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高校生編
彩誘拐事件 メッセージ編
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「おかしいな、なんで彩来てないんだ? 寝坊なんて珍しい。パーティーの準備なのに……」
今日はショッピングモール『みつる』に来ている。
「ん? 電話だ。非通知? 」
彩はもらった。
「変声器か。彩はどこにいる? 」
返してほしければ今から言うユーザー名のDMで伝える
ユーザー名を伝えると電話が切れた。
「誰だよこんなことしたの。ん? 『あいとあきにも送ったけど解けなーいw助けてー』か。そういえば彩から送られきてたな。これ、今見てみると元素記号だ。答えはえっと、『NO』? 告白の返事か何かか? レナ先輩とか暗号好きな人に送ったのか? 『わたし、風太の母がいなくなった理由分かったかも』って、もしかしてこれで誘拐されたのかって、早く登録しないと」
伝えられたユーザー名を登録すると文字が送られてきた。
「これを解けば居場所が分かるってことか。見たところ暗号みたいな感じだな」
『以下の文を濁して読むな
みのるやまふりんおのれくるまあいあむれな』
「レナ先輩? 濁すってどういうことだ? 濁点を付けるってことか。『ふ』と『く』のみだ。『ふく』屋に行けば良いのか。でもどこの服屋だ? 」
やっと起きたか
「ここはどこ? あんたは誰なの? 外してよ」
今君の彼氏が来るところだよ。時間内に来なければ自分も含めてここのショッピングは全部ダメになる。答えが送られてきたか。次のヒントでも書くか。インクどこやったけ。あった
よし書けたぞ。
そのとき、彩はその人に体当たりをしたため、インクが飛び散った。
これじゃ彼氏が来れなくなっちゃうじゃないか。それで良いんだったら良いけど
「メッセージ! あいつからだ。次は何だ?
インクがかかってて読めない文字がある」
『◼️●ー▲ は女王
●▲◼️ー▲ ここがヒント』
「同じ記号のところは同じ文字が入りそうだな。女王はどう言い換えたら良いだろう」
もう来ないかもな、君のせいで。
彩は黙っていた。
「『●』に、『イ』、『▲』に『ン』、『◼️』に『ク』をそれぞれ当てはめれば良さそうだ。そうすると、『クイーン』になるから、こっちも当てはめると『インクーン』って何だ?」
地図で探しても見つからなかった。
「あれ? もしかして、インクがかかってるけどこういうことかもしれない。やっぱり。下の『◼️』に入る文字は『ク』じゃなくて『タ』だ。インクがかかったせいで同じ文字かと思ったけど違ったんだ。つまり、『インターン』先で行った『服』屋のことを指していたんだ。そういえば彩、インターン先で事件があったって言ってたな。もしかしてその中の一人に誘拐されたのか? とりあえずインターン先の服屋行くか」
風太は彩が言ってたことを思い出しながらインターン先の服屋に向かった。
「確か、店長は有田 座右さんで 、 副店長 が四谷 萌さん 、 アルバイトが 小塚 龍星さんだったな。後、みちかさんも同じところだったはず」
「ん? メール? みちかさんからだ」
『許さない。昔から見てたのに。修学旅行最悪だった、あなたのせいで。』
確かに実際にしたのはみちかさんだけど申し訳ないことしたな
『 ごめん、今度どこか行こう』
『いやだ
私は盗んでないのに』
「どういうことだ。昔から見てたってのも分からないし」
彩がインターンをしていた服屋に着いた。
「彩、大丈夫か」
「風太!大丈夫だよ」
「よかった。これ、ドッキリとかじゃないよね」
「ドッキリじゃないよ。本当にさらわれた。」
「犯人の顔は」
「見えないんだよね」
「そうか、でも大丈夫。それなら分かってる。何やってるの? あきさん」
「え? 」
「何で分かった? 」
「まず、あきさんは北海道に住んでいない」
「え? 蝦夷田辺に住んでるけど」
「あれは祖父母の家ですよね。まんまと騙されました」
「ここに来る前はあきとずっと一緒だったよ」
「『ここに来る前』まではな」
「え? 」
「彩が来る時くらいにあきさんも引っ越したんだ。俺らがバーベキューした時に顔は隠れてて見えなかったけど聞き覚えある声だなって思ってたけど、あの時あきさんもいたんだ。北海道にいると思わせて候補から外そうとしたみたいだけど、残念だったな」
「そうだよ、昔、付き合ってくれるって言ってくれたのにまさか彩と付き合ってるなんて信じられないじゃん」
「そんな約束したか? 」
「した! 覚えてるもん」
「けど昔のことだし、こんなことするんだったら付き合わなくて正解だったよ」
「はあ? 」
「私も縁切るね」
「なんで」
「話違うけど風太の母の事故のこと、分かったかもしれないんだ」
「どういうこと? 」
「あきの父と母は喧嘩してたんだと思う。それで、あきが北海道に来た時には母しかいなかった。母が父をやったんだと思う。それで、あきの母は風太の父と再婚するために風太の母を車でひいたんだと思う。で、あきの父の携帯に入院した内容が入ってきてそれで知ったんだよね」
「そうだよ。だから応援した。でも、パパもいなくなってたなんて知らなかった。だから、絶対に風太と付き合うって決めた。そしたら、うれしいかなって」
「誰も嬉しくないよ」
「そんなことがあったなんて今知ったよ。今すぐ出てって」
「嫌だ」
「出てけ」
「後、彩ごめん。最近一緒に帰れなくて。いや、あいと付き合っててごめん」
「は、風太浮気してんじゃん。もう別れた方がいいんじゃないの? 」
「大丈夫だよ。私もレナ先輩と付き合おうとか変なこと考えてたし。お互い様だね」
「うん。」
今日はショッピングモール『みつる』に来ている。
「ん? 電話だ。非通知? 」
彩はもらった。
「変声器か。彩はどこにいる? 」
返してほしければ今から言うユーザー名のDMで伝える
ユーザー名を伝えると電話が切れた。
「誰だよこんなことしたの。ん? 『あいとあきにも送ったけど解けなーいw助けてー』か。そういえば彩から送られきてたな。これ、今見てみると元素記号だ。答えはえっと、『NO』? 告白の返事か何かか? レナ先輩とか暗号好きな人に送ったのか? 『わたし、風太の母がいなくなった理由分かったかも』って、もしかしてこれで誘拐されたのかって、早く登録しないと」
伝えられたユーザー名を登録すると文字が送られてきた。
「これを解けば居場所が分かるってことか。見たところ暗号みたいな感じだな」
『以下の文を濁して読むな
みのるやまふりんおのれくるまあいあむれな』
「レナ先輩? 濁すってどういうことだ? 濁点を付けるってことか。『ふ』と『く』のみだ。『ふく』屋に行けば良いのか。でもどこの服屋だ? 」
やっと起きたか
「ここはどこ? あんたは誰なの? 外してよ」
今君の彼氏が来るところだよ。時間内に来なければ自分も含めてここのショッピングは全部ダメになる。答えが送られてきたか。次のヒントでも書くか。インクどこやったけ。あった
よし書けたぞ。
そのとき、彩はその人に体当たりをしたため、インクが飛び散った。
これじゃ彼氏が来れなくなっちゃうじゃないか。それで良いんだったら良いけど
「メッセージ! あいつからだ。次は何だ?
インクがかかってて読めない文字がある」
『◼️●ー▲ は女王
●▲◼️ー▲ ここがヒント』
「同じ記号のところは同じ文字が入りそうだな。女王はどう言い換えたら良いだろう」
もう来ないかもな、君のせいで。
彩は黙っていた。
「『●』に、『イ』、『▲』に『ン』、『◼️』に『ク』をそれぞれ当てはめれば良さそうだ。そうすると、『クイーン』になるから、こっちも当てはめると『インクーン』って何だ?」
地図で探しても見つからなかった。
「あれ? もしかして、インクがかかってるけどこういうことかもしれない。やっぱり。下の『◼️』に入る文字は『ク』じゃなくて『タ』だ。インクがかかったせいで同じ文字かと思ったけど違ったんだ。つまり、『インターン』先で行った『服』屋のことを指していたんだ。そういえば彩、インターン先で事件があったって言ってたな。もしかしてその中の一人に誘拐されたのか? とりあえずインターン先の服屋行くか」
風太は彩が言ってたことを思い出しながらインターン先の服屋に向かった。
「確か、店長は有田 座右さんで 、 副店長 が四谷 萌さん 、 アルバイトが 小塚 龍星さんだったな。後、みちかさんも同じところだったはず」
「ん? メール? みちかさんからだ」
『許さない。昔から見てたのに。修学旅行最悪だった、あなたのせいで。』
確かに実際にしたのはみちかさんだけど申し訳ないことしたな
『 ごめん、今度どこか行こう』
『いやだ
私は盗んでないのに』
「どういうことだ。昔から見てたってのも分からないし」
彩がインターンをしていた服屋に着いた。
「彩、大丈夫か」
「風太!大丈夫だよ」
「よかった。これ、ドッキリとかじゃないよね」
「ドッキリじゃないよ。本当にさらわれた。」
「犯人の顔は」
「見えないんだよね」
「そうか、でも大丈夫。それなら分かってる。何やってるの? あきさん」
「え? 」
「何で分かった? 」
「まず、あきさんは北海道に住んでいない」
「え? 蝦夷田辺に住んでるけど」
「あれは祖父母の家ですよね。まんまと騙されました」
「ここに来る前はあきとずっと一緒だったよ」
「『ここに来る前』まではな」
「え? 」
「彩が来る時くらいにあきさんも引っ越したんだ。俺らがバーベキューした時に顔は隠れてて見えなかったけど聞き覚えある声だなって思ってたけど、あの時あきさんもいたんだ。北海道にいると思わせて候補から外そうとしたみたいだけど、残念だったな」
「そうだよ、昔、付き合ってくれるって言ってくれたのにまさか彩と付き合ってるなんて信じられないじゃん」
「そんな約束したか? 」
「した! 覚えてるもん」
「けど昔のことだし、こんなことするんだったら付き合わなくて正解だったよ」
「はあ? 」
「私も縁切るね」
「なんで」
「話違うけど風太の母の事故のこと、分かったかもしれないんだ」
「どういうこと? 」
「あきの父と母は喧嘩してたんだと思う。それで、あきが北海道に来た時には母しかいなかった。母が父をやったんだと思う。それで、あきの母は風太の父と再婚するために風太の母を車でひいたんだと思う。で、あきの父の携帯に入院した内容が入ってきてそれで知ったんだよね」
「そうだよ。だから応援した。でも、パパもいなくなってたなんて知らなかった。だから、絶対に風太と付き合うって決めた。そしたら、うれしいかなって」
「誰も嬉しくないよ」
「そんなことがあったなんて今知ったよ。今すぐ出てって」
「嫌だ」
「出てけ」
「後、彩ごめん。最近一緒に帰れなくて。いや、あいと付き合っててごめん」
「は、風太浮気してんじゃん。もう別れた方がいいんじゃないの? 」
「大丈夫だよ。私もレナ先輩と付き合おうとか変なこと考えてたし。お互い様だね」
「うん。」
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