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投資の基本は節約と自己投資だよな
転移前の記憶
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「確かに、そこまでの代償があってもおかしくない」
「俺は【経験値投資】と【ストレージ】のスキルしか持っていない。この力は人を引き上げる為にあると思っている。俺のスキルの性質は戦闘向けじゃない。俺が直接戦うだけじゃ世界を救えない気がする」
「ストイックすぎる。ジュン殿はどのような考えを持っているのだ?普通の考えではそのようなスキルは発現しない」
「性格とスキルは関係あるのか?」
「あるです。生まれる時の魂の気質でジョブが決まり、育つ環境で得られるスキルが決まると言われているです」
ウサットが話を付け足す。
「更に、転移者はこの世界とは異なる価値観を持っています。転移者は特異なスキルを覚える事が多いのです」
「うーん。転移前の生活を話せば分かるかもしれないけど、長くなる」
「聞きたいのです!」
ラビイが大きいメモを取り出す。
こいつ!絶対経典を作る気だ!
「長くなっても構わん。ここに泊って行ってもいいか?」
「すぐに部屋の用意をさせます」
ウサットが準備を始めた。
俺は転移前の世界での生活を語った。
俺は日本の田舎で手取り15万で働き、コツコツお金を貯めて安いボロボロの家を買い、車さえ手放した。
古い家の為、冬は寒く夏は暑い。
この国で普通の生活を送れば貯金することは出来ない。
何かを切り詰める必要があった。
1日3食の生活を手放し、1日2食の生活を始めた。
悩んだが自動車も手放した。
地方の田舎で車を手放すと変人扱いされるが、それでも実行した。
車を捨て、自転車で会社に通う俺は周りから笑われた。
田舎は昭和の価値観がいまだに残っているのだ。
それからしばらくして投資を知り、株式投資を始める。
インデックス投資というやつだ。
節約して毎月7万円で生活し、毎月8万円を投資に回す生活を続ける。
ボーナスなんかの臨時収入もすべて投資に回した。
周りに投資の話は基本しない。
投資の話をすれば更に変人扱いされるのは目に見えている。
日本人の金融知識は低い。
都会より田舎は特に金融の知識が乏しい気がする。
田舎には未だに昭和の雰囲気が残っており、本を読んで勉強する者は少ない。
更に俺が働く会社は俺も含めて高卒のものが大半だ。
休憩中はギャンブルの話で盛り上がっている。
投資の話はしない方が良いだろう。
こんな性格になったのは父親の影響が大きいと思っている。
父は酒・たばこ・ギャンブルが好きで実家にいる時は毎年100万ほどをむしり取られていた。
しかも父は簡単にローンを組んで自分自身を追い詰め、困ると酒を飲み、たばこを吸いながら俺に金を借りに来る。
もちろん金が返って来ることは無い。
父親は俺が金を貸した次の日には酔っぱらって帰って来る。
最初は家族を助けようと頑張ってお金を渡したが、父親は何度も何度も金を借りに来たし、何を言っても変わらなかった。
たばこも、酒も、ギャンブルも、ローンも辞める素振りさえ見せない。
出来るだけお金を出さないようにし、準備を整えて30才で家を出た。
親が金を借りる為電話をかけて来るが途中から無視するようにした。
父親には絶望していた。
株式への長期投資を毎月コツコツ続ける。
株式投資への恐怖もあったが余ったお金はすべて投資につぎ込んだ。
株式投資は資産が半分以下になるリスクがある。
それでも投資を続けた。
続けられたのは投資の本を5冊読み、知識を得ていたからだ。
こんな生活を続ける決心をしたのはお金に苦労したのもあるが、日本の現状を知ったからだ。
日本では少ないパイの奪い合いで自分自身でパイを増やそうとする者は少ない。
日本で投資をしている者は少ない。
日本の株式の7割を外国人投資家が持っている。
日本の株式の儲けの7割が海外に流れている。
つまり日本で汗水たらして働いた会社の株式の利益が海外に流れている。
普通に考えたら日本が貧乏になるのは当たり前の事だ。
日本の問題のすべてが投資で解決するとは思わない。
だが投資は重要だと知った。
それからさらに自分がどうするかを考えた。
インターネットで情報を集め、本を読んで勉強した。
「俺は他の日本人と違う事をしよう」
少数派になろう。
そう思った。
多くの日本人が副業をせず投資もしない。
俺はブログを始めて失敗し、小説をネットに投稿して失敗した。
うまくいったのは節約と投資だけだった。
俺は稼ぐ能力が無い。
でも、節約は出来る。
投資も出来る。
多くの日本人は未来より今の生活を優先する。
未来を見ている者でも貯金しかしない。
金が貯まると家を買う者が多い為、投資をする者は少数派だ。
俺は自分の未来が良くなるように行動しよう。
稼ぐ能力が無くても節約と投資は続けよう。
行動を起こすと何度も笑われた。
節約の為に自転車に乗って55リットルのバックパックを背負ってスーパーに買い物に行くと笑われた。
「キャンプかよw」と偶然会った会社の同僚が笑う。
自転車で通勤しているのを見られて笑われた。
「何で自転車で通ってるんだよw車でくればいいだろw」
そう言って周りの同僚は自分より貧乏な生活に見える俺を見て安心する。
恥ずかしくなり顔が赤くなるが、それでも俺は未来を優先した。
日本人の多数派が今の生活だけを見ている。
友人の生活を聞くと、欲しいスポーツカーをローンで買い、更に毎晩酒を飲み週末は車で出かけている。
思い切って友人に投資の話を打ち明けた。
友人に節約と投資を勧めてみたが「今を楽しく生きられればそれでいい」と返された。
友人の話を聞いて確信する。
投資を出来る者は少数派だ。
俺が変われば少なくとも俺自身は未来に豊かな生活が送れる。
気が付くと俺の投資資産は1000万円を突破していた。
投資をコツコツ続ける為節約をした。
その事で変人扱いされ笑われたが、俺の資産は徐々に貯まった。
資産は増えたが孤独感もあった。
俺の考えは理解されない。
自分の資産を話す事はリスクでしかない。
資産を持っている事がバレればリスクしかない。
嫉妬され金を借りに来るものも出てくる。
芸能人は問題が起こるととにかく引きずり降ろされる。
日本人は嫉妬して引きずり下ろす力が強い。
日本の金持ちの多くが自分の資産を周りに言わず、普通の人のふりをして過ごす。
俺は金持ちではないが途中から誰にも言わず節約と投資を続けた。
友人に言われた。
「田舎じゃなく都会に住んでいればまだ良かったと思う」と、確かにそうかもしれない。
都会なら自転車通勤をしても投資をしても変に思わることは無かったかもしれない。
だが俺は40才になり転職が難しくなっていた。
貯金と投資資産を合わせて2500万円を突破した頃、俺は女神に呼ばれた。
話が終わり、周りを見ると、王は酒を飲み、ラビイは熱心にメモをまとめていた。
「うむ、ジュン殿はストイックだと思っていたが、少し違う。ジュン殿は今を捨てている」
ラビイが王の方を向いた。
「どういう事なのです?」
「民は普通今日のパンを優先し未来を見ない。だがジュン殿はその逆だ。今どんなに貧乏でも気にせず、未来の為にひたすら投資をしている」
「確かに!」
ラビイはペンを素早く走らせる。
「ラビイ、俺は大したことはしていない。書かなくていいんだぞ」
やめてくれ。
おかしな経典を作られたらたまったもんじゃない。
「そうはいかないのです!素晴らしい教えをみんなに広めるです!」
「だが、それは険しい道でもある。多くの者が今日のパンを望み、未来を考えない。鳥のヒナのように大声を上げて餌だけを求めるような者も居る。中には金持ちから富を奪おうとする者も出てくるだろう。出来る限りジュン殿の助けになろう。力を隠す手伝いもさせて欲しい」
王の目を見て分かった。
王自身がそういう目にあっているのだと。
多くの民が今日のパンを求めてくる中その考えを聞かずに未来の為に投資しなければ国は良くならない。
もし今日のパンを求める者の言う通りにすれば、長期の停滞をもたらす。
恐らく日本の停滞の原因もそこにある。
俺はハッとした。
そうか、俺は停滞した日本と逆の事をしたいと、そう思っていたのか。
日本で出来なかった事をしたいと思っていたのか。
未来の為に人を育て、未来の為に種を撒き続ける。
この王都ならそれが出来る!
俺はラビイの大きな声で現実に引き戻された。
「その通りなのです!ジュンの力は来たるべき時まで隠しておくです!」
「ジュン様の為に対策が必要だ。ラビイ、明日からうさぎ族で緊急会議を開こう」
「賛成なのです!」
後ろに控えるメイドが連絡の為に動き出す。
俺は元の世界で変人扱いされ、笑われてきた。
投資をして資産が増えても孤独を感じていた。
でも、この世界は居心地がいい。
うさぎ族のみんなや王も協力してくれる。
俺は、幸せなのかもしれない。
「俺は【経験値投資】と【ストレージ】のスキルしか持っていない。この力は人を引き上げる為にあると思っている。俺のスキルの性質は戦闘向けじゃない。俺が直接戦うだけじゃ世界を救えない気がする」
「ストイックすぎる。ジュン殿はどのような考えを持っているのだ?普通の考えではそのようなスキルは発現しない」
「性格とスキルは関係あるのか?」
「あるです。生まれる時の魂の気質でジョブが決まり、育つ環境で得られるスキルが決まると言われているです」
ウサットが話を付け足す。
「更に、転移者はこの世界とは異なる価値観を持っています。転移者は特異なスキルを覚える事が多いのです」
「うーん。転移前の生活を話せば分かるかもしれないけど、長くなる」
「聞きたいのです!」
ラビイが大きいメモを取り出す。
こいつ!絶対経典を作る気だ!
「長くなっても構わん。ここに泊って行ってもいいか?」
「すぐに部屋の用意をさせます」
ウサットが準備を始めた。
俺は転移前の世界での生活を語った。
俺は日本の田舎で手取り15万で働き、コツコツお金を貯めて安いボロボロの家を買い、車さえ手放した。
古い家の為、冬は寒く夏は暑い。
この国で普通の生活を送れば貯金することは出来ない。
何かを切り詰める必要があった。
1日3食の生活を手放し、1日2食の生活を始めた。
悩んだが自動車も手放した。
地方の田舎で車を手放すと変人扱いされるが、それでも実行した。
車を捨て、自転車で会社に通う俺は周りから笑われた。
田舎は昭和の価値観がいまだに残っているのだ。
それからしばらくして投資を知り、株式投資を始める。
インデックス投資というやつだ。
節約して毎月7万円で生活し、毎月8万円を投資に回す生活を続ける。
ボーナスなんかの臨時収入もすべて投資に回した。
周りに投資の話は基本しない。
投資の話をすれば更に変人扱いされるのは目に見えている。
日本人の金融知識は低い。
都会より田舎は特に金融の知識が乏しい気がする。
田舎には未だに昭和の雰囲気が残っており、本を読んで勉強する者は少ない。
更に俺が働く会社は俺も含めて高卒のものが大半だ。
休憩中はギャンブルの話で盛り上がっている。
投資の話はしない方が良いだろう。
こんな性格になったのは父親の影響が大きいと思っている。
父は酒・たばこ・ギャンブルが好きで実家にいる時は毎年100万ほどをむしり取られていた。
しかも父は簡単にローンを組んで自分自身を追い詰め、困ると酒を飲み、たばこを吸いながら俺に金を借りに来る。
もちろん金が返って来ることは無い。
父親は俺が金を貸した次の日には酔っぱらって帰って来る。
最初は家族を助けようと頑張ってお金を渡したが、父親は何度も何度も金を借りに来たし、何を言っても変わらなかった。
たばこも、酒も、ギャンブルも、ローンも辞める素振りさえ見せない。
出来るだけお金を出さないようにし、準備を整えて30才で家を出た。
親が金を借りる為電話をかけて来るが途中から無視するようにした。
父親には絶望していた。
株式への長期投資を毎月コツコツ続ける。
株式投資への恐怖もあったが余ったお金はすべて投資につぎ込んだ。
株式投資は資産が半分以下になるリスクがある。
それでも投資を続けた。
続けられたのは投資の本を5冊読み、知識を得ていたからだ。
こんな生活を続ける決心をしたのはお金に苦労したのもあるが、日本の現状を知ったからだ。
日本では少ないパイの奪い合いで自分自身でパイを増やそうとする者は少ない。
日本で投資をしている者は少ない。
日本の株式の7割を外国人投資家が持っている。
日本の株式の儲けの7割が海外に流れている。
つまり日本で汗水たらして働いた会社の株式の利益が海外に流れている。
普通に考えたら日本が貧乏になるのは当たり前の事だ。
日本の問題のすべてが投資で解決するとは思わない。
だが投資は重要だと知った。
それからさらに自分がどうするかを考えた。
インターネットで情報を集め、本を読んで勉強した。
「俺は他の日本人と違う事をしよう」
少数派になろう。
そう思った。
多くの日本人が副業をせず投資もしない。
俺はブログを始めて失敗し、小説をネットに投稿して失敗した。
うまくいったのは節約と投資だけだった。
俺は稼ぐ能力が無い。
でも、節約は出来る。
投資も出来る。
多くの日本人は未来より今の生活を優先する。
未来を見ている者でも貯金しかしない。
金が貯まると家を買う者が多い為、投資をする者は少数派だ。
俺は自分の未来が良くなるように行動しよう。
稼ぐ能力が無くても節約と投資は続けよう。
行動を起こすと何度も笑われた。
節約の為に自転車に乗って55リットルのバックパックを背負ってスーパーに買い物に行くと笑われた。
「キャンプかよw」と偶然会った会社の同僚が笑う。
自転車で通勤しているのを見られて笑われた。
「何で自転車で通ってるんだよw車でくればいいだろw」
そう言って周りの同僚は自分より貧乏な生活に見える俺を見て安心する。
恥ずかしくなり顔が赤くなるが、それでも俺は未来を優先した。
日本人の多数派が今の生活だけを見ている。
友人の生活を聞くと、欲しいスポーツカーをローンで買い、更に毎晩酒を飲み週末は車で出かけている。
思い切って友人に投資の話を打ち明けた。
友人に節約と投資を勧めてみたが「今を楽しく生きられればそれでいい」と返された。
友人の話を聞いて確信する。
投資を出来る者は少数派だ。
俺が変われば少なくとも俺自身は未来に豊かな生活が送れる。
気が付くと俺の投資資産は1000万円を突破していた。
投資をコツコツ続ける為節約をした。
その事で変人扱いされ笑われたが、俺の資産は徐々に貯まった。
資産は増えたが孤独感もあった。
俺の考えは理解されない。
自分の資産を話す事はリスクでしかない。
資産を持っている事がバレればリスクしかない。
嫉妬され金を借りに来るものも出てくる。
芸能人は問題が起こるととにかく引きずり降ろされる。
日本人は嫉妬して引きずり下ろす力が強い。
日本の金持ちの多くが自分の資産を周りに言わず、普通の人のふりをして過ごす。
俺は金持ちではないが途中から誰にも言わず節約と投資を続けた。
友人に言われた。
「田舎じゃなく都会に住んでいればまだ良かったと思う」と、確かにそうかもしれない。
都会なら自転車通勤をしても投資をしても変に思わることは無かったかもしれない。
だが俺は40才になり転職が難しくなっていた。
貯金と投資資産を合わせて2500万円を突破した頃、俺は女神に呼ばれた。
話が終わり、周りを見ると、王は酒を飲み、ラビイは熱心にメモをまとめていた。
「うむ、ジュン殿はストイックだと思っていたが、少し違う。ジュン殿は今を捨てている」
ラビイが王の方を向いた。
「どういう事なのです?」
「民は普通今日のパンを優先し未来を見ない。だがジュン殿はその逆だ。今どんなに貧乏でも気にせず、未来の為にひたすら投資をしている」
「確かに!」
ラビイはペンを素早く走らせる。
「ラビイ、俺は大したことはしていない。書かなくていいんだぞ」
やめてくれ。
おかしな経典を作られたらたまったもんじゃない。
「そうはいかないのです!素晴らしい教えをみんなに広めるです!」
「だが、それは険しい道でもある。多くの者が今日のパンを望み、未来を考えない。鳥のヒナのように大声を上げて餌だけを求めるような者も居る。中には金持ちから富を奪おうとする者も出てくるだろう。出来る限りジュン殿の助けになろう。力を隠す手伝いもさせて欲しい」
王の目を見て分かった。
王自身がそういう目にあっているのだと。
多くの民が今日のパンを求めてくる中その考えを聞かずに未来の為に投資しなければ国は良くならない。
もし今日のパンを求める者の言う通りにすれば、長期の停滞をもたらす。
恐らく日本の停滞の原因もそこにある。
俺はハッとした。
そうか、俺は停滞した日本と逆の事をしたいと、そう思っていたのか。
日本で出来なかった事をしたいと思っていたのか。
未来の為に人を育て、未来の為に種を撒き続ける。
この王都ならそれが出来る!
俺はラビイの大きな声で現実に引き戻された。
「その通りなのです!ジュンの力は来たるべき時まで隠しておくです!」
「ジュン様の為に対策が必要だ。ラビイ、明日からうさぎ族で緊急会議を開こう」
「賛成なのです!」
後ろに控えるメイドが連絡の為に動き出す。
俺は元の世界で変人扱いされ、笑われてきた。
投資をして資産が増えても孤独を感じていた。
でも、この世界は居心地がいい。
うさぎ族のみんなや王も協力してくれる。
俺は、幸せなのかもしれない。
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よろしくお願いします。
※この話は小説家になろうさんでアップした話を掲載しております。
※なろうさんでは最後までアップしていますけど、こちらではハッピーエンド迄しか掲載しない予定です。
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