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第二話
しおりを挟む「ん?んー?うにゅ?!」
暴力的なまでの快楽によって叩き起こされる。
「寝るなよ、まだ。後四回は覚悟しといたほうがいい。」
よ、よんかいも?し、しんじゃう。
「よ、四回は死んじゃいます。腹上死だけは......んぁっ!」
「安心して、回復魔法はかけてるから。」
兄様......。そういう問題じゃない。そう言いたいけど声が出せない。口が塞がれていて。え?なんでこんなに冷静なのかって?魔法で意識を快楽から切り離してるからに決まってますね。二人にバレたら戻されるんでしょうけど。あ、#ki/@#ta。
「こら、リン。意識を魔法で切り離すなってずっと言ってるでしょ。そんなリンにはお仕置きだね。ハル。」
「はいはい、みんなそんな余裕ないのによく、やるよなぁ!」
「あぁ、ちょっと激しいのむりぃ。」
「んっ、あ、で」
カイルとハルの体がビクビク震えるのがわかる。でも腰は止まらなくて......。私はまた意識が落ちるのだった。それからはまた起こされては意識を失って、起こされて失って、何回繰り返したかはわからないけど。
「もう、兄様たちなんか嫌いです!幼馴染も妻も何もかもやめます!」
落ち着いてから開口一番私はそう声を大にして言った。
「嫌だ」
「そんなことしたって僕はリンについていくよ、どこまでも。それができないなら3人で死のうって前から言ってる.......よね」
「確かに言ってたけども、小さい時に。でもこのままずっとその、されると私死んじゃうから。精神的にも肉体的にも。」
「体は回復魔法で」
「なんか言った?」
「やっぱなんでもない」
またされたらたまったものじゃない......。今度こそ死んじゃう。第一私は結婚することを了承してないし、脅されただけだもん。両親には長生きしてほしいし、この二人は勝手に生きてそうだから何も言わずに出て行こうとしたのになんで私は今こんなことになってるのだろうか。
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