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39.待ち人来たる
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夜半と言うからには夜中なのだろう。時計はすでに夜中と呼べる時間帯を指しているはずだ。しかし、まだ亡霊騎士団はやって来ない。
「こちらが待ちくたびれるまで、姿を見せないかも知れない」
いまのところミトラの予測通りだ。なら問題はここからだな。
敵の侵入を探知するオマジナイは使っていない。それを使えば向こうの、ジュジュと言ったか、あの魔法使いが気付くだろうし、なまじオマジナイを使って裏をかかれたら致命的だ。それより使わない方が警戒される。相手の動きを制限するには使わない方がいい、とミトラに言われた。理屈はわかるが、これ度胸がいるな。
連中は人質を取っている以上、必ずそれを見せようとしてくるはずだ。そうじゃなきゃ人質を取った意味がない。だが人質をこちらに見せつけるためには、最低でも一人、実際には二人か三人の頭数が必要となる。亡霊騎士団の七人全員で攻撃を仕掛けることはできない。その点はこちらに分があると言える。
「私なら戦闘力の高い順に四人で攻撃隊を組んで先に侵入させる」
とはミトラの言葉。だとすれば、アルバとジュジュは入るな。あとの二人は読めないが。しかし何にせよ、人質がこちらの視界に現われれば、そのときにはもう別働隊が屋敷の中にいると考えていい訳だ。
果たしてヤツらはまっすぐバレアナ姫を狙って来るだろうか。いや、リルデバルデ家の断絶を狙っているのならシャリティも標的になるのか。まあバレアナ姫とミトラとシャリティは同じ部屋にいる。フルデンスが契約通り働いてくれるのなら、俺より安全なのかも知れない。
こちらが守備に全力を使って攻撃に耐えきれば、相手は無理をせずに退散するのではないかとミトラにたずねてみたものの、亡霊騎士団がそれで良くても、連中の背後にいるヤツが良くはないだろう、とのこと。リンガルが言っていた通り、背後にウストラクト皇太子がいるのだろうか。
皇太子ウストラクト。その狙いは何だ。本当に王族を滅亡させるつもりなのか。しかし、それを急ぐ理由は。この戦いが終わったら、皇太子に面会を求めるくらいはした方がいいのだろうか、などと俺が考えていたとき。
闇の中に響き渡る無数の破裂音。立ち込める火薬のニオイ。爆竹を放り込んだな。とうとう来たか。
燃え上がる二本の大きな松明。両手にそれを抱えているのは、山のような大男デムガン。その前に立つ影は、間違いない、親父殿だ。隣で手斧を構えているフード姿はノロシか。
「リルデバルデ家の皆々様に申し上げる! 夜分遅くに失礼ながら、お客人を連れてまいった!」
ノロシは小さな体から驚くような大声を上げるが、そんな声を出さなくても聞こえる。何故なら俺はすぐ目の前の草むらに身を隠していたのだから。この位置を示したのは、パルテアの占い。
――待ち人来たる
って、まさかここまで当たるとは正直思ってなかったがな。
「いますぐご当主様、お出まし下されれば、無事のお渡し約束いたそう! されど……」
そんな口上を全部聞く必要はない。もう別働隊は屋敷の中に入っている。ならば俺の仕事は。
「風疾の騎士の風の剣、見えず防げず避けられず!」
俺はオマジナイを唱えながら飛び出した。ノロシとデムガンは動揺している。この二人を倒せれば。
けれど、俺の風の剣は二人に届かない。
「何で、おまえがここに」
俺の言葉に応えたのは、闇を切り裂く赤い輝き。
「来ると思っていたよ、小僧。いや、スリング・リルデバルデ王子」
魔剣を構え、アルバが立ちはだかった。
一歩、二歩、赤い魔剣を携えたアルバが近付く。
「何故私がここにいるかを問うたのは、すなわち事前に攻撃部隊を侵入させたことを想定していた訳だな。恐ろしいヤツだ」
一歩、二歩、俺は後ずさる。
「俺がそんなに親思いの息子に見えるのかね、まったく。もっと素直に行動しようぜ」
「おまえのことだ、しばらく食い止める策は用意してあるのだろう。もし私が向こうに回れば時間を稼がれ、人質を奪還したおまえに背後から攻撃されていた。違うか」
「買いかぶり過ぎだね」
「どうした、精霊魔法はもう品切れか。剣を作り出すくらいできよう」
これには苦笑するしかない。
「俺が剣を振るうところなんて想像できるかい」
「まったくできんな」
「じゃあ、そういうことだ」
まいったな、隙がない。まったくない。オマジナイを唱えようとすれば、その瞬間に斬り倒されるだろう。このままじゃお手上げだ。俺がそう思ったとき。
「畑を広げよ」
親父殿の声がした。
「森を切り開き、畑を広げよ。領民を豊かにすれば、領主は放っておいても豊かになる。領地を富ませ、国を富ませよ。それこそが王族の役目ぞ。こんなチンピラどもと切った張ったで遊んでいる場合ではない」
これに怒ったノロシが、手斧を親父殿の首へと押しつける。
「黙れ貴様! 首を斬り落とすぞ!」
しかし親父殿は黙らない。
「傷つくがいい。傷つき血にまみれ、のたうち回れば良いのだ。みなそうして生きている。ワシの命を守れなかった痛みと苦しみに苛まれながら、それでも世界を笑い飛ばせ。うぬになら、容易いはずだ。さあ、いますぐ背を向けて走り出せ。逃げるが勝ちぞ!」
「おいアルバ、もういいだろ。首を落とすぞ!」
ノロシの声を背に聞いて、アルバはうなずいた。
手斧が松明にきらめく。高く掲げられた刃が親父殿の首に届く、その寸前。
闇の中から飛び出てきた大鎌が、ノロシの腕を斬り落とした。
「ぐぁっ!」
「ノロシ!」
振り返ったアルバの目に映るは鬼神の如き父親の姿。何故ここにいるのかは言うまでもない。
――待ち人来たる
パルテアの占いである。ならば。俺とザンバは隠れる場所を別々にしたのだ。どちらかが先に敵に遭遇した場合には、そちらが敵を引きつける囮となる、とミトラの指示で。
「こちらが待ちくたびれるまで、姿を見せないかも知れない」
いまのところミトラの予測通りだ。なら問題はここからだな。
敵の侵入を探知するオマジナイは使っていない。それを使えば向こうの、ジュジュと言ったか、あの魔法使いが気付くだろうし、なまじオマジナイを使って裏をかかれたら致命的だ。それより使わない方が警戒される。相手の動きを制限するには使わない方がいい、とミトラに言われた。理屈はわかるが、これ度胸がいるな。
連中は人質を取っている以上、必ずそれを見せようとしてくるはずだ。そうじゃなきゃ人質を取った意味がない。だが人質をこちらに見せつけるためには、最低でも一人、実際には二人か三人の頭数が必要となる。亡霊騎士団の七人全員で攻撃を仕掛けることはできない。その点はこちらに分があると言える。
「私なら戦闘力の高い順に四人で攻撃隊を組んで先に侵入させる」
とはミトラの言葉。だとすれば、アルバとジュジュは入るな。あとの二人は読めないが。しかし何にせよ、人質がこちらの視界に現われれば、そのときにはもう別働隊が屋敷の中にいると考えていい訳だ。
果たしてヤツらはまっすぐバレアナ姫を狙って来るだろうか。いや、リルデバルデ家の断絶を狙っているのならシャリティも標的になるのか。まあバレアナ姫とミトラとシャリティは同じ部屋にいる。フルデンスが契約通り働いてくれるのなら、俺より安全なのかも知れない。
こちらが守備に全力を使って攻撃に耐えきれば、相手は無理をせずに退散するのではないかとミトラにたずねてみたものの、亡霊騎士団がそれで良くても、連中の背後にいるヤツが良くはないだろう、とのこと。リンガルが言っていた通り、背後にウストラクト皇太子がいるのだろうか。
皇太子ウストラクト。その狙いは何だ。本当に王族を滅亡させるつもりなのか。しかし、それを急ぐ理由は。この戦いが終わったら、皇太子に面会を求めるくらいはした方がいいのだろうか、などと俺が考えていたとき。
闇の中に響き渡る無数の破裂音。立ち込める火薬のニオイ。爆竹を放り込んだな。とうとう来たか。
燃え上がる二本の大きな松明。両手にそれを抱えているのは、山のような大男デムガン。その前に立つ影は、間違いない、親父殿だ。隣で手斧を構えているフード姿はノロシか。
「リルデバルデ家の皆々様に申し上げる! 夜分遅くに失礼ながら、お客人を連れてまいった!」
ノロシは小さな体から驚くような大声を上げるが、そんな声を出さなくても聞こえる。何故なら俺はすぐ目の前の草むらに身を隠していたのだから。この位置を示したのは、パルテアの占い。
――待ち人来たる
って、まさかここまで当たるとは正直思ってなかったがな。
「いますぐご当主様、お出まし下されれば、無事のお渡し約束いたそう! されど……」
そんな口上を全部聞く必要はない。もう別働隊は屋敷の中に入っている。ならば俺の仕事は。
「風疾の騎士の風の剣、見えず防げず避けられず!」
俺はオマジナイを唱えながら飛び出した。ノロシとデムガンは動揺している。この二人を倒せれば。
けれど、俺の風の剣は二人に届かない。
「何で、おまえがここに」
俺の言葉に応えたのは、闇を切り裂く赤い輝き。
「来ると思っていたよ、小僧。いや、スリング・リルデバルデ王子」
魔剣を構え、アルバが立ちはだかった。
一歩、二歩、赤い魔剣を携えたアルバが近付く。
「何故私がここにいるかを問うたのは、すなわち事前に攻撃部隊を侵入させたことを想定していた訳だな。恐ろしいヤツだ」
一歩、二歩、俺は後ずさる。
「俺がそんなに親思いの息子に見えるのかね、まったく。もっと素直に行動しようぜ」
「おまえのことだ、しばらく食い止める策は用意してあるのだろう。もし私が向こうに回れば時間を稼がれ、人質を奪還したおまえに背後から攻撃されていた。違うか」
「買いかぶり過ぎだね」
「どうした、精霊魔法はもう品切れか。剣を作り出すくらいできよう」
これには苦笑するしかない。
「俺が剣を振るうところなんて想像できるかい」
「まったくできんな」
「じゃあ、そういうことだ」
まいったな、隙がない。まったくない。オマジナイを唱えようとすれば、その瞬間に斬り倒されるだろう。このままじゃお手上げだ。俺がそう思ったとき。
「畑を広げよ」
親父殿の声がした。
「森を切り開き、畑を広げよ。領民を豊かにすれば、領主は放っておいても豊かになる。領地を富ませ、国を富ませよ。それこそが王族の役目ぞ。こんなチンピラどもと切った張ったで遊んでいる場合ではない」
これに怒ったノロシが、手斧を親父殿の首へと押しつける。
「黙れ貴様! 首を斬り落とすぞ!」
しかし親父殿は黙らない。
「傷つくがいい。傷つき血にまみれ、のたうち回れば良いのだ。みなそうして生きている。ワシの命を守れなかった痛みと苦しみに苛まれながら、それでも世界を笑い飛ばせ。うぬになら、容易いはずだ。さあ、いますぐ背を向けて走り出せ。逃げるが勝ちぞ!」
「おいアルバ、もういいだろ。首を落とすぞ!」
ノロシの声を背に聞いて、アルバはうなずいた。
手斧が松明にきらめく。高く掲げられた刃が親父殿の首に届く、その寸前。
闇の中から飛び出てきた大鎌が、ノロシの腕を斬り落とした。
「ぐぁっ!」
「ノロシ!」
振り返ったアルバの目に映るは鬼神の如き父親の姿。何故ここにいるのかは言うまでもない。
――待ち人来たる
パルテアの占いである。ならば。俺とザンバは隠れる場所を別々にしたのだ。どちらかが先に敵に遭遇した場合には、そちらが敵を引きつける囮となる、とミトラの指示で。
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