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その後のetc…
If 氷の瞳⑥※R
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解きほぐし、これなら痛みがないだろう。
ルナの後孔に己の昂りをあてがう。
「ようやく、一つになれる」
「──シス大好き」
優しくって、思ってたのに。
「煽るな、ルナ」
落ち着け、ゆっくりだ。馴染むまでは、怖がらせたくない。
獰猛な己を見せるな。大切に大切にしてきたんだ。
「我慢出来ない……奥に、来て」
プツンと理性の糸が切れて、ドンと押し込む。
「か、はっ、あ」
シーツを握りしめて、ルナが声なのか息なのか…をもらす。
背中から抱きつき片手は胸をまさぐり、もう片方でルナの可愛いそれを握る。
仰け反り、臀が高くあがる。
うなじも、背中も、そして双丘までのラインが美しく艶かしい。
腰をつかみ、押し込んだものを少しづつ引くとシーツを掴んだ手がギュッと更に皺を寄せる。
「声を聞かせて」
背中に口付けて、勢いよく突いた。
「あ、ああー、やぁ」
何度も何度も突き上げ、スピードをあげて、逃げようとする身体を捕まえる。
「あ、イっちゃ、う。やだ、シスがまだだから、やらぁ。いっしょ……がい、い」
「も、俺もイくから一緒にイこう」
「だきしめ、て」
「ああ。ルナ。愛している。俺の唯一だ」
「シス、シス…大好き。愛してる」
2人で1つになるんだ。
溶けて混ざりあって、唯一のお前を誰にも渡したりしない。
力の抜けた、ルナの向きを変える。
「水を飲んで」
口移しで飲ませる。
呼吸の落ち着いルナが、涙を流した。
「シス、僕は唯一になれるの?」
「俺も、お前の唯一にしてくれるか?」
「僕は、寂しがりだし怖がりだし、面倒だよ?いいの?」
「俺は、執着が強くて、ルナを逃がしたりしない奴だ。それでもいいか?」
「ずっと、僕だけ?」
「ああ。ルナだけを愛して俺の全てをお前にやる」
「────嬉しい」
口付けを交わした。
まだ、足りない。もっとお前をさらけ出させたい。
そういえば、スピカのチョコがあったな。
あれは、ルナにとっての媚薬じゃなかったか?
サイドテーブルの上のチョコをとって、パキンと割ってみた。
キョトンとしている、顔が可愛い。
だが、もっと乱れて欲しい。
俺に、どこまでも堕ちてきてくれ。
「どうした、の?」
「スピカのチョコは、きっと俺たちを幸せにしてくれるから」
「幸せな気分にしてくれるの?ふふ。スピカは、優しいもんね」
「ああ。そうだな。おかげで甘くて、溶けそうになるな」
小さめに割ったチョコをルナの口へと軽く押し込む。
「ふふ。あ、まい……ね」
パキン。
今度は俺が食べてみる。
また、パキンと割って……口へ押し込む。唇を重ねて舌でチョコを転がしていくと、力を失いかけていたルナの中心に芯が戻ってくるようだ。
「ん、ふ……なん、か、体が変なの。お腹が熱い」
「どうして欲しい?」
そっと、乳首を指でなぞれば…ぽたぽたと密が溢れてきた。
「な、めて」
「どこを?」
「シスの、いじわる」
「ここか?」そう言って乳首をコリコリと転がすようにつまめば、今度は腰を揺らし始める。
「した、も……して」
太ももをスリスリと擦ってる姿が目に入る。
「下?隠してるのに?ちゃんと広げて見せて」
ほのかに赤く染る全身。
キュッと噛んでた唇が、意を決してこう告げた。
「僕のここに、欲しいの」
膝を曲げ、左右にひろげる。トロトロとこぼれ落ちる密が、後孔へと流れて行きそうだ。
両足を捕まえ、舌をつき入れれば
ルナの甘い声が部屋に響く。
「あ、あっ、ん、ん」
俺の髪にルナの指が絡み、頭を押し退けようとする。
逃がさないって言ったろ?
しばらく、堪能した後は一気に己の欲望を突き立てる。体勢をかえてそのまま俺の上に座るようにし向ければ、自身の重さで深く突き刺さっていく。
「やぁぁぁ」
震え、仰け反るルナが落ちないように支えた。
引き寄せて口付ければ、ルナの方から小さな舌が入り込んできた。
俺を、もっと求めてくれ。
ずっと、離さない。
長い口付けと、一つになりたいと2人で求め合い続け、何度イかせたか分からない…これでいいんだ蜜月の中、誰にも邪魔はさせない。
俺は、お前がいなくなったら生きて行けない。
だから、ルナ───お願いだ。
俺のところまで堕ちてきて。
「シス。シス。ずっと、離さないで……愛して、る」
ようやく、手に入れた。
愛しい妖精を。
シス兄様編
◇◇◇終
ルナの後孔に己の昂りをあてがう。
「ようやく、一つになれる」
「──シス大好き」
優しくって、思ってたのに。
「煽るな、ルナ」
落ち着け、ゆっくりだ。馴染むまでは、怖がらせたくない。
獰猛な己を見せるな。大切に大切にしてきたんだ。
「我慢出来ない……奥に、来て」
プツンと理性の糸が切れて、ドンと押し込む。
「か、はっ、あ」
シーツを握りしめて、ルナが声なのか息なのか…をもらす。
背中から抱きつき片手は胸をまさぐり、もう片方でルナの可愛いそれを握る。
仰け反り、臀が高くあがる。
うなじも、背中も、そして双丘までのラインが美しく艶かしい。
腰をつかみ、押し込んだものを少しづつ引くとシーツを掴んだ手がギュッと更に皺を寄せる。
「声を聞かせて」
背中に口付けて、勢いよく突いた。
「あ、ああー、やぁ」
何度も何度も突き上げ、スピードをあげて、逃げようとする身体を捕まえる。
「あ、イっちゃ、う。やだ、シスがまだだから、やらぁ。いっしょ……がい、い」
「も、俺もイくから一緒にイこう」
「だきしめ、て」
「ああ。ルナ。愛している。俺の唯一だ」
「シス、シス…大好き。愛してる」
2人で1つになるんだ。
溶けて混ざりあって、唯一のお前を誰にも渡したりしない。
力の抜けた、ルナの向きを変える。
「水を飲んで」
口移しで飲ませる。
呼吸の落ち着いルナが、涙を流した。
「シス、僕は唯一になれるの?」
「俺も、お前の唯一にしてくれるか?」
「僕は、寂しがりだし怖がりだし、面倒だよ?いいの?」
「俺は、執着が強くて、ルナを逃がしたりしない奴だ。それでもいいか?」
「ずっと、僕だけ?」
「ああ。ルナだけを愛して俺の全てをお前にやる」
「────嬉しい」
口付けを交わした。
まだ、足りない。もっとお前をさらけ出させたい。
そういえば、スピカのチョコがあったな。
あれは、ルナにとっての媚薬じゃなかったか?
サイドテーブルの上のチョコをとって、パキンと割ってみた。
キョトンとしている、顔が可愛い。
だが、もっと乱れて欲しい。
俺に、どこまでも堕ちてきてくれ。
「どうした、の?」
「スピカのチョコは、きっと俺たちを幸せにしてくれるから」
「幸せな気分にしてくれるの?ふふ。スピカは、優しいもんね」
「ああ。そうだな。おかげで甘くて、溶けそうになるな」
小さめに割ったチョコをルナの口へと軽く押し込む。
「ふふ。あ、まい……ね」
パキン。
今度は俺が食べてみる。
また、パキンと割って……口へ押し込む。唇を重ねて舌でチョコを転がしていくと、力を失いかけていたルナの中心に芯が戻ってくるようだ。
「ん、ふ……なん、か、体が変なの。お腹が熱い」
「どうして欲しい?」
そっと、乳首を指でなぞれば…ぽたぽたと密が溢れてきた。
「な、めて」
「どこを?」
「シスの、いじわる」
「ここか?」そう言って乳首をコリコリと転がすようにつまめば、今度は腰を揺らし始める。
「した、も……して」
太ももをスリスリと擦ってる姿が目に入る。
「下?隠してるのに?ちゃんと広げて見せて」
ほのかに赤く染る全身。
キュッと噛んでた唇が、意を決してこう告げた。
「僕のここに、欲しいの」
膝を曲げ、左右にひろげる。トロトロとこぼれ落ちる密が、後孔へと流れて行きそうだ。
両足を捕まえ、舌をつき入れれば
ルナの甘い声が部屋に響く。
「あ、あっ、ん、ん」
俺の髪にルナの指が絡み、頭を押し退けようとする。
逃がさないって言ったろ?
しばらく、堪能した後は一気に己の欲望を突き立てる。体勢をかえてそのまま俺の上に座るようにし向ければ、自身の重さで深く突き刺さっていく。
「やぁぁぁ」
震え、仰け反るルナが落ちないように支えた。
引き寄せて口付ければ、ルナの方から小さな舌が入り込んできた。
俺を、もっと求めてくれ。
ずっと、離さない。
長い口付けと、一つになりたいと2人で求め合い続け、何度イかせたか分からない…これでいいんだ蜜月の中、誰にも邪魔はさせない。
俺は、お前がいなくなったら生きて行けない。
だから、ルナ───お願いだ。
俺のところまで堕ちてきて。
「シス。シス。ずっと、離さないで……愛して、る」
ようやく、手に入れた。
愛しい妖精を。
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◇◇◇終
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