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【五ノ章】納涼祭
幕間 他者からの評価
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警戒パトロールを終えた自警団の一人。
「クロト? ああ、学生だってのに夜間パトロールに参加してる珍しいヤツだな。あまり顔を合わせる機会が少ないからなんて言えばいいか……ああ、でも前に学園職員が起こした不祥事を解決したとかで、エルノール団長に気に入られてるらしいな。
アイツのおかげで解決した事件もあるし、団員の実力向上を目的とした模擬戦でかなり好成績を叩き出してたって話だ。
武具や防具なんかの備品修理もやってくれてるみたいだぜ。頼まれてもいねぇ、金になるわけでもねぇのにな……まっ、ありがたいけどよ。
団員が持ち込んだ悩みとか相談事も聞いてやってるんだっけな? ここのところ彼女ができたとかいう団員が増えてきてんだよ……たぶんアイツが助言してるんじゃねぇか?
……っと悪いな、昼休憩ももうすぐ終わる。他に聞きたけりゃ交代で来るヤツに聞いてくれ」
ギルドに勤めているクラス鑑定士職員。
「彼について、ですか。そうですね……個人の情報漏洩は防がなくてはならないのに、私のせいで彼に大変な思いをさせてしまいました。初めて見るクラスで浮かれていたのかもしれません……落ち込んでいたら、逆にまったく気にしていないと気遣われてしまって。
普段と変わらず、ギルドの依頼で酒場での調理や事務作業をこなす彼を見て、いつまでもうじうじとしているのはダメだと自省して、ようやく立ち直ったんです。
それでも血まみれでギルドに運び込まれた時は心臓が止まるかと思いました。治療を受ける最中も激痛で叫ぶ姿はッ……とても、痛々しかった。
……彼はユニーク魔物を四体も相手取って討伐し、奇襲してきた最後の一体を救出に向かったエリックさんやカグヤさんと協力して倒したそうですよ。
迷宮は何が起こるかわからない。不測の事態で命の危険に陥るのは珍しくありません。──ですがそれでも、あそこまで命を張って行動する彼には、少し体を休めてもらいたいですね」
眠たげな図書館司書。
「……インタビューされるほどの事をしたんですか、あの人。最近は街中を文字通り飛び回っているみたいですけど……納涼祭で特待生の特集記事を発表する? なるほど、その為にですか。
……私見ですが、誠実でしっかり仕事はこなしていますね。偶に鍛冶関連の書物に食らいついて手が止まる事もありますが、私もよくやりますし概ね許容範囲内です。
しかし学業でも仕事でも自分に出来ない事は素直に人を頼り、受けた恩はきっちり返そうとする。そういった部分を疎かにはしたくないみたいです。
……他者を尊重し、敬意を持って対応する。でも、決して堅苦しいわけではない……人として好ましい方だと思います。常々なにかしら怪我をして周りに心配させるのは、改善してほしいところですが。
……こんな感じでいいですか? ではこれから読書の時間ですのでお引き取りを……えっ、休憩時間過ぎてる? 読んでる暇は無い? …………わかりました、蔵書点検行ってきます……」
研究室を独占する怪しい女教師。
「報道クラブがこんな所に来るとはな。先日どこぞの馬鹿が学食で騒ぎを起こしたそうだが、それに関係しているか? ……副部長と取り巻きがクロトに突っかかっていった? 馬鹿ではなく彼我の実力差も測れない阿呆だったか。
で、君はクロトについての取材と……まあいい。率直に言おう、彼は騒動を引き寄せる天才だ。自分から関わっていき大抵ロクでもない目に遭い、解決する為に奔走している。
褒めてるわけではないぞ、巻き込まれた私は現在進行形で調査や検査に追われているからな。身から出た錆ではあるが、心構えができていない時に爆弾を持ってこないでほしい……最近はユキの調子が安定しているのが救いだな。
話がズレてしまったか。なんだかんだ言いつつやるべき事はやるし、責任感もある。分不相応な問題に直面してごり押しするのは良くないが、そうならないように努力してるしカバーしてくれる仲間もいる。
総評として多少マイナス面も見えるが補って余る程のプラス要素があり、結果として事態を良い方向に転がせる力を持った男だ。敵も作りやすいだろうが、味方も多い。これで十分か?
……ならばいい。さて、私はこれから実験に移る。少々危険な薬品を使うからな、早急な退室をオススメするよ」
最近学園に帰ってきた生徒会長。
「なんか焦げ臭くない? ああ、リーク先生がまたやらかしたのね。いつもの事だけど、生徒会に苦情が来るから少しは自重してもらいたいなぁ。
んで、なんだっけ? 特待生特集? クロト君の事でしょ?
編入したのは知ってたよ。でも顔を合わせたのは中間試験辺りが初めてで、それから指名依頼で忙しかったから話したのも数回程度だし、詳しくは知らないんだけどねぇ。
……そういえば何週間か前に学園長室に行ったら、ミィナ先生も含めて三人で一緒に事務作業してたな。ちょうど休憩中でクロト君に肩揉みされてたよ。めちゃくちゃ痛いけど相当効いてたみたい。
だいぶ距離感が近いように思えたけど、一緒に住んでるならあれくらい普通なのかな……ん? それ以外で何か無いかって?
うーん……魔剣の事……はともかく、生徒会がやる業務を代わりにこなしてもらったり、Dランク冒険者にしては異常に手強かったり、編入した子ども達の入学金返済の為に頑張ってるのは知ってる。周りからは小さい依頼しかしないから、それで小馬鹿にされたり喧嘩を売られる事もあるけど、本人は気にしてないね。
なんというか、自分の決めた芯を絶対に曲げない人なんだと思う。才能が無くても、技術が無くても、知識が無くても。足りないなりに全力で必死に対応してるように見える。
頑張り屋とか努力家な印象が強いかな……あと、意外と勉強が出来るから教えて欲しい……学年が違うから無理? そっかぁ……」
「クロト? ああ、学生だってのに夜間パトロールに参加してる珍しいヤツだな。あまり顔を合わせる機会が少ないからなんて言えばいいか……ああ、でも前に学園職員が起こした不祥事を解決したとかで、エルノール団長に気に入られてるらしいな。
アイツのおかげで解決した事件もあるし、団員の実力向上を目的とした模擬戦でかなり好成績を叩き出してたって話だ。
武具や防具なんかの備品修理もやってくれてるみたいだぜ。頼まれてもいねぇ、金になるわけでもねぇのにな……まっ、ありがたいけどよ。
団員が持ち込んだ悩みとか相談事も聞いてやってるんだっけな? ここのところ彼女ができたとかいう団員が増えてきてんだよ……たぶんアイツが助言してるんじゃねぇか?
……っと悪いな、昼休憩ももうすぐ終わる。他に聞きたけりゃ交代で来るヤツに聞いてくれ」
ギルドに勤めているクラス鑑定士職員。
「彼について、ですか。そうですね……個人の情報漏洩は防がなくてはならないのに、私のせいで彼に大変な思いをさせてしまいました。初めて見るクラスで浮かれていたのかもしれません……落ち込んでいたら、逆にまったく気にしていないと気遣われてしまって。
普段と変わらず、ギルドの依頼で酒場での調理や事務作業をこなす彼を見て、いつまでもうじうじとしているのはダメだと自省して、ようやく立ち直ったんです。
それでも血まみれでギルドに運び込まれた時は心臓が止まるかと思いました。治療を受ける最中も激痛で叫ぶ姿はッ……とても、痛々しかった。
……彼はユニーク魔物を四体も相手取って討伐し、奇襲してきた最後の一体を救出に向かったエリックさんやカグヤさんと協力して倒したそうですよ。
迷宮は何が起こるかわからない。不測の事態で命の危険に陥るのは珍しくありません。──ですがそれでも、あそこまで命を張って行動する彼には、少し体を休めてもらいたいですね」
眠たげな図書館司書。
「……インタビューされるほどの事をしたんですか、あの人。最近は街中を文字通り飛び回っているみたいですけど……納涼祭で特待生の特集記事を発表する? なるほど、その為にですか。
……私見ですが、誠実でしっかり仕事はこなしていますね。偶に鍛冶関連の書物に食らいついて手が止まる事もありますが、私もよくやりますし概ね許容範囲内です。
しかし学業でも仕事でも自分に出来ない事は素直に人を頼り、受けた恩はきっちり返そうとする。そういった部分を疎かにはしたくないみたいです。
……他者を尊重し、敬意を持って対応する。でも、決して堅苦しいわけではない……人として好ましい方だと思います。常々なにかしら怪我をして周りに心配させるのは、改善してほしいところですが。
……こんな感じでいいですか? ではこれから読書の時間ですのでお引き取りを……えっ、休憩時間過ぎてる? 読んでる暇は無い? …………わかりました、蔵書点検行ってきます……」
研究室を独占する怪しい女教師。
「報道クラブがこんな所に来るとはな。先日どこぞの馬鹿が学食で騒ぎを起こしたそうだが、それに関係しているか? ……副部長と取り巻きがクロトに突っかかっていった? 馬鹿ではなく彼我の実力差も測れない阿呆だったか。
で、君はクロトについての取材と……まあいい。率直に言おう、彼は騒動を引き寄せる天才だ。自分から関わっていき大抵ロクでもない目に遭い、解決する為に奔走している。
褒めてるわけではないぞ、巻き込まれた私は現在進行形で調査や検査に追われているからな。身から出た錆ではあるが、心構えができていない時に爆弾を持ってこないでほしい……最近はユキの調子が安定しているのが救いだな。
話がズレてしまったか。なんだかんだ言いつつやるべき事はやるし、責任感もある。分不相応な問題に直面してごり押しするのは良くないが、そうならないように努力してるしカバーしてくれる仲間もいる。
総評として多少マイナス面も見えるが補って余る程のプラス要素があり、結果として事態を良い方向に転がせる力を持った男だ。敵も作りやすいだろうが、味方も多い。これで十分か?
……ならばいい。さて、私はこれから実験に移る。少々危険な薬品を使うからな、早急な退室をオススメするよ」
最近学園に帰ってきた生徒会長。
「なんか焦げ臭くない? ああ、リーク先生がまたやらかしたのね。いつもの事だけど、生徒会に苦情が来るから少しは自重してもらいたいなぁ。
んで、なんだっけ? 特待生特集? クロト君の事でしょ?
編入したのは知ってたよ。でも顔を合わせたのは中間試験辺りが初めてで、それから指名依頼で忙しかったから話したのも数回程度だし、詳しくは知らないんだけどねぇ。
……そういえば何週間か前に学園長室に行ったら、ミィナ先生も含めて三人で一緒に事務作業してたな。ちょうど休憩中でクロト君に肩揉みされてたよ。めちゃくちゃ痛いけど相当効いてたみたい。
だいぶ距離感が近いように思えたけど、一緒に住んでるならあれくらい普通なのかな……ん? それ以外で何か無いかって?
うーん……魔剣の事……はともかく、生徒会がやる業務を代わりにこなしてもらったり、Dランク冒険者にしては異常に手強かったり、編入した子ども達の入学金返済の為に頑張ってるのは知ってる。周りからは小さい依頼しかしないから、それで小馬鹿にされたり喧嘩を売られる事もあるけど、本人は気にしてないね。
なんというか、自分の決めた芯を絶対に曲げない人なんだと思う。才能が無くても、技術が無くても、知識が無くても。足りないなりに全力で必死に対応してるように見える。
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