40 / 113
人に投資をするのが1番効率がいいよな
フィルの眷属化
しおりを挟む
次の日の朝、急にフィルが家に尋ねてきた。
何故か顔が真っ赤だ。
「あ、あの!わ、私は」
そこに女神の映像が現れる。
リースやラビイたちが跪いた。
「フィルを眷属にして欲しいの。今まで迷惑をかけたし、加護を与えられなかった罪滅ぼしだよ」
そう言って女神が消えた。
女神は最近ぼろを出さないようにすぐに消える。
確かに言いたいことを言ってすぐ消えれば指摘されることは無いし、話がおかしくなることもない。
皆が勝手に女神の真意を深く考え始めるのだ。
「話は分かったのです。まだお昼ですがベッドのある個室に案内するのです」
フィルと俺が部屋に入ると、メイドがニヤッと笑う。
「丸一日入らないから、何をしても大丈夫だよ」
そう言って全員が離れていく。
「わ、私は!」
フィルが目をきょろきょろさせて落ち着きを無くす。
可愛いな。
「フィル、落ち着こう。所で、眷属になる件は、その、大丈夫なのか?もし嫌なら俺が女神に言おう」
「だ、大丈夫です」
そう言って服を脱いで後ろを向いた。
「……あ、あの、早くしてください!恥ずかしいです!」
眷属化するにはフィルの背中に手を当てて契約を結ぶ必要があるのだ。
「分かった」
俺はフィルの背中に手を当てる。
その瞬間フィルの体がビクンと動いた。
背中に魔法陣が刻まれ、魔法陣が消える。
「契約完了だ」
フィルは急いで布団を被って服を着た。
「部屋から出よう。ゆっくり服を着てくれ」
俺が部屋のドアを開けた瞬間扉に群がっていた他の眷属がドミノのように倒れた。
「覗き見は良くない」
「覗き聞きにゃあ」
あまり変わらないだろ。
「の、覗き聞きは良くないのです!仕事に戻るのです!」
そう言って皆を仕事に戻しつつ撤退していく。
ラビイが一番ドアの近くに居たと思うが?
「コーヒーを飲む?」
その後メイドが何事も無かったように飲物を勧めてくる。
いや、無かったことにしようとしている。
「……頂こう」
そこにウサットがやってきた。
「ジュン様、外で30人ほどの者が面会を求めております。その中には王と兵士長グレス殿の姿もあります」
「王が外で待っているのか?」
「はい、王と言えどジュン様に無礼は働けないと思ったのでしょう。ジュン殿の名声は急速に高まっております。それにより他の者も王を見習い、おとなしく待っております」
「すぐに入れてくれ。全員だ」
家の1階ホールに皆が入ってきて、テーブルに王と兵士長グレス、更に文官と思われる者にも座って貰った。
「テーブルの席は足りないが、みんな分の椅子も用意して欲しい」
平民はテーブルを囲んだまま立ったままだ。
「立ったままで大丈夫です」
「立ったままの方が気が楽だ」
確かにそうか。
王と同じように座って話を聞くのもプレッシャーがあるだろう。
「分かった、皆に飲物を用意してくれ。それでみんなの要件を聞きたい。個別で言いたいならそれでもいい」
王を皮切りに皆が口を開く。
話の内容は基本相談だが、平民は話すのが苦手な為か要領を得ない者も多い。
話が苦手なのはしょうがないが、情報量が多くてまとめきれない。
「ウサット、話をまとめてもらう事は出来るか?相談の量が多くて、すべてをすぐ解決する力は無い。話をまとめて検討したい」
ウサットは待ってましたとばかりに動き出した。
「そうですね。私が皆さまの話を伺い、後日報告に参ります。皆さま、別邸まで移動しましょう」
別邸!?
いつの間に、別邸が出来ていたのか。
いや、何か大きい家を近くに建てていると思っていた。
「そろそろ昼食の時間なのです」
「そうだな、フィルを呼んでくる」
「私が行って来るよ」
皆俺に働かせるのをよく思わないようだ。
フィルは食事が終わってのんびりしていてもちらちらと俺を見てくる。
「フィル、何かあれば言ってくれ。人が居ない方が良ければ後でもいい」
「後で、お願いします」
ラビイはこくりと頷いた。
「フィル、夜はフィルに譲るです。ジュンと一緒のベッドで眠れるので安心するのです」
「ちっがいます!」
今日はのんびり過ごした。
経験値投資の契約をお願いされ、本を読み、夜になった。
俺とフィルは個室に居る。
「フィル、話してくれないか?何かあるんだろ?」
「そうですね。今まで言えなかった事がありました」
「うん」
「実は私、女神ファジーの眷属だったんです」
「驚いた」
「あまり驚いているように見えません」
「いや、驚いている。だけど思ったのは、何で俺の眷属になったんだ?女神の眷属ならそのままの方が良くないか?」
「深刻な女神力不足により、私の力が弱まっています」
「あーそっかそっか」
全部それか!
問題の根本は全部深刻な女神力不足なんじゃないか?
逆に言えば、それさえ解決すれば他のいろんな問題が解決するかもしれない。
「フィルの力を復活させることは出来るのか?」
フィルが真っ赤になった。
「魔力をキスで補充、とか、後は、一緒にベッドでその……」
「今ある魔力をキスで受け渡そう」
「え?あ、はい、そうですね」
キスをしてフィルに魔力を流し込む。
「戻ってきました」
「ん?何が?」
フィルの体が輝き、天使の翼と頭の輪が出現する。
「コスプレか」
「もう、だから嫌なんですよ」
「コスプレを分かるのか?」
「地球の事は分かりますよ」
「これで解決か」
フィルの目が泳ぐ。
「いえ、まだ真の力を発揮できていません」
「まだ見た目が変わるのか?これ以上変わったらどうなるんだ?」
「見た目じゃないです。スキルが変わります。私のジョブは天使ですが、スキルは天眼です。ジュンと一つになることでジュンは天眼を使用できるようになります。今の天眼の能力は不完全なんです」
「フィルとエロい事をすれば天眼が使えるのか」
「ち、違います。いえ、違わなくはないんですが、その、ベッドで、ひ、一つになることで私がジュンの魔力を受け取りやすくなります。私はジュンに憑依できるようになるんです」
「フィルと俺がエロい事を最後まですれば、フィルが俺に憑依できるようになってフィルの充電が出来ると?」
「言い方!私を恥ずかしがらせて遊ぶのは良くないですよ!それと、1つになるのは、ジュンの意思です」
「『1つになる』の意味が分からなくなってきた。エロい事をどんどんやっていいって意味か?それとも憑依する方の意味で言ってる?」
「え?え?……!さっき言った1つになるはえっと」
フィルが真っ赤だ。
そして焦っている。
いつものフィルならもっときちんと説明できる。
だが、今のフィルは冷静じゃないようだ。
「フィル、1つずつ進めて行こう」
「そうですね、分かりにくくなります。1つずつ進めるのがいいです。次する事はは……」
フィルは自分で言った後固まってしまった。
何故か顔が真っ赤だ。
「あ、あの!わ、私は」
そこに女神の映像が現れる。
リースやラビイたちが跪いた。
「フィルを眷属にして欲しいの。今まで迷惑をかけたし、加護を与えられなかった罪滅ぼしだよ」
そう言って女神が消えた。
女神は最近ぼろを出さないようにすぐに消える。
確かに言いたいことを言ってすぐ消えれば指摘されることは無いし、話がおかしくなることもない。
皆が勝手に女神の真意を深く考え始めるのだ。
「話は分かったのです。まだお昼ですがベッドのある個室に案内するのです」
フィルと俺が部屋に入ると、メイドがニヤッと笑う。
「丸一日入らないから、何をしても大丈夫だよ」
そう言って全員が離れていく。
「わ、私は!」
フィルが目をきょろきょろさせて落ち着きを無くす。
可愛いな。
「フィル、落ち着こう。所で、眷属になる件は、その、大丈夫なのか?もし嫌なら俺が女神に言おう」
「だ、大丈夫です」
そう言って服を脱いで後ろを向いた。
「……あ、あの、早くしてください!恥ずかしいです!」
眷属化するにはフィルの背中に手を当てて契約を結ぶ必要があるのだ。
「分かった」
俺はフィルの背中に手を当てる。
その瞬間フィルの体がビクンと動いた。
背中に魔法陣が刻まれ、魔法陣が消える。
「契約完了だ」
フィルは急いで布団を被って服を着た。
「部屋から出よう。ゆっくり服を着てくれ」
俺が部屋のドアを開けた瞬間扉に群がっていた他の眷属がドミノのように倒れた。
「覗き見は良くない」
「覗き聞きにゃあ」
あまり変わらないだろ。
「の、覗き聞きは良くないのです!仕事に戻るのです!」
そう言って皆を仕事に戻しつつ撤退していく。
ラビイが一番ドアの近くに居たと思うが?
「コーヒーを飲む?」
その後メイドが何事も無かったように飲物を勧めてくる。
いや、無かったことにしようとしている。
「……頂こう」
そこにウサットがやってきた。
「ジュン様、外で30人ほどの者が面会を求めております。その中には王と兵士長グレス殿の姿もあります」
「王が外で待っているのか?」
「はい、王と言えどジュン様に無礼は働けないと思ったのでしょう。ジュン殿の名声は急速に高まっております。それにより他の者も王を見習い、おとなしく待っております」
「すぐに入れてくれ。全員だ」
家の1階ホールに皆が入ってきて、テーブルに王と兵士長グレス、更に文官と思われる者にも座って貰った。
「テーブルの席は足りないが、みんな分の椅子も用意して欲しい」
平民はテーブルを囲んだまま立ったままだ。
「立ったままで大丈夫です」
「立ったままの方が気が楽だ」
確かにそうか。
王と同じように座って話を聞くのもプレッシャーがあるだろう。
「分かった、皆に飲物を用意してくれ。それでみんなの要件を聞きたい。個別で言いたいならそれでもいい」
王を皮切りに皆が口を開く。
話の内容は基本相談だが、平民は話すのが苦手な為か要領を得ない者も多い。
話が苦手なのはしょうがないが、情報量が多くてまとめきれない。
「ウサット、話をまとめてもらう事は出来るか?相談の量が多くて、すべてをすぐ解決する力は無い。話をまとめて検討したい」
ウサットは待ってましたとばかりに動き出した。
「そうですね。私が皆さまの話を伺い、後日報告に参ります。皆さま、別邸まで移動しましょう」
別邸!?
いつの間に、別邸が出来ていたのか。
いや、何か大きい家を近くに建てていると思っていた。
「そろそろ昼食の時間なのです」
「そうだな、フィルを呼んでくる」
「私が行って来るよ」
皆俺に働かせるのをよく思わないようだ。
フィルは食事が終わってのんびりしていてもちらちらと俺を見てくる。
「フィル、何かあれば言ってくれ。人が居ない方が良ければ後でもいい」
「後で、お願いします」
ラビイはこくりと頷いた。
「フィル、夜はフィルに譲るです。ジュンと一緒のベッドで眠れるので安心するのです」
「ちっがいます!」
今日はのんびり過ごした。
経験値投資の契約をお願いされ、本を読み、夜になった。
俺とフィルは個室に居る。
「フィル、話してくれないか?何かあるんだろ?」
「そうですね。今まで言えなかった事がありました」
「うん」
「実は私、女神ファジーの眷属だったんです」
「驚いた」
「あまり驚いているように見えません」
「いや、驚いている。だけど思ったのは、何で俺の眷属になったんだ?女神の眷属ならそのままの方が良くないか?」
「深刻な女神力不足により、私の力が弱まっています」
「あーそっかそっか」
全部それか!
問題の根本は全部深刻な女神力不足なんじゃないか?
逆に言えば、それさえ解決すれば他のいろんな問題が解決するかもしれない。
「フィルの力を復活させることは出来るのか?」
フィルが真っ赤になった。
「魔力をキスで補充、とか、後は、一緒にベッドでその……」
「今ある魔力をキスで受け渡そう」
「え?あ、はい、そうですね」
キスをしてフィルに魔力を流し込む。
「戻ってきました」
「ん?何が?」
フィルの体が輝き、天使の翼と頭の輪が出現する。
「コスプレか」
「もう、だから嫌なんですよ」
「コスプレを分かるのか?」
「地球の事は分かりますよ」
「これで解決か」
フィルの目が泳ぐ。
「いえ、まだ真の力を発揮できていません」
「まだ見た目が変わるのか?これ以上変わったらどうなるんだ?」
「見た目じゃないです。スキルが変わります。私のジョブは天使ですが、スキルは天眼です。ジュンと一つになることでジュンは天眼を使用できるようになります。今の天眼の能力は不完全なんです」
「フィルとエロい事をすれば天眼が使えるのか」
「ち、違います。いえ、違わなくはないんですが、その、ベッドで、ひ、一つになることで私がジュンの魔力を受け取りやすくなります。私はジュンに憑依できるようになるんです」
「フィルと俺がエロい事を最後まですれば、フィルが俺に憑依できるようになってフィルの充電が出来ると?」
「言い方!私を恥ずかしがらせて遊ぶのは良くないですよ!それと、1つになるのは、ジュンの意思です」
「『1つになる』の意味が分からなくなってきた。エロい事をどんどんやっていいって意味か?それとも憑依する方の意味で言ってる?」
「え?え?……!さっき言った1つになるはえっと」
フィルが真っ赤だ。
そして焦っている。
いつものフィルならもっときちんと説明できる。
だが、今のフィルは冷静じゃないようだ。
「フィル、1つずつ進めて行こう」
「そうですね、分かりにくくなります。1つずつ進めるのがいいです。次する事はは……」
フィルは自分で言った後固まってしまった。
0
お気に入りに追加
562
あなたにおすすめの小説
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ユウ
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります
まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる