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廃番
ぺんてる ハイパーG
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[種別]ノック式水性顔料ゲルインクボールペン
[ボール径]0.5/0.7mm(全3色)
[純正芯]
KLR 5/7(全長112.0mm 軸径6.0mm)
[互換芯]
三菱鉛筆 UMR-8(全長112.0mm 軸径6.0mm)
三菱鉛筆 SXR(全長111.5mm 軸径4.4mm バネ留め径6.0mm)
ゼブラ JF芯(全長111.1mm 軸径6.1mm)
ぺんてる KFRN、LR/LRN(全長112.0mm 軸径6.0mm)
サクラクレパス R-GBP(全長112.0mm 軸径5.0mm)
[使用不可]
PILOT LG2RF、LP2RF(全長110.5mm 軸径6.2mm 形状は酷似しているが互換性無し)
ゼブラ EQ芯(全長111.0mm 軸径4.4mm 長さが足りない)
[コメント]
ぺんてるでは珍しい、ニードルチップではないアロー型ペン先のノック式水性「顔料」ゲルインクボールペン。つまりはシグノRTやサラサクリップのライバル関係にあたる。同じぺんてるとしてはハイブリッドシリーズと競合関係になるが、ハイブリッドテクニカはニードルチップで0.3/0.4/0.5mmのキャップ式であるのに対し、こちらはアロー型の0.5/0.7mmのノック式となる。
ハイブリッドシリーズが筆跡の中央にインクが乗らないことがあるのを反省してか、インクが中央に集まることを売り文句としている。
書き味や筆跡は、ハイブリッドと似ている。他メーカーに比べると滑らかな書き味の代わりに、若干インクが滲んだような筆跡になる(気にならない人も多いかもしれない程度ではある)。売り文句通り中抜けが発生しないのはハイブリッドに比べると改良された点。もし0.4mm以下でこの書き味と筆跡を実現しているなら優れているのだが、0.5mm以上となると中抜けが気になるボールペンの方が少ないので、あまり特性が活かせていない感じがする。
軸は妙なデザインで、太さはエナージェルとほぼ同等だが、グリップからペン先までが長く、若干扱いづらい印象がある。また、口金にデザインとして妙な突起がつけられているのだが、これがいろいろ邪魔くさい。実際この突起の部分が筆記に悪影響を与えることはないのだが(突起を避けて使えばいいだけなので)、ペン先に余計な意匠があるのは、筆記具としてはマイナスでしかない。
ただし、ハイパーGのリフィルはハイブリッドテクニカノックやノック式エナージェルと同じ形状で、つまりはサラサクリップやシグノRT、ジェットストリームの軸などに移植できる。ハイパーGの書き味は好きだけど軸は嫌という場合は、移植を考えるといいだろう。
悪いボールペンではないのだが、シグノ、サラサ、ジュースあたりと比べたとき、カラーバリエーションの貧弱さや0.4mmがない点などがどうしてもネックになってくる。書き味はぺんてるらしい滑らかさを誇るので、エナージェルっぽい書き味の水性顔料が欲しいという人にはいいかもしれない。要するに宛名書きなどには適していると言える。ただし速乾インクではない。
なお、ぺんてるは後に「ゲルインクボールペン きらり」という、0.7mm黒のみの美文字ゲルインクボールペンなるものをリリースしたが、これはリフィルも軸のデザインの多くもそのまんまハイパーGの0.7mmで、どう考えても不評だったであろう口金の変な突起のみなくなっている。
[ボール径]0.5/0.7mm(全3色)
[純正芯]
KLR 5/7(全長112.0mm 軸径6.0mm)
[互換芯]
三菱鉛筆 UMR-8(全長112.0mm 軸径6.0mm)
三菱鉛筆 SXR(全長111.5mm 軸径4.4mm バネ留め径6.0mm)
ゼブラ JF芯(全長111.1mm 軸径6.1mm)
ぺんてる KFRN、LR/LRN(全長112.0mm 軸径6.0mm)
サクラクレパス R-GBP(全長112.0mm 軸径5.0mm)
[使用不可]
PILOT LG2RF、LP2RF(全長110.5mm 軸径6.2mm 形状は酷似しているが互換性無し)
ゼブラ EQ芯(全長111.0mm 軸径4.4mm 長さが足りない)
[コメント]
ぺんてるでは珍しい、ニードルチップではないアロー型ペン先のノック式水性「顔料」ゲルインクボールペン。つまりはシグノRTやサラサクリップのライバル関係にあたる。同じぺんてるとしてはハイブリッドシリーズと競合関係になるが、ハイブリッドテクニカはニードルチップで0.3/0.4/0.5mmのキャップ式であるのに対し、こちらはアロー型の0.5/0.7mmのノック式となる。
ハイブリッドシリーズが筆跡の中央にインクが乗らないことがあるのを反省してか、インクが中央に集まることを売り文句としている。
書き味や筆跡は、ハイブリッドと似ている。他メーカーに比べると滑らかな書き味の代わりに、若干インクが滲んだような筆跡になる(気にならない人も多いかもしれない程度ではある)。売り文句通り中抜けが発生しないのはハイブリッドに比べると改良された点。もし0.4mm以下でこの書き味と筆跡を実現しているなら優れているのだが、0.5mm以上となると中抜けが気になるボールペンの方が少ないので、あまり特性が活かせていない感じがする。
軸は妙なデザインで、太さはエナージェルとほぼ同等だが、グリップからペン先までが長く、若干扱いづらい印象がある。また、口金にデザインとして妙な突起がつけられているのだが、これがいろいろ邪魔くさい。実際この突起の部分が筆記に悪影響を与えることはないのだが(突起を避けて使えばいいだけなので)、ペン先に余計な意匠があるのは、筆記具としてはマイナスでしかない。
ただし、ハイパーGのリフィルはハイブリッドテクニカノックやノック式エナージェルと同じ形状で、つまりはサラサクリップやシグノRT、ジェットストリームの軸などに移植できる。ハイパーGの書き味は好きだけど軸は嫌という場合は、移植を考えるといいだろう。
悪いボールペンではないのだが、シグノ、サラサ、ジュースあたりと比べたとき、カラーバリエーションの貧弱さや0.4mmがない点などがどうしてもネックになってくる。書き味はぺんてるらしい滑らかさを誇るので、エナージェルっぽい書き味の水性顔料が欲しいという人にはいいかもしれない。要するに宛名書きなどには適していると言える。ただし速乾インクではない。
なお、ぺんてるは後に「ゲルインクボールペン きらり」という、0.7mm黒のみの美文字ゲルインクボールペンなるものをリリースしたが、これはリフィルも軸のデザインの多くもそのまんまハイパーGの0.7mmで、どう考えても不評だったであろう口金の変な突起のみなくなっている。
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