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愛は変態を助長させる
16:惚れないでくださいね【真翔SIDE】
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それから悠子ちゃんの天然の可愛さは続いた。
ビールカクテルを飲んでは美味しいと笑い、
カラフルな魚の姿焼きを見ては声を挙げ、
分厚いステーキの塊が来た時は
目を見開いて驚いていた。
それでも悠子ちゃんは自然に
俺たちの皿に料理を取り分け、
使用した皿を下げに来た店員には
にこやかにお礼を言う。
悠子ちゃんは施設出身だったらしいから
そういうのが自然に身についているのだろう。
俺は先輩の事が気になっていたが、
悠子ちゃんがあまりにも楽しそうなので
素直にそれを愛でることにした。
テーブルの下で先輩に気づかれないように
たまに手を握ったり、太ももに触れてみたり。
悠子ちゃんは酔っていて気が付かないのか
俺に気を許してくれているのか、
何も言わずに俺の手を受け入れていた。
「あー、腹いっぱいだ。
そろそろ出るか」
先輩の声に俺たちは頷いた。
「先輩、ほんとにいいんですか?」
かなり食べたが、
会計は先輩がしてくれるという。
「まかせとけ。
これでもお前よりは多く給料は貰ってる」
そう言うと先輩は俺ではなく
悠子ちゃんにウインクをした。
悠子ちゃんはそんな先輩に
ありがとうございます、とお辞儀をする。
そして会計が終わった後の先輩に
「先輩さん、ごちそうさまでした。
こんなに美味しい料理を食べたのは
初めてです」ともう一度、頭を下げる。
「いいって、いいって。
でもコイツと一緒にこういう店には行かないの?」
「はい。その、人混みが苦手なので。
真翔さんには申し訳ないですけど、
私の作った料理で我慢してもらってます」
恥ずかしそうに言う悠子ちゃんは可愛いけれど
俺は我慢なんかしてないぞ。
「悠子ちゃん、俺は悠子ちゃんの
手料理が大好きだし、
俺も人混みが苦手だから、
悠子ちゃんとのんびりするのが好きだよ」
俺が先輩との会話に割り込むように言うと、
悠子ちゃんは俺の顔を見て
「嬉しいです」って笑った。
先輩は俺と悠子ちゃんを見て
「らぶらぶだなー」と言う。
「でも大人の魅力とか、
知りたくない?」
なんてその後に悠子ちゃんに言ってきた。
でも悠子ちゃんは
「真翔さんも大人ですよ?」なんて
きょとん、として言うから
俺は参ってしまった。
「俺はコイツよりも大人なんだけどなー」
先輩はそう言いながら、
仕方がない、と俺を見る。
「今日の所は許してやるか」
「何をですか?」
「色々だよ」
そう言うと先輩は時計を見た。
「じゃぁ、俺はこの辺で帰るか。
二人の邪魔をするのも悪いしな」
そう言う先輩に俺は素直に
ごちそうさまでした、と
ありがとうございます、と言う。
早く去ってくれてありがとうございます。
と、心の中では、本気で言っていた。
先輩はじゃあな、と片手を挙げて
一瞬、悠子ちゃんを見る。
悠子ちゃんは笑顔で先輩にお礼を言い
手を振った。
よし。
まさかと思うが
先輩が悠子ちゃんに興味を持ったら
どうしようかと思った。
いや、どうみてもあれは興味を持っていた。
だが悠子ちゃんがこの調子だから
大丈夫そうだ。
先輩のことなど、微塵も気が付いていない。
「真翔さん、美味しかったですねー」
アルコールのせいか、
悠子ちゃんが緩んだ顔で言う。
「そうだね。
じゃあ、帰ろう。送っていくよ」
タクシーで帰ることにしよう。
こんな悠子ちゃんが電車に乗るなんて
絶対に危ない。
「真翔さんも僕の家に一緒に来てくれます?」
「……もちろん」
そんな可愛い顔で言われたら
嫌だなんて言えるわけがない。
明日も仕事だが、そんなのは関係ない。
俺が早起きすればいいだけだ。
俺は悠子ちゃんの手を掴み、
急いでタクシー乗り場に向かう。
悠子ちゃんは俺のなすがままだ。
タクシーに乗ると、
すぐに悠子ちゃんの
アパートに着く。
俺は、短時間で家に着いたと
驚く悠子ちゃんの手を引き、
アパートに入った。
悠子ちゃんの家の合いかぎを
実は俺はすでに貰っていた。
使ったこと無かったけれど、
今日は使ってみよう。
財布に俺の家の鍵と一緒に
チェーンで繋がっているこの部屋の鍵を
俺は差し込む。
悠子ちゃんは俺の手元をじっと見ていた。
部屋に入ると
「真翔さんが僕の部屋の鍵をもってるって
不思議だけど、嬉しい」なんて言う。
可愛すぎか!
もうもう、抱きしめたい。
いや、抱きつぶしたい。
明日は仕事だけどいいだろうか。
俺は靴を脱ぎ、
悠子ちゃんを背中から抱きしめる。
悠子ちゃんはクスクス笑って、
「真翔さんも酔ったんですね」
と俺を引きはがした。
「座っててくださいね。
お水、持って行きます」
そう言われて俺は仕方なくコタツに座る。
古くてスイッチを入れたら
ガタガタと音がするエアコンの電源を入れ、
俺は悠子ちゃんが来るのを待った。
引っ越しもいいけれど、
このエアコンを買い替えるのもいいかもしれない。
そうだ。
入籍の話をしたかったんだ。
でもこんな酔った勢いじゃなくて
ちゃんといいたいよな。
そうだ。
先輩に教えて貰ったあのホテルで……。
いや、違うぞ。
あのいやらしい部屋じゃなくて、
バルコニーにジャグジー風呂がある
あの部屋に泊って、二人で夜景を見ながら
ジャグジー風呂に入るんだ。
それから……。
「真翔さん、お水です」
俺の妄想を悠子ちゃんの声が遮った。
俺は氷の入ったグラスを受け取り、
それをゴクゴク飲む。
ふう、ちょっと冷静になろう。
先輩が絡んできて、
ちょっと感情的になっていたかもしれない。
悠子ちゃんも俺の隣に座り
水を飲んでいる。
ほらな。
コタツは狭いし、二人で座ると
こうやってぴったりと引っ付くことになるんだ。
だから俺が腰に手を回しても
何の不自然さもない。
「先輩さん、面白い人でしたね」
悠子ちゃんが俺の肩に寄り添うように
顔を寄せて来た。
「そうだな。いい先輩だよ。
面倒見もいいし、助かってる」
女癖が悪い、女ったらしだけどな。
「僕のことも気を遣ってくれて、
優しい人でした」
「そう、だね」
そこは素直に頷けない。
嫉妬だ。
悪いか。
「真翔さんの職場での様子が聞けて
嬉しかったです」
なんて笑う悠子ちゃんが愛しすぎて。
俺はそのまま悠子ちゃんを抱き寄せ
唇を重ねてしまった。
ビールカクテルを飲んでは美味しいと笑い、
カラフルな魚の姿焼きを見ては声を挙げ、
分厚いステーキの塊が来た時は
目を見開いて驚いていた。
それでも悠子ちゃんは自然に
俺たちの皿に料理を取り分け、
使用した皿を下げに来た店員には
にこやかにお礼を言う。
悠子ちゃんは施設出身だったらしいから
そういうのが自然に身についているのだろう。
俺は先輩の事が気になっていたが、
悠子ちゃんがあまりにも楽しそうなので
素直にそれを愛でることにした。
テーブルの下で先輩に気づかれないように
たまに手を握ったり、太ももに触れてみたり。
悠子ちゃんは酔っていて気が付かないのか
俺に気を許してくれているのか、
何も言わずに俺の手を受け入れていた。
「あー、腹いっぱいだ。
そろそろ出るか」
先輩の声に俺たちは頷いた。
「先輩、ほんとにいいんですか?」
かなり食べたが、
会計は先輩がしてくれるという。
「まかせとけ。
これでもお前よりは多く給料は貰ってる」
そう言うと先輩は俺ではなく
悠子ちゃんにウインクをした。
悠子ちゃんはそんな先輩に
ありがとうございます、とお辞儀をする。
そして会計が終わった後の先輩に
「先輩さん、ごちそうさまでした。
こんなに美味しい料理を食べたのは
初めてです」ともう一度、頭を下げる。
「いいって、いいって。
でもコイツと一緒にこういう店には行かないの?」
「はい。その、人混みが苦手なので。
真翔さんには申し訳ないですけど、
私の作った料理で我慢してもらってます」
恥ずかしそうに言う悠子ちゃんは可愛いけれど
俺は我慢なんかしてないぞ。
「悠子ちゃん、俺は悠子ちゃんの
手料理が大好きだし、
俺も人混みが苦手だから、
悠子ちゃんとのんびりするのが好きだよ」
俺が先輩との会話に割り込むように言うと、
悠子ちゃんは俺の顔を見て
「嬉しいです」って笑った。
先輩は俺と悠子ちゃんを見て
「らぶらぶだなー」と言う。
「でも大人の魅力とか、
知りたくない?」
なんてその後に悠子ちゃんに言ってきた。
でも悠子ちゃんは
「真翔さんも大人ですよ?」なんて
きょとん、として言うから
俺は参ってしまった。
「俺はコイツよりも大人なんだけどなー」
先輩はそう言いながら、
仕方がない、と俺を見る。
「今日の所は許してやるか」
「何をですか?」
「色々だよ」
そう言うと先輩は時計を見た。
「じゃぁ、俺はこの辺で帰るか。
二人の邪魔をするのも悪いしな」
そう言う先輩に俺は素直に
ごちそうさまでした、と
ありがとうございます、と言う。
早く去ってくれてありがとうございます。
と、心の中では、本気で言っていた。
先輩はじゃあな、と片手を挙げて
一瞬、悠子ちゃんを見る。
悠子ちゃんは笑顔で先輩にお礼を言い
手を振った。
よし。
まさかと思うが
先輩が悠子ちゃんに興味を持ったら
どうしようかと思った。
いや、どうみてもあれは興味を持っていた。
だが悠子ちゃんがこの調子だから
大丈夫そうだ。
先輩のことなど、微塵も気が付いていない。
「真翔さん、美味しかったですねー」
アルコールのせいか、
悠子ちゃんが緩んだ顔で言う。
「そうだね。
じゃあ、帰ろう。送っていくよ」
タクシーで帰ることにしよう。
こんな悠子ちゃんが電車に乗るなんて
絶対に危ない。
「真翔さんも僕の家に一緒に来てくれます?」
「……もちろん」
そんな可愛い顔で言われたら
嫌だなんて言えるわけがない。
明日も仕事だが、そんなのは関係ない。
俺が早起きすればいいだけだ。
俺は悠子ちゃんの手を掴み、
急いでタクシー乗り場に向かう。
悠子ちゃんは俺のなすがままだ。
タクシーに乗ると、
すぐに悠子ちゃんの
アパートに着く。
俺は、短時間で家に着いたと
驚く悠子ちゃんの手を引き、
アパートに入った。
悠子ちゃんの家の合いかぎを
実は俺はすでに貰っていた。
使ったこと無かったけれど、
今日は使ってみよう。
財布に俺の家の鍵と一緒に
チェーンで繋がっているこの部屋の鍵を
俺は差し込む。
悠子ちゃんは俺の手元をじっと見ていた。
部屋に入ると
「真翔さんが僕の部屋の鍵をもってるって
不思議だけど、嬉しい」なんて言う。
可愛すぎか!
もうもう、抱きしめたい。
いや、抱きつぶしたい。
明日は仕事だけどいいだろうか。
俺は靴を脱ぎ、
悠子ちゃんを背中から抱きしめる。
悠子ちゃんはクスクス笑って、
「真翔さんも酔ったんですね」
と俺を引きはがした。
「座っててくださいね。
お水、持って行きます」
そう言われて俺は仕方なくコタツに座る。
古くてスイッチを入れたら
ガタガタと音がするエアコンの電源を入れ、
俺は悠子ちゃんが来るのを待った。
引っ越しもいいけれど、
このエアコンを買い替えるのもいいかもしれない。
そうだ。
入籍の話をしたかったんだ。
でもこんな酔った勢いじゃなくて
ちゃんといいたいよな。
そうだ。
先輩に教えて貰ったあのホテルで……。
いや、違うぞ。
あのいやらしい部屋じゃなくて、
バルコニーにジャグジー風呂がある
あの部屋に泊って、二人で夜景を見ながら
ジャグジー風呂に入るんだ。
それから……。
「真翔さん、お水です」
俺の妄想を悠子ちゃんの声が遮った。
俺は氷の入ったグラスを受け取り、
それをゴクゴク飲む。
ふう、ちょっと冷静になろう。
先輩が絡んできて、
ちょっと感情的になっていたかもしれない。
悠子ちゃんも俺の隣に座り
水を飲んでいる。
ほらな。
コタツは狭いし、二人で座ると
こうやってぴったりと引っ付くことになるんだ。
だから俺が腰に手を回しても
何の不自然さもない。
「先輩さん、面白い人でしたね」
悠子ちゃんが俺の肩に寄り添うように
顔を寄せて来た。
「そうだな。いい先輩だよ。
面倒見もいいし、助かってる」
女癖が悪い、女ったらしだけどな。
「僕のことも気を遣ってくれて、
優しい人でした」
「そう、だね」
そこは素直に頷けない。
嫉妬だ。
悪いか。
「真翔さんの職場での様子が聞けて
嬉しかったです」
なんて笑う悠子ちゃんが愛しすぎて。
俺はそのまま悠子ちゃんを抱き寄せ
唇を重ねてしまった。
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