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最愛の君へ
③※R
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「ルナ?」
ああ、駄目だ。涙が溢れてきた。抱きついて顔を隠した。声を殺して泣く僕の背中を優しく撫でてくれる。
4歳の子に嫉妬とか……夜を邪魔されたくないとか……毎日シたいとか……
「───ばか」
「ばかって。仕方ないだろう?兄上の子だぞ。裏表が激しいはずなんだ。絶対俺といる時とルナといる時じゃ性格も変わるはずだ」
抱きついてた身体を少し離して、アルの顔を見つめる。心配そうな顔をしてる。そんなに僕が、とられそうで心配なの?
両手でアルの顔を挟んで、唇を合わせる。啄むように、それから誘うように。
ソファに押し倒されて、キスが深くなる。
もう少ししたら、迎えの準備とか……しなきゃ駄目なのに。アルの手がシャツの裾から入り込んできた。直に摘まれたら、もう抑えが効かなくて思わず、腰を揺らす。
「大丈夫。まだ2時間は、かかるから……準備は、皆がしてくれてる。夜はお預けになりそうだから、抱きたい。その後風呂に入って準備したら、ちょうどいいよ」
「アルは、本当に血の繋がった子供だったら欲しい?」
「ルナの子なら欲しいと思うが……それも嫉妬しそうだな。やっぱり2人だけがいい」
「第2夫人……必要かと思って覚悟してたの。グランデの弟殿下に子供がいた方が良いって、噂が流れてて……」
「は?」
「それにシャウラが来たら、子供が欲しくなるんじゃないかって……心配になって」
「絶対にない。第2夫人なんて、いらない。俺の全てはルナのものだし、ルナ以外を抱きたいなんて思わない。こんなに美しい人を抱ける俺は幸せなんだ。他にルナを欲しがる奴はいっぱいいる。どれだけ、不安になるか分からないだろう?今でもシリウスは、お前だけを思っている。あれだけの男が、生涯を捧げているんだ。自覚してくれ、ルナは皆を魅了していくんだ……簡単に奪われてしまいそうで、時々怖くなる」
どれだけ、アルが素敵か……それこそ自覚ないでしょう?いつも、僕でいいのか考えてしまうのに。外交の時に、綺麗な令嬢がうっとりと見ていること知ってるでしょう?
抱くなら女の身体の方がいいに決まってるとか、子供が出来たら簡単とか……不安になってたのに。
シャウラが来て……アルが子供を欲しがったら、僕なんて必要なくなるって思ってた。
苦しくて、また泣きそうになる。めちゃめちゃに抱いて欲しい。アルの全てが欲しい。時間が無いから、早く繋がりたいよ。
「───アル。お願い、来て」
アルの表情が一瞬で獰猛に変わっていく。
シャツのボタンが弾け飛んで、性急に脱がされていく。ズボンは片足にかかったままで、脱がされる時間さえ勿体ないくらい。早く早くと擦り寄れば……
「ルナ──煽りすぎだ」
「指じゃ嫌だ」
その一言で水魔術で、中を溶かされて……両膝を胸の方へ押さえ付けられた。
アルの熱いそれが、後孔に充てられるが見えた。
蜜が溢れてて、ぬるりとした感触と共に圧迫感で満たされる。ここまで来て、ゆっくりと傷が付かないように挿ってくる。
もどかしくて、欲しくて堪らないの。
「──きょう、は……激しくして」
一気に奥へと押し込まれた。パァンと皮膚と皮膚がぶつかって視界が白く染まる。
「んぁ」
ズルっと抜かれて、次の瞬間にグッと奥まで貫かれる。
「優しくしたいって、思ってんのに」
アルの息遣い。水音と皮膚のぶつかる音が室内に響く。
揺さぶられて、キスされて……足の角度が変わる。奥の奥をこじ開けられていく。
「ああ、んんん、ああん、ふかいぃ……お願い……キスももっとして」
顔が近づいてきたので、目を閉じる。気持ちよくて、離れたくない。
やっぱり、こんなに大好きな人を誰にもあげたくない。
ああ、駄目だ。涙が溢れてきた。抱きついて顔を隠した。声を殺して泣く僕の背中を優しく撫でてくれる。
4歳の子に嫉妬とか……夜を邪魔されたくないとか……毎日シたいとか……
「───ばか」
「ばかって。仕方ないだろう?兄上の子だぞ。裏表が激しいはずなんだ。絶対俺といる時とルナといる時じゃ性格も変わるはずだ」
抱きついてた身体を少し離して、アルの顔を見つめる。心配そうな顔をしてる。そんなに僕が、とられそうで心配なの?
両手でアルの顔を挟んで、唇を合わせる。啄むように、それから誘うように。
ソファに押し倒されて、キスが深くなる。
もう少ししたら、迎えの準備とか……しなきゃ駄目なのに。アルの手がシャツの裾から入り込んできた。直に摘まれたら、もう抑えが効かなくて思わず、腰を揺らす。
「大丈夫。まだ2時間は、かかるから……準備は、皆がしてくれてる。夜はお預けになりそうだから、抱きたい。その後風呂に入って準備したら、ちょうどいいよ」
「アルは、本当に血の繋がった子供だったら欲しい?」
「ルナの子なら欲しいと思うが……それも嫉妬しそうだな。やっぱり2人だけがいい」
「第2夫人……必要かと思って覚悟してたの。グランデの弟殿下に子供がいた方が良いって、噂が流れてて……」
「は?」
「それにシャウラが来たら、子供が欲しくなるんじゃないかって……心配になって」
「絶対にない。第2夫人なんて、いらない。俺の全てはルナのものだし、ルナ以外を抱きたいなんて思わない。こんなに美しい人を抱ける俺は幸せなんだ。他にルナを欲しがる奴はいっぱいいる。どれだけ、不安になるか分からないだろう?今でもシリウスは、お前だけを思っている。あれだけの男が、生涯を捧げているんだ。自覚してくれ、ルナは皆を魅了していくんだ……簡単に奪われてしまいそうで、時々怖くなる」
どれだけ、アルが素敵か……それこそ自覚ないでしょう?いつも、僕でいいのか考えてしまうのに。外交の時に、綺麗な令嬢がうっとりと見ていること知ってるでしょう?
抱くなら女の身体の方がいいに決まってるとか、子供が出来たら簡単とか……不安になってたのに。
シャウラが来て……アルが子供を欲しがったら、僕なんて必要なくなるって思ってた。
苦しくて、また泣きそうになる。めちゃめちゃに抱いて欲しい。アルの全てが欲しい。時間が無いから、早く繋がりたいよ。
「───アル。お願い、来て」
アルの表情が一瞬で獰猛に変わっていく。
シャツのボタンが弾け飛んで、性急に脱がされていく。ズボンは片足にかかったままで、脱がされる時間さえ勿体ないくらい。早く早くと擦り寄れば……
「ルナ──煽りすぎだ」
「指じゃ嫌だ」
その一言で水魔術で、中を溶かされて……両膝を胸の方へ押さえ付けられた。
アルの熱いそれが、後孔に充てられるが見えた。
蜜が溢れてて、ぬるりとした感触と共に圧迫感で満たされる。ここまで来て、ゆっくりと傷が付かないように挿ってくる。
もどかしくて、欲しくて堪らないの。
「──きょう、は……激しくして」
一気に奥へと押し込まれた。パァンと皮膚と皮膚がぶつかって視界が白く染まる。
「んぁ」
ズルっと抜かれて、次の瞬間にグッと奥まで貫かれる。
「優しくしたいって、思ってんのに」
アルの息遣い。水音と皮膚のぶつかる音が室内に響く。
揺さぶられて、キスされて……足の角度が変わる。奥の奥をこじ開けられていく。
「ああ、んんん、ああん、ふかいぃ……お願い……キスももっとして」
顔が近づいてきたので、目を閉じる。気持ちよくて、離れたくない。
やっぱり、こんなに大好きな人を誰にもあげたくない。
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