61 / 208
愛とエロはゆっくりはぐくみましょう
61:くまさんと……【バーナードSIDE<2>】
しおりを挟む俺はユウの腰を掴み、
引き寄せ、夢中で欲棒を叩きつける。
その都度、ユウは可愛く喘いだが、
それすらも俺を動かす原動力となった。
可愛そうだとか、倫理的に良くないとか。
そういったことは、一切考えることができなかった。
久しぶりの行為だったので、
俺はあっという間にユウの中で果てた。
それでも、まだ俺は満足していない。
自分でも驚くほどの飢餓感で
俺はユウを犯した。
ユウの中に欲棒を入れたまま俺は
ユウの勃ったままの樹幹を扱く。
すると、ユウの体内がキュウっと締まる。
気持ちがイイ。
俺は夢中でユウの樹幹を刺激した。
先端からは蜜がこぼれ、
ユウの口からは涎が糸を引いて落ちる。
だが、ユウは達しない。
俺が何度もユウを扱くと、
ユウは俺の体内をキューっと締め付け、
足先まで力を入れた。
イったかと思ったが、
透明な蜜が樹幹から
コポコポと溢れただけだった。
ふいに、ユウはまだ
精通していないのだと思った。
甘い快感を追い、
達する感覚がしても、
まだ、自身の精液は出ないのだ。
なんて……幼い体なのに、
情欲的な……アンバランスな体なのだろう。
ユウが体内で締め付けてきたおかげで
俺の欲望はまたユウの中で固く勃ちあがる。
軽く揺さぶると、
俺が放ったものと、ユウの蜜とで
ユウの中はぐちゃぐちゃで気持ちいい。
一旦、欲棒を引き抜くと、
コポっとユウの蕾から、
蜜と俺の精液が溢れ出た。
そしてそれは糸を引きながら…
シーツを濡らしていく。
「ユ……ウ…」
まずい、と思った。
なけなしの理性をかき集め、
ユウを傷つけてはならないと、
なんとか思ってきたけれど。
両足をだらしなく開き、
小刻みに震えながら…
蕾から俺たちの欲液を垂れ流す姿は、
とても淫らで。
俺の脳みそを沸騰させ
溶かすほどの威力があった。
ゴクっと唾を飲み込む。
一度、すでに精は
放っているのに、すぐにまた
あの中に入りたい。
貪りたい。
あのなかをーーー。
俺はベットから下りた。
そしてユウの体を
ベットの淵に運び、
うつぶせにする。
尻を高く上げさせ、
指を2本、無造作にユウの蕾に差し込んだ。
「ヤッーぁあっ!」
乱暴に指でユウの中から
俺が放った精液を掻き出すと、
ユウの口から悲鳴が上がる。
その声すら、心地いい。
ぐちゅぐちゅだった中を
指で掻き出し、さらに指を増やした。
全部掻き出したかと思ったが、
ユウの蕾からは、あとから、
あとから透明の蜜が溢れ出る。
甘い蜜の香りに、俺は溜まらず
そこを舐めた。
「ひゃっ……ダ……メ…っ」
ユウの体が跳ねるが、
俺が両足を押さえつけているので
もちろん、動けない。
俺は蕾の周囲を舐めまわし、
さらに舌を奥へと入れる。
甘いものは好きではなかったが、
ユウの蜜は別だった。
舌で舐め、吸い上げてやると
ユウからは、小さな悲鳴がまた挙がる。
音を立てて舐め上げ、
俺は口を離した。
ガクガクと揺れている足は、
もう抵抗する気配はない。
俺は満足して、両手の指で
ユウの蕾を左右に割り開いた。
ドロリ、と蜜が糸を引いてあふれ出た。
真赤に熟れた中から、
もわっと甘い香りが出てくる。
その香りに、頭の芯が痺れた。
俺はユウを鳴かせてみたい衝動に駆られ、
指を3本そこに押し込み、
夢中で刺激した。
前立腺を探し、一際、
ユウが高い声で鳴く箇所を
押し、擦り、爪でひっかいた。
ユウは絶え間なく鳴き、
俺が指を引き出すと、それに合わせて
ブルブルと体を震わせる。
達したのか…いや、
射精はできない体のようだったから
正確には達していないのだろうが。
ユウは足に力が入り、
まるで、わななくように…
顎を上げ、開いた口から涎を垂らした。
俺は…その様子を見て、
たまらず、またユウの蕾に
欲棒を差し込んだ。
「ーーーーぁぁーーーっ!!
ユウの体が跳ねた。
だが力任せにベットに押し付ける。
小さな身体を覆うように、
俺はユウの体を潰し、
後ろから腕をユウの腹に絡ませた。
奥へ、奥へ。
ユウの奥を貪りたい。
俺は欲棒でユウの体内を
貪りながら、浅く、深くと
繰り返しながら。
ユウの最奥を目指して体内を犯していく。
小さく痩せたユウの腹を押さえ、
俺は自分の欲棒がユウの体内で
暴れているのを手で確認する。
腹を押さえ、なかを圧迫し、
俺はユウの最奥…結腸へと進む。
ヴァレリアンたちがユウのここまで
侵したかどうかはわからない。
だが。
少なくとも、経験値の少ないだろう
カーティスやスタンリーは
まさかユウを相手に
ここまではしないだろう。
小さな体のユウに
体格のいい俺だからこそ、
普通に届く場所だ。
蕾の入口当たりの浅い場所で
ユウの快感を煽り、
緩んだタイミングで、奥を犯す。
繰り返していくうちに、
ユウの結腸が緩み…俺を受け入れ始める。
ユウは受け容れる。
俺、を。
最奥を。
誰も侵せない場所を。
俺ーーーーが。
ユウの呼吸が粗くなる。
俺も…もう限界だった。
俺は背中から強くユウを抱きしめた。
「あーーーーーーーーーっ!」
俺が精を放った瞬間、
ユウは大きく声をあげ、体を震わせた。
きつく…俺のモノが締め付けられる。
「っ……ぁ」
俺も思わず、息をこぼした。
精を出し切ったというのに、
まだユウの体内はうごめき、
最後の一滴まで搾り取られる。
こん…な、体は…初めてだ。
人間の身体だとは思えない。
まるで、精を搾り取るために
作られた体のようだと思う。
そうでなければ、
体内から蜜が溢れ、このように…
収縮して、蠢いて。
欲棒を刺激するなどありえない。
そして。
このなかを知ってしまうと、
もっと欲しくなる。
もっと暴きたくなる。
もっと…もっと、もっと!
俺はユウを抱き上げた。
ユウはぐったりしていたが
ゆるゆると瞳を開ける。
……視線が絡んだ。
ぞくり、と、また背中がざわめく。
俺はベットの淵に座り、
ユウの体を向かい合わせに座らせた。
ユウの瞳が…ゆらぐ。
でも、もう構わない。
もう、止まれないのだ。
俺はユウの双丘を撫で、
いまだに、だらだらと流れている
俺の精と蜜をでぬぐった。
「なか…大変なことになってるな」
ユウは俺にしがみつき、何も言わない。
頼られている感じが、
信頼されている感じが、
俺に庇護欲ではなく征服欲を起こさせた。
ユウの全てを侵したい。
俺の、欲で。
俺の、精で。
何度吐き出しても、俺のモノは
すぐに硬くなり勃ち上がる。
不思議だとは思わなかった。
それだけ、ユウを欲しているのだと思った。
俺は夢中で…
再び猛った俺の欲棒で
ユウの身体を座ったまま…貫いた。
部屋に悲鳴と…甘い香りが充満する。
小刻みに震える呼吸と、
粗い俺の息と。
そして、何度目かの突き上げで、
とうとうユウが気を失うまで、
俺はユウを犯し続けたのだ。
11
お気に入りに追加
428
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる