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低粘度油性ボールペン
三菱鉛筆 ジェットストリーム スタンダード
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[種別]ノック式低粘度油性ボールペン
[ボール径]0.38/0.5/0.7/1.0mm(全3色)
[純正芯]
SXR(全長111.5mm 軸径4.4mm バネ留め径6.0mm)
[互換芯]
三菱鉛筆 UMR-8(全長112.0mm 軸径6.0mm)
ぺんてる KFRN、LR/LRN、KLR(全長112.0mm 軸径6.0mm)
ゼブラ JF芯(全長111.1mm 軸径6.1mm)
サクラクレパス R-GBP(全長112.0mm 軸径5.0mm)
[使用不可]
PILOT LG2RF、LP2RF(全長110.5mm 軸径6.2mm 形状は酷似しているが互換性無し)
[コメント]
各ボールペンメーカーが競って低粘度なめらか油性インクを開発していた中でも、一線を画していたのがこのジェットストリーム。ゲルと油性の中間のような、旧来の油性とは明らかに異なるインクと滑らかな書き味で、まさしく「新油性」と名乗るにふさわしいボールペンであった。現行の低粘度油性ボールペンは、全てジェットストリームを意識して作られていると言っても過言ではない。
各社が対ジェットストリームの低粘度油性ボールペンを出してきたことで優位性が少なくなってきていたが、2013年に0.38mmのボール径がリリースされたことで、なめらか極細ボールペンという新たな境地を得た。
軸は、ラバーグリップのところで少し太くなっていて、細めの軸が好みの人にとっては辛い。ただし、リフィルのSXRは多くの軸と互換性があるので、細めの軸に入れて使えば問題ない。三菱鉛筆自身もしばしば、シグノRTの軸にジェットストリームのリフィルを入れて、限定品として販売している。
また、この軸自身の互換性も高めで、UMR-8やJF芯といったメジャーなゲルインクリフィルが入る。
書き味は、筆記抵抗が少なく、滑らかなのが特徴。未だにジェットストリーム以上に滑らかな書き味を実現しているのはビクーニャだけである。ただ、滑りすぎて扱いづらいと感じる人もいる。今となってはさほどアドバンテージはないが、当時0.5mmでこれだけカリカリせずに書けるボールペンは他になかった。
筆跡は、書き始めのみかすれが発生するが、ほぼダマが発生せず、ゲルインクのようにきれい。ただ、新品リフィルは初期の頃にインクの出方が安定しないことがあり、若干の慣らし運転が必要になる場合がある。
新登場した0.38mmは、極細筆跡をほとんどカリカリせずに書くことができる。ダマが出ると極細なだけに目立つという難点はあるが、この字の細さでこの滑らかさは他にはない。
ジェットストリームの最大の問題点は経年劣化で、時間経過によりインクの油分が分離して、字の滲みと裏抜けが発生する場合がある。
私の経験だと、2006年発売初期のものは字が判読できないくらい滲みと裏抜けが発生し、それ以後長らくジェットストリームは使わなかった。
2011年以後の製品については、そのような問題は起きていない。ただ、2014年に筆記したものの一部にわずかな裏抜けの進行が見られた(実用的には問題ないレベルではある)ので、この問題が全く解消されたわけでもないらしい。発生する条件はよくわからない。個体差なのか、保管方法の問題なのか。
いずれにせよ、現在のジェットストリームは、以前ほど信頼性の低いペンではなくなったと私は考えている。
耐水性能については、水で黄色の染料が滲み、若干裏抜けが進行する。大きな問題ではないが、従来の油性ほど信頼性があるわけでない点は注意。耐アルコール性は弱く、深刻な裏抜けが発生する。
ライバルとの比較については、耐水性の弱さと経年劣化問題をどう考えるかが最大の焦点と言える。その点を措くなら、1.0mmから0.38mmまで、それぞれ扱いやすい性能で、カリカリせず滑らかな筆記感が得られる利点は大きい。
[ボール径]0.38/0.5/0.7/1.0mm(全3色)
[純正芯]
SXR(全長111.5mm 軸径4.4mm バネ留め径6.0mm)
[互換芯]
三菱鉛筆 UMR-8(全長112.0mm 軸径6.0mm)
ぺんてる KFRN、LR/LRN、KLR(全長112.0mm 軸径6.0mm)
ゼブラ JF芯(全長111.1mm 軸径6.1mm)
サクラクレパス R-GBP(全長112.0mm 軸径5.0mm)
[使用不可]
PILOT LG2RF、LP2RF(全長110.5mm 軸径6.2mm 形状は酷似しているが互換性無し)
[コメント]
各ボールペンメーカーが競って低粘度なめらか油性インクを開発していた中でも、一線を画していたのがこのジェットストリーム。ゲルと油性の中間のような、旧来の油性とは明らかに異なるインクと滑らかな書き味で、まさしく「新油性」と名乗るにふさわしいボールペンであった。現行の低粘度油性ボールペンは、全てジェットストリームを意識して作られていると言っても過言ではない。
各社が対ジェットストリームの低粘度油性ボールペンを出してきたことで優位性が少なくなってきていたが、2013年に0.38mmのボール径がリリースされたことで、なめらか極細ボールペンという新たな境地を得た。
軸は、ラバーグリップのところで少し太くなっていて、細めの軸が好みの人にとっては辛い。ただし、リフィルのSXRは多くの軸と互換性があるので、細めの軸に入れて使えば問題ない。三菱鉛筆自身もしばしば、シグノRTの軸にジェットストリームのリフィルを入れて、限定品として販売している。
また、この軸自身の互換性も高めで、UMR-8やJF芯といったメジャーなゲルインクリフィルが入る。
書き味は、筆記抵抗が少なく、滑らかなのが特徴。未だにジェットストリーム以上に滑らかな書き味を実現しているのはビクーニャだけである。ただ、滑りすぎて扱いづらいと感じる人もいる。今となってはさほどアドバンテージはないが、当時0.5mmでこれだけカリカリせずに書けるボールペンは他になかった。
筆跡は、書き始めのみかすれが発生するが、ほぼダマが発生せず、ゲルインクのようにきれい。ただ、新品リフィルは初期の頃にインクの出方が安定しないことがあり、若干の慣らし運転が必要になる場合がある。
新登場した0.38mmは、極細筆跡をほとんどカリカリせずに書くことができる。ダマが出ると極細なだけに目立つという難点はあるが、この字の細さでこの滑らかさは他にはない。
ジェットストリームの最大の問題点は経年劣化で、時間経過によりインクの油分が分離して、字の滲みと裏抜けが発生する場合がある。
私の経験だと、2006年発売初期のものは字が判読できないくらい滲みと裏抜けが発生し、それ以後長らくジェットストリームは使わなかった。
2011年以後の製品については、そのような問題は起きていない。ただ、2014年に筆記したものの一部にわずかな裏抜けの進行が見られた(実用的には問題ないレベルではある)ので、この問題が全く解消されたわけでもないらしい。発生する条件はよくわからない。個体差なのか、保管方法の問題なのか。
いずれにせよ、現在のジェットストリームは、以前ほど信頼性の低いペンではなくなったと私は考えている。
耐水性能については、水で黄色の染料が滲み、若干裏抜けが進行する。大きな問題ではないが、従来の油性ほど信頼性があるわけでない点は注意。耐アルコール性は弱く、深刻な裏抜けが発生する。
ライバルとの比較については、耐水性の弱さと経年劣化問題をどう考えるかが最大の焦点と言える。その点を措くなら、1.0mmから0.38mmまで、それぞれ扱いやすい性能で、カリカリせず滑らかな筆記感が得られる利点は大きい。
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