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金持ちは株か不動産だよな
人口問題
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「叩き潰してやるですーーーーーーーー!」
俺が屋敷に帰るとラビイが暴れている。
ラビイは対魔物用のハンマーを持ち出し外に出て行こうとする。
たが4人のメイドに羽交い絞めにされて動きを封じられる。
「ラビイ、今からインサイダー公爵の対策会議を行う」
「このまま舐められっぱなしはいけないのです!ジュンをバカにする者は痛い目に合うです!」
ラビイが殺人モードに入っている。
痛い目処か殺しかねない。
このままでは止まらない。
「ラビイ、今回は武器を使わない戦いが始まる」
「武器を使わない戦い?」
俺は適当に話を進める。
「俺が元居た世界の話になるが、外交は武器を使わない戦争だ」
「外交は、武器を使わない戦争」
「そうだ、詳細は会議で決めるが、ロングスパン領の幹部としてラビイの力が必要だ。恐らく今回の件は内政の力がカギになる。つまり幹部の中で生産力の高いラビイの重要度は増すだろう」
遅れて到着した王とグレスが会話に参加する。
「私もまったく同意見だ」
「ジュン殿は貴族間の政争の力もお持ちだったのですね」
いや、適当に言っただけだ。
だが、本当の事を言ったらまたラビイが暴れる。
乗っかるしかない。
「まだ会議は始まっていない。皆の力が必要だ。席に着こう」
ラビイが素早く席につく。
「早く始めるです!経済戦争を始めるです!」
「私も同意見ですな」
ラビイとウサットの目が光る。
リースは丸いテーブルに座ってフライングで食事を食べている。
フィルも座るが何故かマナも座っていた。
俺達もすぐに座った。
「会議を始めるが、ウサット、前に皆から要望があったはずだ。それを知りたい」
「かしこまりました。要望の内容は次のようになります」
ウサットが紙を配る。
・兵士へのポーションの寄付
・中級ダンジョンの消滅作戦を行いたい
・ロングスパン領への新たな移民希望
・王都拡張の為の防壁作成の要望
・生活困窮者への仕事の斡旋
・王都への移民希望者の護衛をしつつ王都に迎え入れる
と、その他にも様々な要望があった。
「ありがとう。貴族会議で出たのは王都の人口増加で土地が無いって話だったよな?他に重要案件はあるか?」
「無い。その問題が解決すれば他の問題もある程度は解決する。今1番大きな問題は王都の人口増加だ」
「分かった。今は細かい要望は後回しにする。ロングスパン領にすべてを一気に解決する力は無い。王都の人口問題に特化して対策を立てる方針にしたい。意見はあるか?」
特に無しか。
「他に言いたいことは無いか?無ければ人口問題の話に移る……では人口問題だが、インサイダー公爵の言ったロングスパン領の人口増加が王都の居住区を圧迫しているのは事実だ。解決する策はあるか?」
「今この領は1階建ての建物が多いです。再整備して5階建ての建物を作るです」
「なるほど、いい案だな。他にはあるか?」
「要望にあった王都の防壁拡張はどうだろうか?土地が広くなれば多くの民が住める」
「確かに、その考えもある。他には無いか?」
「「……」」
特に無しか。
「俺の意見は、ロングスパン領の移転だ。昔栄えていたが廃墟になった場所があるだろ?そこを新たな領地にしたい」
王都から10キロほど離れ、更に中級ダンジョンに隣接するようにあった街だが今はダンジョンスタンピードの影響で人が住まなくなったのだ。
「思い切った事を言う。確かにあの場所は立地がいい。中級ダンジョンが近く、山も川も海も近い。だが」
王の顔が曇る。
「1から屋敷と住居、それに道路を整備するとなればかなりの労力が必要だ。そして農地の開墾も必要となる。更にあの地域は魔物の群れが出没する」
「そうだな。だがロングスパン領にはうさぎ族が居る。皆の内政能力は高い。そして、魔物の討伐はグレス率いる兵士に協力をお願いしたい」
ウサットとラビイがやる気になる。
「やるですよ!新しくたくさん作るです!」
「お任せください。私のクワで生い茂った木も魔物も蹴散らし、あっという間に農地の開墾を終わらせましょう」
グレスも笑顔で答える。
「私が役に立てる日が来るとは思いませんでした。命をかけて任務を成し遂げます」
「待ってくれ。デメリットもある。今までみんなが頑張って発展させたこの地を王に返上する事になる。ここに残る者も出てくるだろう。王の力は増すがロングスパン領の人は減るだろう」
「まさか!私の助けになるために道を譲るというのか!その為に苦行の中に飛び込もうというのか!」
王が驚愕する。
「そこまで大げさじゃない。それにうさぎ族がついて来てくれて、グレスの隊の協力なければ実現できない。みんなの力が必要だ」
「やるです!ついてこない者は仕方ないです」
「ジュン様への忠誠心を示すいい機会でしょう。ついて来ない者はそこまでの忠誠心しか持ち合わせていないのです。多くの者が移住してくれるでしょう」
「安心した。今日の会議はここまでにして食事を楽しもう」
くくくく、うまくいった。
経済戦争から論点をずらし、領地の移転に意識を集中させることが出来た。
新しい領地は王都から南にある。
そしてインサイダー公爵の領地は王都から北部に行った場所にある。
インサイダー公爵は他の貴族の領地に乗り込んで来て恫喝する人間らしいが、インサイダーと物理的な距離を取れる。
更に距離を取る事でラビイがインサイダーに殴り込みをかけるリスクも減る。
そして俺は王都から離れ、のんびり暮らすことが出来る。
急成長し、力を得た王とグレスが世界を救う。
俺はのんびりしていればいい。
というよりうさぎ族があまりみんなを助けすぎると自分で解決しようという人間は減っていく。
それはそれでマイナスだろう。
インサイダーみたいなおかしい奴と関わっても良いことは無い。
俺はのんびり王都から離れて暮らすのだ。
それと魚だ。
魚の食事は出てくるが魚介類の値段が高いらしい。
この王都は海から微妙に遠い。
海岸に魔物が出る為、力を持った冒険者は海でバーベキューをするらしいが、魚は王都でたくさん取れない。
投資家は支出に敏感だ。
おいしくて新鮮な魚を新しく出来たロングスパン領で取って食べる。
海で魚や貝を浜辺で取ってきてバーベキューをするのもいいだろう。
後領民だ。
領民は多ければいいというわけではない。
王を見ていれば分かる。
管理する民が増えればトラブルも増える。
俺は王のように大変な思いをしたくない。
俺が楽をし、みんなが成長する。
この判断がベストだと思う。
多くの条件を検討して、良くなる未来に投資するのが投資家だ。
俺が屋敷に帰るとラビイが暴れている。
ラビイは対魔物用のハンマーを持ち出し外に出て行こうとする。
たが4人のメイドに羽交い絞めにされて動きを封じられる。
「ラビイ、今からインサイダー公爵の対策会議を行う」
「このまま舐められっぱなしはいけないのです!ジュンをバカにする者は痛い目に合うです!」
ラビイが殺人モードに入っている。
痛い目処か殺しかねない。
このままでは止まらない。
「ラビイ、今回は武器を使わない戦いが始まる」
「武器を使わない戦い?」
俺は適当に話を進める。
「俺が元居た世界の話になるが、外交は武器を使わない戦争だ」
「外交は、武器を使わない戦争」
「そうだ、詳細は会議で決めるが、ロングスパン領の幹部としてラビイの力が必要だ。恐らく今回の件は内政の力がカギになる。つまり幹部の中で生産力の高いラビイの重要度は増すだろう」
遅れて到着した王とグレスが会話に参加する。
「私もまったく同意見だ」
「ジュン殿は貴族間の政争の力もお持ちだったのですね」
いや、適当に言っただけだ。
だが、本当の事を言ったらまたラビイが暴れる。
乗っかるしかない。
「まだ会議は始まっていない。皆の力が必要だ。席に着こう」
ラビイが素早く席につく。
「早く始めるです!経済戦争を始めるです!」
「私も同意見ですな」
ラビイとウサットの目が光る。
リースは丸いテーブルに座ってフライングで食事を食べている。
フィルも座るが何故かマナも座っていた。
俺達もすぐに座った。
「会議を始めるが、ウサット、前に皆から要望があったはずだ。それを知りたい」
「かしこまりました。要望の内容は次のようになります」
ウサットが紙を配る。
・兵士へのポーションの寄付
・中級ダンジョンの消滅作戦を行いたい
・ロングスパン領への新たな移民希望
・王都拡張の為の防壁作成の要望
・生活困窮者への仕事の斡旋
・王都への移民希望者の護衛をしつつ王都に迎え入れる
と、その他にも様々な要望があった。
「ありがとう。貴族会議で出たのは王都の人口増加で土地が無いって話だったよな?他に重要案件はあるか?」
「無い。その問題が解決すれば他の問題もある程度は解決する。今1番大きな問題は王都の人口増加だ」
「分かった。今は細かい要望は後回しにする。ロングスパン領にすべてを一気に解決する力は無い。王都の人口問題に特化して対策を立てる方針にしたい。意見はあるか?」
特に無しか。
「他に言いたいことは無いか?無ければ人口問題の話に移る……では人口問題だが、インサイダー公爵の言ったロングスパン領の人口増加が王都の居住区を圧迫しているのは事実だ。解決する策はあるか?」
「今この領は1階建ての建物が多いです。再整備して5階建ての建物を作るです」
「なるほど、いい案だな。他にはあるか?」
「要望にあった王都の防壁拡張はどうだろうか?土地が広くなれば多くの民が住める」
「確かに、その考えもある。他には無いか?」
「「……」」
特に無しか。
「俺の意見は、ロングスパン領の移転だ。昔栄えていたが廃墟になった場所があるだろ?そこを新たな領地にしたい」
王都から10キロほど離れ、更に中級ダンジョンに隣接するようにあった街だが今はダンジョンスタンピードの影響で人が住まなくなったのだ。
「思い切った事を言う。確かにあの場所は立地がいい。中級ダンジョンが近く、山も川も海も近い。だが」
王の顔が曇る。
「1から屋敷と住居、それに道路を整備するとなればかなりの労力が必要だ。そして農地の開墾も必要となる。更にあの地域は魔物の群れが出没する」
「そうだな。だがロングスパン領にはうさぎ族が居る。皆の内政能力は高い。そして、魔物の討伐はグレス率いる兵士に協力をお願いしたい」
ウサットとラビイがやる気になる。
「やるですよ!新しくたくさん作るです!」
「お任せください。私のクワで生い茂った木も魔物も蹴散らし、あっという間に農地の開墾を終わらせましょう」
グレスも笑顔で答える。
「私が役に立てる日が来るとは思いませんでした。命をかけて任務を成し遂げます」
「待ってくれ。デメリットもある。今までみんなが頑張って発展させたこの地を王に返上する事になる。ここに残る者も出てくるだろう。王の力は増すがロングスパン領の人は減るだろう」
「まさか!私の助けになるために道を譲るというのか!その為に苦行の中に飛び込もうというのか!」
王が驚愕する。
「そこまで大げさじゃない。それにうさぎ族がついて来てくれて、グレスの隊の協力なければ実現できない。みんなの力が必要だ」
「やるです!ついてこない者は仕方ないです」
「ジュン様への忠誠心を示すいい機会でしょう。ついて来ない者はそこまでの忠誠心しか持ち合わせていないのです。多くの者が移住してくれるでしょう」
「安心した。今日の会議はここまでにして食事を楽しもう」
くくくく、うまくいった。
経済戦争から論点をずらし、領地の移転に意識を集中させることが出来た。
新しい領地は王都から南にある。
そしてインサイダー公爵の領地は王都から北部に行った場所にある。
インサイダー公爵は他の貴族の領地に乗り込んで来て恫喝する人間らしいが、インサイダーと物理的な距離を取れる。
更に距離を取る事でラビイがインサイダーに殴り込みをかけるリスクも減る。
そして俺は王都から離れ、のんびり暮らすことが出来る。
急成長し、力を得た王とグレスが世界を救う。
俺はのんびりしていればいい。
というよりうさぎ族があまりみんなを助けすぎると自分で解決しようという人間は減っていく。
それはそれでマイナスだろう。
インサイダーみたいなおかしい奴と関わっても良いことは無い。
俺はのんびり王都から離れて暮らすのだ。
それと魚だ。
魚の食事は出てくるが魚介類の値段が高いらしい。
この王都は海から微妙に遠い。
海岸に魔物が出る為、力を持った冒険者は海でバーベキューをするらしいが、魚は王都でたくさん取れない。
投資家は支出に敏感だ。
おいしくて新鮮な魚を新しく出来たロングスパン領で取って食べる。
海で魚や貝を浜辺で取ってきてバーベキューをするのもいいだろう。
後領民だ。
領民は多ければいいというわけではない。
王を見ていれば分かる。
管理する民が増えればトラブルも増える。
俺は王のように大変な思いをしたくない。
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