おもちゃが気に入ってます。先輩です。

柿崎ゴンドウ

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夜の散歩

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ルンルン気分で歩く僕の目の前を先輩は黙々と歩いている。

そんな顔しちゃって。ほんとはすごく興奮してるよ?先輩。

真夏だから風邪をひく心配は少ないし。

『先輩。散歩しません?』
『?。。こんな時間にか?』
『今じゃないと、先輩が恥ずかしいとおもますよ?』

気づいた先輩は少し驚くも、首を縦にふってくれた。
僕はそこが嬉しいんだよね。
ベッドの上じゃ先輩がリードしてくれるけど、お遊びプレイ
わからないからと僕がすることになった。
犬用の首輪を僕が彼につけたところから開始の合図。
感じてる彼の顔をみれる。思い通りに。

『先輩どうです?』
『話かけるな。運転に集中できない』

移動するところから彼には裸になってもらった。
赤い首輪に浅黒い肌。そこにシートベルトが重なって
非日常感がにじみ出てる。

『ごめんなさい。。//』

わかるような涙声に先輩は少し困った顔をした。
どうしてもちょっかい出したくなるんだよね。

ついた先はちょっとした山の展望台。
この前は流星群もあって人もいたんだろうけど、今日は無人だった。
人がいるならいるで別のことができる。

『ついたぞ』
『じゃぁ、このあたりを散策しましょう!』

上を向けば怖いほどの数の星が僕らを見下ろしていた。
先輩も満点の星空に自然と目が行っている。

その前に、ただの散歩じゃないってことを教えてあげないとね。
僕は先輩の首輪にリードをつけた。こうすると不思議と彼は従順になる。
そのまま後ろを向いてもらって、背中側で手錠をつけた。
彼は気にしてないそぶりをしてるけれど、根が上を向き始めてる。

『先輩、似合ってますよ』
『。。ありがとう』

そう、否定しないとこがいいんだ。

『でね?散歩の目安にはこれがいいと思ったんで、持ってきました』

彼の前に500ccのスポーツドリンクを差し出した。
内緒で利尿剤多めに入れてるけど。。先輩、ごめんね。

『。。飲ませてくれるのか?』
『ええ、苦しかったら、遠慮なく戻してくださいね』

彼は時折、ベッドで見せる妖しい笑みをこんな時でも見せてくれる。
ただの加虐志向者はこれにキレたりするんだよね。サドをはき違えてるよ。

『さぁ、中腰になって』

ゆっくりと先輩は腰を下げた。

『膝に砂がついちゃうのは後が面倒でしょ?』

本当の狙いは別にある。

『行きますよ、先輩』
『あぁ。。///』

素直に口を開く彼の中へ液体を流し込んでいく。
冷たいのをわざとゆっくりと注いで、先輩の喉が動く音が生々しい。

『僕だけを見て。。外したら、お仕置きしちゃいますよ?』

返事の代わりにゴクリと喉が鳴った。
少し苦しげな瞳が僕の良心と加虐心をくすぐる。

次第に先輩の膝が震えてきた。ゆっくり飲ませていたのはこれが見たかったから。

『あれ?先輩。脚が震えてきてますね?』

それだけじゃない。彼は肌に汗をためて、お遊びと言う名の水攻めに耐えているんだ。

『もう少しの我慢。。今の先輩、凄いいい表情してる』

ただペットボトルの口を咥えているだけなのに、
まるで僕のがそうされているような錯覚が一瞬おこった。

空になったボトルを先輩から外すと、彼は片膝をついてしまった。

『。。先輩。大丈夫ですか?』
『あぁ。頭に少し、空気がいってなかっただけだ』

よかった。酸欠でも起こされたどうしようかと少し焦ってしまった。


しばらく連れ回すうち、先輩の歩き方がおぼつかなくなる。
脂汗をかき、呼吸は荒い。

「先輩。息が荒いですね」
「うう。。//」

尿意を悟られまいとする表情がまたそそられる。
不意にむき出しの肌を撫で上げてみた。勿論腰の部分。

「んぁっ///」

思わず先輩は座り込んでしまった。

展望台まで一周したので目前にトイレが見える。
彼の視線は自然とそっちに向いたけど、僕は優しく首を横に振った。

「先輩。今のあなたは」

先輩の首輪をツンツンとつつく。
彼は静かに驚いて、難しい顔をした。

「さぁ、そこの木に近づいて」

ためらいがちに木の前に立つ。
先輩は自ら禁を破いて、木の根元へ水音をたてながら濡らして行った。

「出しちゃいましたね。。」
「。。これが、見たかったんだろう?」
「ふふ、そうですよ。先輩、素直に答えて下さいよ」

本当はこうしてみたかったって。

耳元で囁くと先輩の身体はびくりと反応した。



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