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金持ちは株か不動産だよな
ドリアード族
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グレスの兵100名とロングスパン領の100名でドリアード族の元へと向かう。
基本俺のやることは無い。
経験値投資は使うが、それ以外やる事が無いのだ。
「この地点から南西2キロ地点に約100体のシャドウウルフが居るにゃあ」
「我ら兵士部隊が行きます!」
そう、リースとグレスの部隊だ。
リースは影の分身を作るスキルと本人の2体で周りの斥候をするしグレスの部隊も斥候をする為まず奇襲されない。
更に魔物を発見してもグレスの部隊がすぐに倒してしまう。
武具が壊れてもうさぎ族がすぐに直し、食料を安定して供給する。
グレスの部隊にはポーションを大量に供給し、疲弊する事が無い。
俺はウサットと話をする。
「本当にキャンプになってしまった」
「いいではありませんか。たまにはジュン様の休息も必要でしょう」
俺いつも休んでいるけど?
グレスの部隊とリースが帰ってきた。
「お疲れ様、楽をさせてもらっている」
「「ジュン様!お言葉ありがとうございます」」
「お、おう」
「グレスは強くなったにゃあ。私じゃ勝てないにゃあ」
「いえいえ、まだまだ精進あるのみです。このままでははるか先に居るジュン殿の助けにはなれない」
グレスは両手をに握りしめる。
「ジュンは化け物だから気にしなくていいにゃあ」
「俺は化け物じゃない」
「グレスはジョブが戦士から剣聖になって戦闘力は50を超えているにゃあ。ジュンを除けばこの国最強にゃあ」
「おお!おめでとう」
「ジュン殿が居なければ剣聖になることは無かったでしょう。心がけが変わればスキルやジョブも変わっていくと実感しています」
「俺何もしてないぞ」
「いえ、ジュン殿の生きざまのおかげで私の中にある甘えを見つけることが出来ました。まだ自身の甘えを消そうともがいている所です」
俺のおかげ?良く分からない。
俺は本当に何もしていない。
それに本当に甘えてる人間は『自身の甘え』とか言わない。
グレス自身のストイックさのおかげで剣聖になったと思う。
グレスが強くなったおかげで俺は楽を出来そうだ。
最近グレス率いる兵士隊は王都周辺の魔物を狩り、ダンジョンの魔物も狩っている。
そのおかげで王都が安全になり、王都に人が集まるようになった。
「そういえば、明日ドリアード族の集落に着くんだろ?」
「そうにゃあ、今日は私と寝るにゃあ」
え?どういう事?
ドリアードの集落に着くからのリースと一緒に寝るって流れはおかしいだろ?
「わ、私も寝るです!は!フィルに譲るのを忘れていたです。フィルはまだジュンと1つになっていないのです」
「わ、私は大丈夫です」
フィルも増えて、退屈しない旅だな。
「ドリアード族の集落にたどり着いたけど、誰も居ない」
「向こうに気配がするにゃあ!魔物と闘っているにゃあ」
「急ぎましょう!」
「ドリアード族が戦ってるにゃあ!」
オリーブグリーンの髪の女性の集団が大ネズミと対峙する。
大ネズミはポメラニアンくらいの大きさだ。
「「ウッドニードル!」」
ナイフサイズの木の針が大ネズミに飛んでいく。
ドリアード族は何度もウッドニードルを使って大ネズミを倒していく。
「強くね?」
「いえ!もう魔力が切れますよ!早く助けましょう!ドリアード族は魔力が切れると危険です!」
フィルの言葉通りドリアード族の魔力が切れると大ネズミの逆襲が始まる。
ドリアード族が噛まれ始める。
ドリアード族は魔力が高い分身体能力が低いのだ。
「痛い!痛い痛い!」
「すぐ行く!」
俺達は全力で大ネズミを倒した。
戦闘が終わるとドリアード族はおっとりとした話し方で会話を始める。
「助かったよ」
「凄い強いね」
「大ネズミに滅ぼされるところだったよ」
ドリアード族は笑いながら答える。
ドリアード族をよく見ると、オリーブグリーンの髪が光の当たり具合で違った色に見える。
更に全員年頃の女性ばかりだ。
全員が美形で屈託のない笑顔を浮かべる。
全員がワンピースをまとい、靴は履いていない。
オリーブグリーンの瞳とその美貌が神秘的な雰囲気をまとっていた。
「交渉はお任せします。私達は大ネズミを狩ってきます」
そう言ってグレス率いる兵士は魔物狩りに向かって行った。
俺も話すのは得意じゃない。
でも、話をしてみよう。
「ドリアード族の代表は居ますか?」
「私」
1人の女性が前に出てニコニコ笑っている。
「僕はジュンといいます」
「私、マナ」
「女神にドリアード族の滅亡の危機を知らされてきました」
「うん」
「何か困っている事はありますか?」
「大ネズミ」
「大ネズミはグレスたちが退治しています。他に困った事はありますか?」
「ないよ」
「では大ネズミを退治して僕たちは帰ればいいですかね?」
「う~ん」
「何かありますか?」
「待ってて」
ドリアード族は集まって話を始めた。
俺はフィルに話しかける。
「俺じゃ厳しいかもしれない。中々話を進められない」
「いえ、十分ですよ。ドリアード族は気が長いので会話のペースが合わないだけです」
「あの話し合いって時間かかるか?」
「かかると思います。今日はここでキャンプしましょう」
今日は話し合いが終わらないって事じゃないか?
「ちょっと確認だけしてくる」
「ドリアード族の皆さん、ここでキャンプしていいですか?」
「いいよ~」
「泊って行って~」
「ゆっくりしていって」
こうしてその日はドリアード族の領地でキャンプが行われる。
そしてキャンプは3日続いた。
俺達は主要メンバーを集めて話し合いが行われた。
「ドリアード族の話し合い長くね?長いよな!いつまでかかるんだ?」
「ジュン殿、ドリアード族は長寿な一族なので時間の流れが違うのですよ」
「そうは言いますがこれ以上長くなれば兵士の食料が枯渇します」
「よし、帰ろう」
「ドリアード族には俺の方から言って来る」
俺はドリアード族の話し合いに向かった。
ドリアードは良く分からない話し合いを続けている。
「だからねえ。お菓子はおいしいと思うの」
「貰ったお菓子はおいしかったよ」
「フルーツも良いけどお菓子もいいよね~」
何の話!?
「ちょっといいですか?」
ドリアード族が一斉に俺を見る。
「俺達物資がそろそろきついので、帰りますね」
マナがボソッと言った。
「見学」
「ん?」
「王都、見学する」
「お~」
「いいね~」
「そうしよ」
「王都に住むか決める為に見学したいって事かな?」
「そう」
こうして100人のドリアード族全員が見学の為王都に同行する事になった。
基本俺のやることは無い。
経験値投資は使うが、それ以外やる事が無いのだ。
「この地点から南西2キロ地点に約100体のシャドウウルフが居るにゃあ」
「我ら兵士部隊が行きます!」
そう、リースとグレスの部隊だ。
リースは影の分身を作るスキルと本人の2体で周りの斥候をするしグレスの部隊も斥候をする為まず奇襲されない。
更に魔物を発見してもグレスの部隊がすぐに倒してしまう。
武具が壊れてもうさぎ族がすぐに直し、食料を安定して供給する。
グレスの部隊にはポーションを大量に供給し、疲弊する事が無い。
俺はウサットと話をする。
「本当にキャンプになってしまった」
「いいではありませんか。たまにはジュン様の休息も必要でしょう」
俺いつも休んでいるけど?
グレスの部隊とリースが帰ってきた。
「お疲れ様、楽をさせてもらっている」
「「ジュン様!お言葉ありがとうございます」」
「お、おう」
「グレスは強くなったにゃあ。私じゃ勝てないにゃあ」
「いえいえ、まだまだ精進あるのみです。このままでははるか先に居るジュン殿の助けにはなれない」
グレスは両手をに握りしめる。
「ジュンは化け物だから気にしなくていいにゃあ」
「俺は化け物じゃない」
「グレスはジョブが戦士から剣聖になって戦闘力は50を超えているにゃあ。ジュンを除けばこの国最強にゃあ」
「おお!おめでとう」
「ジュン殿が居なければ剣聖になることは無かったでしょう。心がけが変わればスキルやジョブも変わっていくと実感しています」
「俺何もしてないぞ」
「いえ、ジュン殿の生きざまのおかげで私の中にある甘えを見つけることが出来ました。まだ自身の甘えを消そうともがいている所です」
俺のおかげ?良く分からない。
俺は本当に何もしていない。
それに本当に甘えてる人間は『自身の甘え』とか言わない。
グレス自身のストイックさのおかげで剣聖になったと思う。
グレスが強くなったおかげで俺は楽を出来そうだ。
最近グレス率いる兵士隊は王都周辺の魔物を狩り、ダンジョンの魔物も狩っている。
そのおかげで王都が安全になり、王都に人が集まるようになった。
「そういえば、明日ドリアード族の集落に着くんだろ?」
「そうにゃあ、今日は私と寝るにゃあ」
え?どういう事?
ドリアードの集落に着くからのリースと一緒に寝るって流れはおかしいだろ?
「わ、私も寝るです!は!フィルに譲るのを忘れていたです。フィルはまだジュンと1つになっていないのです」
「わ、私は大丈夫です」
フィルも増えて、退屈しない旅だな。
「ドリアード族の集落にたどり着いたけど、誰も居ない」
「向こうに気配がするにゃあ!魔物と闘っているにゃあ」
「急ぎましょう!」
「ドリアード族が戦ってるにゃあ!」
オリーブグリーンの髪の女性の集団が大ネズミと対峙する。
大ネズミはポメラニアンくらいの大きさだ。
「「ウッドニードル!」」
ナイフサイズの木の針が大ネズミに飛んでいく。
ドリアード族は何度もウッドニードルを使って大ネズミを倒していく。
「強くね?」
「いえ!もう魔力が切れますよ!早く助けましょう!ドリアード族は魔力が切れると危険です!」
フィルの言葉通りドリアード族の魔力が切れると大ネズミの逆襲が始まる。
ドリアード族が噛まれ始める。
ドリアード族は魔力が高い分身体能力が低いのだ。
「痛い!痛い痛い!」
「すぐ行く!」
俺達は全力で大ネズミを倒した。
戦闘が終わるとドリアード族はおっとりとした話し方で会話を始める。
「助かったよ」
「凄い強いね」
「大ネズミに滅ぼされるところだったよ」
ドリアード族は笑いながら答える。
ドリアード族をよく見ると、オリーブグリーンの髪が光の当たり具合で違った色に見える。
更に全員年頃の女性ばかりだ。
全員が美形で屈託のない笑顔を浮かべる。
全員がワンピースをまとい、靴は履いていない。
オリーブグリーンの瞳とその美貌が神秘的な雰囲気をまとっていた。
「交渉はお任せします。私達は大ネズミを狩ってきます」
そう言ってグレス率いる兵士は魔物狩りに向かって行った。
俺も話すのは得意じゃない。
でも、話をしてみよう。
「ドリアード族の代表は居ますか?」
「私」
1人の女性が前に出てニコニコ笑っている。
「僕はジュンといいます」
「私、マナ」
「女神にドリアード族の滅亡の危機を知らされてきました」
「うん」
「何か困っている事はありますか?」
「大ネズミ」
「大ネズミはグレスたちが退治しています。他に困った事はありますか?」
「ないよ」
「では大ネズミを退治して僕たちは帰ればいいですかね?」
「う~ん」
「何かありますか?」
「待ってて」
ドリアード族は集まって話を始めた。
俺はフィルに話しかける。
「俺じゃ厳しいかもしれない。中々話を進められない」
「いえ、十分ですよ。ドリアード族は気が長いので会話のペースが合わないだけです」
「あの話し合いって時間かかるか?」
「かかると思います。今日はここでキャンプしましょう」
今日は話し合いが終わらないって事じゃないか?
「ちょっと確認だけしてくる」
「ドリアード族の皆さん、ここでキャンプしていいですか?」
「いいよ~」
「泊って行って~」
「ゆっくりしていって」
こうしてその日はドリアード族の領地でキャンプが行われる。
そしてキャンプは3日続いた。
俺達は主要メンバーを集めて話し合いが行われた。
「ドリアード族の話し合い長くね?長いよな!いつまでかかるんだ?」
「ジュン殿、ドリアード族は長寿な一族なので時間の流れが違うのですよ」
「そうは言いますがこれ以上長くなれば兵士の食料が枯渇します」
「よし、帰ろう」
「ドリアード族には俺の方から言って来る」
俺はドリアード族の話し合いに向かった。
ドリアードは良く分からない話し合いを続けている。
「だからねえ。お菓子はおいしいと思うの」
「貰ったお菓子はおいしかったよ」
「フルーツも良いけどお菓子もいいよね~」
何の話!?
「ちょっといいですか?」
ドリアード族が一斉に俺を見る。
「俺達物資がそろそろきついので、帰りますね」
マナがボソッと言った。
「見学」
「ん?」
「王都、見学する」
「お~」
「いいね~」
「そうしよ」
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