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閑話4
俺の可愛い可愛い息子が小悪魔になった!?・2【父SIDE】
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可愛い息子の茶会が終わり、
楽しそうな可愛い息子からの
報告を聞いていた時、
執事が一通の手紙を持ってきた。
ルメール伯爵家とローレン伯爵家の
連盟の手紙だった。
先ほど可愛い息子から
この家の長女たちと
友だちになったと言う話を
聞いたばかりだ。
何事かと手紙を開き、
俺は目を見開いた。
そこには簡易の事業計画書があったからだ。
よく読むと、どうやら
アキルティアが茶会で
素晴らしいアイデアを
披露したらしい。
それを事業にしたいので
発案者である息子……
の親である俺に許可を得る内容だった。
そしてできれば、
一緒に事業をして欲しい、
可愛い息子の知恵を
できれば今後も
貸して欲しいと
そんな言葉が手紙には書いてある。
たかが数時間の短い茶会で
可愛い息子はいったい
何をどうしたら
こんな話になるというのか。
全く目が離せない。
俺はさりげなく
茶会の話をさらに聞き出した。
可愛い息子は
何があったかを説明しながら
クマさんの服を
作ってもらうのだと
嬉しそうに言う。
クマの服ぐらい
俺でも準備できる!
と思ったが、
それをぐっと我慢した。
可愛い息子は
新しくできた友人と
一緒に服を作るのが
楽しいのだろう。
それを俺が邪魔するわけにはいかない。
これはあとでジェルロイドと
キールにも話を聞く必要があるな。
友だちを作りに行って
事業案を一つ作り上げてくるとは
さすが俺の息子だと
自慢すればいいのだろうが。
さすがに先行きが不安になる。
やはり早めに
婚約者を作っておくべきか。
そう思うと、
どうしてもジェルロイドと
可愛い息子を結婚させたくなる。
そうなれば可愛い息子は
ずっと俺のそばにいる。
そうなるように仕向けたい。
だが、無理だ。
それをしてしまうと
愛する妻に嫌われてしまう。
ただタウンハウスの執事に
言われたのだが
タウンハウスの侍女たちは
何故か可愛い息子と
ジェルロイドが恋仲だと
思っている節があり、
二人の愛を応援しているそうだ。
なにがどうしてそうなったか
良くわからんが、
害意はないので放置している。
それに、だ。
もしその侍女たちに感化され
息子たちが恋に落ちたら
こんなに嬉しいことはない。
そう思った数日後。
今度は王宮で可愛い息子が
やらかしてしまった。
なんでも庭で、
ジャスティス殿下の前で
靴を脱いでしまったらしい。
そういう閨事関係は
一切、寄せ付けないように
大事に育ててきたのだが、
それが裏目に出たようだ。
そしてその話は
すぐに俺の兄である国王と
王妃に報告が上がった。
その報告があったことで、
俺は庭での一件を知ったのだ。
王家が可愛い息子を
欲しがっていることは知っている。
だが、ダメだ。
可愛い息子が望まないことは
俺は断固として拒否をする。
それに王妃は、
俺の愛する妻を
やけに気に入っていた。
そのことも俺を不快にする。
俺はジェルロイドに
王宮であったことを伝え、
可愛い息子に話を聞くよう指示をだした。
俺が直接聞いたら
可愛い息子が怖がるかもしれん。
「父様、怖い」などと
言われたら俺は立ち直れない。
ジェルロイドはすぐに
可愛い息子と話をして、
何がダメだったのかを
可愛い息子に伝えたらしい。
可愛い息子は驚いたようだが、
理解はしたようで、
ジェルロイドと話をした後は
しばらくの間、
しょんぼりしていた。
その息子がようやく
立ち直ったと思われる頃、
王妃からお茶会の誘いが来た。
靴を脱いだ件で
王妃が動くつもりなのだろう。
俺は行く必要はないと言ったが
可愛い息子は大丈夫だと
笑って王妃の所に行った。
大丈夫だろうか。
公爵家の影を
王宮にも潜ませてはいるが
直接的な被害が無い限り
王宮で無理なことはできない。
が。
結果的に可愛い息子は
何事もなく王宮から戻って来た。
影の報告を聞き、
俺は笑いが止まらなかった。
やはり可愛い息子は
賢く聡い。
王妃の言葉を巧みにかわし、
ジャスティス殿下との
関係を否定している。
最後は王妃が情に訴えてくる
場面もあったようだが、
それはジャスティス殿下に
よって阻止されたようだ。
良かった。
しかしこれで王家が
可愛い息子を本気で
求めていることがわかった。
さて、どうするか。
ジャスティス殿下は
それでも可愛い甥でもある。
邪険にするつもりはない。
ただ、可愛い息子を
奪うつもりなら、
それ相応の覚悟が見たいだけだ。
俺が可愛い息子の伴侶に
なるのを許す条件は
ただ一つだ。
相手が男だろうと
女だろうと、関係ない。
可愛い息子を本気で愛し、
可愛い息子が本気で愛する相手であること。
ただそれだけだ。
身分も何も関係ない。
ただ互いに生涯を
添い遂げたいと思える相手と
伴侶になって欲しいと思う。
それがジャスティス殿下であれば
もちろん、反対はしない。
いや、反対はするかも
しれないが、俺の反対ぐらいで
諦めるような奴に
可愛い息子をやるわけにはいかない。
俺の屍を越えるぐらいで
なければ、絶対にダメだ。
あぁ、まだ可愛い息子は
幼いと言うのに。
いや、幼いと言うと、
可愛い息子が嫌がるので
あまり言わないようにしているが、
俺にとってはまだまだ
幼く可愛い愛する息子だ。
その息子をまだ俺は
手放したくないのだ。
なのになぜか、
息子とジェルロイドの
『禁断の兄弟愛』(?)という
空想物語がタウンハウスで流行り、
当の可愛い息子は
友だちを作りに行った茶会で
ビジネスを開拓してくる。
しかも俺の愛する妻の話では
どうやら若い女子たちが
集まる社交の場で、
何故か可愛い息子の人気が
爆上がりしているらしく、
ついでに『禁断の兄弟愛』とやらが
大流行しているらしい。
可愛い息子はもちろん、
社交の場には出たことが無い。
愛する妻も
社交界からは遠ざかっている。
そんな妻にも聞こえてくるほど
アキルティアは人気らしい。
何がどうなっているのかわからん。
わからんが、その噂に
ジャスティス殿下も
密かに焦っているらしい。
たった数時間の茶会だ。
その茶会に、たった1回、
参加しただけで、
何故もこう大きな話になるのか。
俺の可愛い息子はどうやら
天使だが、あちこちで誰かを
魅了する小悪魔で、
ついでに、ロマンティックな
恋の花を咲かせまくる
堕天使らしい。
あぁ、俺の息子が天使なばっかりに。
俺は可愛い息子が心配で
愛する妻がいなければ
夜も眠れない状態だ。
だが俺のこの不安を
愛する妻に言うと、
妻は必ず笑うのだ。
「あなたって、
いつまでたっても子どもねぇ」と。
それを聞くと俺の不安は
一気に消える。
そうだ。
俺は子どもだからな。
それがどうした、という気になる。
だから俺は今夜も
タウンハウスではなく
愛する妻の所に帰るのだ。
早く愛する妻に会いたい。
そうして俺は、
王宮から馬車ではなく
馬で公爵家へと駆ける。
早く早く、と。
そうして公爵家に着くと
愛する妻が俺を出迎えてくれる。
「おかえりなさい」
その言葉に俺は癒される。
そして妻に言うのだ。
「可愛い俺たちの天使は、
相変わらずだったよ」と。
その言葉に愛する妻は
嬉しそうな顔をする。
「もっと聞かせてくださいな」
そういう妻の手を取り
俺は笑う。
「もちろんだ」
もう俺の心に不安はない。
どうか。
可愛い俺の息子にも
このように荒ぶる心が
穏やかになり、
愛で満たされる相手と
出会えるようにと。
俺はただそれだけを祈る。
可愛い可愛い息子の幸せを
俺はひたすら願っているのだ。
楽しそうな可愛い息子からの
報告を聞いていた時、
執事が一通の手紙を持ってきた。
ルメール伯爵家とローレン伯爵家の
連盟の手紙だった。
先ほど可愛い息子から
この家の長女たちと
友だちになったと言う話を
聞いたばかりだ。
何事かと手紙を開き、
俺は目を見開いた。
そこには簡易の事業計画書があったからだ。
よく読むと、どうやら
アキルティアが茶会で
素晴らしいアイデアを
披露したらしい。
それを事業にしたいので
発案者である息子……
の親である俺に許可を得る内容だった。
そしてできれば、
一緒に事業をして欲しい、
可愛い息子の知恵を
できれば今後も
貸して欲しいと
そんな言葉が手紙には書いてある。
たかが数時間の短い茶会で
可愛い息子はいったい
何をどうしたら
こんな話になるというのか。
全く目が離せない。
俺はさりげなく
茶会の話をさらに聞き出した。
可愛い息子は
何があったかを説明しながら
クマさんの服を
作ってもらうのだと
嬉しそうに言う。
クマの服ぐらい
俺でも準備できる!
と思ったが、
それをぐっと我慢した。
可愛い息子は
新しくできた友人と
一緒に服を作るのが
楽しいのだろう。
それを俺が邪魔するわけにはいかない。
これはあとでジェルロイドと
キールにも話を聞く必要があるな。
友だちを作りに行って
事業案を一つ作り上げてくるとは
さすが俺の息子だと
自慢すればいいのだろうが。
さすがに先行きが不安になる。
やはり早めに
婚約者を作っておくべきか。
そう思うと、
どうしてもジェルロイドと
可愛い息子を結婚させたくなる。
そうなれば可愛い息子は
ずっと俺のそばにいる。
そうなるように仕向けたい。
だが、無理だ。
それをしてしまうと
愛する妻に嫌われてしまう。
ただタウンハウスの執事に
言われたのだが
タウンハウスの侍女たちは
何故か可愛い息子と
ジェルロイドが恋仲だと
思っている節があり、
二人の愛を応援しているそうだ。
なにがどうしてそうなったか
良くわからんが、
害意はないので放置している。
それに、だ。
もしその侍女たちに感化され
息子たちが恋に落ちたら
こんなに嬉しいことはない。
そう思った数日後。
今度は王宮で可愛い息子が
やらかしてしまった。
なんでも庭で、
ジャスティス殿下の前で
靴を脱いでしまったらしい。
そういう閨事関係は
一切、寄せ付けないように
大事に育ててきたのだが、
それが裏目に出たようだ。
そしてその話は
すぐに俺の兄である国王と
王妃に報告が上がった。
その報告があったことで、
俺は庭での一件を知ったのだ。
王家が可愛い息子を
欲しがっていることは知っている。
だが、ダメだ。
可愛い息子が望まないことは
俺は断固として拒否をする。
それに王妃は、
俺の愛する妻を
やけに気に入っていた。
そのことも俺を不快にする。
俺はジェルロイドに
王宮であったことを伝え、
可愛い息子に話を聞くよう指示をだした。
俺が直接聞いたら
可愛い息子が怖がるかもしれん。
「父様、怖い」などと
言われたら俺は立ち直れない。
ジェルロイドはすぐに
可愛い息子と話をして、
何がダメだったのかを
可愛い息子に伝えたらしい。
可愛い息子は驚いたようだが、
理解はしたようで、
ジェルロイドと話をした後は
しばらくの間、
しょんぼりしていた。
その息子がようやく
立ち直ったと思われる頃、
王妃からお茶会の誘いが来た。
靴を脱いだ件で
王妃が動くつもりなのだろう。
俺は行く必要はないと言ったが
可愛い息子は大丈夫だと
笑って王妃の所に行った。
大丈夫だろうか。
公爵家の影を
王宮にも潜ませてはいるが
直接的な被害が無い限り
王宮で無理なことはできない。
が。
結果的に可愛い息子は
何事もなく王宮から戻って来た。
影の報告を聞き、
俺は笑いが止まらなかった。
やはり可愛い息子は
賢く聡い。
王妃の言葉を巧みにかわし、
ジャスティス殿下との
関係を否定している。
最後は王妃が情に訴えてくる
場面もあったようだが、
それはジャスティス殿下に
よって阻止されたようだ。
良かった。
しかしこれで王家が
可愛い息子を本気で
求めていることがわかった。
さて、どうするか。
ジャスティス殿下は
それでも可愛い甥でもある。
邪険にするつもりはない。
ただ、可愛い息子を
奪うつもりなら、
それ相応の覚悟が見たいだけだ。
俺が可愛い息子の伴侶に
なるのを許す条件は
ただ一つだ。
相手が男だろうと
女だろうと、関係ない。
可愛い息子を本気で愛し、
可愛い息子が本気で愛する相手であること。
ただそれだけだ。
身分も何も関係ない。
ただ互いに生涯を
添い遂げたいと思える相手と
伴侶になって欲しいと思う。
それがジャスティス殿下であれば
もちろん、反対はしない。
いや、反対はするかも
しれないが、俺の反対ぐらいで
諦めるような奴に
可愛い息子をやるわけにはいかない。
俺の屍を越えるぐらいで
なければ、絶対にダメだ。
あぁ、まだ可愛い息子は
幼いと言うのに。
いや、幼いと言うと、
可愛い息子が嫌がるので
あまり言わないようにしているが、
俺にとってはまだまだ
幼く可愛い愛する息子だ。
その息子をまだ俺は
手放したくないのだ。
なのになぜか、
息子とジェルロイドの
『禁断の兄弟愛』(?)という
空想物語がタウンハウスで流行り、
当の可愛い息子は
友だちを作りに行った茶会で
ビジネスを開拓してくる。
しかも俺の愛する妻の話では
どうやら若い女子たちが
集まる社交の場で、
何故か可愛い息子の人気が
爆上がりしているらしく、
ついでに『禁断の兄弟愛』とやらが
大流行しているらしい。
可愛い息子はもちろん、
社交の場には出たことが無い。
愛する妻も
社交界からは遠ざかっている。
そんな妻にも聞こえてくるほど
アキルティアは人気らしい。
何がどうなっているのかわからん。
わからんが、その噂に
ジャスティス殿下も
密かに焦っているらしい。
たった数時間の茶会だ。
その茶会に、たった1回、
参加しただけで、
何故もこう大きな話になるのか。
俺の可愛い息子はどうやら
天使だが、あちこちで誰かを
魅了する小悪魔で、
ついでに、ロマンティックな
恋の花を咲かせまくる
堕天使らしい。
あぁ、俺の息子が天使なばっかりに。
俺は可愛い息子が心配で
愛する妻がいなければ
夜も眠れない状態だ。
だが俺のこの不安を
愛する妻に言うと、
妻は必ず笑うのだ。
「あなたって、
いつまでたっても子どもねぇ」と。
それを聞くと俺の不安は
一気に消える。
そうだ。
俺は子どもだからな。
それがどうした、という気になる。
だから俺は今夜も
タウンハウスではなく
愛する妻の所に帰るのだ。
早く愛する妻に会いたい。
そうして俺は、
王宮から馬車ではなく
馬で公爵家へと駆ける。
早く早く、と。
そうして公爵家に着くと
愛する妻が俺を出迎えてくれる。
「おかえりなさい」
その言葉に俺は癒される。
そして妻に言うのだ。
「可愛い俺たちの天使は、
相変わらずだったよ」と。
その言葉に愛する妻は
嬉しそうな顔をする。
「もっと聞かせてくださいな」
そういう妻の手を取り
俺は笑う。
「もちろんだ」
もう俺の心に不安はない。
どうか。
可愛い俺の息子にも
このように荒ぶる心が
穏やかになり、
愛で満たされる相手と
出会えるようにと。
俺はただそれだけを祈る。
可愛い可愛い息子の幸せを
俺はひたすら願っているのだ。
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