魔獣奉賛士

柚緒駆

文字の大きさ
上 下
61 / 84

王の契約

しおりを挟む
 暗闇に、声がする。

「我らは魔族。真の魔族。ジクリフェルとは袂を分かちし者」
「力を欲するなら契約せよ。望みを言え。対価を示せ」

「我らを納得させよ。納得すれば力を貸してやる」
「くだらぬ望みならば、この場で食い殺してやるがな」

 飛び交う嘲笑を浴びながら、その若い男は静かに言った。

「対価には、国を一つくれてやろう」

 笑い声が止んだ。闇に広がるのは、困惑。しかし、臆することなく男は続けた。

「永遠にとは言わぬ。いずれ青璧の巨人が目覚めよう。それまでだ。それまでの間、余に服従せよ。世界を手に入れるために力を貸せ。それが望みだ」
「……聞かせよ、人の王子」

 闇の中からの、つぶやくような問いかけ。

「何故我ら魔族に近付く。何故ザンビエンに頼まぬのか」

 まだ王位に就く前の若きゲンゼルは、この問いにこう答えた。

「魔獣ザンビエンとグレンジア王家との血の盟約に、『遊び』はない。リーンの母泉と帝国の守護、それ以外にザンビエンの力を借りる事はできぬ。余が王位に就き、聖剣リンドヘルドを手にするためには、ザンビエン以外の力が必要なのだ」

「だがそこまでして望んだ国を、おまえは対価に差し出すと言う」
「余は国を望んでいる訳ではない。アルハグラの一国を守るのに汲々とするつもりなどない。言ったはずだ、世界を手に入れると。そのために力を貸せと」

「ならば青璧の巨人が目覚めても、世界を欲すれば良いのではないか」
「リンドヘルドなしで世界は得られん。巨人の目覚めるまでに世界を手にできねば、それは余に天運がなかったという事。天運なき者が玉座にしがみく価値などない」

 闇はしばし沈黙した。そして。

「生意気な小僧よな」

 その声が聞こえると、ゲンゼルの足下に二つの輝きが湧き立ち、中から小さな人影が現れた。おどけた道化の姿をしている。闇の声は言う。

「ソトン、アトン、力を貸してやれ。契約せよ。そして対価を得るのだ」

 二人の道化は仰々しく一礼をして見せた。

「ではではよろしく、末短く」
「面倒臭いけど、仕方がない」

 ゲンゼルはしばらく二人を見つめると、口元に笑みを浮かべた。

「良かろう、契約成立だ」

 すると道化たちは目を丸くする。

「あれあれ、いいの? 信じるの?」
「おやおや、チョロいね。安易だね」

 しかしゲンゼルは堂々と二人に背を向けた。

「おまえたちが使えなければ、それもまた余に天運がなかったという事だ。行くぞ」

 そう言って歩き出す。二人の道化は顔を見合わせたが、すぐに後を追った。


「ソトン、アトン。契約だ、すべてをくれてやろう」

 するとソトンがゲンゼルの右腕に取り付いた。

「はいな!」

 そしてアトンが左腕に取り付く。

「ほいな!」

 その瞬間、ギーア=タムールは聖剣を振るった。青い刃が四つに分かれて飛び、四方向からゲンゼルに斬りかかる。明確な理由があった訳ではない。しかし戦士としての直感が危険だと声を上げている。

 果たして、それは正解だった。リンドヘルドの四つの断片は、ゲンゼルの周囲でピタリと動きを止めた。固定されたと言うべきだろうか。

 ソトンとアトンの二人の道化は、体を溶かすようにゲンゼルの腕に染み込んで行き、その部分が黒くなる。やがて道化の姿が消えると、黒は全身に広がり、顔も体も、そして鎧までもが漆黒に染まった。

 空中で固定されているリンドヘルドの四つの断片に直線の亀裂が走り、それぞれが十六片に分かれた。合計六十四片の青い刃は回転すると、見えない頸木から解き放たれて宙を舞い、再び黒いゲンゼルに襲いかかる。

 バリンッ! 何かが裂けるような音がした。

 六十四片のリンドヘルドの断片は、まるで花吹雪のように舞い散ったかと思うと、地面に落ちる前にギーア=タムールの手元へと帰還し、再び聖剣を形作る。

「なるほど、魔族に食われたか」

 リンドヘルドの切っ先を向けるギーア=タムールの言葉に、黒いゲンゼルは顔を向けた。そして、ニンマリと笑う。

「失敬な。食われてなどおらぬわ」
「ほう、人としての意識が残っているのか」

「おうさ、残っておるともよ。余はいまでもゲンゼルであるぞ」

 だがそのヘラヘラした話し方は、とてもあのゲンゼル王のものとは思えない。

「余は魔族と一体化した事により、帝王として一段進化したのである。凄いぞ、ビックリするぞ。もはや漠水帝などと呼ばれる存在ではないのだ」
「なるほど。では、いまのおまえは何なのだろうな」

 やや呆れた感を出しながら、ギーア=タムールは笑う。すると、黒いゲンゼルもニッと黒い歯を見せて笑った。

「余の事はこう呼べ。『暗愚帝』とな」


 ランプの灯る薄暗い部屋の入り口に立ったリーリアに対し、ランシャはベッドの隅っこから怯えた視線を向ける。

「大丈夫ですよ」

 リーリアは微笑んだ。

「私はもう、いなくなりますから。いままでありがとう……さようなら」

 そっと静かにドアを閉じ、振り返ったリーリアの目に、光の列が浮かんだ。暗い通路にランプを手にした奉賛隊の面々が並んでいる。思わず感極まりそうになったが、涙を堪え、笑顔で灯火の中を歩く。光の列は宿の通路を抜け、玄関を通り、外にまで連なっていた。

 外ではタルアンが、隊長に書状と、首にかけていたペンダントを渡している。王族が身に着ける物としては、みすぼらしいと言っても良いほどに、小さな石のペンダント。

「亡き母の形見なのだ」

 タルアンは言う。

「これと、この書状を父上に見せれば、報奨金はもらえるはず。絶対の保証ができないのは心苦しいところなのだが、たぶん大丈夫だと思う」

 隊長は受け取ると、無言で頭を下げた。その背後ではバーミュラが、沈痛の面持ちで立っている。タルアンは言葉をかけようとして、やめた。そして出て来た妹に向き直る。

「もういいのか」
「はい」

 笑顔でうなずくリーリアに、タルアンもうなずき返した。

「準備はお済みですかな」

 その声に後ろを振り返れば、ダリアム・ゴーントレーの姿。

「ああ、すべて終わった。連れて行ってくれ」

 タルアン王子の言葉を受けて、ダリアムは右手を天に突き上げた。

「ならば、いざ参らん、氷の山脈へ!」

 タルアンとリーリア、そしてダリアムの姿は音もなく消え去る。バーミュラは、がっくりと両膝をついた。


 次の瞬間、三人の姿は暗い夜空に浮かんでいた。

「うぉあっ!」

 タルアンは思わずダリアムにしがみつく。

「落ち、落ち、落ちるっ」
「ご心配なく。落ちは致しません」

 ダリアムは落ち着いているものの、しきりに周囲を見渡している。その気になればラミロア・ベルチアの力で飛べるリーリアは、さすがに平然としているが、不審げな表情を隠さない。

「何故こんなところで止まるのですか。ここは氷の山脈ではありませんよね」
「そのようですな」

「な、何っ、どういう事だ、ダリアム」

 タルアンは、下を見ないようにしながら問い質した。しかしダリアムも首をひねる。

「それがわかれば苦労はございません。精霊の力、あるいは魔族の力、もしくはフーブの力、ここではそのどれをも感じないにも関わらず、我々は前に進めなくなっているのです」

「前に進めない? どうして」

 と、リーリアが。ダリアムは答える。

「何者かの意志が、邪魔をしているのでしょうな」
「何故だ、いったい誰が」

 と、タルアンが。ダリアムはまた答える。

「この状況を考えれば、想定される答は一つしかございますまい」

 魔人は空を見上げた。月が浮かんでいる。月だけが浮かんでいる。星はない。そしてさっきまで空に見えていた、白い巨大な天使の姿も。

 突然、ダリアムの右手から白い刃が伸びた。魔剣レキンシェルが唸りを上げ、周囲の何もない空間を斬り刻まんばかりに奔る。何も起きない、かに見えた。だが一瞬の後、夜の壁が幾何学的に崩落し、その向こうには、白い巨大な逆三角錐。

 リーリアは息を呑み、タルアンはかそけき悲鳴を上げた。すぐそこに、天使がいる。

 白く長大な二本の腕が伸び、三人を捕まえようとした。ダリアムはリーリアとタルアンを連れて急上昇、しかし天使はその巨体に似合わぬ軽快さで追ってくる。

「うぉおっ、ど、どうするんだ、おい」

 タルアンはしがみつき、並んで飛ぶリーリアも苦しげだ。ダリアム・ゴーントレーは言う。

「戦ってどうにかなる相手ではありませんからな。ただ逃げるだけです」

 天使は歌った。世にも美しく、世にも恐ろしい声で。ダリアムは顔をしかめた。

「黙れ、天界に従属したつもりなどない!」

 叫びながら、魔剣レキンシェルを振った。無数の氷の矢が天使へと飛び、全身に針山の如く突き刺さった。ただの氷ではない。ザンビエンの呪いの氷でできた矢だ。簡単に溶けはしない。溶かせるものではない。そのはずなのだが。

 天使に動揺はなく、躊躇すらない。その体を貫いたはずの無数の矢は、あっという間に霧消した。

「ならば!」

 ダリアムの大きく開いた口から火炎が吐き出される。それは燃える竜巻となり、天使を巻き込む。しかし竜巻を裂くように中から六枚の白い翼が突き出すと、ただそれだけで炎は四散した。人智を超越せし天界の使徒は、速度を落とすことなく追いかけてくる。

「しからば、やむを得ん」

 再び上空を振り仰ぐ魔人。

「言霊よ、開け」

 三人の背後に迫る、天使の両手。ダリアムはその短い言葉を発した。

「流星」

 オレンジ色の閃光が奔る。衝撃波とともに天空から降ってきた、燃える巨大な岩塊が天使を直撃、ついにその足を止めた。けれど。天使は落ちない。絶大なる力で岩塊を受け止めている。それを振り返る事なく、ダリアムは次なる言葉を発した。

「流星群」

 天使に向けて、第二、第三、第四の星が降る。そのたびに天使は高度を下げ、続く第五、第六、第七の星を受けて、とうとう地上へと落下した。ダリアムにしがみつきながらそれを見ていた、タルアン王子は目を丸くする。

「お、おい! やったのか、もしかして天使をやっつけたのか!」

 だが魔人ダリアム・ゴーントレーは、苦々しい表情で先を急いだ。

「残念ながら、ただの時間稼ぎです。じきに追いついて参りましょう」

 ここまでの事をして、時間稼ぎにしかならないのか。タルアンもリーリアも、絶句するのみ。天使から十分な距離を取って、ダリアムはまた空間を跳躍した。氷の山脈に向かって。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

【完結】転生したら侯爵令嬢だった~メイベル・ラッシュはかたじけない~

おてんば松尾
恋愛
侯爵令嬢のメイベル・ラッシュは、跡継ぎとして幼少期から厳しい教育を受けて育てられた。 婚約者のレイン・ウィスパーは伯爵家の次男騎士科にいる同級生だ。見目麗しく、学業の成績も良いことから、メイベルの婚約者となる。 しかし、妹のサーシャとレインは互いに愛し合っているようだった。 二人が会っているところを何度もメイベルは見かけていた。 彼は婚約者として自分を大切にしてくれているが、それ以上に妹との仲が良い。 恋人同士のように振舞う彼らとの関係にメイベルは悩まされていた。 ある日、メイベルは窓から落ちる事故に遭い、自分の中の過去の記憶がよみがえった。 それは、この世界ではない別の世界に生きていた時の記憶だった。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!

七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」 その天使の言葉は善意からなのか? 異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか? そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。 ただし、その扱いが難しいものだった。 転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。 基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。 ○○○「これは私とのラブストーリーなの!」 主人公「いや、それは違うな」

AllFreeOnline〜才能は凡人な最強プレイヤーが、VRMMOで偽善者を自称します

山田 武
ファンタジー
All Free Online──通称AFOは、あらゆる自由が約束された世界。 主人公である少年は、チュートリアルを経て最速LvMAXを成しえた。 Q.有り余る力を何に使う? A.偽善の為に使います! これは、偽善を行いたい自称モブが、秘密だらけの電脳(異)世界を巻き込む騒動を起こす物語。 [現在修正中、改訂版にはナンバリングがされています] 現在ハーレム40人超え! 更新ノンストップ 最近は毎日2000文字の更新を保証 当作品は作者のネタが続く限り終わりません。 累計PV400万突破! レビュー・感想・評価絶賛募集中です。

傷モノ令嬢は冷徹辺境伯に溺愛される

中山紡希
恋愛
父の再婚後、絶世の美女と名高きアイリーンは意地悪な継母と義妹に虐げられる日々を送っていた。 実は、彼女の目元にはある事件をキッカケに痛々しい傷ができてしまった。 それ以来「傷モノ」として扱われ、屋敷に軟禁されて過ごしてきた。 ある日、ひょんなことから仮面舞踏会に参加することに。 目元の傷を隠して参加するアイリーンだが、義妹のソニアによって仮面が剥がされてしまう。 すると、なぜか冷徹辺境伯と呼ばれているエドガーが跪まずき、アイリーンに「結婚してください」と求婚する。 抜群の容姿の良さで社交界で人気のあるエドガーだが、実はある重要な秘密を抱えていて……? 傷モノになったアイリーンが冷徹辺境伯のエドガーに たっぷり愛され甘やかされるお話。 このお話は書き終えていますので、最後までお楽しみ頂けます。 修正をしながら順次更新していきます。 また、この作品は全年齢ですが、私の他の作品はRシーンありのものがあります。 もし御覧頂けた際にはご注意ください。 ※注意※他サイトにも別名義で投稿しています。

転生チートは家族のために~ユニークスキルで、快適な異世界生活を送りたい!~

りーさん
ファンタジー
 ある日、異世界に転生したルイ。  前世では、両親が共働きの鍵っ子だったため、寂しい思いをしていたが、今世は優しい家族に囲まれた。  そんな家族と異世界でも楽しく過ごすために、ユニークスキルをいろいろと便利に使っていたら、様々なトラブルに巻き込まれていく。 「家族といたいからほっといてよ!」 ※スキルを本格的に使い出すのは二章からです。

竜の探索者  最大手のクラン、所属条件はクラン主のお眼鏡に叶うかどうかのみ。人種も身分も関係ない。僕らはみんな冒険者

あくの
ファンタジー
冒険者集団『竜の探索者』 冒険者の憧れるトップ集団  クラン『竜の探索者』 そこの頭目は、まだ少年であった。彼は冒険者登録をしてから最短でS級まで駆け上がり、『竜の探索者』と呼ばれる冒険者集団を作り上げたのだ。 その勢力は冒険者ギルドも無視はできない。 『竜の探索者』の目的はなんなのか、何を目指しているのか…… 暴力的な表現があります。 ※印のついた話は暴力的なシーンを含みます。

チートな転生幼女の無双生活 ~そこまで言うなら無双してあげようじゃないか~

ふゆ
ファンタジー
 私は死んだ。  はずだったんだけど、 「君は時空の帯から落ちてしまったんだ」  神様たちのミスでみんなと同じような輪廻転生ができなくなり、特別に記憶を持ったまま転生させてもらえることになった私、シエル。  なんと幼女になっちゃいました。  まだ転生もしないうちに神様と友達になるし、転生直後から神獣が付いたりと、チート万歳!  エーレスと呼ばれるこの世界で、シエルはどう生きるのか? *不定期更新になります *誤字脱字、ストーリー案があればぜひコメントしてください! *ところどころほのぼのしてます( ^ω^ ) *小説家になろう様にも投稿させていただいています

処理中です...