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水性染料ゲルインクボールペン
OHTO GS02
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[種別]ノック式水性染料ゲルインクボールペン(ニードルチップ)
[ボール径]
0.5mm(黒)
[純正芯]
PG-M05NP(G2規格)
[互換芯]
G2規格
[コメント]
アルミと真鍮を用いた金属軸の低重心ボールペン。クリップはSK材とのこと。
軸のカラーは4色あり、ホワイトのみグロス塗装。他の3色はマットな塗装となっている。
低重心ペンは人によって合う・合わないがはっきり分かれるため、少なくとも店頭でチェックはしたい。
ただ、実際のところ、店頭での試し書き程度では、本当に相性がいいかはわからないところがある。店頭で「良さそう」と思っても、長く使っていたら「なんか疲れるな、このペン」と思えてきたりするのが、低重心ペンの難しいところである。一方、相性が良ければ、それ以外のペンを使うことなんか考えられなくなるくらい非常に快適に使える。
GS02については、若干重めで重心が高い印象がある。バランスは悪くないが、普段軽量のペンばかり使っている私には重すぎるように感じる。もう少し重りを減らして、重心をペン先寄りにしてくれると扱いやすくなるのだが。
持ち手部分は六角になっている。滑り止めのモールドなどはないが、特に手が滑ったりすることもなく、ホールド感はいい。
軸の見た目は、遠目からだとそう悪くないのだが、近くで見ると安っぽいのが残念ポイント。スラリ300やアクロ300の方が高級に見えてしまう。
その理由の多くは塗装のせい。マット塗装の3色はオモチャみたいだし、パールホワイトも高級感はない。ここは工夫次第でもう少し高級そうに見せかけることはできたと思う。
リフィルはG2規格のニードルチップ水性染料ゲル0.5mm。インクの色は黒のみ。
速乾性を謳っており、確認してみたが、たしかに0.5mmにしては乾きが早く、書いてすぐ擦ってもほとんど掠れない。
耐水テスト、耐アルコールテストでは、書いてすぐに水やアルコールを吹いても、字が読めなくなる事態にはならなかった。ただし裏抜けはする。
手持ちにG2規格のリフィルがないので確認はできていないが、同じG2規格で作られたジェットストリームリフィルを入れることができるはずである。
G2規格のリフィルは高めで、GS02の純正芯であるPG-M05NPも500円するが、入っているインクの量が多いので、ランニングコストはそう悪くない。さすがにサラサやユニボールONE、エナージェルなどと比べると割高だが、多色ボールペンで使われている4C系と比べると割安になる。
ただし、G2規格のリフィルは黒インクしかないのが欠点。他の色を使いたい場合、アダプターを自作する必要がある。
自作が厳しい場合はアダプターを制作しているメーカーがAmazonで販売している。常に品薄でなかなか買えないことと、レビューによるとセロテープを巻くなどして多少の調整は必要になるようなので、その点は注意。
見た目のシンプルさとは裏腹に、重さや重心バランスにクセのあるペンなので、扱う上では相性が問題になる。塗装の安っぽさも問題。
そこさえクリアできれば、頼れる相棒になり得る一本である。
[ボール径]
0.5mm(黒)
[純正芯]
PG-M05NP(G2規格)
[互換芯]
G2規格
[コメント]
アルミと真鍮を用いた金属軸の低重心ボールペン。クリップはSK材とのこと。
軸のカラーは4色あり、ホワイトのみグロス塗装。他の3色はマットな塗装となっている。
低重心ペンは人によって合う・合わないがはっきり分かれるため、少なくとも店頭でチェックはしたい。
ただ、実際のところ、店頭での試し書き程度では、本当に相性がいいかはわからないところがある。店頭で「良さそう」と思っても、長く使っていたら「なんか疲れるな、このペン」と思えてきたりするのが、低重心ペンの難しいところである。一方、相性が良ければ、それ以外のペンを使うことなんか考えられなくなるくらい非常に快適に使える。
GS02については、若干重めで重心が高い印象がある。バランスは悪くないが、普段軽量のペンばかり使っている私には重すぎるように感じる。もう少し重りを減らして、重心をペン先寄りにしてくれると扱いやすくなるのだが。
持ち手部分は六角になっている。滑り止めのモールドなどはないが、特に手が滑ったりすることもなく、ホールド感はいい。
軸の見た目は、遠目からだとそう悪くないのだが、近くで見ると安っぽいのが残念ポイント。スラリ300やアクロ300の方が高級に見えてしまう。
その理由の多くは塗装のせい。マット塗装の3色はオモチャみたいだし、パールホワイトも高級感はない。ここは工夫次第でもう少し高級そうに見せかけることはできたと思う。
リフィルはG2規格のニードルチップ水性染料ゲル0.5mm。インクの色は黒のみ。
速乾性を謳っており、確認してみたが、たしかに0.5mmにしては乾きが早く、書いてすぐ擦ってもほとんど掠れない。
耐水テスト、耐アルコールテストでは、書いてすぐに水やアルコールを吹いても、字が読めなくなる事態にはならなかった。ただし裏抜けはする。
手持ちにG2規格のリフィルがないので確認はできていないが、同じG2規格で作られたジェットストリームリフィルを入れることができるはずである。
G2規格のリフィルは高めで、GS02の純正芯であるPG-M05NPも500円するが、入っているインクの量が多いので、ランニングコストはそう悪くない。さすがにサラサやユニボールONE、エナージェルなどと比べると割高だが、多色ボールペンで使われている4C系と比べると割安になる。
ただし、G2規格のリフィルは黒インクしかないのが欠点。他の色を使いたい場合、アダプターを自作する必要がある。
自作が厳しい場合はアダプターを制作しているメーカーがAmazonで販売している。常に品薄でなかなか買えないことと、レビューによるとセロテープを巻くなどして多少の調整は必要になるようなので、その点は注意。
見た目のシンプルさとは裏腹に、重さや重心バランスにクセのあるペンなので、扱う上では相性が問題になる。塗装の安っぽさも問題。
そこさえクリアできれば、頼れる相棒になり得る一本である。
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