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廃番
ゼブラ ジムニー/ジムニーライト/ジムニースティック
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■ゼブラ ジムニー
[種別]キャップ式油性染料ボールペン
[ボール径]0.5/0.7/1.0mm(全3色)
[純正芯]
SH-0.5芯、H-0.7芯(全長139mm 軸径3.0mm)
[互換芯]
ゼブラ ZA芯(全長139mm 軸径4.0mm Z-1の芯。リフィルの販売無し)
[コメント]
万年筆のような形状とラバーグリップ、そして透明軸を組み合わせたボールペン。
低価格であること、軸が透明であること、そしてドクターグリップなどが隆盛して太めの軸が流行していた頃に、太すぎない絶妙なサイズで繰り出してきた「事務用ボールペン」は画期的な商品だった。今でも充分通用するデザインだと思うが、キャップ式がマイノリティになったこともあり、現在は廃番している。
グリップ部のラバーが白濁の半透明なため、ジムニーライトと比べるとインク残量が分かりやすいというメリットがあったが、ラバーに手垢が付いて汚れやすく、また、ライトのラバーと比べると耐久性も若干低めで、替え芯を2~3回入れ替える頃にはラバーがぶかぶかになって持ち味が悪くなったり、キャップが閉まらなくなったりする欠点があった。
「事務にイイ」からジムニーなのだが、スズキのクルマと同じ名前であるため紛らわしい。たまにクルマの情報を求めて私のサイトに紛れ込む人がいる(笑)
余談だが、ラバー80を愛用していた私にとって、このボールペンの登場は衝撃的だった。ラバー80と同じ芯で、持ちやすくて、しかも透明軸、かつ安い。
当時ドクターグリップ等を買ってみたものの、高いくせにインク性能はイマイチだし軸は太すぎるしインク残量は見えないし……と不満に思っていた点を全てクリアした奇蹟のボールペンだったのである。
■ゼブラ ジムニーライト
[種別]キャップ式油性染料ボールペン
[ボール径]0.7mm(全3色)
[純正芯]
LH-0.7芯(全長139mm 軸径3.0mm)
[互換芯]
ゼブラ H芯(全長139mm 軸径3.0mm)
ゼブラ ZA芯(全長139mm 軸径4.0mm Z-1の芯。リフィルの販売無し)
[コメント]
ジムニーのバージョンアップ版。オリジナルとの違いは、グリップのラバーが黒くなったことと、専用のなめらかインクを使用したLH芯を搭載していること。
ラバーが黒くなったことにより若干インク残量が確認しづらくなったが、手垢汚れが目立たなくなり、ラバーの耐久性が向上している。LH芯については、正直H芯との違いはよくわからない。
もともと完成度の高いジムニーが改良され、最強のキャップ式油性ボールペンと言っても過言ではない完全性を誇っていたが、ジムニースティックが発売した前後で廃番となっている。ゼブラ最大の失策である。
■ゼブラ ジムニースティック
[種別]キャップ式油性染料ボールペン
[ボール径]0.5/0.7/1.0/1.2/1.6mm(全3色)
[純正芯]
UK芯(全長98.2mm 軸径3.0mm)
[互換芯]
ゼブラ K芯(全長98.0mm 軸径3.0mm)
ゼブラ プレフィールのリフィル(全長98.0~98.2mm 軸径3.0mm)
三菱鉛筆 スタイルフィット(全長98.6mm 軸径3.0mm)
PILOT BSRF(全長98.5mm 軸径3.1mm)
[コメント]
LH芯よりも、さらになめらかさを追求して登場した「新油性」ボールペン。0.5、0.7、1.0、1.2,1.6mmと、豊富なボール径を揃えているのが特徴。
UK芯は、発売当初はコクヨのキャンパスノートで思いっきり裏抜けした上、0.7mmでもすぐボタ落ちしたため使い物にならず、買って速攻捨てたという、私としては苦い思い出のあるボールペンである。
その後どうやらUK芯は改良されたらしく、現在では裏抜けもしないし、ボタ落ちもしない。性能としてはK芯よりちょっとだけ濃い程度だが、K芯の上位互換として安心して使えるものになっている。
この軸の存在がにわかに重要になってきたのは、ゼブラがホルダーとリフィルを選べる「プレフィール」というシリーズを発売したためである。これで使われているリフィルはK芯と全く同じサイズなのだが、バネ留めがないためジムノックシリーズにはそのままでは使えない。ジムニースティックならバネ留め無しで使えるので、つまりこの軸は、プレフィールの単色ホルダーとしての役割を果たせるわけである。ゲルインクもエマルジョンインクも使い放題。
せっかく活路が見出されたというのに、このボールペンは現在廃番している。
[種別]キャップ式油性染料ボールペン
[ボール径]0.5/0.7/1.0mm(全3色)
[純正芯]
SH-0.5芯、H-0.7芯(全長139mm 軸径3.0mm)
[互換芯]
ゼブラ ZA芯(全長139mm 軸径4.0mm Z-1の芯。リフィルの販売無し)
[コメント]
万年筆のような形状とラバーグリップ、そして透明軸を組み合わせたボールペン。
低価格であること、軸が透明であること、そしてドクターグリップなどが隆盛して太めの軸が流行していた頃に、太すぎない絶妙なサイズで繰り出してきた「事務用ボールペン」は画期的な商品だった。今でも充分通用するデザインだと思うが、キャップ式がマイノリティになったこともあり、現在は廃番している。
グリップ部のラバーが白濁の半透明なため、ジムニーライトと比べるとインク残量が分かりやすいというメリットがあったが、ラバーに手垢が付いて汚れやすく、また、ライトのラバーと比べると耐久性も若干低めで、替え芯を2~3回入れ替える頃にはラバーがぶかぶかになって持ち味が悪くなったり、キャップが閉まらなくなったりする欠点があった。
「事務にイイ」からジムニーなのだが、スズキのクルマと同じ名前であるため紛らわしい。たまにクルマの情報を求めて私のサイトに紛れ込む人がいる(笑)
余談だが、ラバー80を愛用していた私にとって、このボールペンの登場は衝撃的だった。ラバー80と同じ芯で、持ちやすくて、しかも透明軸、かつ安い。
当時ドクターグリップ等を買ってみたものの、高いくせにインク性能はイマイチだし軸は太すぎるしインク残量は見えないし……と不満に思っていた点を全てクリアした奇蹟のボールペンだったのである。
■ゼブラ ジムニーライト
[種別]キャップ式油性染料ボールペン
[ボール径]0.7mm(全3色)
[純正芯]
LH-0.7芯(全長139mm 軸径3.0mm)
[互換芯]
ゼブラ H芯(全長139mm 軸径3.0mm)
ゼブラ ZA芯(全長139mm 軸径4.0mm Z-1の芯。リフィルの販売無し)
[コメント]
ジムニーのバージョンアップ版。オリジナルとの違いは、グリップのラバーが黒くなったことと、専用のなめらかインクを使用したLH芯を搭載していること。
ラバーが黒くなったことにより若干インク残量が確認しづらくなったが、手垢汚れが目立たなくなり、ラバーの耐久性が向上している。LH芯については、正直H芯との違いはよくわからない。
もともと完成度の高いジムニーが改良され、最強のキャップ式油性ボールペンと言っても過言ではない完全性を誇っていたが、ジムニースティックが発売した前後で廃番となっている。ゼブラ最大の失策である。
■ゼブラ ジムニースティック
[種別]キャップ式油性染料ボールペン
[ボール径]0.5/0.7/1.0/1.2/1.6mm(全3色)
[純正芯]
UK芯(全長98.2mm 軸径3.0mm)
[互換芯]
ゼブラ K芯(全長98.0mm 軸径3.0mm)
ゼブラ プレフィールのリフィル(全長98.0~98.2mm 軸径3.0mm)
三菱鉛筆 スタイルフィット(全長98.6mm 軸径3.0mm)
PILOT BSRF(全長98.5mm 軸径3.1mm)
[コメント]
LH芯よりも、さらになめらかさを追求して登場した「新油性」ボールペン。0.5、0.7、1.0、1.2,1.6mmと、豊富なボール径を揃えているのが特徴。
UK芯は、発売当初はコクヨのキャンパスノートで思いっきり裏抜けした上、0.7mmでもすぐボタ落ちしたため使い物にならず、買って速攻捨てたという、私としては苦い思い出のあるボールペンである。
その後どうやらUK芯は改良されたらしく、現在では裏抜けもしないし、ボタ落ちもしない。性能としてはK芯よりちょっとだけ濃い程度だが、K芯の上位互換として安心して使えるものになっている。
この軸の存在がにわかに重要になってきたのは、ゼブラがホルダーとリフィルを選べる「プレフィール」というシリーズを発売したためである。これで使われているリフィルはK芯と全く同じサイズなのだが、バネ留めがないためジムノックシリーズにはそのままでは使えない。ジムニースティックならバネ留め無しで使えるので、つまりこの軸は、プレフィールの単色ホルダーとしての役割を果たせるわけである。ゲルインクもエマルジョンインクも使い放題。
せっかく活路が見出されたというのに、このボールペンは現在廃番している。
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