約束というほどではなくても
岬の上に建つ私立寺桜院学園高等学校。十三年前に起きた連続殺人事件の真相を明らかにするため、新聞部員十文字茜は叔母の手記を手に、部長の剛泉と共にある男の元を訪ねる。
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WEBコンテンツ大賞開催期間から読み始めて今
読み終えました。
最後まで読んだあと、
もう一度第52話を読んで泣いてしまいました。
『約束というほどではなくても』という題名、
こんなにも深い意味があったと知り、ズシーンときました。
あの頃の五味さんが、そのまんま大人になって
あの五味オジサンになったのですね。
"彼"は、自分が生きられない未来を、
五味さんに託したかったのかな。って思うと
第52話の最後の五味オジサンの一言
『私立探偵』が、すごく深くてズシーンときました。
本作品と合わせて
大人になった五味オジサンの『強請屋シリーズ』も
ミステリファンの皆さんにオススメの逸品です☆
読んでいただいてありがとうございます。
今作で五味が探偵となったきっかけを、
『切り捨てられた世界で』でジローとの出会いを書きました。
この二つはどうしても書いておきたかったもので。
強請屋シリーズはいまのところ新作の予定はないのですが、
またアイデアが溜まったら書くと思いますので
そのときはどうぞよろしくお願い致します。
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