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転生者
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今回のパーティーは、主人公が、未来の中枢を担う方とダンスパーティをするところだった。
数日の間で2回ほど、相手とデートすることができるため、その方から誘われることになる。
(アルバート様は攻略後)
主人公は誰ともデートに行っていないことがわかった。
たしかに好感度が上がらなければ、私はサナバート様と。アルバート様は参加せずにパーティーが開始される。
だが今回はアルバート様からのお誘いのため断ることを許されなかった。
「足を踏んでも怒りませんよ。」
踊りながらそういった。
緊張が最高潮でありぎこちないダンスをしているのはわかっているが、足は踏まない。
思いっきり踏んでやろうかしら。この高いヒールで。
「踏むことはございません!」
断言したが、緊張と慣れない相手勤め。
ダンスの講師との体格が違うため、ステップの歩幅などの戸惑いが少しあるが。
アルバート様は講師よりもサポート性や柔軟性、そして技術面が上であり、緊張していながらも、安心している。
あの、冗談まじりの問いかけも私の緊張をほぐすためだと思ったら、この方はすごい頭が回る方だと認識できる。
そろそろお開きになるってころに、挨拶に来た1人の女性が、アルバート様とサナバート様の前に立った。
もちろん私やレイラ様もいる。
彼女の後ろには何人かの、女性や男性の野次馬的なものもいる。
細かい描写があったわけではないがこのシーンがなぜか違和感を感じる。
「サナバート様、アルバート様発言の許可をくださいませ。」
アルバート様は、不思議に思い、サナバート様の許可を待っている。
快く受けた、サナバート様は、挨拶をする。
(貴族社会の挨拶は上のものから下のものに対して言ったら、知り合い程度のものになり、次回から下のものが挨拶に伺いたてても、知らないフリはできない。)
「私、ここの舞踏会を建築しました父の娘、ミラ・ヤヨイと申します。サナバート様、アルバート様一曲ダンスをお願いしても良いですか?」
ミラ・ヤヨイ?
名前が古風であり、なぜか、日本語っぽいのは、なぜだ。
アナスタシアが、ゲーム1の美人で最強悪役だ。
この方は、第二主人公。
攻略対象に近づいたこの第二主人公であるミラ・ヤヨイ。
違和感がすごくある。こんなシーンなかったはずだ。だってここのダンスパーティーに主人公が参加する様な描写はなかった。
レイラ様は呑気にいってらっしゃいませーと、サナバート様を送り出していた。
アルバート様は私の反応を伺うように、見ていた。
サナバート様とミラ様の、ダンスが始まった。
「アナスタシア様は私が他のものとダンスをしても良いと思ってますか?」
何か期待を込めた表情をしている。
きっといって欲しくないと私が一言言ったらこの方は喜んでくれるんだろう。
実は私も行って欲しくない気持ちがどこかもやもやとしている。
だが、婚約も日本で言うと恋人、お付き合いもしていない。
そんな私が止める権利はどこにもない。
「あのモノと私は踊りたくない。あなたのそばのいる約束を私はしました。」
アルバート様懇願に似た申し出を私に囁く。私に選ばさせようとする。
ずるい
レイラ様はアルバート様を見ていた。
彼女の空気はなぜか和やかに佇んでいたためきっと楽しんでいるのだ。
「アナスタシア様?」
ずっと見ているアルバート様の表情が今まで見たことないしゅんとした顔になっていく。
子犬のような、置いていかれるようなそんな小動物的な。
「私にはお止めする権利がございません。
ですが、1人にして欲しくない事実がございます。」
私は建前上最初の言葉を口にするが、沈黙後本心を聞こえるか聞こえない程度の小声で伝えると、アルバート様の顔がキラキラとしていく。
きこえたようだ。
「では私はお断りして、アナスタシア様の隣で侍ることにします。」
「アルバート様の策略は酷いモノですわね。」
「君も兄を止めなくてよかったのかい?」
レイラ様は嬉しそうな反応を見せたアルバート様を見て、止めた私がわかったのだろう。
和やかな雰囲気が興奮したような空気に移り変わったのだ。
「サナバート様をお止めする権利はございませんモノで。」
「そんなの縦社会だからだろう?」
「婚約しているわけでもございません。それにサナバート様と私がどうにかなることはございません。」
確かにレイラ様が言っていることはあっている。
私とサナバート様が、婚約することになっていたから。今サナバート様は誰にでも落とす権利はあるが、きっと政略結婚しか待っていないだろう。
恋愛結婚をする王族は第二兄弟からになる。
第一王子のサナバート様は国の繁栄のために政略結婚以外無いのだ。
「ふーん、そんなことより、アナスタシア様もう一曲いきましょう。」
特に興味がないように、話を終わらせた。既に5曲程度踊っている私は体力が追いつかないため、首を振って断ると、アルバート様は落ち込んだ。
「何故ですか?」
「疲れました。どこか移動するのはどうでしょうか?」
また子犬のような目線で私を凝視する。
この目に弱いかも…
どこか移動する提案をすると考えた後に前回行ったバラ園に行くことになった。
曲も終盤になりダンスを終えた2人がアルバート様の前まで来ていた。
アルバート様と踊ることを楽しみにしている様子のミラ様。
ドレスを広げ相手をしてくださるのを待っている。
「ミラ嬢、すまないが私はお断りする。」
「!!何故ですか?」
ミラ様はこの建物を建築した優秀な建築技師の娘、今後何かを作るときに優位に動かすことができる材料になることをミラ様自身分かっているようだ。
あわよくば、どちらかと婚約しようとの寸法だろう。
「すまないが私は結構な曲をアナスタシア様と踊っている。疲れているため休憩をと。」
話終わる前にミラ様はアルバート様に
「では!私が癒しの相手を勤めますわ!」
少しムッとしているミラ様にアルバート様は、最後まで聞かなかったことを問い詰めず、首を振っている。
「アナスタシア様と行くことを決めているから断るよ。」
ではいきましょうと私の手を取り歩みを進めた。
私にいてつくような目線を向けているミラ様が移動する際に目に入ってしまった。
読唇術を持っているわけではないが何故か読み取れてしまった。
『悪役令嬢の癖に。なんでアルバート様と。』
数日の間で2回ほど、相手とデートすることができるため、その方から誘われることになる。
(アルバート様は攻略後)
主人公は誰ともデートに行っていないことがわかった。
たしかに好感度が上がらなければ、私はサナバート様と。アルバート様は参加せずにパーティーが開始される。
だが今回はアルバート様からのお誘いのため断ることを許されなかった。
「足を踏んでも怒りませんよ。」
踊りながらそういった。
緊張が最高潮でありぎこちないダンスをしているのはわかっているが、足は踏まない。
思いっきり踏んでやろうかしら。この高いヒールで。
「踏むことはございません!」
断言したが、緊張と慣れない相手勤め。
ダンスの講師との体格が違うため、ステップの歩幅などの戸惑いが少しあるが。
アルバート様は講師よりもサポート性や柔軟性、そして技術面が上であり、緊張していながらも、安心している。
あの、冗談まじりの問いかけも私の緊張をほぐすためだと思ったら、この方はすごい頭が回る方だと認識できる。
そろそろお開きになるってころに、挨拶に来た1人の女性が、アルバート様とサナバート様の前に立った。
もちろん私やレイラ様もいる。
彼女の後ろには何人かの、女性や男性の野次馬的なものもいる。
細かい描写があったわけではないがこのシーンがなぜか違和感を感じる。
「サナバート様、アルバート様発言の許可をくださいませ。」
アルバート様は、不思議に思い、サナバート様の許可を待っている。
快く受けた、サナバート様は、挨拶をする。
(貴族社会の挨拶は上のものから下のものに対して言ったら、知り合い程度のものになり、次回から下のものが挨拶に伺いたてても、知らないフリはできない。)
「私、ここの舞踏会を建築しました父の娘、ミラ・ヤヨイと申します。サナバート様、アルバート様一曲ダンスをお願いしても良いですか?」
ミラ・ヤヨイ?
名前が古風であり、なぜか、日本語っぽいのは、なぜだ。
アナスタシアが、ゲーム1の美人で最強悪役だ。
この方は、第二主人公。
攻略対象に近づいたこの第二主人公であるミラ・ヤヨイ。
違和感がすごくある。こんなシーンなかったはずだ。だってここのダンスパーティーに主人公が参加する様な描写はなかった。
レイラ様は呑気にいってらっしゃいませーと、サナバート様を送り出していた。
アルバート様は私の反応を伺うように、見ていた。
サナバート様とミラ様の、ダンスが始まった。
「アナスタシア様は私が他のものとダンスをしても良いと思ってますか?」
何か期待を込めた表情をしている。
きっといって欲しくないと私が一言言ったらこの方は喜んでくれるんだろう。
実は私も行って欲しくない気持ちがどこかもやもやとしている。
だが、婚約も日本で言うと恋人、お付き合いもしていない。
そんな私が止める権利はどこにもない。
「あのモノと私は踊りたくない。あなたのそばのいる約束を私はしました。」
アルバート様懇願に似た申し出を私に囁く。私に選ばさせようとする。
ずるい
レイラ様はアルバート様を見ていた。
彼女の空気はなぜか和やかに佇んでいたためきっと楽しんでいるのだ。
「アナスタシア様?」
ずっと見ているアルバート様の表情が今まで見たことないしゅんとした顔になっていく。
子犬のような、置いていかれるようなそんな小動物的な。
「私にはお止めする権利がございません。
ですが、1人にして欲しくない事実がございます。」
私は建前上最初の言葉を口にするが、沈黙後本心を聞こえるか聞こえない程度の小声で伝えると、アルバート様の顔がキラキラとしていく。
きこえたようだ。
「では私はお断りして、アナスタシア様の隣で侍ることにします。」
「アルバート様の策略は酷いモノですわね。」
「君も兄を止めなくてよかったのかい?」
レイラ様は嬉しそうな反応を見せたアルバート様を見て、止めた私がわかったのだろう。
和やかな雰囲気が興奮したような空気に移り変わったのだ。
「サナバート様をお止めする権利はございませんモノで。」
「そんなの縦社会だからだろう?」
「婚約しているわけでもございません。それにサナバート様と私がどうにかなることはございません。」
確かにレイラ様が言っていることはあっている。
私とサナバート様が、婚約することになっていたから。今サナバート様は誰にでも落とす権利はあるが、きっと政略結婚しか待っていないだろう。
恋愛結婚をする王族は第二兄弟からになる。
第一王子のサナバート様は国の繁栄のために政略結婚以外無いのだ。
「ふーん、そんなことより、アナスタシア様もう一曲いきましょう。」
特に興味がないように、話を終わらせた。既に5曲程度踊っている私は体力が追いつかないため、首を振って断ると、アルバート様は落ち込んだ。
「何故ですか?」
「疲れました。どこか移動するのはどうでしょうか?」
また子犬のような目線で私を凝視する。
この目に弱いかも…
どこか移動する提案をすると考えた後に前回行ったバラ園に行くことになった。
曲も終盤になりダンスを終えた2人がアルバート様の前まで来ていた。
アルバート様と踊ることを楽しみにしている様子のミラ様。
ドレスを広げ相手をしてくださるのを待っている。
「ミラ嬢、すまないが私はお断りする。」
「!!何故ですか?」
ミラ様はこの建物を建築した優秀な建築技師の娘、今後何かを作るときに優位に動かすことができる材料になることをミラ様自身分かっているようだ。
あわよくば、どちらかと婚約しようとの寸法だろう。
「すまないが私は結構な曲をアナスタシア様と踊っている。疲れているため休憩をと。」
話終わる前にミラ様はアルバート様に
「では!私が癒しの相手を勤めますわ!」
少しムッとしているミラ様にアルバート様は、最後まで聞かなかったことを問い詰めず、首を振っている。
「アナスタシア様と行くことを決めているから断るよ。」
ではいきましょうと私の手を取り歩みを進めた。
私にいてつくような目線を向けているミラ様が移動する際に目に入ってしまった。
読唇術を持っているわけではないが何故か読み取れてしまった。
『悪役令嬢の癖に。なんでアルバート様と。』
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