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パーティーから数週間がたった、アルバート様は相変わらず私にアプローチをしてくる。私のお酒生活のために軽く受け流しているが最近アルバート様にも困りごとが出てきている様子だ。同い年の、隣のクラスのお姫様のシュリナ姫に盛大な告白をされ続けている。
どこがいいか周りのご令嬢がお聞きしているのを目にしたことがあるが、やはり顔なようだ。
今も隣にいるアルバート様を遠くで見つけたのだろうたったったと軽く走っている音が聞こえた。なぜ蔑ろにしないかはしっている友好国の姫だからだ。最近はしかとをしているのだが。だんだん近づいてくるシュリナ姫が足を緩めた瞬間アルバート様に腰を引かれた。
一瞬にして表情が変わる姫にきっとプレイしていたら可愛いーーなんて言葉かけをしていたのだろうが今は蛇に睨まれたカエルの気持ちがすんごくわかるのだ。
「そんな方よりも私の相手をしてくださーい」
「何度も言っているがむりだ何処かへ行け」
「いやですう」
そんな態度も可愛いが、明らかに私に対しての態度は敵と認識した蛇。
ちなみに解説をしていこうと思うが、アルバート様キャラ攻略が難しい一つの理由としてアナスタシアの最大難関であると言ったが他にもお邪魔虫キャラがいる。
だが今回は姫であるシュリナ様が関わってきているのは差異現象が起きているようだ。
シュリナ姫が関わるストーリーはまた別であり、おまけにこんなわがまま全開ではない。婚約者の前だけこのような性格を晒していく。そして編入はしてこない。そもそもゲームが違うのだ。
こっちがウィリアム国のゲームであるならばシュリナ様はウル様が居る国の乙女ゲーム内の最大ライバルキャラ。
なので作品を超えてやってきた。と言えばわかりやすいだろうか。
アナスタシアポジションキャラが2人いることになる。
他にも差異現象はあちこちで起きている。
主人公はなぜか誰も攻略をしようとしていない。
元々私も彼女をいじめるつもりはない。
お酒堪能生活が待っているため、没落は避けたい。
であるがそもそも彼女は勉強や魔法にどハマりしている。
たまにアクションを起こすのが男性キャラであるが、彼らも勉強に関して彼女に聞いているぐらいで趣味の話もしていない。単なるクラスメート。
最初からおかしくしたのは私の婚約しない発言とアルバート様の私へのアプローチ、そして舞踏会でのレイラ様とサナバート様とアルバート様の参加条件。
謎に挨拶しダンスを申し込んできたモブキャラ。
この間行われた試験で首位を飾るはずの私とアルバート様とサナバート様が2位で1位は主人公。教養がないと難しい問題でも何故か庶民が知っている。
そしてシュリナ姫到来だ。
編入するどうのはもしかしたらゲーム中に書かれていないだけで、ウル様ときていたのかもしれないためなんとも言えないが、ここまでオープンに関わることはない。
そもそもこの方にも婚約者はいるはずだ。
なんでこんなに猪突猛進なんだろう。
「アナスタシア様いきましょう」
「どこいくのよ!」
私たちが歩き始めるとシュリナ姫もついてくる。
嫌な顔をするアルバート様。
「移動教室だよ!」
それを聞いたシュリナ姫は諦めたようで、行ってらっしゃーいと送り出した。
鋼の心臓だ…怖い。
大きなため息をしているアルバート様は次なる訪問があることをわかったようだ。
前方にいるのが、パーティーの時にサナバート様と踊った御令嬢ミラさま。
ミラ様は知り合いになったアルバート様にこれまたもうアプローチ中である。
イケメンなのはとてもわかるが、彼女は何故か私と近しいものを感じる。
私はここに転生してきて十年近く経つが、彼女はついさっきまで日本にいたかのような現代っ子の発言を時々する。
私も転生した身よくわかるが何故か転生したことを言いたくない。
「アルバート様あ!お久しゅうございます。」
ミラ様は教養がある身として礼儀作法はしっかりされている方だが、しなれていないためどこかぎこちない雰囲気。
日本ではお辞儀か、握手が多いので難しいものである。
私は小さい時に転生して、やっと遅めの淑女のお勉強をしようっていう時だったので、困ることはなかった。
「やあ、ミラ嬢。ご機嫌みたいだな。私たちは急ぐまた今度」
足早にミラ様の横を通り過ぎていく彼に引っ張られ私は挨拶する暇がなかった。
ミラ様の鋭い視線が私の後ろ髪にビシビシ伝わってくる。
もうアプローチしている2人の紹介は終わったのだが、また厄介なものも控えている。それは、私が生意気であると言われている御令嬢方の呼び出しだ。
主人公に私がしていたあの呼び出し。そして日本でも気に食わない相手がいたら放課後体育館裏に来いだの、踊り場に来いだのやっている僻みの青春プレイだ。
私は公爵家の御令嬢であるため、普通はこんなことは起きないが、今回シュリナ姫派閥とアナスタシア派閥ができている。
姫の方は自由に動くことができるため、アルバート様に息があるものはシュリナ姫を理由に私のところにやってきて攻撃魔法を出すこともあった。
私はまだアクションも何も起こしてないのに、皆様の勘違いも痛いものだわ…。
とかいったらまた攻撃が飛んでくるのであまり言わないようにしましょう。
ミラ様とシュリナ様が同行することはないのだが、取り巻き様達には厄介なことをされることが多いので厳重に避けていくことを決めている。アルバート様や、サナバート様、レイラ様マリア様達といる時は全く言葉の攻撃などもないから誰かと一緒に行動していることが多い。
「アナスタシア様、もし良ければなんですが後日デートに誘ってもよろしいか?」
ウキウキした顔でアルバート様が私に訪ねてきた。後日とはきっと日本で言う日曜日のこと。
ここでは学校が休みの日が月で8日間ランダムである。
次の休みが3日後。
そして私は全く予定がないのだ。
そう何日も、パーティーなどがあったらたまったものじゃない。(王族は知らないけど)
「お断りは?」
「受け付けておらぬ。」
笑顔ですっぱりと断られた。
ニコニコと私の腰を引いたまま移動教室に向けて歩いている。次の授業は実技であるたて、化学教室のようなところに行く。
「…ちなみにデートコースなどお聞きしてもよろしいですか?」
顎に手を当て考えるポーズをしているアルバート様。こんな仕草も似合うのはイケメンだからだ。日本で幼なじみがこんなポーズし始めたら写真を撮って笑い転げていたに違いない。
あっ写真で思い出したが、この国に写真という気便利なものはないため結構苦労していることがある。
例えば今のような仕草を残すことができないのと、巷の様子をご覧になることができない。
小説を読んでも挿絵とかがないのも結構辛い。スチルなどがあるから乙女ゲームは盛り上がるのに、この国の娯楽に写真や綺麗な絵がないのだ。
「テーマパークなんてどうでしょう?」
「テーマパーク!!」
テーマパークイベントは度々あり何個もスチルが転がっているものだ。
テーマパークとは現代の遊園地と大差変わりない。魔法で機械を動かしたり、お化け屋敷だったり、食べ物屋さんが並んでいたりとする。
ゲームを作っている方がたはきっと、遊園地が好きだったのだろうなと思いながらプレイしていた。
そして私も髄のテーマパーク好き!
ゲームでももちろん好きであったが生身の私も大好きであった。よく幼なじみといった思い出がある。
「珍しくアナスタシア様が乗り気ですね!嬉しいです」
アルバート様の顔も嬉しそうに笑っていた。
パーティーに誘われた時は本当に嫌だったからそりゃこんなに楽しそうな笑顔はしていなかった自信が私の中にもある。
「楽しみです!早くいきたいです!」
「テーマパークにはいったことありませんか??」
その質問にどう答えればいいか迷った。
行ったことあることにすれば私が絶叫系が好きなのを教えることができるが、この国にはテーマパークが一つしかない。
ではどの絶叫系が好きでしたか?とか何が一番怖かったですか?とかの質問に答えられないからだ。
でもこんなに興奮している私を見てきっといったことがあると思って質問したのだろう。
悩みどころだが正直に言おう。
「行ったことはないのですが体感したことあるんですよ。」
「へえ、興味深いですね。どこで体感を?」
何故食い気味にくる。
困った。体感ではダメか。でも引けない所まで来てしまった。
イケメンの顔がどこでどこで!?と私の答えを待っていた。
無難に夢の中でと答えると、アルバート様は、安心したように胸を撫で下ろしていた。
「ではテーマパークデートは私とが初めてと思ってよろしいか?」
「もちろんですが…何故ですの?」
「それは…秘密ですよ」
そして私はここで差異現象がまた起きたことに気付いてしまったのだった…
どこがいいか周りのご令嬢がお聞きしているのを目にしたことがあるが、やはり顔なようだ。
今も隣にいるアルバート様を遠くで見つけたのだろうたったったと軽く走っている音が聞こえた。なぜ蔑ろにしないかはしっている友好国の姫だからだ。最近はしかとをしているのだが。だんだん近づいてくるシュリナ姫が足を緩めた瞬間アルバート様に腰を引かれた。
一瞬にして表情が変わる姫にきっとプレイしていたら可愛いーーなんて言葉かけをしていたのだろうが今は蛇に睨まれたカエルの気持ちがすんごくわかるのだ。
「そんな方よりも私の相手をしてくださーい」
「何度も言っているがむりだ何処かへ行け」
「いやですう」
そんな態度も可愛いが、明らかに私に対しての態度は敵と認識した蛇。
ちなみに解説をしていこうと思うが、アルバート様キャラ攻略が難しい一つの理由としてアナスタシアの最大難関であると言ったが他にもお邪魔虫キャラがいる。
だが今回は姫であるシュリナ様が関わってきているのは差異現象が起きているようだ。
シュリナ姫が関わるストーリーはまた別であり、おまけにこんなわがまま全開ではない。婚約者の前だけこのような性格を晒していく。そして編入はしてこない。そもそもゲームが違うのだ。
こっちがウィリアム国のゲームであるならばシュリナ様はウル様が居る国の乙女ゲーム内の最大ライバルキャラ。
なので作品を超えてやってきた。と言えばわかりやすいだろうか。
アナスタシアポジションキャラが2人いることになる。
他にも差異現象はあちこちで起きている。
主人公はなぜか誰も攻略をしようとしていない。
元々私も彼女をいじめるつもりはない。
お酒堪能生活が待っているため、没落は避けたい。
であるがそもそも彼女は勉強や魔法にどハマりしている。
たまにアクションを起こすのが男性キャラであるが、彼らも勉強に関して彼女に聞いているぐらいで趣味の話もしていない。単なるクラスメート。
最初からおかしくしたのは私の婚約しない発言とアルバート様の私へのアプローチ、そして舞踏会でのレイラ様とサナバート様とアルバート様の参加条件。
謎に挨拶しダンスを申し込んできたモブキャラ。
この間行われた試験で首位を飾るはずの私とアルバート様とサナバート様が2位で1位は主人公。教養がないと難しい問題でも何故か庶民が知っている。
そしてシュリナ姫到来だ。
編入するどうのはもしかしたらゲーム中に書かれていないだけで、ウル様ときていたのかもしれないためなんとも言えないが、ここまでオープンに関わることはない。
そもそもこの方にも婚約者はいるはずだ。
なんでこんなに猪突猛進なんだろう。
「アナスタシア様いきましょう」
「どこいくのよ!」
私たちが歩き始めるとシュリナ姫もついてくる。
嫌な顔をするアルバート様。
「移動教室だよ!」
それを聞いたシュリナ姫は諦めたようで、行ってらっしゃーいと送り出した。
鋼の心臓だ…怖い。
大きなため息をしているアルバート様は次なる訪問があることをわかったようだ。
前方にいるのが、パーティーの時にサナバート様と踊った御令嬢ミラさま。
ミラ様は知り合いになったアルバート様にこれまたもうアプローチ中である。
イケメンなのはとてもわかるが、彼女は何故か私と近しいものを感じる。
私はここに転生してきて十年近く経つが、彼女はついさっきまで日本にいたかのような現代っ子の発言を時々する。
私も転生した身よくわかるが何故か転生したことを言いたくない。
「アルバート様あ!お久しゅうございます。」
ミラ様は教養がある身として礼儀作法はしっかりされている方だが、しなれていないためどこかぎこちない雰囲気。
日本ではお辞儀か、握手が多いので難しいものである。
私は小さい時に転生して、やっと遅めの淑女のお勉強をしようっていう時だったので、困ることはなかった。
「やあ、ミラ嬢。ご機嫌みたいだな。私たちは急ぐまた今度」
足早にミラ様の横を通り過ぎていく彼に引っ張られ私は挨拶する暇がなかった。
ミラ様の鋭い視線が私の後ろ髪にビシビシ伝わってくる。
もうアプローチしている2人の紹介は終わったのだが、また厄介なものも控えている。それは、私が生意気であると言われている御令嬢方の呼び出しだ。
主人公に私がしていたあの呼び出し。そして日本でも気に食わない相手がいたら放課後体育館裏に来いだの、踊り場に来いだのやっている僻みの青春プレイだ。
私は公爵家の御令嬢であるため、普通はこんなことは起きないが、今回シュリナ姫派閥とアナスタシア派閥ができている。
姫の方は自由に動くことができるため、アルバート様に息があるものはシュリナ姫を理由に私のところにやってきて攻撃魔法を出すこともあった。
私はまだアクションも何も起こしてないのに、皆様の勘違いも痛いものだわ…。
とかいったらまた攻撃が飛んでくるのであまり言わないようにしましょう。
ミラ様とシュリナ様が同行することはないのだが、取り巻き様達には厄介なことをされることが多いので厳重に避けていくことを決めている。アルバート様や、サナバート様、レイラ様マリア様達といる時は全く言葉の攻撃などもないから誰かと一緒に行動していることが多い。
「アナスタシア様、もし良ければなんですが後日デートに誘ってもよろしいか?」
ウキウキした顔でアルバート様が私に訪ねてきた。後日とはきっと日本で言う日曜日のこと。
ここでは学校が休みの日が月で8日間ランダムである。
次の休みが3日後。
そして私は全く予定がないのだ。
そう何日も、パーティーなどがあったらたまったものじゃない。(王族は知らないけど)
「お断りは?」
「受け付けておらぬ。」
笑顔ですっぱりと断られた。
ニコニコと私の腰を引いたまま移動教室に向けて歩いている。次の授業は実技であるたて、化学教室のようなところに行く。
「…ちなみにデートコースなどお聞きしてもよろしいですか?」
顎に手を当て考えるポーズをしているアルバート様。こんな仕草も似合うのはイケメンだからだ。日本で幼なじみがこんなポーズし始めたら写真を撮って笑い転げていたに違いない。
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「テーマパークなんてどうでしょう?」
「テーマパーク!!」
テーマパークイベントは度々あり何個もスチルが転がっているものだ。
テーマパークとは現代の遊園地と大差変わりない。魔法で機械を動かしたり、お化け屋敷だったり、食べ物屋さんが並んでいたりとする。
ゲームを作っている方がたはきっと、遊園地が好きだったのだろうなと思いながらプレイしていた。
そして私も髄のテーマパーク好き!
ゲームでももちろん好きであったが生身の私も大好きであった。よく幼なじみといった思い出がある。
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アルバート様の顔も嬉しそうに笑っていた。
パーティーに誘われた時は本当に嫌だったからそりゃこんなに楽しそうな笑顔はしていなかった自信が私の中にもある。
「楽しみです!早くいきたいです!」
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その質問にどう答えればいいか迷った。
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ではどの絶叫系が好きでしたか?とか何が一番怖かったですか?とかの質問に答えられないからだ。
でもこんなに興奮している私を見てきっといったことがあると思って質問したのだろう。
悩みどころだが正直に言おう。
「行ったことはないのですが体感したことあるんですよ。」
「へえ、興味深いですね。どこで体感を?」
何故食い気味にくる。
困った。体感ではダメか。でも引けない所まで来てしまった。
イケメンの顔がどこでどこで!?と私の答えを待っていた。
無難に夢の中でと答えると、アルバート様は、安心したように胸を撫で下ろしていた。
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