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エピソード集<R18>
オトナのいたずらはママ騎士と。
しおりを挟む全裸のまま、私はユウをベットに下した。
もちろん、抵抗はない。
ユウは私の首にしがみついたままだ。
私は仕方なくベットの上に乗り、
ユウの上に覆いかぶさる。
もっとユウの体を堪能したかったが、
ユウのペースに合わせることも大切だ。
さっきは虐めてしまったので、
今度は甘やかしてあげよう。
私はユウの額に、頬に、再び口づける。
ユウの身体の力が緩まるまで、何度も口づけ、
愛してる、と耳元で囁いた。
唇を舐め、吐息で開いた口の中に舌を入れ、
甘い口内を貪るように舐める。
舌を絡め、吸い上げ、唾液を飲んだ。
……甘い。
ユウの体液の甘さには慣れてきたが、
気を抜くと、衝動的にユウを貫きたくなる。
ユウの体液媚薬の効果はかなりのものだ。
それに少しでも味わうと、もっと欲しくなる。
ユウの腕がゆるゆると緩まり、
私は首筋からゆっくり舌を這わせ、胸へと下りる。
さっき悪戯した突起は赤く、ぷっくりと膨らんでいる。
そこに触れると、ユウは焦った声を出したが、
気にせずに口に含んだ。
「ひゃ……ぁあ」
吸い付き、舌で転がすと、甘い悲鳴が漏れる。
胸に吸い付いたまま、
先ほど蜜でぐっしょり濡れた
可愛い幹に触れると、すぐに硬くなる。
「ここも、また気持ちよくなってるね?」
確認するように手で扱くと、ユウは両手で口を押え、
喘ぎ声を塞いだ。
「そんなことしないで、声、聞かせて?」
ユウの手をペロリと舐めると、
ユウはすがるような目で私を見てきた。
……可愛い。
「ね? 大丈夫。
人払いはしてるから、誰にも聞かれないよ」
そう言って私はユウにもう一度口づけて、
今度は舌を胸から腹、腹から足へと移動させた。
ユウの両足を左右に開かせ、
足の付け根を強く吸う。
柔らかく白いそこは、すぐに所有印が付いた。
舌で舐め、吸い付き、樹幹には触れないように
内股を撫でる。
「あ…ぁ、ぁ、ぁぁ…」
ユウが震え、私の手を掴む。
「もっと、触って欲しい?」
ユウと視線が、絡んだ。
「なら、言って?
ユウがどうしてほしいのか。
舐めて欲しい?
触って欲しい?」
「さ…わって…カー…ティス」
「いい子だね、ユウ」
言われた通り、幹に触れる。
「どこが気持ちいい?ここ?」
鈴口を押える。
ぱくっと鈴口をを開いてやると、
トロリと蜜が溢れでる。
「舐めて欲しい?」
「な…めて…欲し…い…」
その言葉を引き出し、ペロリ、と先端を舐める。
「もっと?」
「……もっと……な……めて?」
私はユウの樹幹を口に入れた。
こんなことをするのはユウだけ。
私が跪いて愛を乞うのは、ユウだけだ。
ユウの甘い樹液を飲み、
吸い上げ、私は指で花実に刺激を与える。
丹念に樹幹に舌を這わせ、横から舐め、
私は花実を口に入れた。
「ひゃ……あぁあああああああーっ」
口の中で花実を転がし、しわを伸ばし、
ぎゅーっと強く吸い上げると、
ユウは背中を反らせて
喘ぎ声を挙げた。
たぶん、イったのだろう。
蜜がとぷん、と溢れ出た。
私は口を離し、ユウの溢れ出た蜜を使って
ユウの花蕾に触れた。
少し突いただけで、ユウの蕾は綻び、指を中へと誘う。
ユウの中は熱く、もうすっかり蕩けていた。
激しく刺激を与えすぎたからか、
ユウの体内は、指を難なく迎え入れ、
ぎゅっと締め付けてくる。
私の欲望を欲してくれているようで
思わず、唾を飲み込んだ。
身体を起こし、ユウを見下ろすと、
ユウは情欲に濡れた瞳で震えている。
蜜が幹から、蕾から溢れ、真っ赤に染まった肌が卑猥すぎる。
ユウの足を掴み、私は自分のすっかり育った欲望を
ユウの蕾に押し当てた。
蕾は軽く締まり、だが、腰を押し進めると
難なく中へと入る。
ユウの中は、熱く、中へ、中へと誘うように
肉壁が動き、締め付けてくる。
こんな体を、私は知らない。
ユウの腰を掴んで揺さぶり、
私も夢中で腰を動かす。
奥へ。
もっとユウの奥を感じたくて、
欲望を奥へと押し込んでは、少し欲望を引き抜き、
また、力任せに欲望でユウを犯す。
「あぁああああーっ」
ユウの両足を持ち上げ、両足を折るようにして、
私は上からユウの体を体重を掛けて貫いた。
さらに深く入ったのだろう。
ユウの口から唾液が糸を引いて落ちる。
何度も体重を掛けてユウの体を突き刺し、
私は限界が近いことを悟った。
だが、終わりにしたくない。
もっとユウを味わいたい。
私は欲望を引き抜き、
今度はユウをうつぶせにした。
湯殿でしたように、ユウの背中に口づけ、
後ろからユウを欲望で刺す……つもりだったが。
ユウの白い背中を見ていると、
私の欲望でユウを汚してみたい衝動に駆られた。
私はユウの体を気づかいながら、
私の猛る欲望でユウの背中をつつく。
ユウは私にキスをされているとでも思っているのだろう。
私は自分の欲望の鈴口をユウの肩甲骨から、
ゆるゆると背中を這わせ、その背に私の先走りの液を塗りたくった。
白い肌を犯している感覚に、何度も達しそうになりながら
私はユウの双丘へとようやくたどり着く。
ぬめった欲望を双丘にこすりつけていると、
私は、あまりの気持ちよさに欲望を吐き出した。
私の精が、ユウの白い背に降り注ぐ。
それすらも、快感だ。
私は自分が放ったものをユウの背中に塗る。
またユウの双丘から出てきた蜜を指にとり、
さらに自分が放ったものと合わせて、
ユウの体内に押し込んだ。
私のモノと、ユウの蜜が混ざる。
それを見るだけで、充足感が沸き起こる。
私はまた、自身の欲望が育ってきているのを感じた。
「ユウ、入れてもいい?」
返事はない。
「ねぇ、ユウ」
耳元でささやく。
私を求めて欲しい。
私だけを、見て欲しい。
「ここに、私のを入れてもいい?」
指で、花蕾をつつく。
「い……い…」
「気持ちいいの?」
意地悪く聞く。
ユウは首を振って、少しだけ腰を上げた。
「入れ……て、カーティス…」
恥ずかしそうに顔をシーツに押し付けるユウは
ほんとに愛らしい。
「いい子だね、ユウ。愛してるよ」
私はユウの腰を掴み、一気にユウを貫く。
「ぁ……あぁーっ」
シーツが波打つ。
でも、もう止まらない。
「ユウ、ユウ、ユウ」
夢中で腰を振った。
私がユウに夢中なように、ユウも私に溺れて欲しい。
「……ユウ、私だけを……見て?」
「ひゃ…あぁぁぁぁーっ」
ガンガンと腰を打ち付けると、
ユウは悲鳴を上げた。
その瞬間、ぎゅっと肉壁が締まり、
私はユウの中に欲望を吐き出しだ。
愛しさでたまらず、
私はユウを背中から抱きしめる。
ユウはぐったしていて、
私の声が聞こえていたかはわからない。
私はユウの中から欲望を出すと、ユウの体の向きを変え
今度は正面から抱きしめた。
惚けていたユウは、一瞬私を見て、
優しい……すべて赦すというような微笑を浮かべる。
「カーティス」
伸ばされた手を掴み、指先に口づけると、
ユウは、大好き、と唇を動かし、目を閉じた。
少し激しくしすぎたか。
「大好き、か」
いつかユウに愛してる、と言われたい。
そのためになら、なんだってする。
私はユウを抱き上げると、
蜜でどろどろになった
愛しい体を清めるために、また湯殿へと向かった。
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