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陰湿淫室
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「(あの、力、確かに魔女のリングだ)」
壁にもたれながらアコはエレベーターへ進んだ。
階段が下れる体力は残っていない。
丸裸だが衣服は無事に脱出できたら考えよう。
「地下、駐車場か。。」
回数を押すと静かにエレベータは動き出す。
今がいつで、何時で、日は出ているのか沈んでいるかもわからない。
そんなことも思わない時が来てしまう人々はこの瞬間でも存在している。
地下につく手前、エレベーターが止まった。
「!」
「館内放送ー♩館内放送でーす♩アコくーん?どこ行っちゃったのぉ?
お兄さん達はぁ、仕事を放棄しちゃったんだねー」
アコは恐怖で固まった。エレベーター内の監視カメラで見つけたのだろう。
「戻っておいでよー♩ぼくちんがぁ、ちゃんと『躾け』てあげるからねえー♩」
エレベーターは上階へ動き出した。
「(いやだ!誰か、助けて!)」
躰が震え、隅で丸くなる。
「アコ君。アコ君。しっかりして。。」
「。。うぅ//。。あ、あなたは。。」
恐怖で硬く目を閉じた後、急に魔女に呼ばれる。
再び目を開けるとそこはエレベーターの中ではなく、クリニックの地下駐車場だった。
「よかったぁ。チャラ男達のリングが普段とは動きがおかしかったから、来てみたの」
「お、おれはどうして」
それ以上は聴くなと指を口に当てられた。
素肌のままだから、何かしろ魔女の力で外に出されたのだろう。
エレベーターの扉は物凄い力でひしゃげていた。
変形した扉が突っかかって、もう移動することはできない。
「リングは心身の力を人為的に引きだせる。
度を過ぎると、深層意識の欲求が表出してくる訳ね」
アコはジープに乗せられてぼんやりとしている。
ものがないからこれで我慢してねと、魔法で現れた
ラバースーツが彼の身体を覆っていた。
スーツがアコのシルエットをとどめている。
そうでもなければアコとしての意識が消え去ってしまいそうだった。
「あの変態が欲望を叶える道具と自身のボディガードとして彼らを雇っていた」
「あなたは、知ってたんですか」
少しの沈黙。
「魔術の道具を、アコ君も言ってたあのリングを彼らに貸していた」
「おれは、記憶が戻ったんです」
「。。そう、おめでとう」
「あの子を助けないと、小さな子なんです。犠牲になる前に」
あの男を知っているなら、カオルがどこに連れて行かれたのかも知りませんか。
「?!」
魔女は返事をしなかった。代わりにラバースーツが独りでに変化する。
「ウボゥ///」
首元の素材が延びてアコの口内に入り込み、隙間なくぴったりのペニスギャグになると
背中側からも延びて、視界を覆い、頭も覆って全頭マスクになる。
「ヴヴヴ。。///」
耳穴にも入り込み、外部の音は遮断される。
四肢からベルトが精製されると両腕が胴体に密着し、両脚も何箇所も縛られ、芋虫状態になった。
「(指が。。///)」
最後に手首からも素材が指を包み、両手がボール状になる。
これで何に触れているのかわからない。
アコの意識はラバーの中に封入された。テカったグロテスクな『商品』が出来上がる。
「もちろん知ってるわ。連れて行ってあげる。でも、これは一人では変えられないの」
聞こえるはずのないアコへ独り言をもらした魔女は、屋敷ではなく
別の方角へジープを走らせた。
”そうか。全員揃ったか”
”はい、母親は最後まで承諾しなかったので『風呂に沈め』ました”
クリニックの医院長室で男は静かに電話を切る。
まさか魔女が青年を売るとは思わなかった。
アコは数ある犠牲のうちの一つだ。
カオルはいい商品になる。使い物にならなくなったら
恐怖を与えられて血を取られ、そこから最上の美容成分が取れる。
自身には仲介した謝礼として幾ばくかの金とその美容成分が手に入る。
希少価値が高いから国内のセレブリティに高値で販売できるのだ。
海外のトップの俳優、セレブリティ、政治家も愛用している言えば必ず売れる。
「起きろ」
数日間聴いた日本語はこれだけだ。
独房に入れられ、様々な言葉を聴き、いろんな肌の色の者と交わらされる。
誰もがアコを試すたびに上機嫌になって帰っていく。
もうすぐ買い手がついて日本を出るのだろうか。二度と祖国の地は踏めない。
「起きろ」
何日目の起きろだろうか。アコは粗末な毛布を看守に剥ぎ取られる。
毎朝コイツに掘られた後に一日一食だけのスープにありつけた。
アコは最初は恐怖で瞳が揺れていたものの、もう光を失い、虚ろになっている。
ヤニ臭い唇で乱暴なキスをされる。それさえもアコには快感になっていた。
脂っぽい舌で乳首を舐められ、男根の作りを知り尽くしたかのような舌使いに
身を撼わす。立ち上がった肉棒から限界まで絞り出され、憔悴しきった腰に
最後は気がおかしくなるまで穴を開発される。
「オオ、オオ、?!////ングウウウウウ/////!!!」
いつもならアコの消え入りそうな感じる声でことが終わるのに
普段はジムで鍛えているかのような息使いしかしない男が急に雄叫びをあげた。
内部に男の吐き出した精を感じつつ。アコは床に突っぷす。
「ウウウ!////」
さらには強く胸を押さえてバタンとコンクリートに倒れた。
壁にもたれながらアコはエレベーターへ進んだ。
階段が下れる体力は残っていない。
丸裸だが衣服は無事に脱出できたら考えよう。
「地下、駐車場か。。」
回数を押すと静かにエレベータは動き出す。
今がいつで、何時で、日は出ているのか沈んでいるかもわからない。
そんなことも思わない時が来てしまう人々はこの瞬間でも存在している。
地下につく手前、エレベーターが止まった。
「!」
「館内放送ー♩館内放送でーす♩アコくーん?どこ行っちゃったのぉ?
お兄さん達はぁ、仕事を放棄しちゃったんだねー」
アコは恐怖で固まった。エレベーター内の監視カメラで見つけたのだろう。
「戻っておいでよー♩ぼくちんがぁ、ちゃんと『躾け』てあげるからねえー♩」
エレベーターは上階へ動き出した。
「(いやだ!誰か、助けて!)」
躰が震え、隅で丸くなる。
「アコ君。アコ君。しっかりして。。」
「。。うぅ//。。あ、あなたは。。」
恐怖で硬く目を閉じた後、急に魔女に呼ばれる。
再び目を開けるとそこはエレベーターの中ではなく、クリニックの地下駐車場だった。
「よかったぁ。チャラ男達のリングが普段とは動きがおかしかったから、来てみたの」
「お、おれはどうして」
それ以上は聴くなと指を口に当てられた。
素肌のままだから、何かしろ魔女の力で外に出されたのだろう。
エレベーターの扉は物凄い力でひしゃげていた。
変形した扉が突っかかって、もう移動することはできない。
「リングは心身の力を人為的に引きだせる。
度を過ぎると、深層意識の欲求が表出してくる訳ね」
アコはジープに乗せられてぼんやりとしている。
ものがないからこれで我慢してねと、魔法で現れた
ラバースーツが彼の身体を覆っていた。
スーツがアコのシルエットをとどめている。
そうでもなければアコとしての意識が消え去ってしまいそうだった。
「あの変態が欲望を叶える道具と自身のボディガードとして彼らを雇っていた」
「あなたは、知ってたんですか」
少しの沈黙。
「魔術の道具を、アコ君も言ってたあのリングを彼らに貸していた」
「おれは、記憶が戻ったんです」
「。。そう、おめでとう」
「あの子を助けないと、小さな子なんです。犠牲になる前に」
あの男を知っているなら、カオルがどこに連れて行かれたのかも知りませんか。
「?!」
魔女は返事をしなかった。代わりにラバースーツが独りでに変化する。
「ウボゥ///」
首元の素材が延びてアコの口内に入り込み、隙間なくぴったりのペニスギャグになると
背中側からも延びて、視界を覆い、頭も覆って全頭マスクになる。
「ヴヴヴ。。///」
耳穴にも入り込み、外部の音は遮断される。
四肢からベルトが精製されると両腕が胴体に密着し、両脚も何箇所も縛られ、芋虫状態になった。
「(指が。。///)」
最後に手首からも素材が指を包み、両手がボール状になる。
これで何に触れているのかわからない。
アコの意識はラバーの中に封入された。テカったグロテスクな『商品』が出来上がる。
「もちろん知ってるわ。連れて行ってあげる。でも、これは一人では変えられないの」
聞こえるはずのないアコへ独り言をもらした魔女は、屋敷ではなく
別の方角へジープを走らせた。
”そうか。全員揃ったか”
”はい、母親は最後まで承諾しなかったので『風呂に沈め』ました”
クリニックの医院長室で男は静かに電話を切る。
まさか魔女が青年を売るとは思わなかった。
アコは数ある犠牲のうちの一つだ。
カオルはいい商品になる。使い物にならなくなったら
恐怖を与えられて血を取られ、そこから最上の美容成分が取れる。
自身には仲介した謝礼として幾ばくかの金とその美容成分が手に入る。
希少価値が高いから国内のセレブリティに高値で販売できるのだ。
海外のトップの俳優、セレブリティ、政治家も愛用している言えば必ず売れる。
「起きろ」
数日間聴いた日本語はこれだけだ。
独房に入れられ、様々な言葉を聴き、いろんな肌の色の者と交わらされる。
誰もがアコを試すたびに上機嫌になって帰っていく。
もうすぐ買い手がついて日本を出るのだろうか。二度と祖国の地は踏めない。
「起きろ」
何日目の起きろだろうか。アコは粗末な毛布を看守に剥ぎ取られる。
毎朝コイツに掘られた後に一日一食だけのスープにありつけた。
アコは最初は恐怖で瞳が揺れていたものの、もう光を失い、虚ろになっている。
ヤニ臭い唇で乱暴なキスをされる。それさえもアコには快感になっていた。
脂っぽい舌で乳首を舐められ、男根の作りを知り尽くしたかのような舌使いに
身を撼わす。立ち上がった肉棒から限界まで絞り出され、憔悴しきった腰に
最後は気がおかしくなるまで穴を開発される。
「オオ、オオ、?!////ングウウウウウ/////!!!」
いつもならアコの消え入りそうな感じる声でことが終わるのに
普段はジムで鍛えているかのような息使いしかしない男が急に雄叫びをあげた。
内部に男の吐き出した精を感じつつ。アコは床に突っぷす。
「ウウウ!////」
さらには強く胸を押さえてバタンとコンクリートに倒れた。
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