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投資の基本は節約と自己投資だよな
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ちゅんちゅんちゅん!
小鳥のさえずりが聞こえる。
朝起きると横には裸のラビイが居た。
俺は昨日の夜ラビイと一緒に寝た。
分かった事はラビイの性欲は結構、いや、かなり強い。
ラビイが寝ぼけながら俺に絡みついてくる。
また夜の続きを始めてしまいそうになる。
「いかんいかん!」
俺は意を決してベッドから起きた。
「んああ!朝、なのです?」
「そうだ。ラビイはまだ起きないのか?」
「ちょっと、腰の、調子が悪いのです」
「わ、分かった」
「ふう~。もっとレベルアップが必要なのです。戦闘力100に耐えられるステータスが必要なのです」
俺は聞かなかったフリをして部屋の扉を開ける。
メイド服を着たうさぎ族たちがドアでバランスを崩して倒れる。
聞き耳を立てていたようだ。
「……何をやってるの?」
「あ、あはははは、し、失礼しました!」
クモの子を散らすようにメイドたちが逃げ出す。
覗いていたのか?
気分を変えよう。
ギルドの図書室に行ってくるか。
「ちょっとギルドに出かけてくる」
俺は歩いてギルドに向かった。
ギルドに入るとフィルの様子がおかしい。
というか最近ずっとおかしい。
「あ、ジュン!おはよぉ」
フィルの顔が赤く、もじもじしている。
「図書室を使うぞ」
「わ、分かりました。その、昨日の夜は……何でもないです」
「そ、そっか」
昨日の夜って、ラビイとの事しかないよな?
図書室に入ると俺はすぐに種族の特徴を調べる。
「……うさぎ族の性欲は最強、だと!」
最強ってなんだよ。
いや、でもラビイの事を思い出すと、最強と書きたくなる気持ちも分かる。
しばらく本を読み、休憩する。
「憂鬱だ」
理由は簡単だ。
今日の夕方に女神さまから招集がかかっている。
王様も勇者たちも皆来る。
その為俺は経験値投資の力を使っていない。
使おうとしたらうさぎ族全員に反対されたのだ。
勇者と顔を合わせる事をうさぎ族全員が警戒している。
俺の戦闘力を100のままにしたいらしい。
前に俺の戦闘力を全て貸し出しているタイミングで勇者に投げ飛ばされた。
うさぎ族はその事を悔やみ、次は絶対にそうならないようにと配慮している。
俺の戦闘力が1ポイントでも下がるのは駄目だと強烈に反対されたのだ
俺も勇者達と会いたくない。
「サボるか」
その時ステータスに反応する気配を感じた。
ステータスを開くと『女神です。サボるのは駄目です。見てますよ』と文字が表示される。
「な!メッセージ機能があるのか!」
俺は言葉を念じる。
『不参加でお願いします』
こっちからも送れるのか!
『駄目です!出てください!それに出ると良い事がある気がします』
『良い事って何ですか?』
『それは分かりません。女神の勘、的な?』
話がふわっとしすぎてて全然分からん。
良い事ってなんだ?
俺は無言でステータスを閉じたが、その後夕方になるまで女神から『サボらないでね』と20回ほどメッセージが続いた。
◇
夕方になり俺は結局街の広場に居た。
サボろうと思ったが、サボれば次回から100回以上メッセージが飛んでくるだろう。
女神さまの中身はJKだ。
勇者たちは俺を見ると馬鹿にしたように鼻で笑っていた。
王が機転を利かせて王の右サイドと左サイドに俺と勇者パーティーの席を分けた為、言い合いにはならなかった。
空が赤くなってくる。
夕焼け空が歪んで大きな女神の映像が浮かぶ。
皆が女神に祈りを捧げた。
「皆さんにお知らせがあります。今この地に魔が迫っています」
王が前に出る。
「魔とはどのような存在でしょう?」
「正確には分かりませんが、デーモン、もしくはそれ以上の魔将の恐れもあります」
辺りがざわつく。
「魔が迫る時期はいつになるでしょうか?」
「それも分かりませんが、近いうちに迫り来るでしょう」
勇者が大声で叫ぶ
「は!俺が倒してやるよ!お前ら俺達の邪魔するんじゃねーぞ!」
「我々はどうすればいいのでしょうか?道を指示していただきたいのです」
女神が目を閉じる。
俺のステータスが反応した。
まさか女神からのメッセージか!
俺はすぐにステータスを開く。
『どうにかしてこの場を終わらせて!早く!」
まさかの女神からのヘルプだと!
俺は前に出た。
「皆聞いてくれ!迫りくる魔は勇者パーティーが対処する!」
王が眉間に皺を寄せた。
「ジュン殿、その心を教えて欲しい」
「もし女神がこの場で正解を言っても、魔の者がその対応を見て攻め手を変えてくるだろう。そう思った!」
これで行けるか?
「女神様、それでよろしいでしょうか?」
サポートしたぞ。
もう頼んで来ないでくれよ?
「はい、その通りに、英雄の思うように対処するのです」
女神が汗をかいているように見える。
「そのような深いお考えがあったとは!」
王が驚愕した。
「みんな!魔が迫ったらすぐに勇者パーティーに連絡して欲しい」
俺は話を切り上げる。
女神は急いで話を終わらせるように話をする。
「健闘を祈ります」
女神の映像が消える。
俺は確信した。
女神は万能ではない。
女神の信頼度が俺の中で下がる。
前から女神はそう言う所があった。
そう考えると俺達4人が英雄に選ばれた理由も意味があったのか?
感覚で何となく決めていても不思議ではない。
いや、予言か勘か?
分からないが女神には何かそういう能力はあるのだろう。
問題は計画性、そう、計画性が無いように見える。
女神の発言全てが勘か予言か分からないが直感的な何かで決めている。
合理性は一切ない。
女神の考えがすべて勘か予言だとして、全部的中できればいいんだが、女神の話を聞いている限りすべてが見えているわけでもないようだ。
女神は感覚だけで生きているように見える。
女神はゆるふわJKなのか?
小鳥のさえずりが聞こえる。
朝起きると横には裸のラビイが居た。
俺は昨日の夜ラビイと一緒に寝た。
分かった事はラビイの性欲は結構、いや、かなり強い。
ラビイが寝ぼけながら俺に絡みついてくる。
また夜の続きを始めてしまいそうになる。
「いかんいかん!」
俺は意を決してベッドから起きた。
「んああ!朝、なのです?」
「そうだ。ラビイはまだ起きないのか?」
「ちょっと、腰の、調子が悪いのです」
「わ、分かった」
「ふう~。もっとレベルアップが必要なのです。戦闘力100に耐えられるステータスが必要なのです」
俺は聞かなかったフリをして部屋の扉を開ける。
メイド服を着たうさぎ族たちがドアでバランスを崩して倒れる。
聞き耳を立てていたようだ。
「……何をやってるの?」
「あ、あはははは、し、失礼しました!」
クモの子を散らすようにメイドたちが逃げ出す。
覗いていたのか?
気分を変えよう。
ギルドの図書室に行ってくるか。
「ちょっとギルドに出かけてくる」
俺は歩いてギルドに向かった。
ギルドに入るとフィルの様子がおかしい。
というか最近ずっとおかしい。
「あ、ジュン!おはよぉ」
フィルの顔が赤く、もじもじしている。
「図書室を使うぞ」
「わ、分かりました。その、昨日の夜は……何でもないです」
「そ、そっか」
昨日の夜って、ラビイとの事しかないよな?
図書室に入ると俺はすぐに種族の特徴を調べる。
「……うさぎ族の性欲は最強、だと!」
最強ってなんだよ。
いや、でもラビイの事を思い出すと、最強と書きたくなる気持ちも分かる。
しばらく本を読み、休憩する。
「憂鬱だ」
理由は簡単だ。
今日の夕方に女神さまから招集がかかっている。
王様も勇者たちも皆来る。
その為俺は経験値投資の力を使っていない。
使おうとしたらうさぎ族全員に反対されたのだ。
勇者と顔を合わせる事をうさぎ族全員が警戒している。
俺の戦闘力を100のままにしたいらしい。
前に俺の戦闘力を全て貸し出しているタイミングで勇者に投げ飛ばされた。
うさぎ族はその事を悔やみ、次は絶対にそうならないようにと配慮している。
俺の戦闘力が1ポイントでも下がるのは駄目だと強烈に反対されたのだ
俺も勇者達と会いたくない。
「サボるか」
その時ステータスに反応する気配を感じた。
ステータスを開くと『女神です。サボるのは駄目です。見てますよ』と文字が表示される。
「な!メッセージ機能があるのか!」
俺は言葉を念じる。
『不参加でお願いします』
こっちからも送れるのか!
『駄目です!出てください!それに出ると良い事がある気がします』
『良い事って何ですか?』
『それは分かりません。女神の勘、的な?』
話がふわっとしすぎてて全然分からん。
良い事ってなんだ?
俺は無言でステータスを閉じたが、その後夕方になるまで女神から『サボらないでね』と20回ほどメッセージが続いた。
◇
夕方になり俺は結局街の広場に居た。
サボろうと思ったが、サボれば次回から100回以上メッセージが飛んでくるだろう。
女神さまの中身はJKだ。
勇者たちは俺を見ると馬鹿にしたように鼻で笑っていた。
王が機転を利かせて王の右サイドと左サイドに俺と勇者パーティーの席を分けた為、言い合いにはならなかった。
空が赤くなってくる。
夕焼け空が歪んで大きな女神の映像が浮かぶ。
皆が女神に祈りを捧げた。
「皆さんにお知らせがあります。今この地に魔が迫っています」
王が前に出る。
「魔とはどのような存在でしょう?」
「正確には分かりませんが、デーモン、もしくはそれ以上の魔将の恐れもあります」
辺りがざわつく。
「魔が迫る時期はいつになるでしょうか?」
「それも分かりませんが、近いうちに迫り来るでしょう」
勇者が大声で叫ぶ
「は!俺が倒してやるよ!お前ら俺達の邪魔するんじゃねーぞ!」
「我々はどうすればいいのでしょうか?道を指示していただきたいのです」
女神が目を閉じる。
俺のステータスが反応した。
まさか女神からのメッセージか!
俺はすぐにステータスを開く。
『どうにかしてこの場を終わらせて!早く!」
まさかの女神からのヘルプだと!
俺は前に出た。
「皆聞いてくれ!迫りくる魔は勇者パーティーが対処する!」
王が眉間に皺を寄せた。
「ジュン殿、その心を教えて欲しい」
「もし女神がこの場で正解を言っても、魔の者がその対応を見て攻め手を変えてくるだろう。そう思った!」
これで行けるか?
「女神様、それでよろしいでしょうか?」
サポートしたぞ。
もう頼んで来ないでくれよ?
「はい、その通りに、英雄の思うように対処するのです」
女神が汗をかいているように見える。
「そのような深いお考えがあったとは!」
王が驚愕した。
「みんな!魔が迫ったらすぐに勇者パーティーに連絡して欲しい」
俺は話を切り上げる。
女神は急いで話を終わらせるように話をする。
「健闘を祈ります」
女神の映像が消える。
俺は確信した。
女神は万能ではない。
女神の信頼度が俺の中で下がる。
前から女神はそう言う所があった。
そう考えると俺達4人が英雄に選ばれた理由も意味があったのか?
感覚で何となく決めていても不思議ではない。
いや、予言か勘か?
分からないが女神には何かそういう能力はあるのだろう。
問題は計画性、そう、計画性が無いように見える。
女神の発言全てが勘か予言か分からないが直感的な何かで決めている。
合理性は一切ない。
女神の考えがすべて勘か予言だとして、全部的中できればいいんだが、女神の話を聞いている限りすべてが見えているわけでもないようだ。
女神は感覚だけで生きているように見える。
女神はゆるふわJKなのか?
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