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第2話 悪役令嬢ワンナ・キャットネル
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東京都内。
駅から離れた雑居ビル街。
とはいえ、雑居ビルの半分以上は埃の被ったテナント募集中の貼り紙が貼られており、雑居ビル『街』と呼べるのかは甚だ疑問である。
残り半分の雑居ビルも看板を掲げていないテナントがほとんどで、僅かに掲げられた看板も『ヤミ金』や『除霊』という表では見かけないものだらけである。
あまりにも得体のしれない雰囲気に加え、駅からのアクセスのしにくさも相まって、この雑居ビル街を歩く人間はほとんどいない。
悪役令嬢転生株式会社は、そんな雑居ビル街のビルに入っていた。
小さなひびの入った壁と、壁に貼られた謎のお札という外観に似合わず、内装はリノベーションによって一般的なオフィスと同程度の空間を実現していた。
「天馬君。ちょっと」
「はい」
自席でパソコン作業をしていた弥太郎は、課長である令和直人に呼び出され、直人の席へと向かう。
大抵の社員は課長に呼び出されたとなれば、良いニュースか悪いニュースかどちらだろうと考え、緊張した面持ちで向かうだろう。
だが、出世競争にまるで興味のない弥太郎は、トイレにでも向かうかのようないつも通りの面持ちで、直人の前に立った。
「なんでしょう?」
相変わらずの態度である弥太郎を見て、直人は苦笑いをしながら、ホッチキス止めされた紙の束を机に置いた。
「さっき、調査部から次の調達先の情報が届いた。お前、いま手が空いてるだろ?」
弥太郎は直人の出してきた書類を手に取り、パラパラとめくった後、露骨に嫌そうな表情をした。
「十八歳じゃないですか」
「十八歳だな」
「十代後半って面倒なんですよね。体だけはいっちょ前に大人だから戦闘は強いし、ヒロインとバチバチにやってる時期のせいか、妙に勘が鋭いんですよね」
「そうだな。だから、お前に頼むんだ」
「まあ、仕事ならやりますよ。俺は所詮、雇われの身なんで」
「お前な……。まあいいか」
課長の前だというのにやる気のない本音を零し続ける弥太郎に、直人は大きな溜息をついた。
並の社員相手であれば、直人も怒っていたかもしれない。
だが、弥太郎はやる気の低さに似合わない程、仕事の成功率が高い。
悪役令嬢転生株式会社の風土は、実力主義。
よって、直人は弥太郎の態度に目を瞑り、代わりに大きなバインダーを机に置いた。
「これが、詳細な情報だ。期限は三月いっぱい。頼んだぞ」
弥太郎は机に置かれたバインダーを開き、バインダー内に挿入されている書類をパラパラとめくっていく。
書類には、対象の悪役令嬢の名前、地位、生い立ち、そして悪役令嬢の住む世界の情報が、ぎっしり書かれていた。
弥太郎は数秒の流し読みを終えると、溜息を零しながらバインダーを閉じた。
「課長」
「なんだ?」
「いい加減、悪役令嬢の情報を電子データでもらえるようにはなりませんかね?」
「……俺も調査部のやつらに言ってはいるんだがな」
「調査部は、なんて言ってました?」
「検討するって」
「はあ。またそれですか。今、令和ですよ」
弥太郎はバインダーを持って業務用スキャナーの前に移動し、バインダーから取り外した紙を一枚一枚スキャンし、データ化していく。
その後、バインダーをロッカーへと仕舞い、自席へと戻る。
弥太郎の業務用パソコンには、スキャナーから自動送信されたメールが届いており、メールにはスキャンされた書類の電子データが添付されていた。
弥太郎は電子データをダウンロードした後に開き、改めて悪役令嬢の調達先の情報を眺めた。
「えっと、名前がワンナ・キャットネル。十八歳の公爵令嬢か。剣技あり。魔法あり。……うへえ、面倒くせえ」
悪役令嬢を調達する難易度は、悪役令嬢の強さに比例する。
八歳のような幼い悪役令嬢は非常に難易度が低く、成人済みで魔法が使えるような悪役令嬢は難易度が高い。
魔法の存在する異世界に行ったとて、会社員でしかない弥太郎の身体能力が上がるわけでも、魔法が使えるようになるわけでもないのだから。
「やれやれっと」
弥太郎は、電子データの気になる箇所にマーカーを付けながら、課題の洗い出しと必要な準備の整理を始めた。
「誰ですの!? この私を、誰だと思ってるんですの!?」
「いきなり魔法ぶっ放すかよ、普通!? くっそ、異世界の若者はこれだから嫌なんだ」
「死になさい! このっ! このっ!」
悪役令嬢ワンナ・キャットネルは、時間の止まった自宅の庭で、炎の魔法を何度も放っていた。
左右の親指と小指をくっ付けて作ったチューリップのような掌からは、何度も熱が生まれ、何度も火球が生まれていた。
火球の残弾が切れる気配はない。
弥太郎はというと、右に左にと跳びはねながら、ワンナの放った火球の直撃を回避し続けていた。
何発か掠りはしたものの、事前に経費で購入していた防火機能のついたスーツを着用しているため、火傷になる心配はない。
弥太郎は手に持った剣に視線を落として、溜息を零す。
剣の振るうには近づく必要があるが、ワンナがそれを許してくれない。
「だあっ、くそ。近づけやしねえ」
「死ね! 死になさい!」
「ちっと危険な方法だが、しゃーねえな。残業になるよかマシだろう」
弥太郎は片足を後ろに下げ、回避のために左右に向けていた重心を前方へと向ける。
そんな弥太郎の変化を、ワンナは即座に見抜く。
「向かってくる気? 上等じゃないの!」
向かってくるということは、回避能力が僅かに落ちるということ。
ワンナは、火球に込める魔力の量を小さくし、威力を落とす代わりに連射の速度を高めた。
先程よりも大量の火球が向かってくる中、弥太郎は駆け出した。
「はあ。明日は絶対筋肉痛だろ。……有給とろうかな」
弥太郎はワンナに向かって走りながら、剣をバットのように振りかぶる。
「おらよ、っと!」
そして、火球を野球ボールに見立てて、何度もスイングする。
経費で購入できるものは、スーツに限らない。
剣に防火機能を付与するクリームもあれば、相手の身動きをとれなくするためのネットもある。
高いものでは、周囲に物体も魔法も通させないバリアーを張る機械なんてものもあるが、調達部の予算の都合上、承認が降りるのは稀だ。
弥太郎の振った剣は、数個の火球の芯を捉えて、火球をワンナに向かって跳ね返した。
「魔法が、跳ね返され!?」
魔法の存在する異世界に行ったとて、会社員でしかない弥太郎の身体能力が上がるわけでも、魔法が使えるようになるわけでもないのだから。
裏を返せば、悪役令嬢も異世界の常識の中でしか動けず、弥太郎が現代から持ち込んだ技術を使えない。
魔法を跳ね返す魔法が存在しない世界において、弥太郎の行動は、ワンナの理解を超えていた。
故にワンナは、回避するという選択をとる判断が遅れてしまった。
「きゃあああ!?」
火球はワンナのドレスを燃やし、ワンナは体にまとわりつく炎を沈下させるべく、地面にごろごろと転がった。
自身の回転によって、ワンナの視界がぐるぐる回る。
そんな回る視界の中で、ワンナは走って向かってくる弥太郎の姿を捉えた。
魔法で迎え撃とうと、転がりながら両手をくっつけようとする。
「痛っ!?」
が、転がった拍子に庭石へ頭をぶつけ、くっつけようとした両手が交差してしまう。
「せーの」
「こ、この……!」
そのまま、ワンナの体を弥太郎の剣が通過した。
瞳から光を失ったワンナは、先程までの脅威が信じられないほど静かになり、倒れたまま動きを止めた。
弥太郎は剣にへばりついたワンナの魂を見て、疲れたように言った。
「俺は、野球部じゃねえんだよ」
駅から離れた雑居ビル街。
とはいえ、雑居ビルの半分以上は埃の被ったテナント募集中の貼り紙が貼られており、雑居ビル『街』と呼べるのかは甚だ疑問である。
残り半分の雑居ビルも看板を掲げていないテナントがほとんどで、僅かに掲げられた看板も『ヤミ金』や『除霊』という表では見かけないものだらけである。
あまりにも得体のしれない雰囲気に加え、駅からのアクセスのしにくさも相まって、この雑居ビル街を歩く人間はほとんどいない。
悪役令嬢転生株式会社は、そんな雑居ビル街のビルに入っていた。
小さなひびの入った壁と、壁に貼られた謎のお札という外観に似合わず、内装はリノベーションによって一般的なオフィスと同程度の空間を実現していた。
「天馬君。ちょっと」
「はい」
自席でパソコン作業をしていた弥太郎は、課長である令和直人に呼び出され、直人の席へと向かう。
大抵の社員は課長に呼び出されたとなれば、良いニュースか悪いニュースかどちらだろうと考え、緊張した面持ちで向かうだろう。
だが、出世競争にまるで興味のない弥太郎は、トイレにでも向かうかのようないつも通りの面持ちで、直人の前に立った。
「なんでしょう?」
相変わらずの態度である弥太郎を見て、直人は苦笑いをしながら、ホッチキス止めされた紙の束を机に置いた。
「さっき、調査部から次の調達先の情報が届いた。お前、いま手が空いてるだろ?」
弥太郎は直人の出してきた書類を手に取り、パラパラとめくった後、露骨に嫌そうな表情をした。
「十八歳じゃないですか」
「十八歳だな」
「十代後半って面倒なんですよね。体だけはいっちょ前に大人だから戦闘は強いし、ヒロインとバチバチにやってる時期のせいか、妙に勘が鋭いんですよね」
「そうだな。だから、お前に頼むんだ」
「まあ、仕事ならやりますよ。俺は所詮、雇われの身なんで」
「お前な……。まあいいか」
課長の前だというのにやる気のない本音を零し続ける弥太郎に、直人は大きな溜息をついた。
並の社員相手であれば、直人も怒っていたかもしれない。
だが、弥太郎はやる気の低さに似合わない程、仕事の成功率が高い。
悪役令嬢転生株式会社の風土は、実力主義。
よって、直人は弥太郎の態度に目を瞑り、代わりに大きなバインダーを机に置いた。
「これが、詳細な情報だ。期限は三月いっぱい。頼んだぞ」
弥太郎は机に置かれたバインダーを開き、バインダー内に挿入されている書類をパラパラとめくっていく。
書類には、対象の悪役令嬢の名前、地位、生い立ち、そして悪役令嬢の住む世界の情報が、ぎっしり書かれていた。
弥太郎は数秒の流し読みを終えると、溜息を零しながらバインダーを閉じた。
「課長」
「なんだ?」
「いい加減、悪役令嬢の情報を電子データでもらえるようにはなりませんかね?」
「……俺も調査部のやつらに言ってはいるんだがな」
「調査部は、なんて言ってました?」
「検討するって」
「はあ。またそれですか。今、令和ですよ」
弥太郎はバインダーを持って業務用スキャナーの前に移動し、バインダーから取り外した紙を一枚一枚スキャンし、データ化していく。
その後、バインダーをロッカーへと仕舞い、自席へと戻る。
弥太郎の業務用パソコンには、スキャナーから自動送信されたメールが届いており、メールにはスキャンされた書類の電子データが添付されていた。
弥太郎は電子データをダウンロードした後に開き、改めて悪役令嬢の調達先の情報を眺めた。
「えっと、名前がワンナ・キャットネル。十八歳の公爵令嬢か。剣技あり。魔法あり。……うへえ、面倒くせえ」
悪役令嬢を調達する難易度は、悪役令嬢の強さに比例する。
八歳のような幼い悪役令嬢は非常に難易度が低く、成人済みで魔法が使えるような悪役令嬢は難易度が高い。
魔法の存在する異世界に行ったとて、会社員でしかない弥太郎の身体能力が上がるわけでも、魔法が使えるようになるわけでもないのだから。
「やれやれっと」
弥太郎は、電子データの気になる箇所にマーカーを付けながら、課題の洗い出しと必要な準備の整理を始めた。
「誰ですの!? この私を、誰だと思ってるんですの!?」
「いきなり魔法ぶっ放すかよ、普通!? くっそ、異世界の若者はこれだから嫌なんだ」
「死になさい! このっ! このっ!」
悪役令嬢ワンナ・キャットネルは、時間の止まった自宅の庭で、炎の魔法を何度も放っていた。
左右の親指と小指をくっ付けて作ったチューリップのような掌からは、何度も熱が生まれ、何度も火球が生まれていた。
火球の残弾が切れる気配はない。
弥太郎はというと、右に左にと跳びはねながら、ワンナの放った火球の直撃を回避し続けていた。
何発か掠りはしたものの、事前に経費で購入していた防火機能のついたスーツを着用しているため、火傷になる心配はない。
弥太郎は手に持った剣に視線を落として、溜息を零す。
剣の振るうには近づく必要があるが、ワンナがそれを許してくれない。
「だあっ、くそ。近づけやしねえ」
「死ね! 死になさい!」
「ちっと危険な方法だが、しゃーねえな。残業になるよかマシだろう」
弥太郎は片足を後ろに下げ、回避のために左右に向けていた重心を前方へと向ける。
そんな弥太郎の変化を、ワンナは即座に見抜く。
「向かってくる気? 上等じゃないの!」
向かってくるということは、回避能力が僅かに落ちるということ。
ワンナは、火球に込める魔力の量を小さくし、威力を落とす代わりに連射の速度を高めた。
先程よりも大量の火球が向かってくる中、弥太郎は駆け出した。
「はあ。明日は絶対筋肉痛だろ。……有給とろうかな」
弥太郎はワンナに向かって走りながら、剣をバットのように振りかぶる。
「おらよ、っと!」
そして、火球を野球ボールに見立てて、何度もスイングする。
経費で購入できるものは、スーツに限らない。
剣に防火機能を付与するクリームもあれば、相手の身動きをとれなくするためのネットもある。
高いものでは、周囲に物体も魔法も通させないバリアーを張る機械なんてものもあるが、調達部の予算の都合上、承認が降りるのは稀だ。
弥太郎の振った剣は、数個の火球の芯を捉えて、火球をワンナに向かって跳ね返した。
「魔法が、跳ね返され!?」
魔法の存在する異世界に行ったとて、会社員でしかない弥太郎の身体能力が上がるわけでも、魔法が使えるようになるわけでもないのだから。
裏を返せば、悪役令嬢も異世界の常識の中でしか動けず、弥太郎が現代から持ち込んだ技術を使えない。
魔法を跳ね返す魔法が存在しない世界において、弥太郎の行動は、ワンナの理解を超えていた。
故にワンナは、回避するという選択をとる判断が遅れてしまった。
「きゃあああ!?」
火球はワンナのドレスを燃やし、ワンナは体にまとわりつく炎を沈下させるべく、地面にごろごろと転がった。
自身の回転によって、ワンナの視界がぐるぐる回る。
そんな回る視界の中で、ワンナは走って向かってくる弥太郎の姿を捉えた。
魔法で迎え撃とうと、転がりながら両手をくっつけようとする。
「痛っ!?」
が、転がった拍子に庭石へ頭をぶつけ、くっつけようとした両手が交差してしまう。
「せーの」
「こ、この……!」
そのまま、ワンナの体を弥太郎の剣が通過した。
瞳から光を失ったワンナは、先程までの脅威が信じられないほど静かになり、倒れたまま動きを止めた。
弥太郎は剣にへばりついたワンナの魂を見て、疲れたように言った。
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