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ワンワンと聖域
第10話 ジェノスとワンワン
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ジェノスがやって来て、初めての夜。自分と一回り以上も年が離れているものの、さすがに女性と同じ屋根の下では寝られないとジェノスは言った。そこで回収したものの中に、廃棄された衛兵の詰め所に使われた小屋があった為、それを回収してジェノスは寝る事にした。
中には寝具、その他の家具さえもなかったが、ジェノスは問題ないと言う。盗賊をしていると野外で寝る事もあり、屋根と壁があるだけで充分と話す。
こうしてワンワンたちは小屋へと入った。ジェノスも自分の小屋へと入る……だが、彼は夜が深まった頃合いに再び外へと出て来た。音を立てないように細心の注意を払いながら。
「さてと……」
ワンワンたちがいる小屋を一瞥すると、ジェノスは世界樹に背を向けて歩き出す。
「ジェノスさん」
「っ! クロか……驚かすなよ」
突然呼び掛けられてジェノスは振り向くと、背後にクロが立っていた。気配がまるで感じられなかったので、クロであると分かるとジェノスは安堵の息を漏らす。
「まるで気付かなかった。活躍は聞いていたが、目の前にしてみると耳にした話はどれも本物だってえのが分かるぜ」
「助けてくれた時から鍛え続けたからね……それでジェノスさん、何処に行くの?」
「便所だ」
「嘘」
間髪入れずにクロに「嘘」だと断じられて、ジェノスは眉尻を微かに上げて尋ねる。
「……どうして嘘なんて分かる?」
「ジェノスさん、ずっと起きてたよね? こっちの様子を探っているように感じたよ。敵意とかじゃないから気にしないでおこうとも思ったんだけど……気になって起きてたんだ」
「気付いていたのか……。お前、本当に成長したな……」
ジェノスは昔のクロを思い出しながら感慨深そうに呟いた。しかし、困ったと言いたそうな表情を浮かべ、頭を掻く。その原因さえクロは見抜いていた。
「ここから、出て行くつもりなの?」
「……ああ」
ジェノスはクロにばれていなければ、このまま黙って聖域から出て行こうとしていた。予想が当たっていた事にクロは溜息を吐く。
「ワンワンが悲しむよ。家族が増えたって喜んでいるのに……」
「……俺なんかが家族になっちゃいけねえよ」
少しの間を置いてからジェノスはクロにそれを口火に、言葉を続ける。
「俺は出て行った方がいい。それがワンワンの為になる。あれは良い子だ。それも純粋でまっさらな……少し一緒に居ただけで分かった。俺なんかが傍に居たら、悪い影響を受けちまう。盗賊なんかが一緒に居ちゃいけねえ」
「……そんな事ないよ。それに“強欲の放浪者”だって悪い人達じゃなかったよ」
「それはもうずっと前の話だ。最初は悪さをしている貴族どもを相手に盗賊をしていたんだ。だが……上手くいき過ぎたんだ。しだいに普通の商人や旅人を一部の奴等が標的にするようになった。それを咎めようとしたら……裏切られちまった訳だ」
以前“強欲の放浪者”を知っているクロは、ジェノスの話を聞いて信じられないとばかりに目を見開いていた。
「そんな事があったなんて……。誰もジェノスさんの味方は居なかったの?」
「何人かは居た。だが、向こうにつく奴が多かった。最後は傭兵どももいたしな。抵抗は無駄だと察して、そいつらには最後は逃げて貰った」
「そうだったんだ……でも、ジェノスさんはやっぱり悪い人じゃないよ。ジェノスさんが相手にしてたのは悪い人だったんでしょ? それに良い人だからこそ、最後まで慕ってくれる人が居たんだよ。……あとさ、こんな夜遅くに出て行くのって……ワンワンの悲しむ顔を見たくないからだよね? ふふっ、そんな事を思う人が悪い人な訳ないよ」
「うるせえっ! ……だが、やっている事は盗賊である事に変わりない。正当化できるもんじゃねえ。悪党って事は変わらん」
ワンワンの悲しむ顔を見たくない。それは図星であり、ジェノスは誤魔化すように語気を強めた。ただ、そんなふうに大事に思っているからこそ、頑なに自分はワンワンから離れるべき、ここから去るという意思を曲げようとしない。
「だいたい俺が居なくても問題ないだろ? ここには、お前がいる。何があっても最悪お前の力でどうにでもできるじゃねえか」
確かにクロの力があれば大抵の事は解決できる。魔物が襲って来たとしても、この聖域にいる魔物相手なら問題ない。また、格納鞄(高級)に入っている食料も充分にあるのだ。
だが、クロとしてはジェノスには、ここに留まって欲しい理由があった。ワンワンが悲しむ……というところが大きいが、それ以外にも理由がある。
「……正直、ワンワンの為にもジェノスにはいて欲しいかな」
「ワンワンの為だと? どういう事だ?」
自分がいなくなる事こそがワンワンの為になる。そう思っていたジェノスとは正反対の意見に、訝しむような目をクロに向ける。
「私たちは……特に私だけど、ワンワンに厳しくできないからさ……。ちゃんと厳しくしてくれる人が欲しいんだよ」
クロはまったくワンワンに怒ったりはできなかった。ナエは多少怒ったりもするが、最終的には妥協をしたりして許してしまう。ワンワンに厳しくする事が全くとできないのだった。
「それは……憎まれ役になれってか?」
「憎まれるほど厳しくしろなんて言わないよ! 父親的な厳しさでいいんだよ」
「父親、だと……?」
「そうそう。私とナエちゃんはお姉さんだから、それ以外のポジションの家族はいないし……ジェノスさんがお父さんでちょうどいいでしょ?」
ジェノスはクロからの「お父さん」という提案に困惑した。無論、本当の父親になる訳ではなく、ワンワンが言っている家族の設定としての「お父さん」だ。しかし、それでもワンワン、ナエ、それにクロの三人の父親だ。まったく想像できず、困惑するのも無理もない。
「んー? ふわぁ……ジェノスとぉ……クロぉ? んんっ……何して、るのぉ……?」
「ワンワンくんっ!?」
「ちっ、起きちまったか」
二人は会話に夢中でワンワンが起き出した事に気付く事ができなかった。
「わふっ……二人と、も……夜遅く、まで、ふわぁ……起きてちゃぁ、いけない……よぉ」
そう言いながらふらふらとした足取りで、二人へと近付くワンワン。口調と半ば閉じられた目から、意識が覚醒し切っていないのが分かる。
「ワンワンくん、どうしたの? トイレ?」
「ううん……違う、よぉ…………ジェノスぅ……」
「な、何だ?」
ジェノスは思わず背筋を伸ばした。もしやクロとの話を聞かれていて、出て行こうとしているのを気付かれたのではと思わず顔が強張ってしまう。だが、そうではなかった。
「あのねぇ……ジェノスはぁ……一人……寂しいとぉ思ってねぇ……」
そう言いながらふらふらとジェノスへと向かって行くワンワン。
クロはそんな彼を支えようとするが、体から力が抜けてしまったように倒れようとしていた。
「おっと……」
咄嗟にワンワンを支えるジェノス。
するとワンワンは、ジェノスの腕の中で完全に目を閉じてしまい、安心したように緩み切った表情を浮かべるのだった。
「ふふふっ……ジェノスねぇ……寂しくないよぉにぃ、いっしょにぃ寝てぇ……あげ、りゅ…………すぴぃ」
やがて寝息を立て始めて完全に寝てしまうのであった。
ワンワンの寝顔を見ながら、ジェノスは内心で溜息を吐いてしまう。盗賊の自分なんかに気を許すのは警戒心がなさ過ぎると。だが、ワンワンの寝顔を見ていて自分の体の奥底に、かつて感じた事のない温もりを感じる。優しく、心地良い、温もりを……。
「……仕方ねえ」
そして、その温もりに突き動かされるように、ジェノスは言葉を発した。
「分かった……ここに残ろう。ほら、ワンワンを連れてけ」
「ジェノスさん?」
ワンワンをジェノスから渡されたクロは、その急な心変わりに「どうして?」と首を傾げる。
「……お前らじゃ、確かにワンワンを甘やかしてだらしねえ大人になっちまう。今だって、俺みたいな悪党に心を許しちまうんだからよ」
そう言って、ジェノスは自分の小屋へと戻って行くのだった。
中には寝具、その他の家具さえもなかったが、ジェノスは問題ないと言う。盗賊をしていると野外で寝る事もあり、屋根と壁があるだけで充分と話す。
こうしてワンワンたちは小屋へと入った。ジェノスも自分の小屋へと入る……だが、彼は夜が深まった頃合いに再び外へと出て来た。音を立てないように細心の注意を払いながら。
「さてと……」
ワンワンたちがいる小屋を一瞥すると、ジェノスは世界樹に背を向けて歩き出す。
「ジェノスさん」
「っ! クロか……驚かすなよ」
突然呼び掛けられてジェノスは振り向くと、背後にクロが立っていた。気配がまるで感じられなかったので、クロであると分かるとジェノスは安堵の息を漏らす。
「まるで気付かなかった。活躍は聞いていたが、目の前にしてみると耳にした話はどれも本物だってえのが分かるぜ」
「助けてくれた時から鍛え続けたからね……それでジェノスさん、何処に行くの?」
「便所だ」
「嘘」
間髪入れずにクロに「嘘」だと断じられて、ジェノスは眉尻を微かに上げて尋ねる。
「……どうして嘘なんて分かる?」
「ジェノスさん、ずっと起きてたよね? こっちの様子を探っているように感じたよ。敵意とかじゃないから気にしないでおこうとも思ったんだけど……気になって起きてたんだ」
「気付いていたのか……。お前、本当に成長したな……」
ジェノスは昔のクロを思い出しながら感慨深そうに呟いた。しかし、困ったと言いたそうな表情を浮かべ、頭を掻く。その原因さえクロは見抜いていた。
「ここから、出て行くつもりなの?」
「……ああ」
ジェノスはクロにばれていなければ、このまま黙って聖域から出て行こうとしていた。予想が当たっていた事にクロは溜息を吐く。
「ワンワンが悲しむよ。家族が増えたって喜んでいるのに……」
「……俺なんかが家族になっちゃいけねえよ」
少しの間を置いてからジェノスはクロにそれを口火に、言葉を続ける。
「俺は出て行った方がいい。それがワンワンの為になる。あれは良い子だ。それも純粋でまっさらな……少し一緒に居ただけで分かった。俺なんかが傍に居たら、悪い影響を受けちまう。盗賊なんかが一緒に居ちゃいけねえ」
「……そんな事ないよ。それに“強欲の放浪者”だって悪い人達じゃなかったよ」
「それはもうずっと前の話だ。最初は悪さをしている貴族どもを相手に盗賊をしていたんだ。だが……上手くいき過ぎたんだ。しだいに普通の商人や旅人を一部の奴等が標的にするようになった。それを咎めようとしたら……裏切られちまった訳だ」
以前“強欲の放浪者”を知っているクロは、ジェノスの話を聞いて信じられないとばかりに目を見開いていた。
「そんな事があったなんて……。誰もジェノスさんの味方は居なかったの?」
「何人かは居た。だが、向こうにつく奴が多かった。最後は傭兵どももいたしな。抵抗は無駄だと察して、そいつらには最後は逃げて貰った」
「そうだったんだ……でも、ジェノスさんはやっぱり悪い人じゃないよ。ジェノスさんが相手にしてたのは悪い人だったんでしょ? それに良い人だからこそ、最後まで慕ってくれる人が居たんだよ。……あとさ、こんな夜遅くに出て行くのって……ワンワンの悲しむ顔を見たくないからだよね? ふふっ、そんな事を思う人が悪い人な訳ないよ」
「うるせえっ! ……だが、やっている事は盗賊である事に変わりない。正当化できるもんじゃねえ。悪党って事は変わらん」
ワンワンの悲しむ顔を見たくない。それは図星であり、ジェノスは誤魔化すように語気を強めた。ただ、そんなふうに大事に思っているからこそ、頑なに自分はワンワンから離れるべき、ここから去るという意思を曲げようとしない。
「だいたい俺が居なくても問題ないだろ? ここには、お前がいる。何があっても最悪お前の力でどうにでもできるじゃねえか」
確かにクロの力があれば大抵の事は解決できる。魔物が襲って来たとしても、この聖域にいる魔物相手なら問題ない。また、格納鞄(高級)に入っている食料も充分にあるのだ。
だが、クロとしてはジェノスには、ここに留まって欲しい理由があった。ワンワンが悲しむ……というところが大きいが、それ以外にも理由がある。
「……正直、ワンワンの為にもジェノスにはいて欲しいかな」
「ワンワンの為だと? どういう事だ?」
自分がいなくなる事こそがワンワンの為になる。そう思っていたジェノスとは正反対の意見に、訝しむような目をクロに向ける。
「私たちは……特に私だけど、ワンワンに厳しくできないからさ……。ちゃんと厳しくしてくれる人が欲しいんだよ」
クロはまったくワンワンに怒ったりはできなかった。ナエは多少怒ったりもするが、最終的には妥協をしたりして許してしまう。ワンワンに厳しくする事が全くとできないのだった。
「それは……憎まれ役になれってか?」
「憎まれるほど厳しくしろなんて言わないよ! 父親的な厳しさでいいんだよ」
「父親、だと……?」
「そうそう。私とナエちゃんはお姉さんだから、それ以外のポジションの家族はいないし……ジェノスさんがお父さんでちょうどいいでしょ?」
ジェノスはクロからの「お父さん」という提案に困惑した。無論、本当の父親になる訳ではなく、ワンワンが言っている家族の設定としての「お父さん」だ。しかし、それでもワンワン、ナエ、それにクロの三人の父親だ。まったく想像できず、困惑するのも無理もない。
「んー? ふわぁ……ジェノスとぉ……クロぉ? んんっ……何して、るのぉ……?」
「ワンワンくんっ!?」
「ちっ、起きちまったか」
二人は会話に夢中でワンワンが起き出した事に気付く事ができなかった。
「わふっ……二人と、も……夜遅く、まで、ふわぁ……起きてちゃぁ、いけない……よぉ」
そう言いながらふらふらとした足取りで、二人へと近付くワンワン。口調と半ば閉じられた目から、意識が覚醒し切っていないのが分かる。
「ワンワンくん、どうしたの? トイレ?」
「ううん……違う、よぉ…………ジェノスぅ……」
「な、何だ?」
ジェノスは思わず背筋を伸ばした。もしやクロとの話を聞かれていて、出て行こうとしているのを気付かれたのではと思わず顔が強張ってしまう。だが、そうではなかった。
「あのねぇ……ジェノスはぁ……一人……寂しいとぉ思ってねぇ……」
そう言いながらふらふらとジェノスへと向かって行くワンワン。
クロはそんな彼を支えようとするが、体から力が抜けてしまったように倒れようとしていた。
「おっと……」
咄嗟にワンワンを支えるジェノス。
するとワンワンは、ジェノスの腕の中で完全に目を閉じてしまい、安心したように緩み切った表情を浮かべるのだった。
「ふふふっ……ジェノスねぇ……寂しくないよぉにぃ、いっしょにぃ寝てぇ……あげ、りゅ…………すぴぃ」
やがて寝息を立て始めて完全に寝てしまうのであった。
ワンワンの寝顔を見ながら、ジェノスは内心で溜息を吐いてしまう。盗賊の自分なんかに気を許すのは警戒心がなさ過ぎると。だが、ワンワンの寝顔を見ていて自分の体の奥底に、かつて感じた事のない温もりを感じる。優しく、心地良い、温もりを……。
「……仕方ねえ」
そして、その温もりに突き動かされるように、ジェノスは言葉を発した。
「分かった……ここに残ろう。ほら、ワンワンを連れてけ」
「ジェノスさん?」
ワンワンをジェノスから渡されたクロは、その急な心変わりに「どうして?」と首を傾げる。
「……お前らじゃ、確かにワンワンを甘やかしてだらしねえ大人になっちまう。今だって、俺みたいな悪党に心を許しちまうんだからよ」
そう言って、ジェノスは自分の小屋へと戻って行くのだった。
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