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第11章 過去と絆と友情と
(2) いずみの過去
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わかばたちが打ち合わせをしているちょうどその頃、フローラの3人はワードローブ棟にある喫茶店の奥にある座席で東京から来たアイドル雑誌の記者の取材を受けていた。
喫茶店は入構証を持った人であればだれでも利用できる。社食と違い従業員割引もなく値段も高いが、もともと部外者の接遇のために設けられた施設であり、監督直々に設備や内装を計画した場所で、出てくるコーヒーも料理も値段相応の質の高いものだった。
フローラたちのほかには社員さんが数組、取引先の社員が数名利用しているだけで、空調の流れる音と外から微かに漏れてくるパーク内のBGMが聞こえるだけで静かだった。もちろんSVも同席していたが、記者を信頼しているのか口を開くことはなかった。
インタビューしている男性はハンチング帽をかぶったベテランの記者で、東京の大手芸能プロダクションや急成長して最近は劇場まで建設した事務所などにも出入りしている古株の人物でもあり、関係者の間では有名な人だった。その記者は手帳に書き込みをしながら尋ねた。
「なるほど、つまり、さくらくんは同じ仲間としてあのアドリブを口にしたんだね?」
「はい。ステージに遅れたのを、とても悲しんでいるように、見えたので。そう思ったら、台本にはなかった、ですけど……」
記者はうなずいて、美咲に尋ねた。
「美咲くんは、ステージで歌ったとき、どう感じた?」
「すっごく、きれいだなぁ って思いました! コンサートライトが波みたいに見えて……アイドルの見る景色って、これなんだって思ったらテンションあがっちゃって!」
「美咲はいつでもテンション高めでしょ?」
「えー、いずみんだって終わった後すごい楽しそうだったじゃん!」
わいわいと取材が進んでいき、さくらがアイスコーヒーを口にしていた時だった。記者はさくらに視線を送り質問した。
「さくらくんは、アイドルとアンバサダーに違いはあると思うかい?」
「え!? あ、はい……」
アイスコーヒーのグラスをコースターの上に置いて、さくらは姿勢を正した。
「私は、アイドルは、自分の魅力で、ファンを楽しませる人、だと思っています。でも、私たちは、パークのアンバサダー、だから。パークのファンを増やすのがお仕事で……」
「つまり、立ち位置が違う、てことかな?」
「えーと、例えば、芸人さんとか、タレントさんとかと、テレビ局のアナウンサーさん、とか、アニメの声優さんの違い、みたいな感じかなって。もちろん、自分の魅力も、大事なことだと、思います」
ふーむ、と顎先にボールペンをあて、記者は少し考えた。
そして、同じようにアイスコーヒーを飲んでいた美咲にも聞いてみた。
「アイドルとアンバサダーの違い……かぁ。……うーん、正直にいっちゃうとよくわかんないです。だってステージの上でキラキラするのはどっちも一緒でしょ?」
記者がメモをしながらいずみに視線を送ったので、いずみも同じ質問をされたと判断して口を開いた。
「さくらが言った通りだと思います。ただ、私はそこはあまり考えないようにしています。ゲストの皆さんにとっては、ステージに魅力があるかだけが重要だと思います。パークのショーなのか、アイドルのライブなのかの違いはありますけれど、ゲストにはそれはあまり関係ないと思いますし」
記者は3人それぞれが微妙に異なる視線で自分の立ち位置の意味を見ていることを認識して、これは興味深いな、と感じた。そのことはその場で口にしなかったが個人の連載コラムでは触れてみようと考えた。
記者はさくらに、向きなおしてもう一度聞いた。
「さくらくんは、自分がアイドルのような扱いで雑誌に載るのは、やはりまだ抵抗があるかな?」
いずみと美咲はその質問を聞いて、以前のさくらの様子を思い出して少し緊張した。だが、さくらは迷うことなく、自信を持った表情で答えた。
「いえ。この前のライブで、わかったんです。アイドルも、アンバサダーも、立場は違っても目指す場所は同じ、なんだって。だから、記事になって、私たちの事、パークの事に興味もってもらえるなら、うれしいなって、そう思います」
記者はボイスレコーダーを止めてながら、「なるほど、ありがとう」と答えた。
「インタビューはこれで終わり。ありがとう、いい話を聞けたよ。いい記事が書けそうだ」
3人はお互いに顔を見合わせてほっとした表情を見せた。
SVも頭をさげてた。
「ありがとうございました。わざわざお越しいただきましたが、お役にたったでしょうか?」
「それはもちろん。こちらこそ有意義な話をありがとう。さて、せっかくだから少しお礼をしようかな?」
記者は少し表情を緩めた。そしてデザートのメニューを開いて美咲たちの前に差し出した。
取材を終えて、美咲とさくらが記者から御礼にと注文されたチョコレートパフェをうれしそうにスプーンで口に運んでいる間、いずみは記者に廊下に呼び出された。記者は周りに人がいないことを確認した上で、いずみに確認をとった。
「一応確認しておくんだが……今回の記事では、いずみくんの過去については触れない……だが、いいんだね?」
「はい、大丈夫です。……いずれはさくらや美咲にもわかるかもしれませんが、過去は過去の事ですし……」
「私は以前、君のお母さんの取材をしたことがある。あの後、君が秋田に来たことは知っていたが、こういう形で再会するとは思わなかったよ」
いずみは、どう答えていいのかわからず、困ったような笑顔をしただけだった。記者も答えてもらおうとは思わなかった。
そもそもこれは記者といずみのプライベートな事柄なのだから。
「いずみくんが、過去にとらわれていたままなら、どう声をかけようかと心配していたんだが杞憂だったようだね。……3人とも個性的で、それでいてよくまとまっている。いいユニットじゃないか」
そういわれて、ありがとうございます、といずみは少し安心したような声で答えた。いったん記者といずみは喫茶店にもどった。美咲の向かいに座っていたSVは記者が「では、わたしはこれで」というと席を立ちあがった。
美咲とさくらも立ち上がったが、記者は「いいよ、そのままで。休んでいなさい。いずみくんもね」と片手をあげて見送りを制止した。
3人が頭をさげて「ありがとうございました!」と挨拶すると、うん、頷いてSVとと一緒にいずみとは話したのとは反対側のサービス道路に面した方の出口に向かった。
SVが同行したのは入構証の返却手続きが必要だからだった。また、タクシーを構内まで呼ぶときは社員が手続することになっているのでそのためでもある。社有車で送ってもいいのだが、それは記者に断られた。取材先から饗応はうけない、という職業倫理からだった。
パフェをスプーンですくっていた美咲は、チーズケーキとコーヒーで一息ついていたいずみに声をかけた。
「さっき、なんだったの?」
「んー? ああ、取材内容の確認」
「なんか、怖い話? 芸能界ってそんな感じなんでしょ?」
「いや、どんな業界だとおもってんのよ?」
それを聞いたさくらが心配したようで、スプーンが止まった。
「いずみちゃん、大丈夫?」
「もう、ふたりとも心配しすぎ。ちがうの。私ほら、他の芸能事務所にいたでしょ? だから記事にしちゃって問題ないかって確認されただけ。むしろ気を使ってもらったんだよ」
「そう、なんだ。なら、よかった」
美咲がふーん、という顔をしていた。
「そっかー。なんかあの記者さん、いい人っぽかったよね」
「ベテランの有名な記者さんだよ? エンターテイメント部のオフィスにも雑誌置いてあったでしょ? あの雑誌にコラムもってるし」
「え! そうなの! だったら、もっと他の芸能人の事とか聞けばよかったー!」
「それじゃインタビューにならないでしょ」
いずみは、そう答えてからコーヒーに手を伸ばした。
自分の過去について記者に確認された時、美咲とさくらに話すべきかどうか改めて考えた。だが、基本的には家族のプライベートな問題で、フローラの活動に今すぐ何か問題が起きるとも思えないし必要な時が来たら打ち明けよう、そう判断した。
美咲とさくらを信頼していないのではなく、二人に同情されたりしたくないし、そもそも自分は悲劇のヒロインではない、と自分ではそう考えていた。他人がどう思おうと、それがいずみのプライドと現実との最低限の妥協点だった。だから、美咲とさくらを自分の過去について変に気を使わせたくないのだ。
だが、その考え方自体が多少傲慢なのではないか、とも思える。美咲とさくらを子ども扱いしているのではないか。そう自分でも感じないわけではないが、容易に答えが出るわけではないことはいずみにもわかっている。
表情には出さなかったが、頭の中に思考回路に濃霧が発生したような気がした。フォグランプで照らしても容易に前には進めないように思えた。考えれば考えるほど道からはずれてしまいそう。
ミルクをたっぷり入れて、いずみはコーヒーを口にした。
――考えるのはやめやめ! どうせ今すぐ答えが必要なわけではないんだし!
そして、その苦味で意識の中に発生したもやもやした何かを洗い流した。
喫茶店は入構証を持った人であればだれでも利用できる。社食と違い従業員割引もなく値段も高いが、もともと部外者の接遇のために設けられた施設であり、監督直々に設備や内装を計画した場所で、出てくるコーヒーも料理も値段相応の質の高いものだった。
フローラたちのほかには社員さんが数組、取引先の社員が数名利用しているだけで、空調の流れる音と外から微かに漏れてくるパーク内のBGMが聞こえるだけで静かだった。もちろんSVも同席していたが、記者を信頼しているのか口を開くことはなかった。
インタビューしている男性はハンチング帽をかぶったベテランの記者で、東京の大手芸能プロダクションや急成長して最近は劇場まで建設した事務所などにも出入りしている古株の人物でもあり、関係者の間では有名な人だった。その記者は手帳に書き込みをしながら尋ねた。
「なるほど、つまり、さくらくんは同じ仲間としてあのアドリブを口にしたんだね?」
「はい。ステージに遅れたのを、とても悲しんでいるように、見えたので。そう思ったら、台本にはなかった、ですけど……」
記者はうなずいて、美咲に尋ねた。
「美咲くんは、ステージで歌ったとき、どう感じた?」
「すっごく、きれいだなぁ って思いました! コンサートライトが波みたいに見えて……アイドルの見る景色って、これなんだって思ったらテンションあがっちゃって!」
「美咲はいつでもテンション高めでしょ?」
「えー、いずみんだって終わった後すごい楽しそうだったじゃん!」
わいわいと取材が進んでいき、さくらがアイスコーヒーを口にしていた時だった。記者はさくらに視線を送り質問した。
「さくらくんは、アイドルとアンバサダーに違いはあると思うかい?」
「え!? あ、はい……」
アイスコーヒーのグラスをコースターの上に置いて、さくらは姿勢を正した。
「私は、アイドルは、自分の魅力で、ファンを楽しませる人、だと思っています。でも、私たちは、パークのアンバサダー、だから。パークのファンを増やすのがお仕事で……」
「つまり、立ち位置が違う、てことかな?」
「えーと、例えば、芸人さんとか、タレントさんとかと、テレビ局のアナウンサーさん、とか、アニメの声優さんの違い、みたいな感じかなって。もちろん、自分の魅力も、大事なことだと、思います」
ふーむ、と顎先にボールペンをあて、記者は少し考えた。
そして、同じようにアイスコーヒーを飲んでいた美咲にも聞いてみた。
「アイドルとアンバサダーの違い……かぁ。……うーん、正直にいっちゃうとよくわかんないです。だってステージの上でキラキラするのはどっちも一緒でしょ?」
記者がメモをしながらいずみに視線を送ったので、いずみも同じ質問をされたと判断して口を開いた。
「さくらが言った通りだと思います。ただ、私はそこはあまり考えないようにしています。ゲストの皆さんにとっては、ステージに魅力があるかだけが重要だと思います。パークのショーなのか、アイドルのライブなのかの違いはありますけれど、ゲストにはそれはあまり関係ないと思いますし」
記者は3人それぞれが微妙に異なる視線で自分の立ち位置の意味を見ていることを認識して、これは興味深いな、と感じた。そのことはその場で口にしなかったが個人の連載コラムでは触れてみようと考えた。
記者はさくらに、向きなおしてもう一度聞いた。
「さくらくんは、自分がアイドルのような扱いで雑誌に載るのは、やはりまだ抵抗があるかな?」
いずみと美咲はその質問を聞いて、以前のさくらの様子を思い出して少し緊張した。だが、さくらは迷うことなく、自信を持った表情で答えた。
「いえ。この前のライブで、わかったんです。アイドルも、アンバサダーも、立場は違っても目指す場所は同じ、なんだって。だから、記事になって、私たちの事、パークの事に興味もってもらえるなら、うれしいなって、そう思います」
記者はボイスレコーダーを止めてながら、「なるほど、ありがとう」と答えた。
「インタビューはこれで終わり。ありがとう、いい話を聞けたよ。いい記事が書けそうだ」
3人はお互いに顔を見合わせてほっとした表情を見せた。
SVも頭をさげてた。
「ありがとうございました。わざわざお越しいただきましたが、お役にたったでしょうか?」
「それはもちろん。こちらこそ有意義な話をありがとう。さて、せっかくだから少しお礼をしようかな?」
記者は少し表情を緩めた。そしてデザートのメニューを開いて美咲たちの前に差し出した。
取材を終えて、美咲とさくらが記者から御礼にと注文されたチョコレートパフェをうれしそうにスプーンで口に運んでいる間、いずみは記者に廊下に呼び出された。記者は周りに人がいないことを確認した上で、いずみに確認をとった。
「一応確認しておくんだが……今回の記事では、いずみくんの過去については触れない……だが、いいんだね?」
「はい、大丈夫です。……いずれはさくらや美咲にもわかるかもしれませんが、過去は過去の事ですし……」
「私は以前、君のお母さんの取材をしたことがある。あの後、君が秋田に来たことは知っていたが、こういう形で再会するとは思わなかったよ」
いずみは、どう答えていいのかわからず、困ったような笑顔をしただけだった。記者も答えてもらおうとは思わなかった。
そもそもこれは記者といずみのプライベートな事柄なのだから。
「いずみくんが、過去にとらわれていたままなら、どう声をかけようかと心配していたんだが杞憂だったようだね。……3人とも個性的で、それでいてよくまとまっている。いいユニットじゃないか」
そういわれて、ありがとうございます、といずみは少し安心したような声で答えた。いったん記者といずみは喫茶店にもどった。美咲の向かいに座っていたSVは記者が「では、わたしはこれで」というと席を立ちあがった。
美咲とさくらも立ち上がったが、記者は「いいよ、そのままで。休んでいなさい。いずみくんもね」と片手をあげて見送りを制止した。
3人が頭をさげて「ありがとうございました!」と挨拶すると、うん、頷いてSVとと一緒にいずみとは話したのとは反対側のサービス道路に面した方の出口に向かった。
SVが同行したのは入構証の返却手続きが必要だからだった。また、タクシーを構内まで呼ぶときは社員が手続することになっているのでそのためでもある。社有車で送ってもいいのだが、それは記者に断られた。取材先から饗応はうけない、という職業倫理からだった。
パフェをスプーンですくっていた美咲は、チーズケーキとコーヒーで一息ついていたいずみに声をかけた。
「さっき、なんだったの?」
「んー? ああ、取材内容の確認」
「なんか、怖い話? 芸能界ってそんな感じなんでしょ?」
「いや、どんな業界だとおもってんのよ?」
それを聞いたさくらが心配したようで、スプーンが止まった。
「いずみちゃん、大丈夫?」
「もう、ふたりとも心配しすぎ。ちがうの。私ほら、他の芸能事務所にいたでしょ? だから記事にしちゃって問題ないかって確認されただけ。むしろ気を使ってもらったんだよ」
「そう、なんだ。なら、よかった」
美咲がふーん、という顔をしていた。
「そっかー。なんかあの記者さん、いい人っぽかったよね」
「ベテランの有名な記者さんだよ? エンターテイメント部のオフィスにも雑誌置いてあったでしょ? あの雑誌にコラムもってるし」
「え! そうなの! だったら、もっと他の芸能人の事とか聞けばよかったー!」
「それじゃインタビューにならないでしょ」
いずみは、そう答えてからコーヒーに手を伸ばした。
自分の過去について記者に確認された時、美咲とさくらに話すべきかどうか改めて考えた。だが、基本的には家族のプライベートな問題で、フローラの活動に今すぐ何か問題が起きるとも思えないし必要な時が来たら打ち明けよう、そう判断した。
美咲とさくらを信頼していないのではなく、二人に同情されたりしたくないし、そもそも自分は悲劇のヒロインではない、と自分ではそう考えていた。他人がどう思おうと、それがいずみのプライドと現実との最低限の妥協点だった。だから、美咲とさくらを自分の過去について変に気を使わせたくないのだ。
だが、その考え方自体が多少傲慢なのではないか、とも思える。美咲とさくらを子ども扱いしているのではないか。そう自分でも感じないわけではないが、容易に答えが出るわけではないことはいずみにもわかっている。
表情には出さなかったが、頭の中に思考回路に濃霧が発生したような気がした。フォグランプで照らしても容易に前には進めないように思えた。考えれば考えるほど道からはずれてしまいそう。
ミルクをたっぷり入れて、いずみはコーヒーを口にした。
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