【本編完結】イケメンの皆様、主人公はあちらですよ。

Shizukuru

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その後のetc…

If 氷の瞳⑤ ※R

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お披露目として盛大な式が執り行われた。

ルナは、皆に囲まれて幸せそうに笑う。
時折、涙ぐめばスピカが笑わかせていた。

ほら、心配なんてしなくていいんだ。こんなにも皆が喜んで祝福している。


精霊たちにも祝福をされ、花が咲き乱れている。

ふと、視線を感じてパルムの木を見るとあの時の紫の髪が揺れる。

『貴方の想いが届いて良かった』

ありがとう。諦めてきたんだ。ルナの心を護ってくれるなら、自分ではなくても良いと思っていたから。

冷たそうに見える瞳から、慈愛を感じ取る。

『​───大切な人への想いは、宝石よりも美しく我々を幸福へと導くのです。
自己犠牲をしてきた貴方とルナは、とても似ていて愛おしい。
我々は、オリビィが大切だったんだ。
彼女の想いの全てであるルナを愛してくれてありがとう。誰よりも深い愛でルナをこれからも護って欲しい』


​──誓う。
俺にやり直しの機会を、ルナを愛して良いのだと認めてくれた世界をくれたこと感謝しかない。

他の誰よりもこの想いは、負けないのだから。





祝賀パーティから、2人蜜月を過ごす為に手を取り退場する。

ルナが準備のために部屋に戻った。用意が……いや覚悟が出来たら呼んでくれるのだろう。
俺自身も、湯浴みを終えて待つだけだ。


窓から綺麗な月が見えた。
ルナもきっと、美しいのだろうな。

従者から、移動を促されてルナの元へと逸る心を抑えながら急いだ。


室内は、暗闇の苦手なルナのためにライトが柔らかく灯されていた。

「シス兄様。ごめんなさい。暗いのは怖いし、でも明る過ぎるかな?全然その、ムードがないよね?」

「いいや。全て目に焼き付けられるから、嬉しいよ」

その意味を理解したルナが慌てて否定する。
「な、そんなつもりじゃ……」

「どちらでも。2人でいるならもう少し薄暗く出来るかも知れないし、駄目ならもっと明るくても構わない。
このままならルナの産まれたままの美しい肢体を堪能出来るから、役得だな」

「そ、そんな綺麗じゃないよ!その、お茶を入れるね!えっとスピカからチョコの差し入れももらったし。あの……す、座ってシス兄様!」

「今日からシスって呼ばないと、お仕置だな 」

「ええっ?お仕置って何?シス兄様……あ」

唇でその言葉を遮る。

「もう、ルナは俺の妻だよ。兄じゃない」
横抱きにして、ベッドへと運ぶ。


「これ以上焦らさないで、俺に身を任せてくれ」

真っ赤な顔をして、見上げてくる。

その顔、煽ってるだけだよ。

「覚悟して、受け入れて」

「僕のこと……本当に抱けるの?」

「お前しか要らない」

ルナから初めて口付けされた。

「は、初めてだから、悦ばせるとか出来ないと思うけど。よ、よろしくお願いします」


本当に、可愛すぎるだろ。

口付けを何度となく繰り返す。必死過ぎて唇も目も閉じたままだ。

思わず、耳を舐める。

「ひ、あ」
口が開く。更に首筋を舐めると、真っ赤に染まっていく。

「や、だ。くすぐったい」

「口を開けてくれないから」

「口?」
また、唇を重ねて隙間から舌を差し込む。
ビクリと震える身体を指で少しづつなぞっていく。

ルナも反応してる?
胸の尖りが小さいながら、立っていた。

服の上から指で摘むと、またビクビクと身体が震えている。

可愛い。直に触れたい。俺の欲しかったものだ。

裾から直に肌をなぞる。逃げようとしても駄目だよ。服を捲りあげて乳首をつまみ上げる。空いている乳首に舌を這わすと、愛嬌が聞こえてきた。

ツマミ、弾き、時に揉む。舐めて吸い付いて赤くなれば、さらに愛おしい。

「んん……あっ、待って。やぁ」
逃がさないよ。

可愛い物が反応している。

「シス、に」

「お仕置っていったろ?」
握り締めると先がヌルヌルとしているのが分かった。ちゃんと感じてくれるのか。
声が恥ずかしいのか、また唇をキュッと噛んでいるみたいだ。

グチョグチョと、水音だけが聞こえてくる。

「唇を噛まないで、声を聞かせて。もっと啼いて」

先端を強く押すと、足が小刻みに震えている。
俺が下へと位置をずらして、ルナの足を割開く。薄い陰毛をなぞれば背中をしならせて、イったようだ。

「あ、拭くものを」
イったばかりの身体では、力が入らなさそうだな。

「舐めるからいいよ」

「え?やだ、シス、に……駄目。汚れちゃう」

「──シス、だよ」

舐めた後に、ルナの向きを変える。用意されていた小瓶の栓を口で外して少し魔術で温める。トロリとした液体を双丘に垂らせば、その行動を理解したルナの背中がピンク色に染まった。

指にも絡ませてゆっくりと後孔に差し入れる。

「あ」

「─大丈夫。優しくするから」


ルナも、俺のことをもっと求めてくれ。







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