた所だ」
「ポーション工房に投資した件ですか?」
「それもあるけど、不動産投資だ。日本に居る時は出来なかった」
「前の世界に居る時も不動産に投資していたと思っていたにゃあ」
「俺は株の長期投資しかやってなかったぞ」
「手馴れているように見えたにゃあ」
「ま、俺の金じゃなくて、領の金なんだけど、何もしなくてもお金が増えていくのは最高だ。家を作ってくれるうさぎ族に感謝だ。はははははは」
「分かるにゃあ。ふろうしょとくは最高にゃあ。憧れるにゃあ」
リースが慣れない言葉を使う。
不労所得の意味が分かっているか疑問だ。
「不労所得は最高だ。ん?リースは影分身を使えるだろ?それって不労所得じゃね?」
「は!そういえばそうにゃあ!」
リースと俺は笑う。
「金持ちは株と不動産って言葉があるけど、あれは本当だな」
「不動産は分かりますが、株はやってませんよね?」
「そうだな。でもアイテム投資のスキルがある。毎日ポーションを増やしている」
株はやっていないが投資はしている。
アイテム投資のスキルに事業者への投資。
その効果は毎月出ている。
「それって金貨も増やせるのかにゃ?」
「増やせると思うけど、前王に確認したら遠慮して欲しいと言われた」
「魔石を一杯増やせばいいにゃあ」
「うーん、確かに魔石は価値が高い。それも増やせる数に制限がある。魔力を消費するんだ。大きい魔石をフルにセットすると魔力不足になる」
「レアリティーの高い物は魔力を消費しすぎてたくさん増やせないってことかにゃあ?」
「そうだ」
「十分増やせていると思いますよ」
フィルは俺の能力を天眼で見抜いているようだ。
アイテム投資の特性を見ることが出来るのだろう。
「ジュン様、王がお見えになったので勝手ながらお通しいたしました」
「助かる」
王とグレスが入って来る。
「この領は立派になったな」
「みんなのおかげだ」
「人口はどこまで増えた?」
「2500人を突破した。最近パワハーラの領地からの移民が急増している」
「そのパワハーラだが、最近の調べでは領民の数が激減している。今は100人を切っている可能性もある。パワハーラの貴族の爵位を取り上げる為に来たのだ」
領民が100人を切ったら領は維持できないだろう。
魔物から領地を守り切れない。
「ジュン様、パワハーラが兵士と揉めています。強引に城に入ろうとしているようです」
「通してくれ」
「手間が省けた。貴族の爵位を取り上げる」
「ロッソを呼んでくれ。パワハーラへの恨みを晴らしたいと伝えてくれ」
「すぐに呼んでまいります。全幹部も招集いたします」
王には椅子に座って貰い、王の右には俺が立ち、4幹部、ロッソ、マナが並び反対サイドにはグレスが立つ。
パワハーラが城の中に入ってくると、王とグレス、そして幹部を見た瞬間たじろぐ。
皆の威圧感が半端ないのだ。
だがすぐに俺を指差して怒鳴る。
「王よ!聞いてください!この者が私の領民を奪ったのです!私に周囲の魔物狩りを押し付け、自分だけが暴利をむさぼっております!内政の英雄は私に防衛費を日払うべきです」
王の目つきが変わる。
「パワハーラ、この時を持ってお前の爵位をはく奪する」
「な!何を言っているのですか!」
「王に無礼は許さない!」
グレスはすぐにパワハーラを地面に倒し、拘束する。
パワハーラはうつぶせになりながら王を見上げる。
「パワハーラ、貴族じゃなくなったか。所でパワハーラの元執事であるロッソだが、非常に優秀な人間で俺は助かっている。ロッソ、言いたいことがあればこの平民に言ってくれ」
「貴様!無礼者があああああ!」
パワハーラが激高する。
だが、グレスがパワハーラの頭を押さえつける。
「さあ、ロッソ、言ってくれ」
「では失礼して、パワハーラ、あなたは投資の何たるかが分かっておりません。ロングスパン領の周りに柵を張り巡らせ、通行料を取ろうとするのはただの嫌がらせです」
ロッソの言葉を聞いた瞬間グレスは更にパワハーラを強く押さえつける。
グレスが怒っている。
前あれだけ釘を刺したのにパワハーラは嫌がらせをしてきたからな。
「いだ、痛い痛い、痛い痛い」
「それに比べ、ジュン様は素晴らしい。家を持たぬ者の事を思い、家に住まわせ、外食の値段と服のクリーニング、そして浴場の値段などの生活に欠かせない支出を安く抑え、民に喜ばれております。投資とは本来皆を笑顔にし、豊かにすることです。ジュン様を見てそれを実感いたしました」
「グレス、やりすぎだ。パワハーラ、反省する気になったか?」
王がパワハーラを観察するように見ながら言った。
「納得できません。それにロッソは不愛想で融通の利かない無能です!」
「違う!ロッソは自分に不利になる事でも良かれと思えば矢面に立つ優秀な人間だ!」
「パワハーラ、やはりお前は変わらないか。グレス、つまみ出せ!」
俺は怒鳴り、王に排除される。
騒ぐパワハーラを無視するようにグレスが城の外に連れて行く。
「ロッソ、お疲れ様だった。そろそろ休憩の時間……泣いているのか?」
「も、申し訳ありません。ジュン様の言葉があまりにも嬉しく、ぐうう、休憩を取ります」
ロッソは涙を隠すように立ち去った。
「ジュン、すまなかったな。つい口を出した」
「いや、問題無い」
「ジュン殿は人を助け、パワハーラは人を使いつぶし富を搾り取ろうとした。この差が出たのだろう。ジュン殿、爵位を伯爵に引き上げたい。3日後、王城まで来て欲しい」
「待ってくれ。今爵位を上げるべきはグレスだ」
グレスの地位は騎士だ。
序列の高い順に言うと。
王
公爵
侯爵
伯爵
子爵
男爵
騎士
となるが、グレスの地位は騎士だ。
今後貴族を相手にする事を考えればグレスの地位向上は必須だ。
「グレスの地位は引き上げる。その上でジュン殿の爵位を上げたいのだ」
「……分かった」
このロングスパン領は急速に拡大している。
今の子爵の爵位と地位としては規模が大きくなりすぎた。
王が帰っていくとラビイとウサットは喜ぶ。
「やっと爵位が上がるです」
「我々の目標が1つ叶いましたな」
「責任が増えるか」
「ジュン様、爵位が無くとも、責任ある使命はついて回っていたでしょう」
「そうだな。さて、パワハーラが失脚した今、魔物狩りを再開しようか」
「皆に伝えます」
「パワハーラが作ってくれた木の柵はちょうどいい。俺達で使わせてもらおう。設置費用が浮いて本当に助かる」
パワハーラが作った柵の中だけは魔物を狩る。
農耕地と畜産の範囲を拡大できる。
「残るは4貴族の最後の1人ですな」
「最後の貴族は、崩れる気配が無い」
「くくく、残る貴族は4貴族最強、なのです。そして、その背後に控えるインサイダーはそれを更に超える存在。なのです」
ラビイの言う通りだ。
最後に残った4貴族最後の一人。
様子を見る限り領地経営は安定しつつある。
残った4貴族の領地からこちらの領地への移民の数が少ない。
その事からも領地経営の上手さがうかがえる。
そして4貴族への対応を迫られた俺はインサイダーへの対応を何もしていない。
インサイダー。
あいつがこのまま何もせず終わるとは思えない。
しかもダンジョンを消滅させる件は最近手つかずだ。
1つ1つ解決していくしかないか。
「更にマナがさっきからジュンを見ているのです」
俺が振り向くと、会議室の入り口に立つマナが俺を見ていた。
そのおかげでロングスパン領の領民は増えた。
ネコ族500人を受け入れる時は家を建ててくれたうさぎ族に給金を支払うために苦労をしたが、今では領民の受け入れ準備が整ってきた。
領民の数が増えた効果だろう。
最近不動産が好調だ。
建った家を新しい領民に貸し、毎月賃料を得る。
そしてその収入で家を建てて新しく移民してきた領民に貸し出す。
今俺は日本では出来なかった不動産投資をしている。
領の運営は順調だ。
お金が増え、その増えたお金を投資に回す。
どんどん不労所得が増えていく。
「何を笑っているんですか?」
「あ、分かったにゃあ。投資だにゃあ」
「フィルとリースか、投資の喜びをかみしめていた所だ」
「ポーション工房に投資した件ですか?」
「それもあるけど、不動産投資だ。日本に居る時は出来なかった」
「前の世界に居る時も不動産に投資していたと思っていたにゃあ」
「俺は株の長期投資しかやってなかったぞ」
「手馴れているように見えたにゃあ」
「ま、俺の金じゃなくて、領の金なんだけど、何もしなくてもお金が増えていくのは最高だ。家を作ってくれるうさぎ族に感謝だ。はははははは」
「分かるにゃあ。ふろうしょとくは最高にゃあ。憧れるにゃあ」
リースが慣れない言葉を使う。
不労所得の意味が分かっているか疑問だ。
「不労所得は最高だ。ん?リースは影分身を使えるだろ?それって不労所得じゃね?」
「は!そういえばそうにゃあ!」
リースと俺は笑う。
「金持ちは株と不動産って言葉があるけど、あれは本当だな」
「不動産は分かりますが、株はやってませんよね?」
「そうだな。でもアイテム投資のスキルがある。毎日ポーションを増やしている」
株はやっていないが投資はしている。
アイテム投資のスキルに事業者への投資。
その効果は毎月出ている。
「それって金貨も増やせるのかにゃ?」
「増やせると思うけど、前王に確認したら遠慮して欲しいと言われた」
「魔石を一杯増やせばいいにゃあ」
「うーん、確かに魔石は価値が高い。それも増やせる数に制限がある。魔力を消費するんだ。大きい魔石をフルにセットすると魔力不足になる」
「レアリティーの高い物は魔力を消費しすぎてたくさん増やせないってことかにゃあ?」
「そうだ」
「十分増やせていると思いますよ」
フィルは俺の能力を天眼で見抜いているようだ。
アイテム投資の特性を見ることが出来るのだろう。
「ジュン様、王がお見えになったので勝手ながらお通しいたしました」
「助かる」
王とグレスが入って来る。
「この領は立派になったな」
「みんなのおかげだ」
「人口はどこまで増えた?」
「2500人を突破した。最近パワハーラの領地からの移民が急増している」
「そのパワハーラだが、最近の調べでは領民の数が激減している。今は100人を切っている可能性もある。パワハーラの貴族の爵位を取り上げる為に来たのだ」
領民が100人を切ったら領は維持できないだろう。
魔物から領地を守り切れない。
「ジュン様、パワハーラが兵士と揉めています。強引に城に入ろうとしているようです」
「通してくれ」
「手間が省けた。貴族の爵位を取り上げる」
「ロッソを呼んでくれ。パワハーラへの恨みを晴らしたいと伝えてくれ」
「すぐに呼んでまいります。全幹部も招集いたします」
王には椅子に座って貰い、王の右には俺が立ち、4幹部、ロッソ、マナが並び反対サイドにはグレスが立つ。
パワハーラが城の中に入ってくると、王とグレス、そして幹部を見た瞬間たじろぐ。
皆の威圧感が半端ないのだ。
だがすぐに俺を指差して怒鳴る。
「王よ!聞いてください!この者が私の領民を奪ったのです!私に周囲の魔物狩りを押し付け、自分だけが暴利をむさぼっております!内政の英雄は私に防衛費を日払うべきです」
王の目つきが変わる。
「パワハーラ、この時を持ってお前の爵位をはく奪する」
「な!何を言っているのですか!」
「王に無礼は許さない!」
グレスはすぐにパワハーラを地面に倒し、拘束する。
パワハーラはうつぶせになりながら王を見上げる。
「パワハーラ、貴族じゃなくなったか。所でパワハーラの元執事であるロッソだが、非常に優秀な人間で俺は助かっている。ロッソ、言いたいことがあればこの平民に言ってくれ」
「貴様!無礼者があああああ!」
パワハーラが激高する。
だが、グレスがパワハーラの頭を押さえつける。
「さあ、ロッソ、言ってくれ」
「では失礼して、パワハーラ、あなたは投資の何たるかが分かっておりません。ロングスパン領の周りに柵を張り巡らせ、通行料を取ろうとするのはただの嫌がらせです」
ロッソの言葉を聞いた瞬間グレスは更にパワハーラを強く押さえつける。
グレスが怒っている。
前あれだけ釘を刺したのにパワハーラは嫌がらせをしてきたからな。
「いだ、痛い痛い、痛い痛い」
「それに比べ、ジュン様は素晴らしい。家を持たぬ者の事を思い、家に住まわせ、外食の値段と服のクリーニング、そして浴場の値段などの生活に欠かせない支出を安く抑え、民に喜ばれております。投資とは本来皆を笑顔にし、豊かにすることです。ジュン様を見てそれを実感いたしました」
「グレス、やりすぎだ。パワハーラ、反省する気になったか?」
王がパワハーラを観察するように見ながら言った。
「納得できません。それにロッソは不愛想で融通の利かない無能です!」
「違う!ロッソは自分に不利になる事でも良かれと思えば矢面に立つ優秀な人間だ!」
「パワハーラ、やはりお前は変わらないか。グレス、つまみ出せ!」
俺は怒鳴り、王に排除される。
騒ぐパワハーラを無視するようにグレスが城の外に連れて行く。
「ロッソ、お疲れ様だった。そろそろ休憩の時間……泣いているのか?」
「も、申し訳ありません。ジュン様の言葉があまりにも嬉しく、ぐうう、休憩を取ります」
ロッソは涙を隠すように立ち去った。
「ジュン、すまなかったな。つい口を出した」
「いや、問題無い」
「ジュン殿は人を助け、パワハーラは人を使いつぶし富を搾り取ろうとした。この差が出たのだろう。ジュン殿、爵位を伯爵に引き上げたい。3日後、王城まで来て欲しい」
「待ってくれ。今爵位を上げるべきはグレスだ」
グレスの地位は騎士だ。
序列の高い順に言うと。
王
公爵
侯爵
伯爵
子爵
男爵
騎士
となるが、グレスの地位は騎士だ。
今後貴族を相手にする事を考えればグレスの地位向上は必須だ。
「グレスの地位は引き上げる。その上でジュン殿の爵位を上げたいのだ」
「……分かった」
このロングスパン領は急速に拡大している。
今の子爵の爵位と地位としては規模が大きくなりすぎた。
王が帰っていくとラビイとウサットは喜ぶ。
「やっと爵位が上がるです」
「我々の目標が1つ叶いましたな」
「責任が増えるか」
「ジュン様、爵位が無くとも、責任ある使命はついて回っていたでしょう」
「そうだな。さて、パワハーラが失脚した今、魔物狩りを再開しようか」
「皆に伝えます」
「パワハーラが作ってくれた木の柵はちょうどいい。俺達で使わせてもらおう。設置費用が浮いて本当に助かる」
パワハーラが作った柵の中だけは魔物を狩る。
農耕地と畜産の範囲を拡大できる。
「残るは4貴族の最後の1人ですな」
「最後の貴族は、崩れる気配が無い」
「くくく、残る貴族は4貴族最強、なのです。そして、その背後に控えるインサイダーはそれを更に超える存在。なのです」
ラビイの言う通りだ。
最後に残った4貴族最後の一人。
様子を見る限り領地経営は安定しつつある。
残った4貴族の領地からこちらの領地への移民の数が少ない。
その事からも領地経営の上手さがうかがえる。
そして4貴族への対応を迫られた俺はインサイダーへの対応を何もしていない。
インサイダー。
あいつがこのまま何もせず終わるとは思えない。
しかもダンジョンを消滅させる件は最近手つかずだ。
1つ1つ解決していくしかないか。
「更にマナがさっきからジュンを見ているのです」
俺が振り向くと、会議室の入り口に立つマナが俺を見ていた。
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