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水性顔料ゲルインクボールペン
ゼブラ サラサグランド(2024年版)
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サラサスティックの高級版、サラサグランドの2024年リニューアル版。
旧版との違いは、クリップの取付け位置が下がり、ノックした時にクリップが手に当たらないように改良されたこと、軽量化されたこと(公式によると、旧版24.2gに対して19.3g)、旧版よりも少しペン先が出るようになったこと。
あとは0.3mm版が新登場している。もっともこれは、旧版でもJF-0.3芯を入れれば0.3mm化は可能。
0.3mm版のインクはサラサナノと同じで、サラサグランド専用のインク色はなし。
0.5mm版のインクに変更はなし。サラサヴィンテージのリフィルを使用。
リフィルの互換性は旧版と同じで、サラサクリップと同じ。エナージェルのLRNはもちろん、ジェットストリームのSXRもユニボールワンのUMRも入る。
ただ、純正芯でペン先が長くなるように改良された結果、三菱製のリフィルを使うと、少しペン先が飛び出すぎているように感じる。
リニューアル版の改良点については、私は良くなったと感じる。
私は旧版のサラサグランドは、店頭で試し書きしたことがあるが、私には合わなくて購入していない。しかし、リニューアル版なら私にも扱える。
旧版のサラサグランドは重心が高い印象があり、使っていると重さが邪魔に感じることがあったが、全体の軽量化で扱いやすくなった。
なお、低重心はそこまで強調されていない。ブレンの低重心よりは重心の偏りを感じるが、そこまではっきりと重いわけではない。
クリップの位置の改良もいい。旧版はクリップがノックするのを邪魔することがあったが、取り付け位置が変更されてそれがなくなり、使い心地が良くなった。
ペン先の長さ調整も、旧版は引っ込み過ぎの印象があったが、今の長さなら適正だろう。
ただ、この辺の感じ方は個人差があるため、できれば店頭でサンプル品を手に取ってから購入を決めたいところ。
このペンの直接のライバルは、エナージェル フィログラフィだろう。入れられるリフィルが同じなため。高級軸で普及品のゲルインクリフィルを入れられる軸は少なく、どちらも貴重な存在である。
見た目の高級感は同等程度。
クリップは、サラサグランドはバインダー式。バインダー式の方が便利だし壊れにくくはある。そもそも、こういうペンでクリップを壊すような乱暴な扱いをすることはそうないとは思うが。
フィログラフィは回転繰り出し式。これは好みが分かれる方式だが、知らない間にペン先が出る事故は少ない。
重さに関しては、フィログラフィははっきりと低重心を感じるのに対して、リニューアル版サラサグランドはあまり重さを感じない。
はっきりとした重さが欲しい人にはフィログラフィのほうが合うだろうし、重いのは疲れるという人はサラサグランドの方がいい。
持ち手の太さはフィログラフィがひと回り細め。滑りやすさに関しては同等。どちらも手が乾燥しているとちょっと滑る。
この辺はアクロドライブの方がよくできている。ペン先を少し太らせることで、滑りにくくする工夫がされている。ただしアクロドライブはアクロインキ専用で、無改造でゲルインクリフィルは入らないから、この場合の比較対象からは外れる。
旧版との違いは、クリップの取付け位置が下がり、ノックした時にクリップが手に当たらないように改良されたこと、軽量化されたこと(公式によると、旧版24.2gに対して19.3g)、旧版よりも少しペン先が出るようになったこと。
あとは0.3mm版が新登場している。もっともこれは、旧版でもJF-0.3芯を入れれば0.3mm化は可能。
0.3mm版のインクはサラサナノと同じで、サラサグランド専用のインク色はなし。
0.5mm版のインクに変更はなし。サラサヴィンテージのリフィルを使用。
リフィルの互換性は旧版と同じで、サラサクリップと同じ。エナージェルのLRNはもちろん、ジェットストリームのSXRもユニボールワンのUMRも入る。
ただ、純正芯でペン先が長くなるように改良された結果、三菱製のリフィルを使うと、少しペン先が飛び出すぎているように感じる。
リニューアル版の改良点については、私は良くなったと感じる。
私は旧版のサラサグランドは、店頭で試し書きしたことがあるが、私には合わなくて購入していない。しかし、リニューアル版なら私にも扱える。
旧版のサラサグランドは重心が高い印象があり、使っていると重さが邪魔に感じることがあったが、全体の軽量化で扱いやすくなった。
なお、低重心はそこまで強調されていない。ブレンの低重心よりは重心の偏りを感じるが、そこまではっきりと重いわけではない。
クリップの位置の改良もいい。旧版はクリップがノックするのを邪魔することがあったが、取り付け位置が変更されてそれがなくなり、使い心地が良くなった。
ペン先の長さ調整も、旧版は引っ込み過ぎの印象があったが、今の長さなら適正だろう。
ただ、この辺の感じ方は個人差があるため、できれば店頭でサンプル品を手に取ってから購入を決めたいところ。
このペンの直接のライバルは、エナージェル フィログラフィだろう。入れられるリフィルが同じなため。高級軸で普及品のゲルインクリフィルを入れられる軸は少なく、どちらも貴重な存在である。
見た目の高級感は同等程度。
クリップは、サラサグランドはバインダー式。バインダー式の方が便利だし壊れにくくはある。そもそも、こういうペンでクリップを壊すような乱暴な扱いをすることはそうないとは思うが。
フィログラフィは回転繰り出し式。これは好みが分かれる方式だが、知らない間にペン先が出る事故は少ない。
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