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刑務官奇譚
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「本日付で、当拘置所に着任しました、本郷司郎です。宜しく、お願いいたします」
姿勢を正して所長に挨拶をした、刑務官の司郎。看守部長を務める。
「うむ。宜しく頼む」
笑顔で挨拶を返した所長。その所長の次の言葉に、司郎は目を丸くする。
「いきなりで悪いが、女区のほうを担当してくれ」
「えっ!」
「そんな顔、するな。こちらとしても、君の希望に沿いたいが。あちらから、どうしても……と頼まれてな。しかも、君をご指名……ときた」
「そんなぁ!」
悲嘆する司郎だが、所長の次の言葉に何も言えなくなる。
「それに……。あるお方のお墨付きも、貰っている」
「ま……、まさか」
「そう。本郷尚美所長だ」
「ね……、姉さん!」
尚美は、司郎の姉で、今は遠く離れたところにある女子刑務所の所長を務めている。おおかた、女区の幹部が尚美にお伺いを立てたのだろう。
ガクッと両膝を着いた司郎だが、所長は同情する仕種を少しも見せない。それどころか、ダメ出しをしてくる。
「人権などというものは考えず、好きなように使って構いません。そう、仰っておられた」
そこへ、ひとりの人物のものと分かる足音が近付いてきた。
「市野です。失礼します。所長。彼ですか?」
所長室に入ってきた婦人の声に、司郎は振り向いた。そこには、ひとりの女性刑務官が立っていた。
「ああ。そうだ。本郷司郎くんだ。いろいろと、面倒を看てやってくれ」
そう返した所長が、司郎に告げる。
「看守長の市野くんだ。彼女の下で、しばらく頑張ってくれ」
「市野仁美よ。宜しくね。司郎くん」
「お……、お願いします」
小首を傾げて挨拶をした仁美に、司郎は深々とお辞儀をして返した。そんな司郎を、仁美が促す。
「それじゃ。所内を案内するわね」
通路を歩くふたり。
「しかし……。あの泣き虫の甘えん坊が、一人前の刑務官かぁ」
「へ……、変なこと、言わないで下さい!」
仁美の思い出したような言葉に、司郎は真っ赤になって返した。しかし……。
「忘れたとは、言わせないわよ。行かないでぇ! お姉ちゃん!」
仁美のその言葉に、ハッと何かを思い出した表情を見せた。しかも……。思い出したくない黒歴史なのか、悔しそうに尋ねる。
「ど……、どうして、それを?」
「だって、私、陰から見ていたもん」
「えっ? それじゃ……」
「そう。私、尚美と同級生なの」
姉弟が両親を亡くしたとき、尚美は高校一年生で司郎は小学五年生だった。尚美は、学業と家事の両立をしながら、司郎の面倒をしっかり看ていた。
尚美が高校二年生のとき、修学旅行があった。三泊四日だが、司郎には初めて独りで夜を過ごすことになる。
「ご飯、下拵えして、レシピもちゃんと書いてあるから」
そう言い聞かせる尚美だが、司郎は。
「いやだ! 行かないで! お姉ちゃん!」
そう訴え、セーラー服の袖を放さない。
「もう、お姉ちゃん、行かなくちゃ。司郎だって、学校に遅れるよ」
姉の言うとおり、司郎もランドセルを背負っている。尚も縋り付く弟に、尚美は厳しい言葉を放つ。
「司郎。いい加減にしないと、お姉ちゃん、司郎のこと嫌いになるよ!」
その言葉に、セーラー服の袖から司郎の手が放れた。
「いいね? お姉ちゃん、行くから」
姉の問いに、司郎はグズりながらもコクッと頷いた。
それでも、心配なのか。尚美は、路地の十字路を曲がるまで、何度も弟のほうを振り返っていた。
高校を卒業した尚美は、司郎の面倒を看ながら、独学で刑務官になるための勉強をしていた。
司郎が高校に入ると、尚美も刑務官の試験を受け、合格した。姉が帰らない夜もあったが、司郎はちゃんと留守番をした。
それでも、寂しかったのは事実らしい。お姉さん子の司郎は、懸命に勉強をした。運が良ければ、姉の下で働ける。そう思っていたのである。
「聞いたわよ。中学まで、一緒にお風呂に入っていたんですって?」
「そ……、そんなことまで、喋っちゃったの?」
そう訊き返した司郎に、仁美はしてやったりの表情で言う。
「えっ! ホントに、一緒に入っていたの?」
しまった! そう思った司郎は、怒鳴り声で返す。
「ずるいですよ! カマを掛ける……なんて」
まあまあ……と宥めた仁美だが、尚もからかいに出る。
「どうだった? 実のお姉さんの裸。欲情した?」
「変なこと、言わないで下さい。そんなんじゃ、ありませんから。乳首の色だって、憶えていませんよ」
その司郎が、何かに気付いて足を止めた。ドアのガラス越しに、独居房の中を眺めている。
「どうしたの?」
釣られて足を止めた仁美も、彼の視線を追う。
「ああ……。彼女ね。一昨日、こっちに送られてきたのよ」
「上告、したんですね。無駄なのに」
仁美の言葉に、呆れた表情と口調で返した司郎。
今井裕子……。金持ちの若い男を自分の肉体で誑かし、一年間に三人の男を殺害した。殺害に使われたのは、青酸カリ。小学校の校長をしていた父親の貞夫が、顔の広さを悪用して、手に入れたものである。
証拠は完全に揃っているのに、裕子本人は犯行を否認。当然のように一審判決は死刑だったが、弁護士の入れ知恵なのか、裕子は控訴をした。
二審も死刑判決だったが、ここでも裕子は判決を不服として上告した。最高裁が近い関係もあり、この拘置所に移送されたのである。
拘置所では、常に独居房に入れられている。暇さえあれば、自慰にふけっている。まさに、色と欲にまみれた毒婦である。
司郎の視線に気付いたのか、裕子も彼に顔を向けた。憶えていたのか、媚を売るように微笑む。それに対して……。司郎は、逃げるように顔を背けた。
一通り所内を案内して貰い、やることの手順や段取りも教えて貰った。
「じゃあ。巡回、お願いね」
「えっ! 一緒に巡回してくれるんじゃないんですか?」
サラリと告げた仁美に、司郎は縋るように訊いた。しかし……。仁美は、笑みを崩さずに返す。
「アミューズメントパークの、おばけ屋敷じゃないんだから。ひとりで、大丈夫でしょ? 迷子になるほど、広くもないし」
「そんなぁ」
尚も縋るような表情を見せた司郎だが、仁美の態度に変化は見られない。仕方なく、ひとりで巡回に出た司郎である。
ひとつひとつ、未決囚が入っている房をチェックしながら歩く司郎。その彼が、ハッとして足を止めた。
今井裕子が入っている独居房から、何やら呻き声が聞こえる。
何か、あったのか? 房に入ろうとした司郎だが、慌てて足を止める。こういうときは、女性の刑務官も一緒じゃないと!
「市野さん! 大変です! 何か苦しそうな、呻き声が!」
「えっ!」
司郎の叫びに、事務仕事の手を止めて立ち上がった仁美。彼とともに、現場に向かう。
「あの独居房からです」
司郎が指差した、今井裕子が入っている独居房。確かに、呻きに似た声が聞こえる。
しかし……。何かを察した仁美は、慌てる素振りも見せず、ゆっくりとドアに歩み寄る。ガラス越しに、室内を覗き込んだ彼女。
「ちょっと、いらっしゃい」
司郎を手招きして呼んだ。
「はい?」
キョトンとした表情で、そう返した司郎。仁美に歩み寄ると、いきなり頭を鷲掴みにされた。
「この何処が、苦しんでいるのよ?」
そう言って、司郎の顔をドアのガラスに押し付けた仁美。司郎の目に映ったのは、気持ち良さそうにオナニーをしている今井裕子であった。
上下セットのジャージのズボンとパンティを脱ぎ捨て、腰を下ろして壁に寄り掛かり、オナニーに夢中の裕子。目を閉じて、頬を紅潮させ、半開きの口から卑猥な吐息が音となって漏れている。
「は……、放して下さい!」
顔をガラスから放そうと言うのか、両手でドアを懸命に押し退けようとする司郎。しかし……。仁美は、それを許さない。
「いい? 女がこんな声を出しているときは、気持ちいいことをしているのよ。しっかりと見て、脳ミソに叩き込んでおきなさい!」
「セ……、セクハラですよ! これ」
司郎のそんな哀願も、仁美は笑い飛ばす。
「これも、勉強のうちよ」
懸命に踏ん張る司郎だが、仁美は尚も彼の顔をガラスに押し付ける。
そんな応酬に気付いた今井裕子が、ガラスに視線を向けた。そればかりか……。男の存在を確認すると、身体をドアのほうに向け、大股開きでオナニーを見せ付けてくる。
姿勢を正して所長に挨拶をした、刑務官の司郎。看守部長を務める。
「うむ。宜しく頼む」
笑顔で挨拶を返した所長。その所長の次の言葉に、司郎は目を丸くする。
「いきなりで悪いが、女区のほうを担当してくれ」
「えっ!」
「そんな顔、するな。こちらとしても、君の希望に沿いたいが。あちらから、どうしても……と頼まれてな。しかも、君をご指名……ときた」
「そんなぁ!」
悲嘆する司郎だが、所長の次の言葉に何も言えなくなる。
「それに……。あるお方のお墨付きも、貰っている」
「ま……、まさか」
「そう。本郷尚美所長だ」
「ね……、姉さん!」
尚美は、司郎の姉で、今は遠く離れたところにある女子刑務所の所長を務めている。おおかた、女区の幹部が尚美にお伺いを立てたのだろう。
ガクッと両膝を着いた司郎だが、所長は同情する仕種を少しも見せない。それどころか、ダメ出しをしてくる。
「人権などというものは考えず、好きなように使って構いません。そう、仰っておられた」
そこへ、ひとりの人物のものと分かる足音が近付いてきた。
「市野です。失礼します。所長。彼ですか?」
所長室に入ってきた婦人の声に、司郎は振り向いた。そこには、ひとりの女性刑務官が立っていた。
「ああ。そうだ。本郷司郎くんだ。いろいろと、面倒を看てやってくれ」
そう返した所長が、司郎に告げる。
「看守長の市野くんだ。彼女の下で、しばらく頑張ってくれ」
「市野仁美よ。宜しくね。司郎くん」
「お……、お願いします」
小首を傾げて挨拶をした仁美に、司郎は深々とお辞儀をして返した。そんな司郎を、仁美が促す。
「それじゃ。所内を案内するわね」
通路を歩くふたり。
「しかし……。あの泣き虫の甘えん坊が、一人前の刑務官かぁ」
「へ……、変なこと、言わないで下さい!」
仁美の思い出したような言葉に、司郎は真っ赤になって返した。しかし……。
「忘れたとは、言わせないわよ。行かないでぇ! お姉ちゃん!」
仁美のその言葉に、ハッと何かを思い出した表情を見せた。しかも……。思い出したくない黒歴史なのか、悔しそうに尋ねる。
「ど……、どうして、それを?」
「だって、私、陰から見ていたもん」
「えっ? それじゃ……」
「そう。私、尚美と同級生なの」
姉弟が両親を亡くしたとき、尚美は高校一年生で司郎は小学五年生だった。尚美は、学業と家事の両立をしながら、司郎の面倒をしっかり看ていた。
尚美が高校二年生のとき、修学旅行があった。三泊四日だが、司郎には初めて独りで夜を過ごすことになる。
「ご飯、下拵えして、レシピもちゃんと書いてあるから」
そう言い聞かせる尚美だが、司郎は。
「いやだ! 行かないで! お姉ちゃん!」
そう訴え、セーラー服の袖を放さない。
「もう、お姉ちゃん、行かなくちゃ。司郎だって、学校に遅れるよ」
姉の言うとおり、司郎もランドセルを背負っている。尚も縋り付く弟に、尚美は厳しい言葉を放つ。
「司郎。いい加減にしないと、お姉ちゃん、司郎のこと嫌いになるよ!」
その言葉に、セーラー服の袖から司郎の手が放れた。
「いいね? お姉ちゃん、行くから」
姉の問いに、司郎はグズりながらもコクッと頷いた。
それでも、心配なのか。尚美は、路地の十字路を曲がるまで、何度も弟のほうを振り返っていた。
高校を卒業した尚美は、司郎の面倒を看ながら、独学で刑務官になるための勉強をしていた。
司郎が高校に入ると、尚美も刑務官の試験を受け、合格した。姉が帰らない夜もあったが、司郎はちゃんと留守番をした。
それでも、寂しかったのは事実らしい。お姉さん子の司郎は、懸命に勉強をした。運が良ければ、姉の下で働ける。そう思っていたのである。
「聞いたわよ。中学まで、一緒にお風呂に入っていたんですって?」
「そ……、そんなことまで、喋っちゃったの?」
そう訊き返した司郎に、仁美はしてやったりの表情で言う。
「えっ! ホントに、一緒に入っていたの?」
しまった! そう思った司郎は、怒鳴り声で返す。
「ずるいですよ! カマを掛ける……なんて」
まあまあ……と宥めた仁美だが、尚もからかいに出る。
「どうだった? 実のお姉さんの裸。欲情した?」
「変なこと、言わないで下さい。そんなんじゃ、ありませんから。乳首の色だって、憶えていませんよ」
その司郎が、何かに気付いて足を止めた。ドアのガラス越しに、独居房の中を眺めている。
「どうしたの?」
釣られて足を止めた仁美も、彼の視線を追う。
「ああ……。彼女ね。一昨日、こっちに送られてきたのよ」
「上告、したんですね。無駄なのに」
仁美の言葉に、呆れた表情と口調で返した司郎。
今井裕子……。金持ちの若い男を自分の肉体で誑かし、一年間に三人の男を殺害した。殺害に使われたのは、青酸カリ。小学校の校長をしていた父親の貞夫が、顔の広さを悪用して、手に入れたものである。
証拠は完全に揃っているのに、裕子本人は犯行を否認。当然のように一審判決は死刑だったが、弁護士の入れ知恵なのか、裕子は控訴をした。
二審も死刑判決だったが、ここでも裕子は判決を不服として上告した。最高裁が近い関係もあり、この拘置所に移送されたのである。
拘置所では、常に独居房に入れられている。暇さえあれば、自慰にふけっている。まさに、色と欲にまみれた毒婦である。
司郎の視線に気付いたのか、裕子も彼に顔を向けた。憶えていたのか、媚を売るように微笑む。それに対して……。司郎は、逃げるように顔を背けた。
一通り所内を案内して貰い、やることの手順や段取りも教えて貰った。
「じゃあ。巡回、お願いね」
「えっ! 一緒に巡回してくれるんじゃないんですか?」
サラリと告げた仁美に、司郎は縋るように訊いた。しかし……。仁美は、笑みを崩さずに返す。
「アミューズメントパークの、おばけ屋敷じゃないんだから。ひとりで、大丈夫でしょ? 迷子になるほど、広くもないし」
「そんなぁ」
尚も縋るような表情を見せた司郎だが、仁美の態度に変化は見られない。仕方なく、ひとりで巡回に出た司郎である。
ひとつひとつ、未決囚が入っている房をチェックしながら歩く司郎。その彼が、ハッとして足を止めた。
今井裕子が入っている独居房から、何やら呻き声が聞こえる。
何か、あったのか? 房に入ろうとした司郎だが、慌てて足を止める。こういうときは、女性の刑務官も一緒じゃないと!
「市野さん! 大変です! 何か苦しそうな、呻き声が!」
「えっ!」
司郎の叫びに、事務仕事の手を止めて立ち上がった仁美。彼とともに、現場に向かう。
「あの独居房からです」
司郎が指差した、今井裕子が入っている独居房。確かに、呻きに似た声が聞こえる。
しかし……。何かを察した仁美は、慌てる素振りも見せず、ゆっくりとドアに歩み寄る。ガラス越しに、室内を覗き込んだ彼女。
「ちょっと、いらっしゃい」
司郎を手招きして呼んだ。
「はい?」
キョトンとした表情で、そう返した司郎。仁美に歩み寄ると、いきなり頭を鷲掴みにされた。
「この何処が、苦しんでいるのよ?」
そう言って、司郎の顔をドアのガラスに押し付けた仁美。司郎の目に映ったのは、気持ち良さそうにオナニーをしている今井裕子であった。
上下セットのジャージのズボンとパンティを脱ぎ捨て、腰を下ろして壁に寄り掛かり、オナニーに夢中の裕子。目を閉じて、頬を紅潮させ、半開きの口から卑猥な吐息が音となって漏れている。
「は……、放して下さい!」
顔をガラスから放そうと言うのか、両手でドアを懸命に押し退けようとする司郎。しかし……。仁美は、それを許さない。
「いい? 女がこんな声を出しているときは、気持ちいいことをしているのよ。しっかりと見て、脳ミソに叩き込んでおきなさい!」
「セ……、セクハラですよ! これ」
司郎のそんな哀願も、仁美は笑い飛ばす。
「これも、勉強のうちよ」
懸命に踏ん張る司郎だが、仁美は尚も彼の顔をガラスに押し付ける。
そんな応酬に気付いた今井裕子が、ガラスに視線を向けた。そればかりか……。男の存在を確認すると、身体をドアのほうに向け、大股開きでオナニーを見せ付けてくる。
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