38 / 95
参拾捌 箒神
しおりを挟む
「ぴぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
押し入れに眠っていた箒は叫んだ。
「箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒いいいいいいいい!!!!!!!!!!!!」
部屋中を飛び回り、現代の技術の粋を集めた三種の神器、ロボット掃除機をばしばしと叩く。
「うわああああ!? やめろおおおおお!?」
「箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒いいいいいいいい!!!!!!!!! 俺たちが部屋を綺麗にしてきたんだあああああああああああああああああああああああ!!! 何よそいつうううううううううううううううううううううううううううう!!!」
箒神は心の底から泣き叫ぶ。
掃除機が開発されてから、お役御免になった大量の箒の声を代弁して。
押し入れに眠っていた箒は叫んだ。
「箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒いいいいいいいい!!!!!!!!!!!!」
部屋中を飛び回り、現代の技術の粋を集めた三種の神器、ロボット掃除機をばしばしと叩く。
「うわああああ!? やめろおおおおお!?」
「箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒箒いいいいいいいい!!!!!!!!! 俺たちが部屋を綺麗にしてきたんだあああああああああああああああああああああああ!!! 何よそいつうううううううううううううううううううううううううううう!!!」
箒神は心の底から泣き叫ぶ。
掃除機が開発されてから、お役御免になった大量の箒の声を代弁して。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる