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水性染料ゲルインクボールペン
ゼブラ サラサドライ
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[種別]ノック式水性染料ゲルインクボールペン
[ボール径]0.4/0.5mm(全3色)
[純正芯]
JLV芯(全長111.1mm 軸径6.1mm)
[互換芯]
JF芯(全長111.1mm 軸径6.1mm)
[コメント]
速乾性インクをウリにした、ぺんてるのエナージェルの対抗馬となるボールペン。
まず注意しなければならないのは、このボールペンのインクは水性染料だということ。従来のサラサシリーズは顔料を使用しており耐水性に優れていたが、このボールペンのインクは、水がかかると思いっきり裏抜けしてしまう。速乾性インクの特性か、インクが流れて字が消えたり、滲み過ぎて判読不能になることはないのだが、裏抜けの度合いは酷いので、紙を表裏両面使用する場合は注意。
軸の見た目はスラリに似ているが、グリップの太さや使用感などはサラサクリップの軸と同等と考えていい。スラリよりもひとまわり太く、また、グリップからペン先までの距離も長い。
リフィルの互換性もサラサクリップと同等。つまり、この軸にいろんなリフィルが入るし、このリフィルをいろんな軸に入れることもできる。互換芯の情報欄にはJF芯のみ記載しているが、より詳しい互換情報についてはサラサクリップを参照のこと。
リフィルは、現状では0.4mmと0.5mm、それぞれ黒、青、赤の3色のみ。
書き味については、同じのボール径のエナージェルよりも字が太めで、よりはっきりと濃い筆跡になる。ただし、染料かつゼブラらしくインクがたくさん出る傾向のあるこのペンは、やや裏抜けしやすい。
速乾性に関してはエナージェルよりも若干優れているようで、紙質にもよるが、0.5mmだと筆記から1秒以内に擦っても滲まなくなり、0.4mmだと書いてすぐ擦っても問題ないくらい早く乾く。
エナージェルとサラサドライの比較については、サラサドライはエナージェルよりも太めの筆跡になるものの、インクの出が多いわりには速乾性が高い点にアドバンテージがあると言える。つまり、より太い字を、速乾で書きたい場合にはサラサドライが有効となる。
エナージェルには0.7mm以上のボール径があるが、このボール径になると速乾とは言いがたくなる。そのため、エナージェルの0.7mmクラスの字を速乾で書きたい場合は、サラサドライの0.5mmの出番となるだろう。
あとはペン先の違いで、ニードルチップが好きならエナージェル、アローチップが好きならサラサドライ、ということになる。
また、速乾インクという領域には、シグノ307という強力なライバルが存在する。シグノ307は顔料インク使用のために耐水性に優れ、しかも筆記抵抗が少ない。速乾性はサラサドライの方が少しだけ優位なので、そこを買うなら選ぶ余地はある。
[ボール径]0.4/0.5mm(全3色)
[純正芯]
JLV芯(全長111.1mm 軸径6.1mm)
[互換芯]
JF芯(全長111.1mm 軸径6.1mm)
[コメント]
速乾性インクをウリにした、ぺんてるのエナージェルの対抗馬となるボールペン。
まず注意しなければならないのは、このボールペンのインクは水性染料だということ。従来のサラサシリーズは顔料を使用しており耐水性に優れていたが、このボールペンのインクは、水がかかると思いっきり裏抜けしてしまう。速乾性インクの特性か、インクが流れて字が消えたり、滲み過ぎて判読不能になることはないのだが、裏抜けの度合いは酷いので、紙を表裏両面使用する場合は注意。
軸の見た目はスラリに似ているが、グリップの太さや使用感などはサラサクリップの軸と同等と考えていい。スラリよりもひとまわり太く、また、グリップからペン先までの距離も長い。
リフィルの互換性もサラサクリップと同等。つまり、この軸にいろんなリフィルが入るし、このリフィルをいろんな軸に入れることもできる。互換芯の情報欄にはJF芯のみ記載しているが、より詳しい互換情報についてはサラサクリップを参照のこと。
リフィルは、現状では0.4mmと0.5mm、それぞれ黒、青、赤の3色のみ。
書き味については、同じのボール径のエナージェルよりも字が太めで、よりはっきりと濃い筆跡になる。ただし、染料かつゼブラらしくインクがたくさん出る傾向のあるこのペンは、やや裏抜けしやすい。
速乾性に関してはエナージェルよりも若干優れているようで、紙質にもよるが、0.5mmだと筆記から1秒以内に擦っても滲まなくなり、0.4mmだと書いてすぐ擦っても問題ないくらい早く乾く。
エナージェルとサラサドライの比較については、サラサドライはエナージェルよりも太めの筆跡になるものの、インクの出が多いわりには速乾性が高い点にアドバンテージがあると言える。つまり、より太い字を、速乾で書きたい場合にはサラサドライが有効となる。
エナージェルには0.7mm以上のボール径があるが、このボール径になると速乾とは言いがたくなる。そのため、エナージェルの0.7mmクラスの字を速乾で書きたい場合は、サラサドライの0.5mmの出番となるだろう。
あとはペン先の違いで、ニードルチップが好きならエナージェル、アローチップが好きならサラサドライ、ということになる。
また、速乾インクという領域には、シグノ307という強力なライバルが存在する。シグノ307は顔料インク使用のために耐水性に優れ、しかも筆記抵抗が少ない。速乾性はサラサドライの方が少しだけ優位なので、そこを買うなら選ぶ余地はある。
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