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投資の基本は節約と自己投資だよな
デーモン襲来
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女神の招集が終わると勇者が叫ぶ。
「魔が迫っても俺が倒してやるよ!俺は勇者だからな!」
しつこい。
勇者がさっきからしつこいわ。
何回言えば気が済むんだ!?
どごーーーーん!
雷鳴が鳴り響く。
さっきまで赤く染まっていた空に霧が立ち込め広場が薄暗くなる。
空から3体の人影が現れた。
見た目は人に似ているが、額に角が生え、背中にはコウモリのような翼を生やしている。
肌は紫色で悪魔のように見える。
王が叫ぶ。
「デーモンだ!」
デーモンか。
イメージ通りの姿をしている。
「お前が勇者か!威勢がいいな!?」
「その通りだ!俺が倒してやるよ!」
「他の1人はどうした?全部で4人の英雄が居るはずだが?」
俺近くに居るんだけど?
オーラが無い為か視界に入らないのか?
「ふ、4人の内1人は女神から加護を貰い損ねた出来損ないだ。そしてこの3人の中で俺が最強!俺だけが真の英雄だ!」
勇者が勝手に話を進める。
勝手に決めるなボケが。
俺は前に出ようとして立ち止まる。
勇者パーティーと共闘して助け合ったら、1時間の激痛を食らうんじゃないか?
俺と他の英雄はお互いに助け合わない契約を結んでいる。
共闘は助け合いになるのか?
分からない。
みんなが1時間の激痛を受けたらその間にデーモンになぶり殺しにされかねない。
前に出ることが出来ない。
リスクが高すぎる。
賢者が数歩後ろに下がる。
「では真の英雄には前に出て戦ってもらいましょう。パワーブースト!ガードブースト!スピードブースト!デーモンはいつもの魔物とは違い固有スキルを持ち、知性が高いです!」
補助魔法の効果で勇者の体が光る。
デーモンの1体が槍を持って勇者タケルに突っ込む。
デーモンの持った槍と勇者の剣が激しく打ち合う。
デーモンの後ろからイツキがデーモンに斬りかかる。
デーモンの槍を右手の大楯で受け、左手のショートソードで斬りつけた。
挟み撃ちにされたデーモンが傷を負うと後ろに下がる。
「ぐうう!本気で相手をしてやろう!」
「ぎゃははは!負け惜しみか?なら何で最初から本気で戦わない!?」
「粋がっていられるのも今の内だ。硬化!」
デーモンの体が鉄のような銀色に変わる。
「言っておくがこのスキルを使用している間、俺への攻撃は通らない。なぶり殺しにしてやる」
「馬鹿が。そんなスキルで俺を止められると思うなよ。 返り討ちにしてやる。ヘビースラッシュ!」
タケルは余裕を見せるデーモンの体を剣で切り裂いた。
「ぐおおおおおお!!ああ」
「防御無視攻撃だ!俺に硬化は効かない!」
「こ、これほどとは!」
「は、やっと気づいたか!俺が最強だ!他の2人は俺を引き立たせる脇役に過ぎない!この勇者タケル様が最強だ!お前らが2体来ようが3体来ようが俺の敵じゃねーんだよ!」
戦いを見る限り、デーモンと勇者の相性の良さで勇者が押しているだけで素の実力はデーモンの方が強いように思う。
それに3体1だし。
「我らデーモン3体全員でかかる」
やっぱりそう来るか。
槍を持ったデーモンの横に2体のデーモンが並び、2体のデーモンが手から雷撃を発生させた。
勇者の前に出た聖騎士イツキの大楯が光る。
イツキの防御スキルか?
デーモンの発生させた雷撃を大楯で受ける。
雷撃でイツキが膝を折るが、更に間髪入れず槍を持ったデーモンが聖騎士イツキに迫る。
「お見通しなんだよ!ウインドスラッシュ!」
デーモンが吹き飛ばされ建物に激突した。
近くにいた司祭が叫ぶ。
「ああ!ファジー教会が!女神様の教会がああ!」
教会は煙を上げながら半壊した。
俺は槍を持ったデーモンを追い、教会へと走った。
後ろを振り向くと3人の英雄は雷撃を放つデーモンと戦闘を繰り広げていた」
教会に入るとデーモンの声がする。
「ぐうう、油断したが、大した威力ではないか」
「意外とタフだな」
デーモンが急いで振り返る。
「黒目黒髪、お前加護を貰い損ねた転移者か!?」
「そうなるな」
「しかも武器も持たず何しに来た?殺されに来たか?」
「俺のジョブは投資家だ。武器を持っても戦闘力が上がらなかった」
「ぷ!くくくくはははははははは!出来損ないの上に最弱の投資家か。笑わせてくれる。雑魚は見逃してやる。黙って消えろ」
デーモンは俺に目もくれず飛び立とうとする。
飛び立とうとするデーモンに飛び蹴りを食らわせ地面にめり込ませる。
更にデーモンの頭を持って教会の地下室に投げ飛ばした。
「ごっほおお!騙したな!力を隠して油断させたのか!何が出来損ないの投資家だ!それでも英雄か!?」
「騙してない。投資家とは言ったが出来損ないと言った覚えはない!」
「お前か!」
「は?」
「厄介なのは勇者ではなくお前だったのか!ぐ!女神の策か!」
「良く分からないが、お前を倒す!」
俺はデーモンに何度もパンチを食らわせる。
デーモンが黒い霧のように消え、魔石が地面に落ちる。
「高そうな魔石だ」
だが、俺がギルドに売りに行けば俺が盗んだことにされかねない。
うさぎ族に渡して錬金術の触媒として使ってもらう方法もあるが、ズルはいけないな。
俺は地上に出て魔石を持ったまま勇者の元に向かった。
俺が魔石を持って勇者の元に向かうと2体のデーモンが目を見開いた。
「それはデーモンの魔石!貴様!なぜそれを持っている!」
「殴ったら魔石に変わった」
勇者が俺の方を向いて怒り出す。
「おい無能!お前が倒したみたいに言うなよ!俺が倒したんだ!俺の物だ」
デーモンが驚愕する。
「勇者のたった数発の斬撃でデーモンを倒したというのか!」
「一旦帰還するべきだ!あのお方に報告せねば!」
このままだと、勇者がデーモン達にマークされるんじゃないか?
明らかに勇者の力で倒したわけじゃないだろ?
「勇者が倒したって言うなら」
「俺が倒したんだ!」
勇者は俺が言い終わる前に叫ぶ。
「急いで帰還する!このままでは全滅する!勇者パーティーは危険だ!」
デーモン達は飛び去った。
勇者はどうしても魔石が欲しいらしい。
だが、その行動で勇者パーティーは確実にデーモンにマークされるだろう。
魔石を手に入れるメリットよりそのデメリットの方が大きいと思うが、まあ……いいか。
お前らを助ける心はもう折れた。
転移されてすぐにゴミ扱いされ、よく分からない契約を結ばされた。
更に節約して買ったテントを壊された。
その次は俺が倒したデーモンの魔石の権利を主張するか。
この世界に転移して嫌な事は3回あったが全部勇者パーティーがらみの件だった。
こいつらと絡んでも時間の無駄だ。
お前らがマークされても構わん。
助けようとすれば契約の効果で1時間の苦痛を受ける可能性がある。
どこで契約が発動するか分からない。
俺は勇者にデーモンの魔石を投げて渡した。
俺は黙って広場を離れる。
勇者たちは大きい魔石を手にしながらはしゃぐ。
女神からメッセージが届く。
『お疲れさまでした。後、ありがとね』
デーモンを倒した事を言っているのか?
それとも女神の招集会議をうまく終わらせた件か?
分からない。
「ま、いいか」
すぐに経験値投資を使ってうさぎ族に育ってもらおう。
多分俺一人が頑張っても世界は救えない。
最弱と言われるうさぎ族でもその生産能力は高い。
俺はうさぎ族が最弱だとは思えない。
それに、勇者達に希望を感じない。
こいつら、力はあっても世界を救う気はないように感じる。
すべて私利私欲の為に力を使うだろう。
俺は俺で出来る事をしよう。
俺はうさぎ族の元へと歩き出した。
「魔が迫っても俺が倒してやるよ!俺は勇者だからな!」
しつこい。
勇者がさっきからしつこいわ。
何回言えば気が済むんだ!?
どごーーーーん!
雷鳴が鳴り響く。
さっきまで赤く染まっていた空に霧が立ち込め広場が薄暗くなる。
空から3体の人影が現れた。
見た目は人に似ているが、額に角が生え、背中にはコウモリのような翼を生やしている。
肌は紫色で悪魔のように見える。
王が叫ぶ。
「デーモンだ!」
デーモンか。
イメージ通りの姿をしている。
「お前が勇者か!威勢がいいな!?」
「その通りだ!俺が倒してやるよ!」
「他の1人はどうした?全部で4人の英雄が居るはずだが?」
俺近くに居るんだけど?
オーラが無い為か視界に入らないのか?
「ふ、4人の内1人は女神から加護を貰い損ねた出来損ないだ。そしてこの3人の中で俺が最強!俺だけが真の英雄だ!」
勇者が勝手に話を進める。
勝手に決めるなボケが。
俺は前に出ようとして立ち止まる。
勇者パーティーと共闘して助け合ったら、1時間の激痛を食らうんじゃないか?
俺と他の英雄はお互いに助け合わない契約を結んでいる。
共闘は助け合いになるのか?
分からない。
みんなが1時間の激痛を受けたらその間にデーモンになぶり殺しにされかねない。
前に出ることが出来ない。
リスクが高すぎる。
賢者が数歩後ろに下がる。
「では真の英雄には前に出て戦ってもらいましょう。パワーブースト!ガードブースト!スピードブースト!デーモンはいつもの魔物とは違い固有スキルを持ち、知性が高いです!」
補助魔法の効果で勇者の体が光る。
デーモンの1体が槍を持って勇者タケルに突っ込む。
デーモンの持った槍と勇者の剣が激しく打ち合う。
デーモンの後ろからイツキがデーモンに斬りかかる。
デーモンの槍を右手の大楯で受け、左手のショートソードで斬りつけた。
挟み撃ちにされたデーモンが傷を負うと後ろに下がる。
「ぐうう!本気で相手をしてやろう!」
「ぎゃははは!負け惜しみか?なら何で最初から本気で戦わない!?」
「粋がっていられるのも今の内だ。硬化!」
デーモンの体が鉄のような銀色に変わる。
「言っておくがこのスキルを使用している間、俺への攻撃は通らない。なぶり殺しにしてやる」
「馬鹿が。そんなスキルで俺を止められると思うなよ。 返り討ちにしてやる。ヘビースラッシュ!」
タケルは余裕を見せるデーモンの体を剣で切り裂いた。
「ぐおおおおおお!!ああ」
「防御無視攻撃だ!俺に硬化は効かない!」
「こ、これほどとは!」
「は、やっと気づいたか!俺が最強だ!他の2人は俺を引き立たせる脇役に過ぎない!この勇者タケル様が最強だ!お前らが2体来ようが3体来ようが俺の敵じゃねーんだよ!」
戦いを見る限り、デーモンと勇者の相性の良さで勇者が押しているだけで素の実力はデーモンの方が強いように思う。
それに3体1だし。
「我らデーモン3体全員でかかる」
やっぱりそう来るか。
槍を持ったデーモンの横に2体のデーモンが並び、2体のデーモンが手から雷撃を発生させた。
勇者の前に出た聖騎士イツキの大楯が光る。
イツキの防御スキルか?
デーモンの発生させた雷撃を大楯で受ける。
雷撃でイツキが膝を折るが、更に間髪入れず槍を持ったデーモンが聖騎士イツキに迫る。
「お見通しなんだよ!ウインドスラッシュ!」
デーモンが吹き飛ばされ建物に激突した。
近くにいた司祭が叫ぶ。
「ああ!ファジー教会が!女神様の教会がああ!」
教会は煙を上げながら半壊した。
俺は槍を持ったデーモンを追い、教会へと走った。
後ろを振り向くと3人の英雄は雷撃を放つデーモンと戦闘を繰り広げていた」
教会に入るとデーモンの声がする。
「ぐうう、油断したが、大した威力ではないか」
「意外とタフだな」
デーモンが急いで振り返る。
「黒目黒髪、お前加護を貰い損ねた転移者か!?」
「そうなるな」
「しかも武器も持たず何しに来た?殺されに来たか?」
「俺のジョブは投資家だ。武器を持っても戦闘力が上がらなかった」
「ぷ!くくくくはははははははは!出来損ないの上に最弱の投資家か。笑わせてくれる。雑魚は見逃してやる。黙って消えろ」
デーモンは俺に目もくれず飛び立とうとする。
飛び立とうとするデーモンに飛び蹴りを食らわせ地面にめり込ませる。
更にデーモンの頭を持って教会の地下室に投げ飛ばした。
「ごっほおお!騙したな!力を隠して油断させたのか!何が出来損ないの投資家だ!それでも英雄か!?」
「騙してない。投資家とは言ったが出来損ないと言った覚えはない!」
「お前か!」
「は?」
「厄介なのは勇者ではなくお前だったのか!ぐ!女神の策か!」
「良く分からないが、お前を倒す!」
俺はデーモンに何度もパンチを食らわせる。
デーモンが黒い霧のように消え、魔石が地面に落ちる。
「高そうな魔石だ」
だが、俺がギルドに売りに行けば俺が盗んだことにされかねない。
うさぎ族に渡して錬金術の触媒として使ってもらう方法もあるが、ズルはいけないな。
俺は地上に出て魔石を持ったまま勇者の元に向かった。
俺が魔石を持って勇者の元に向かうと2体のデーモンが目を見開いた。
「それはデーモンの魔石!貴様!なぜそれを持っている!」
「殴ったら魔石に変わった」
勇者が俺の方を向いて怒り出す。
「おい無能!お前が倒したみたいに言うなよ!俺が倒したんだ!俺の物だ」
デーモンが驚愕する。
「勇者のたった数発の斬撃でデーモンを倒したというのか!」
「一旦帰還するべきだ!あのお方に報告せねば!」
このままだと、勇者がデーモン達にマークされるんじゃないか?
明らかに勇者の力で倒したわけじゃないだろ?
「勇者が倒したって言うなら」
「俺が倒したんだ!」
勇者は俺が言い終わる前に叫ぶ。
「急いで帰還する!このままでは全滅する!勇者パーティーは危険だ!」
デーモン達は飛び去った。
勇者はどうしても魔石が欲しいらしい。
だが、その行動で勇者パーティーは確実にデーモンにマークされるだろう。
魔石を手に入れるメリットよりそのデメリットの方が大きいと思うが、まあ……いいか。
お前らを助ける心はもう折れた。
転移されてすぐにゴミ扱いされ、よく分からない契約を結ばされた。
更に節約して買ったテントを壊された。
その次は俺が倒したデーモンの魔石の権利を主張するか。
この世界に転移して嫌な事は3回あったが全部勇者パーティーがらみの件だった。
こいつらと絡んでも時間の無駄だ。
お前らがマークされても構わん。
助けようとすれば契約の効果で1時間の苦痛を受ける可能性がある。
どこで契約が発動するか分からない。
俺は勇者にデーモンの魔石を投げて渡した。
俺は黙って広場を離れる。
勇者たちは大きい魔石を手にしながらはしゃぐ。
女神からメッセージが届く。
『お疲れさまでした。後、ありがとね』
デーモンを倒した事を言っているのか?
それとも女神の招集会議をうまく終わらせた件か?
分からない。
「ま、いいか」
すぐに経験値投資を使ってうさぎ族に育ってもらおう。
多分俺一人が頑張っても世界は救えない。
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俺はうさぎ族が最弱だとは思えない。
それに、勇者達に希望を感じない。
こいつら、力はあっても世界を救う気はないように感じる。
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